これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「これからを思う」の記事一覧:

愛知県知事選立候補予定者しげとく氏との対談

本日は、愛知県知事選立候補予定者(長いなあ~)の一人であるしげとく和彦氏と対談を行った。それもユーストリーム生中継で・・・。
ユーストリームは今後の事業戦略の一つに取り入れるべく考えるツールではあるが、それに生で出演するとは全く想像もしなかった。
それも台本なし、打ち合わせチョボチョボというほとんどぶっつけ本番に近いカタチである。
そんな状態でよく話せたものである。自分では恥ずかしくて見れる状況にはないが、興味のある方は是非、こちらから。
(画像を取り込む技術がないのは勘弁下さい。)
テーマは「雇用について」。
45分という時間の対談であったが、意外とあっという間に終わってしまうほど、話は盛り上がったようだ。
(具体的な中味は映像を見てください!)
事前に考えていた内容もあるが、ファシリテーターの林氏のムチャ振りで、プライベートまで明かしてしまう場面もあった。それでも充実した時間を過ごす事ができたのはありがたい限り。主役のしげとく氏は見た目以上に爽やかで、人当たりもよく、とても話しやすい印象。取組みに対する姿勢も理想的であった。
同じ小学校3年生の息子を抱えるという親としての立場も一緒。自分達が果たすべき役割についても共有させていただいたし、自分なりに思う若者像や今後のあり方について語らせてもらったつもりだ。
(有難うございます。)
そして、これが最後に撮影した1枚。一気に距離感が縮まった感じである。
重徳1
ジャーン!(表情かた~っ)

希望を持って臨もう!

昨日、本日と愛知県内の大学で、就職ガイダンスの講師を務めた。
毎年、お世話になっている大学で、例年であれば夕方の時間に1時間程度、話をさせていただいているわけだが、本年は趣向を変え、ランチタイムの時間に実施したのである。
昼食を取りながら講演を聞いてもOKという、講演する側としては、何とも微妙な企画であったが、出席率は通常の就職ガイダンスよりもかなり高かった。けれども、中にはカップラーメンを食べている学生もおり、その匂いが教室に充満していため、スタート前は緊張感に乏しい雰囲気であった。少なからずやりずらさも感じていた。
しかし、しかしである。そのやりずらさはあっという間に吹き飛んだ。40分の時間で話を盛り込むため、講演がスタートしてからは、学生らが自ずと集中し始め、昼食をとる学生もほとんどいなくなり、こちらの話に真剣に耳をかけてくれる状態となったのだ。
今回のテーマは「中小企業の魅力と探し方」。
最近、大学で話をさせてもらう場合、このテーマが圧倒的に多くなっている。
「大手企業もいいけど、中小企業も魅力がいっぱいだぞっ!」という内容をいくつかのカテゴリーに分け、現在の環境から、地元中小企業の特徴、見極め方までを語る。
そこで気を付けながら話をしていることは、やり方次第では自分に合う企業を見つけるチャンスは十分あるし、視野を広げることで就職活動を成功させる可能性が高いということ。どうしても後ろ向きになりがちな就職活動に、少しでも希望を持ってもらい、ポジティブな姿勢で臨んで欲しいと考えるからだ。
ガイダンス終了後、出席した学生と話す機会はなかったが、キャリアセンターの担当の方からは「すごく勇気づけられました。元気が出てきました。」という有り難いコメントを頂いた。
何度もこのブログで同じようなことを書いているが、僕たちは将来に対して希望を持ってもらうこと、それを熱く語ることも大きな役割である。
一斉に多くの学生に対して影響を与えるのは難しいが、少しずつでも伝えていければと思う。
今回のランチタイムガイダンス。
お互いにとって時間を有効的に使ういい機会であったのではないだろうか。
と勝手に考えている。

