これからも前向きに 名大社会長ブログ

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どうなる?東海地区の経済、雇用

名古屋地区の交通機関を混乱させた台風15号は、首都圏の交通網も麻痺させてしまった。それほど支障なく業務が行えた昨日であったが、その与えたマイナスの影響は大きい。困ったもんだ。
そんな昨日は、東海地区で最も有名なエコノミストの下にライターと一緒にお邪魔した。2013年卒学生向に発行する冊子の巻頭記事を取材するために。
(なんやかんやで毎年お世話になってます。ありがとうございます!)
現在もしくは今後の経済状況から、どんな業界が期待でき、その中で、どんな物事の捉え方をしていけばいいのかを語ってもらうのだ。
僕も一応は経営者の端くれなので、それなりに新聞などでの知識はあるものの、残念ながら深い考察までは持ち合わせてはいない。(まだまだだ・・・)
そんな中で話を伺えたので、学生のためというより、むしろ自分自身のためにも有益な時間となった。
東海地区の経済を語るについても、そこはマクロで経済を捉えなければならない。製造業が多く輸出に依存する地域柄、米国、欧州、そして中国を始めとした新興国の環境が大きくこの地区の景気を左右する。
今の円高ドル安状況や欧州の低迷は誰が見ても明らか。我々のようなこの地域で事業を行うものにとっては辛い環境である。それがいつまで続くかが問題で、そこを睨みながら、今何をすべきかも重要なのだ。
その語られた内容のまとめはライターにお任せするとして、これから就職活動を行う学生がどんな事に注意して行動すべきか、適切なアドバイスを頂いた。10月初旬に発行される冊子をしっかりと読んで欲しい。
(一般の方には渡らないので、欲しい方はご一報を!)
近い将来、我々が言っている「東海地区で働く!」という意味合いも変わってくるかもしれない。「東海地区に本社がある中小企業で中国で働く!」とか「東海地区で外国人が活躍する!」と表現が変わってくるかもしれない。
今の世の中の動きを指をくわえて見ているだけではどうにもならない。我々も学生も主体的に行動しないと取り残されてしまうだろう。
いい勉強になりました。

台風15号が名古屋を襲う!

昨日から名古屋は機能せず。
東海地区を台風15号が襲い、被害をもたらしている。僕が知る限り、この地区で100万人以上の避難勧告が出たのは初めてではなかろうか。
それは僕の住む中川区を含め(僕の住まい周辺は問題ないが・・・)、南区から守山区まで広範囲に渡った。昨日の15時ごろの会社周辺も凄まじい雨がアスファルトを叩いていた。
普段、名大社の営業は夕方頃しか帰社しないが、この日は急遽号令を発して早めの帰社を促した。郊外へ出向いていた営業が戻るのには時間を要するが、市内を中心に活動する社員は16時前後には帰社し定時に近い時刻に退社。一部の社員は直帰させた。
これも過去あまり例のない事例だ。
不謹慎かもしれないが、ここ最近の被害もニュースの世界でしかなかった。2000年の東海豪雨でさえ忘れつつあるのも事実。本来は会社としても危機対策を講じるべきだが、徹底した危機管理は出来ていない。
臨機応変と言ってしまえば聞こえはいいが、実際にその状況に陥って対応するケースが多い。スピーディーな決断は必要だが、いざという時のためのマニュアルも必要なのかもしれない。
東日本大震災以降、自然災害には敏感になっている面もあるが、ゲリラ豪雨を見る限り最近はこのエリアは安全なんて言えなくなっている。どんな場所でも一瞬のうちに被災してしまう。本当に恐ろしい。
不安を語れば尽きる事はないので、昨晩はさっさと飲んで早寝早起きに徹することにした。
そして、朝5時前に起床。雨は降っていないものの、嵐を予感させる風が・・・。
本日は、いくつかの重要な案件がある。相手側がどうにも都合が悪くなればやむを得ないが、僕自身はどんなことをしても会社に行かねばならない。
さあ、これからニュースをチェックし、最良の方法で出社するぞ。杞憂に終わるのが一番いいのだけれど・・・。