サムソンのマーケティング力

昨日、名古屋商工会議所主催のセミナー「サムソンの隆盛と海外に挑むマーケティング」に参加した。会場内には製造業の経営幹部と思われる方が200名近くこの講演を聞かれていたと思う。
以前のブログで、サムソンの経営思想について触れたことがあったが、今回はその卓越したマーケティングである。
サムソンが総合電機メーカーとしてそのシェアを上げようと考えれば、人口4800万人の韓国では限界があり、いかに海外での売り上げを伸ばしシェアを上げるかが重要。そのためにはマーケティングを駆使し、自社のポジショニングを明確にして、他社との差別化を図ることが要求される。
なぜマーケティングに注力すべきかといえば、技術力に関しては他社を圧倒するレベルではないというのも理由の一つ。製品のテイストも日本製に近く、アメリカの大学生の過半数は、サムソンは日本のメーカーと認識しているのだという。
現に日本の技術を応用して自社の製品に生かしていることも多いらしい。技術に対しての投資よりもマーケティングへの投資を重視し、グローバル戦略を描いているとのこと。
ソニーとの比較を例にとると、技術開発力ではソニーが強く、製品投入当初はソニーの方が上回っているのだが、販売のあり方の仕組みを変えることで一気にシェアを奪っていく。
海外の空港のはサムソンの看板が立ち並び、プレス用のパンフレットも記者が使用しやすくデザインされていたりと徹底的にマーケットインの考え方を取り入れているようだ。
既に作られたマーケットへの入り込み方が実に巧みなのだろう。
日本国内ではまだまだサムソンのシェアは高いとは言えないが、いずれ日本人よりも日本人のニーズを汲み取り販売数を伸ばすのかもしれない。
やはり、恐るべしサムソンである。
そして、サムソンのイ・ゴンビ会長はこんな発表をしている。
「今後10年以内に、SAMSUMGを代表する事業と製品の大部分が消えるだろう。」と・・・。
長い歴史を持ち自社の製品にこだわりを持つ日本の経営者には、とても発言できる内容ではないだろう。
(一時期の出井さんならあったかもしれないが・・・)
この言葉の裏には、サムソンが進むべき道を明らかにしているように感じる。
名大社のような小さな会社でも、極端なことを言えば、このような会社と戦わなくてはならない。
いずれそんな時期が訪れるのかもしれない。
そういう意味では、自分たちに全く縁のない業界を聞くことも間違っていないように思う。

うれしい!Jリーグアウォーズ

最終戦も劇的だったJリーグ。まさかのFC東京のJ2への降格でシーズンを終えたわけだが、個人的にはとても満足するシーズンだった。
それは、我がグランパスが初制覇したことが一番。ヴィッセルの根性も感動的ではあったけど。
昨日は今シーズンの優秀選手を発表するJリーグアウォーズ。
驚いたことにグランパスからは、5人もの選手がベストイレブンに選べばれた。そこにはDF増川も・・・。多分、全国的には無名だと思うし、グランパスのサポーターもこの受賞は予想していなかったのではないだろうか。
当の本人が、一番驚いているとは思うし・・・。それも含めうれしい事実である。
最優秀選手に楢崎が選ばれたこともグランパスファンにはたまらないだろう。
が、が、何といっても一番はピクシーの最優秀監督賞ではないか。
グランパスが優勝した時点のこの受賞は予測でき、わかっていたことではあるが、何よりもうれしい。
Jリーガーとして最優秀選手賞を受賞し、監督としても受賞。
快挙だ! 名古屋の宝だ! 今なら名古屋市長にもなれる支持率のはずだ! こんなことなら、ピクシーと栄ですれ違った時に、勇気を振り絞りサインを貰っておけばよかった。
ザックジャパンの後任の可能性もまんざらな話ではないだろう。
本当にうれしいニュースであった。
グランパスの優勝に刺激を受けてか、ベンゲルのアーセナルも首位を走っている。サッカーでは名古屋を中心にグッドサイクルに回る。
残すは天皇杯だ。

来年の手帳

昨日のニュースで、来年の手帳の売れ行きが報道されていた。
名古屋の東急ハンズでも、特設コーナーを設けられ多くの人で賑わっている状況は、先日も目の当たりにしたが、実際に手帳の売れ行きは好調なのだという。
特に今年は薄いシンプルなタイプの手帳が売れ行きが良く、その背景にはスマートフォンの影響が強いらしい。スマートフォンの普及率が一気に伸びたことにより、スケジュールの管理をPCと同期化させたり、どんどん打ち込んでいくケースが多いようだ。
確かに僕の周りでも、スケジュールを確認する際に、「ちょっと待って」と言って、スマートフォンをシュッシュッしている光景はよくあるのだ。
僕はどうしてもそこまでする気はなれず、今でもスケジュールはシステム手帳で管理しているし、大事なことは切り貼りしたり、何年も前の情報もテープで補強したりして、手帳内に収めている。
そして、今年は思い切ってシステム手帳を買い換えた。ブレイリオのシステム手帳。それもコードバンだ。勇気のいる出費であったが、スマートフォンに対抗する差別化戦略だ。(何のこっちゃ!)
いい手帳といい仕事との整合性は一切ないが、いい手帳を使い込むことにより、いい仕事を呼び込むのではないかとかすかに期待している。
きっと世の素晴らしき経営者は手帳を使いこなしていると思うし・・・。
通常の予定はシャープで書き込み、重要なことは赤文字、業務内容については青文字、プライベートは緑文字と、それぞれ使い分けることで自分の中で分かりやすくしている。
ITに対して、それほど苦手意識を持っているわけでもないが、手帳についてはアナログで管理し、パラパラめくりながら、「う~ん」と唸ってみるのがいい。それがカッコいいと思っているのかもしれない。
初登場! 我がシステム手帳。
手帳1
手帳2
今は、まだまだきれいな来年のスケジュール。徐々に四色に染めていきたい。

はやっ!12月。

気がつけば12月。今年も残すところあと1ヵ月である。
44歳という年齢のせいもあるだろうが、一年一年がかなりのスピードで進んでいる。あっという間の一年が過ぎていくのだ。
この一年を振り返えると、ちょうど1年前に会社全体の統括を任された。
それまでは、営業の責任者といってもプレーイングマネージャーで外を飛び回る日々を送っていた。昨年の12月に200社近く担当していたクライアントを順々に引継ぎ、ほんの僅かなクライアントを残し、営業の一線から離れていった。
入社以来、ずっと営業畑で過ごしてきたので、営業しない日々に対し、ストレスを感じる事もあったのも少し前の話だ。
オフィスも中日ビルに構えていた。組織も変え、新たな政策にも取り組んできた。最も重い立場にもなった。
そう思うと、ここ1年は激動というか、数年分のアクションや決断をしてきたと思う。
(まだまだ未熟な点も多く、社員に迷惑を掛けている面もあるが・・・。)
だからかもしれないが、あっという間の一年でありながら、一年前の事が随分と昔の事だと感じてしまう。
全く矛盾している。
今のオフィスに移転して8ヶ月しか経過していないのだが、既に何年も過ごしている気がしてならないのだ。
自分にとっていい解釈をすれば、充実した毎日を送ってきたことになる。
1日24時間は全ての人に与えられた平等の時間だ。1年365日も全ての人に平等に与えられている。どう過ごすかによって、その平等の価値が変わってくる。
今年一年に、悔いを残すのか残さないのかも、この1ヵ月で決まってくる。
今年の総括はまだまだ先に行うとして、まずは懸命にこの1ヵ月を過ごしていきたい。