もうすぐ夏は終わるんだ。

今週26・27日は名大社の本年最後の企業展だった。
2日間で800名程の学生の来場はあったが、昨年の同時期に比べれば、少ない来場者だった。
これが名大社のイベントだけであれば、当社の運営に問題があるわけだが、他社や大学の話を伺っても同様のようだ。当社のイベントと同日に開催された学内合同説明会では、昨年の半分も学生が来ていないという話を聞いた。
昨年よりも内定率が大幅に上回っているのであれば理解できる話だが、現状で言えば、どこの大学も昨年より、その進捗状況は悪い。
東海地区の大学で言えば、実感値ベースが中心だが8月時点の内定率は40%程度と推測する。同業他社が発表するデータより悪いのが実情。厳しい現実があると受け止めていいはずだ。
そんな状況にも関わらず、学生の参加率は落ちている。少なからず昨年よりは求人意欲は増しているというのに・・・。
原因は一体なんだろうか。
・東日本大震災の影響で選考スケジュールが後ろにずれ、選考結果自体が遅い。
・卒業後3年は新卒扱いという政策を都合よく解釈している。
・大手企業や知名度の高い企業へ応募が集中してしまった。
etc・・・
何れも正しい原因だとも思う。しかし、本当にそうだろうかと疑問に感じることも多い。
今回の企業展に来てくれた学生は、真面目で優秀な学生が多かったというのが参加頂いた企業の評価だ。通常の企業展なら、壁際で冊子を見ているだけの学生が多いが、今回は着席率も非常に高かった。
特別講演を担当し、直に学生と接触していたL&Dコミュニケーションズの堀内氏は「今日の学生が、まだ内定を持っていないのが不思議だ。いい学生が多かった。」と僕との会話でそんな話もした。
参加してくれた学生は危機感も強く、真剣に仕事探しをしている。安易な言い方をすれば、このイベントに参加してくれた学生は、就職できる可能性は高い。
問題に思うのは、この時期になっても行動を起こさない学生である。大学の担当者と話をしても、動いていない学生が多いという。大学も学生からのリアクションがなければ、手の打ちようがない。だからといって、全てを学生のせいにするのもおかしな話だ。
今、こうして現実問題として起きている事は、短期に解決できるものではない。昨今問われているキャリア教育に繋がっている面が多いと思う。もっと大局的に見渡さないといけない。
そんな状況の中で、今すぐ我々が出来ると言えば、まずはキッカケの機会を提供する事だ。
名大社オンリーの新卒イベントの企画としては、これで終了だが、今後もできるだけの場を提供していく。
来週開催される転職フェアでも30社以上の新卒募集の企業が参加するし、9月16日には日本商工会議所から委託したイベントも開催する。これは11月まで、あと2回継続する。10月には名古屋市が主催するイベントも運営を行う。
まだまだ出会いの場は多いのだ。
さあ、外に出よう。もっと街に出るんだ。もうすぐ夏は終わるんだぞ。
と言いたい。