「アップルの真実」とは・・・。

今週の日経ビジネスの特集は「アップルの真実 ジョブズの天下はいつまで続くか?」。
この気を引くタイトルの記事を興味深く読んだ。今や時価総額や売上でマイクロソフトを抜き、常に話題の中心にいるアップルとCEOのジョブズ。
僕の回りでもiPhoneユーザーはメチャクチャ多いし、ブツブツ言いながらもiPadを操っている仲間も多い。どちらも持っていない僕は世間から随分と遠くにいる存在になってしまっているようだ。
(今更iPhoneを持つのも癪で、ようやくauからもスマートフォンが発売されたし、iPadに変わる新製品も続々と出そうなので、今は我慢しているだけなのさ~。なんだかいい訳みたい・・・。)
その世界の頂点を突き進むアップルだが、ハードの構成は実にシンプルで、iPhone、Mac、iPad、iPodと4つの製品群しか所有していない。ソフト面での売上割合は小さく貢献度は低い。コンペティターをどこにするか問題だが、例えばソニーを競合先とした場合、その製品数の違いは歴然としている。
強みを生かして事業の集中を図っているといってしまえばそれまでだが、現在のビジネスモデルが崩れた場合、膨らんだ売上を落とし、一気に危機的な状況になる。今回の特集ではそのことを指摘している。
また、新モデルの「マックブックエア」のアイデアも斬新とは言えず、発想力が弱まっているのではないかと懐疑的な見方も出ている。
得てして高いシェアを持つ企業は叩かれやすいし、日経ビジネスが絶賛した企業も数年後には奈落の一途を辿るケースもあるわけだから、一概に判断できないとは思うが、冷静に客観的にモノの流れを読み、傾向を知ることはどの業界に限らず必要なのであろう。
開発業者やキャリアとの関わり方も重要になる。今はまだまだソフトバンクがアップルに気を使っている段階だが、その関係性もどこまで維持されるかはさっぱり分からない。
昨日も発売されたばかりの7インチディスプレイのギャラクシーを仲間がシャカシャカ触っていた。スマートフォンでは圧倒的なシェアを握るアップルだが、これ以上のシェアの確保は難しいだろう。スイッチングコストもそれほど大きくはないだろうし・・・。
これだけ市場を押さえているアップルだが、僕がアップル製品を使ったのは、一番最初に購入したパソコンのMacパフォーマのみ。(世の中の記憶から消えている可能性が高い・・・)それ以外は、全く使用したことがないのだ。
僕自身がアップル製品を所有するようになるのか、それとも魅力ある他社製品を所有するのか、そんな身近な環境の中で、今後のアップルの行方が決まっていくのかもしれない。

どんどんマネろ!

本日は、懇意にしているザメディアジョンの感謝祭に出席した。
毎年11月22日に開催されるとの事だが、せっかくお誘い頂いても、これまでは参加できず、今年が初めての参加となった。
夜の懇親会も楽しみの一つだが、午後に開催される講演会のオンパレードも期待する企画だ。当日まで、誰の講演があるのかは明らかにされず、その逆に講演者によっては、当日依頼を受けるとんでもない進行だが、過去の実績からそれなりの期待感はあった。
案の定、それは的中。
以前よく日経ベンチャーのCDで講演を拝聴していた株式会社武蔵野の小山社長が、今回のスピーカーの一人として講演された。
講演活動が日常化されている面もあるだろうが、実に面白くためになる話を聞かせて頂いた。今回は、多くの講演者の一人ということで持ち時間も短く、短縮バージョンであったかと推測するが、それでも中味の濃い話であった。
企業が業績を上げるのはそれほど難しくなく、業績のいい企業を徹底的に真似ればOKということ。但し、上手に真似することは難しく、優秀でないと真似はできない。分かりやすくスポーツに例えれば、一流選手を真似て上達する選手も、才能がある。
真似ても実際は真似ることも難しくできなかったりするからだ。
「学生時代はカンニングが悪。社会人はカンニングしないことが悪。」
この講演で語られた名言。
「凡人がマネをしないで、努力をするなんてバカだ。」
「いいと思ったら、すぐにマネをして行動する。考えない。」
かなり直線的な表現ではあるが、説得力のある言葉だった。
そうだ。遠慮や後ろめたさなんて感じる必要はない。どんどんマネすればいいのだ。
自分にダメだ、ダメだと言われているような内容だったが、何だかとてもスッキリする講演であった。
これからは正々堂々と真似をして、その後に考えていきたいと思う。(笑)