キーワードは「極端」

昨日、久しぶりにカンブリア宮殿を見た。
ゲストは幻冬舎社長 見城徹氏とサイバーエージェント社長 藤田晋氏。先週からの2週連続だが、前回は飲んだくれていたので見ていない。録画もしていない。
共著「憂鬱でなければ、仕事じゃない」も気にはなっているが、読んでいない。そんな状況だが、昨日は見た。インパクトは強烈であった。
この二人の経営者が取っている戦略は「極端」。
極端な戦略でなければ、オリジナリティは生まれず、同業他社との差別化は難しい。サイバーエージェントのように生み出す全てが新しいという業界であれば、その極端は必然になるのかもしれないが、幻冬舎のように出版社という保守的で歴史の長い業界だとその戦略はバクチ的な要素もあり、賭けに近い。
しかし、見城氏の圧倒的な存在感と人脈、そして自ら編み出すアイデアでもって、出版界としては異端な存在として君臨している。素人の僕が見ても、幻冬舎は尖がった出版社だし、見城氏は型破りな存在だ。
これまで多くの経営者がこのカンブリア宮殿に出演し、僕自身もその経営者としての考え方や取り組みを学ばせてもらったが、今回は切り札となるカードを出したように感じた。それだけ強烈で刺激的だったのだ。
「最悪をイメージし、最高も同時にイメージする。」
「スムーズに進んだ仕事は疑え。」
「常識の逆を行けば、チャンスがある。」
こんな言葉を耳にできただけでも、この番組を見た甲斐があった。
そして、最終的には「日々の圧倒的な努力」という。
彼らがくぐり抜けてきた修羅場に比べれば、僕の修羅場はそれに値しない。本当の修羅場ではないのだ。
本当の修羅場を乗り越えない限り、成長はできないのかもしれない。
番組終了後、素直にそう感じた。

若者たちの輝き

昨日は、岐阜駅前で「チャレンジフォーラム2011」という長期インターンシップを経験した大学生が、そこでの学びをプレゼンするイベントに参加した。ただ参加したわけではない。なんとそのプレゼンの出来不出来を評価する審査員として参加したのだ。
このイベントを主催するG-netの代表である秋元氏に依頼を受けてのことだ。依頼なんて大層なものでなく、酒席を交えた場で、秋元氏と僕が同じ岐阜出身という接点があり、話が湧いただけ。それも飲んだ勢いで決まったというのが正解だろう。
G-netの取組みに関心があったこともあり、参加させてもらったが、結果的にはこちらが元気をもらういいイベントに出席できたことになった。
5組の学生が長期のインターシップ(大体半年くらい)先での経験をプレゼンする。それを学生、大人(受入側)、事業成果、社会性というポイントで点数をつける事となる。
この長期インターンシップは、単に学生の就労機会の場ではなく、その場を通して、いかにその企業の戦力となったか、その関わった事業がどう社会に貢献できたか、までを目的としている。
審査員は、学生のプレゼンが上手かどうかだけではなく、その全体の関係性の質をチェックする事となる。それはかなり難しい。全ての学生が熱く魅力的なのだ。
5組の発表は、それぞれ個性的で、感情が入るばかりに泣きながらプレゼンをする学生もいれば、社会人顔負けの論理展開が抜群の学生もいる。簡単に点数をつけるのは難しいのだ。
いずれにおいて明確に言えるのは、そのインターンシップを通して、全ての学生が一皮向けたということ。
社会の厳しさを教えてもらい、自分の無力さを仕事を通して肌で実感する。途中で投げ出したい気持ちを抑えながら、懸命に仕事に取組み、最終的には事業の成果と自身の成長に繋げていく。
どのプレゼンも胸にジーンとくる素晴らしいものだった。G-netが掲げる「ホンキ系インターンシップ」の目指すべきものを感じ取る事ができた。
そして、最優秀賞の発表!おめでとうございます!
ジーネット
イベント終了後は懇親会に参加。
今週はアルコール漬けの毎日であったため、早々に引き上げようかと思っていたが、それは無理な話だった。このイベントに参加した学生や関係者との熱い会話でドンドン時間が過ぎていく。気がつけば終電に近い時間まで過ごす事となってしまった。
ここ最近は直に学生と接する場面が少なくなっているため、この直接の機会は、僕にとってもリアルな学生を知る上ではあり難い場であった。それも参加している学生は、とても前向き。
自らを鍛え上げよう、社会を知ろう、将来を作ろうという意欲的な学生ばかり。こちらが引っ張れれるのも当然のこと。
目が輝く学生との会話はこちらとしても気持ちがいい。偉そうなことは言える立場でもないが、こんな学生ばかりだと将来も明るい。
帰路の電車の中でも懇親会で一緒だった学生と話をしながら帰ることとなった。そこでも多くの話をした。今の取組みに悩みを抱えているわけだが、その悩みはとても前向きなもの。その悩みは好感に値する。どんどん悩んで欲しい。
この日は、学生と向き合って事業をする者として、また個人として、この先にある期待感を学ばせてもらった。
ありがとうございました。

行け行け!グランパス

今、名古屋グランパスエイトが熱い。
本日もサンフレッチェに快勝し、チーム初の7連勝。リーグ戦では15戦負けなしと好調が続いている。
暫定ではあるが本日時点で遂に首位だ!
このまま進めば2連覇はさほど遠くない。いや、確実に優勝に一番近いチームだ。楢崎や金崎の負傷があるものの、ベストに近いメンバーで戦うゲームは、観ていて気持ちがいい。
(ユーチューブのハイライトシーンでしか観戦できないが・・・)
ピクシーの背番号を引き継ぐ小川やスピードスター永井が2試合連続でゴールを決めたのも、グランパスの戦術が機能している証だろうし、これまで得点を重ねてきた玉田やケネディの存在も大きい。
なぜ、日本代表にグランパスの選手がもっと呼ばれないのだろうか不思議である。ザッケローニ監督、よろしくね!
と、グランパスの好調さをスポーツニュースや新聞、ユーチューブで確認はするものの、今シーズンに入って、ちゃんとゲームを観たことがないのが現実。瑞穂にも豊田スタジアムにも行っていないし、残念ながらTVでの放映もほとんどない。
(本日の日経にも掲載されていたが、Jリーグ全体としては中継が年々減っているようだし。寂しい・・・)
そういった点はフラストレーションが溜まる。何とか秋にはスタジアムに行き、その喜びを一体感の中で味わいたいものだ。そして、勝利の祝杯を挙げたい。
一方で低迷するのがドラゴンズ。本日は4点獲ったものの、全然打てない。点が入らない。通じゃないから、得点の入らない試合はつまらない。ガンガンいって欲しいのだ。立秋も過ぎた事だし、そろそろ夏バテを解消し、本来の力を見せつけてもらいたい。
行け行け!グランパス。
今の調子を維持して、素晴らしいシーズンを送って欲しい。
明日の新聞が楽しみである。

ブログをipadで書いてみる

特に何かがあるわけではない。今、このブログを初めてiPadで書いている。
正直、まだ違和感がある。携帯電話のように(携帯と入れると携帯電話と出る)、便利さはあるものの、打ち込んでいるキーボードは不思議な感覚だ。TwitterやFacebookに書き込む文章量であれば全く問題はないが、長文となるとパソコンに比べ、時間を要する。しかし、それも時間次第なのではないだろうか。
まだパソコンが浸透していなかった頃、僕は今はなきワープロでローマ字入力ではない方法で入力していた(どんな言い方だったかな)。それが、パソコンで企画書や原稿を作成するようになり、今のスタイルが身についた。
ワープロでは表を作成するのも一苦労で、随分難儀であったが、パワーポイントを使うようになってからは、それなりのデザインも容易になり、企画書作りが楽しくなった時期もあった。
時代は進化し、今はiPad。
ワードやパワーポイントに変わるソフトが出てくると、いよいよパソコンは必要でなくなる。きっとそんな事はないと思うが、近い将来そうならないとも限らない。
ハッキリ言って、このブログはゴールを設定せずに書いているので、どうまとめていいかわからない。
しかし、間違いなく言えるのは、何の緊張感や覚悟がなくとも、全世界に対して情報を発信できるということ。
パソコンの方が、それに向かう準備といい、態勢といい、真剣味があるように感じる。そう感じる僕は既に古いのかもしれないが・・・。
やっぱり、ブログはパソコンで作っていこうと思うが、こういった方法もオプションの一つだし、それくらいの対応ができないようでは、これから多くの事を仕掛けていく側としては失格である。
僕の友人にはiPhoneでブログをしっかりと書く強者もいる。
何とか時代に取り残されない様に、こういった事にもチャレンジしていきたい。
いや、いくぞ(^-^)/←この絵文字もキーボードにあるんだよね。

ユーストはまだまだ発展途上?