敗北。そこから学ぶこと。

昨日は、息子の所属する野球チームの試合が行われた。
4チームでの総当たり戦で、小学校3年生から6年生までで構成するチームでの戦いだ。我が息子は3年生の少ないキャリアでありながら、初戦の先発投手を任された。
倫野球1
とても名誉な事であるが、その段階でチームのレベルがある程度予測できる。一番年下の本人が感じるプレッシャーも、緊張する姿を見て容易に想像できた。
いくつかの地区から集められたチームは、その練習風景や背の高さを見るだけで、自ずと大筋の順位が分かってくる。残念ながら、息子の所属するチームは、どうみても優勝争いには絡めそうにない。何とか最下位だけは逃れられないだろうかというレベルであった。
第1試合目、先発投手の息子は、四球とチームのエラーでいきなり4点を献上。その後も追加点を許し、初戦は惨敗。
倫野球3
2戦目の投手は、息子よりもはるかにコントロールもよく、失点も少なく善戦。最終回までリードしていたが、2アウトから連続でヒットを許し、サヨナラ負けを喫し、惜敗。
最後となる3戦目は、再び息子が先発。
四球連発の押し出しも出す有様であったが、何とか追いつき同点で最終回を迎えるものの、最後にヒットを打たれ、こちらもサヨナラ負け。結局、3連敗で最下位というかなり悲しい結果で長い一日の試合を終えることになった。
本人もさすがに悔しい思いは持っているだろうし、敗戦の責任も感じているだろう。そうはいっても、たかだか3年生では悔し涙を見せるほどではない。
しかし、そこから学んで欲しいと思う。その悔しさをどう跳ね返していくかを・・・。
人一倍練習する。コントロールを良くする。もっと声を出す。多くの課題があるはずだ。
3年生の思考特性では多くの期待はできないが、そんな中でも少しずつでも悔しさをバネに努力する行為を学んで欲しい。それに対するサポートは惜しむつもりはない。
悔しさをバネにするための手段としては、スポーツは有効的で多くの事を教えてくれる。何の根拠なく、大リーグの選手になるとほざく息子が、その不可能な夢にチャレンジするのも悪くはない。
負ける、悔しい。だから、もっと頑張る。
この行為を繰り返すことで強い人間になってもらいたい。

TVの前から動けなかった日

日本シリーズを終えて、今日で2日。
名古屋地区の方なら、先週末はTVに釘づけだったと思う。2日連続の延長戦で、延べ10時間の野球観戦者が、僕の周りにも多い。
特に土曜日は、日にちが変わるか変わらないかまで繰り広げられたのだから、疲れた方も多いだろう。スタジアム観戦者や選手、チーム関係者は比較にならないと思うが・・・。
結果的に、ドラゴンズファンにとっては残念な結末で終了したが、僕自身は、それほど悔しさも感じず、むしろ爽やかな気分であった。(疲労感はあったけれど・・・)
やはりシーズン中に観るゲームとこの1球で全てが変わってしまうというゲームでは、観る側の緊張感も全然違う。WBCの決勝戦にも似た緊張感を体感した。こんな試合をドラゴンズで感じたのは初めてではないだろうか。
パリーグ3位のチームが日本一なんておかしいとか、史上最大の下剋上だとか、あまりいい表現とは言い難いこともあったが、そんなことは差し引いたとしても、追いつき追い越せの試合はスポーツの醍醐味であり、素晴らしい試合だった。
明確な理由は定かではないが、ロッテというチームに好感を持ってしまったのも、この日本シリーズを通してから。ロッテファンの声援も、野球らしくなく、サッカーのサポーターのようで新鮮だった。
終電もなくなり、ホテルも満室で、ファミレスで一晩を過ごしたファンも多かったとは聞くが、ファン同士が球場の外でいざこざが起きるようなことはなかっただろう。お互いの健闘ぶりを称えあったのではないかと勝手に想像してしまう。
野球よりもサッカー派の僕であるが、今回の日本シリーズで野球の面白さも改めて伝わったのではないかと客観的に考えるのだ。
名大社的には、東海TVのスポット枠で転職フェアのCMを流すことができた。もし、早々にドラゴンズが負けていたら、この機会のオンエアもなく、視聴率も大きく変わっただろうから、有り難いのは間違いない。
久々に長時間TVを観た週末だった。