昨日のパフの釘崎社長のブログでもあったように、一昨日はふるさと就職応援ネットワーク加盟会社向けに「オンライン会社説明会」のデモンストレーションが行われた。
今後、Web上で会社説明会を提供する企業は増えてくると思われるが、それを先んじてパッケージ化して、より洗練された情報を提供してきたのが今回のデモ。
社員と一緒にPCの前でチャットに参加したり、画面を切り替えパワポの資料を閲覧したりと、30分の説明会に参加させてもらった。どんなコンテンツを提供するのかというそもそもの課題はあるのだが、そのオンライン説明会自体は画像は鮮明で音声もずれることなく、目の前で説明会が行われているようなリアル感があった。それは、時代の進歩を実感する体験でもあった。
その晩は、パフの釘崎社長と作家であり人材コンサルタントの常見陽平氏のユーストリームの生中継を自宅で楽しませて頂いた。どれだけコストをかけるかが、先述のオンライン説明会との大きな違いであるが、その見やすさは明らかに違う。
どうしてもユーストリームの場合、その配信側の設備もあるとは思うが、画像の美しさや音声の聞きやすさでは課題が残る。
そして、まだまだユーストリームの認知度が低いのか、今回の生中継も参加者が少ない。
この大物の二人の対談であれば、もっと多くの方が視聴してもよさそうだが、リアルで視聴していたのは20~30名だったと思う。映像は保存され、後からでも視聴できるのわけだが、生中継だからこそのドキドキ感があって、それがユーストリームのメリットとも思うが、そう感じている方は少ないのだろう。実際にビールを飲みながらのライブは、あの時間帯だからこそ、楽しめると思うのだが・・・。
昨日も懇意にしている会社からの配信で、ワイキューブの安田社長の講演をユーストリームで視聴するという滅多にない機会を頂いたが、それをリアルで視聴していたのはたった10名程度だった。う~ん、少ない。
ワイキューブの倒産に至る経緯の話もあり、その時の行動や環境は胸に突き刺す内容。聞き逃せないと思ったのだけれど、う~ん、やっぱり少ない。
単に告知効果が弱いのか、ユーストリームを通して流される映像にストレスを感じるのか、話題性の割には、その活用度は低いのではないか。
一昨日の対談も昨日の講演も、僕自身にとっては価値の高いものだった。しかし、そのためだけにわざわざ東京に出向くことも難しいので、Webを通して配信される生中継はとてもありがたい。
僕も2回ばかり発信側としての経験はあるが、発信者としても違和感あるのは最初の数分で、すぐにその配信環境に慣れることはできる。
何だか取り留めのない話になってしまったが、このユーストリームは、もう少し精度と認知が向上すれば、よりよい情報発信のツールになる事は間違いない。それも抵コストで・・・。
まだまだ発展途上のユーストリーム、今後の活用も楽しみなのだが、どうだろうか。

遅ればせながら、スマホなのだ。

遅ればせながら、先週末にスマートフォンに変えた。
自称アーリーアダプター(この購入でそうでないことが明確になったが・・・)で、twitterもfacebookも使いこなし、当たり前のようにモバイル機器を使いこなしてきたのだが、ようやくスマートフォンに変えたのだ。
auの携帯電話はTUKA時代から数えると15年以上になる。
スマートフォンに出遅れたKDDIだが、仲のいい友人が勤務している事もあり、iphoneをフル活用する仲間を横目で見ながらも我慢してきた。今回、機能や使い勝手も十分だと判断し、この7月の新機種導入を機会にXPERIAacroにしたのだ。
(ちょっといい訳くさいか・・・)
情けない話だが、これまでスマホはほとんど触れた事がなかった。回りでも使用している仲間は多いのだが、自分ができるのも当然のような顔をして、あまり関心を示していなかった。
それがあってか、自分がいざそのスマホを手にするとどうやって取り扱えばいいか良く分からない。今更、聞くわけにもいかず、あちこちのアイコンをタッチしたり、シュッシュッするのみ。何となく感覚はつかめるものの、肝心な方向に進めない。
そのせいでもないが、買ってしまったマニュアル本。
エクスペリア
それにしても多い、この類の書籍。
ビックカメラにもずらりと並んでいた。みんな同じような悩みを抱えているのかな・・・。
それなりに使えるようになったが、どうも入力が上手くいかない。キーボードが小さすぎて、本来入力したい文字が打ち込めない。気づかないうちに隣の文字が画面に反映されている。
セキュリティも考慮したため、初期画面をパスワード設定にしたら、面倒くさくて仕方がない。慣れるまでしばらく時間がかかりそうだ。
しかし、いろんな使い方をするうちにこのスマホに多くの可能性を感じるのも事実。電車の中で、ずっと触っている人の気持ちもよく分かる。
(決してそんな風にはならないけど・・・)
半年後には、便利なアプリも使いこなし、facebookあたりにもどんどん情報をアップしていきたい。
ただこのスマホに頼り切る生活は避けたい。どれだけ情報入手や伝達の手段が向上したとしても、あくまでも道具の一つだ。
コミュニケーションツールとのして有効性は認めるが、重要なのはリアルでなければならない。
それを実感しながら、使いこなしていければいいと思う。

グローバル人材の採用について学ぶ

昨日は東京。
午前中から夜のいい時間帯まで、スケジュールの詰まった有意義な一日であった。危惧していた台風の影響は全くなく、交通機関も通常通りの運行だった。
この日の午後は、「グローバル人材採用実務講座」というセミナーを受講。
日本企業のグローバル人材採用に実態から、採用過程で現実に起こったトラブルまで、外国人採用に関する多くの事例や対処法などを教えて頂いた。
残念ながら、名大社として、すぐにグローバル人材を採用する予定はないが(しかし、あっという間に環境は変わるかもしれないが・・・)、我々がお付合いする東海地区のクライアントでは、今後必要性が生じるケースが増えるのではと予測する。それも地元の中小企業が、力を入れていくと考えるのだ。
地元の製造業を含め、今後、自らの事業ドメインを活かそうとすれば、国内の需要だけでは限界が見えてくる。企業としての成長もどこまで期待できるかは不透明だ。となると、海外に対して仕掛けもオプションの一つ。当然、新たな人材の投入も必要となる。
しかし、現時点では何のノウハウもなく、何から手を付けていいかもわからない。そんな時、適切なアドバイスが我々でできればいいが、正直なところ、それも難しい。自分たちにとっても未知の分野であるからだ。だが、知らないまま終わってしまうわけにはいかない。最低限の知識を身に着けて、情報提供できるようにならねばならないのだ。
今回の受講理由は、そういった思いもあったのだ。
一通り話を伺った後の素直な感想は、一筋縄ではいかないなということ。
文化も異なれば、国内と海外におけるブランド力も違う。優秀さの見極めも難しい。日本人を採用する同じ手法で進めても上手くいかないというのだ。
中小企業の場合、日本人の採用ですら、いくつかの苦労を抱えるケースは多いが、それが外国人となれば尚更だろう。また、現地で採用するのか、国内で採用するのかでも、雇用形態のメリット、デメリットが伴う。話を聞けば聞くほど、一筋縄ではいかないなと感じてしまった。
軽はずみにグローバル人材の採用を語ってはいけないと反省もした。
これからも、この東海地区の発展に我々も寄与したい。
そんな想いがあるのであれば、我々が学ばなければならない事も、まだまだ無数にありそうだ。