これからも前向きに 名大社会長ブログ

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抗原検査をやってみた

名大社では先週より新型コロナワクチンの職域接種を始めた。
詳しくは今朝のタカイのブログから。
懇意にするクライアントと共同で始めたわけだが、
もう少し申し込みが遅かったら間に合わなかっただろう。

地元TV局のニュースでも取り上げられた。
僕も早々にワクチン接種を行いたいが、
スケジュールが合わず今月下旬になってしまった。

それでも名古屋市が実施するワクチン接種よりも早く対応できる。
僕の周りも徐々に接種した方が増えている。
一日でも早く平常に戻って欲しいのは誰もが願うところ。
もうしばらくの我慢ですね・・・。

そんな状況だが、僕は先週末に抗原検査を実施した。
やましい行動や疑われるような動きをしたわけではない。
明日から開催される「第5回名古屋ファミリービジネス研究会」
少しでも万全な対策を行い臨むため。

これは僕ら主催者だけでなく、受講者全員に実施。
この研究会では共に学ぶことを目的にしているが、
お互いの信頼関係を醸成するため懇親会も行う。
そのためにお互い安心して参加できる環境を作らねばならない。
その一環として全員に明日の開始前に受けてもらう。

ただ僕や株式会社サンコーの櫻山社長はDay1に登壇するため、事前チェックが必要。
当日、実施して
「はい、陽性でした。帰ってください。」
となると講師不在。
あり得ない状況・・・。

そのために事前にチェックを行った。
一緒に事務局を務めるグロースリンク税理士法人鶴田代表の協力で抗原検査キットを準備。
僕も初めての試みで少々緊張した。
中身はこんな感じ。

検査キットと容器、唾液を付ける綿棒のようなもの。
唾液を含んだ綿棒を容器のに入れ液に絡ませ、
容器の液を検査キットに垂らすだけの至って簡単な流れ。

そこから少し緊張する。
検査キットの四角の囲みの色が徐々に赤く染まっていく。
その動きだけと見続けると全面赤く染まる。

それだけ見ると「えっ、陽性?」なんて思ってしまう。
次第に赤色が薄れ、くっきりと線が表れる。
このCの付近に線が表示されれば問題ない。

セーフ。陰性でした。
この検査キットは100%保証するものではないが、簡易さがいい。
ワクチン接種が浸透すると在庫が増えてしまうかもしれないが、
便利なツールであるのは間違いない。

これで安心して研究会に臨める。
それでは明日からの「第5回名古屋ファミリービジネス研究会」をよろしくお願いします。

今週はずっと大学の先生だった

今週は毎日、大学の先生をやっていた。
学生時代はほとんど授業に出ず、
最低の成績で卒業した僕が月曜から木曜まで大学で教えていたのだ。

一つは南山大学。
先日、ニシダがブログで書いた通り、月・木で授業を行っている。
ブログで示しているように結構大変。
僕よりも学生管理も行うニシダが数倍大変だが、準備から当日の授業、
振り返りレポートの熟読、質問への回答とそれなりに時間に追われる。

結構、ハードな仕事。
それが理由でヘパリーゼを飲んだわけではない。
あれはたまたま。
でも、その晩の飲み会でかなり日本酒を飲んだが、翌日はスッキリ。
効きますね(笑)。
これは使えるな。

そんなことを言いたいわけではない。
この6・7月に週2回の授業を行う。
授業は正解がないので、教えてないという話もあるけどね。

そして、今週はそれだけではなく、もう一つ。
火曜日は愛知大学豊橋校舎で登壇。
これもガイダンスとか講演とかではなく、2年、3年生を対象としたれっきとしたキャリアの授業。

会社の宣伝はグッと我慢。
3秒だけさせてもらった。
内容は南山大と被るのでネタには困らないが、OBとして母校愛も語った。
ポスター出てるとか大学案内に掲載されたとか・・・。

30名弱の学生が出席し、久々の対面。
学生の表情を確認しながら話をする方がやり易い。
時々、あらぬ方向に向かいながら話すのも、
ウケを狙うが滑る話のもいい。

定番の嵐のキャリア論を交え、話をさせてもらった。
嵐ネタもそろそろ卒業したいが、それに変わるネタがない。
そう思うと解散は残念。

この授業は録画され、翌日水曜、名古屋校舎で流された。
こちらは300名以上の学生が受講するのでオンラインでの配信。
どんな反応のだったのかな。
少しでも参考になるといいけどね。

豊橋校舎での授業終了後、一人の女子学生が挨拶にきた。
「今日はありがとうございました。一ついいでしょうか?」
「どうぞ、どうぞ」
キャリアに関する質問かと待ち構えていると、
「あの~、嵐は解散ではなく、活動休止なんです・・・」
「あっ、そうか、失礼しました。」

些細な話をしっかりとキャッチするのが最近の学生。
気をつけないといけませんね(笑)。

そして、昨日は再び南山大。
月曜から木曜まで大学の先生。

なんか偉くなったみたい。
ただ、水曜はビデオ配信だし、月曜・木曜もゲスト講師を招いての授業だったので、
威張っていうほどでもない。
嘘はついていないからね。

で、今日金曜日はどうか。
大学の授業もなければ、会社にも行かない。
朝、自宅で仕事をした後は社外取締役を務める株式会社パフの合宿へ。
役員が集合し、一泊二日でこれからの経営を語り合う。
終了後は声がガラガラになっているんじゃないかな。
深夜は・・・。

今週も充実した1週間。
今日も元気に頑張るぞ!
あー、雨は残念・・・。

次回はリアルで会えるのか

先週もオンラインでの業務、打ち合わせ、勉強会と続いた週。
Zoomは仕事、勉強会にも欠かせない毎日のツール。

僕はGWから顎ひげを生やしているが、社内では誰も知らない。
オンラインでやりとりするメンバーだけが知っている。
それも変な話と思いながら、それが当たり前の時代(笑)。

月曜日はFネット(ふるさと就職応援ネットワーク)による
Uターンセミナーが東京女子大学で開催された。

全国の加盟会社及び自治体参加のイベントで、これはオンラインだから可能。
名大社からはシバサキが参加し、東海地区出身の学生の相談。
北海道、沖縄の加盟会社も参加し、Uターン学生にとっては価値のあるセミナーとなった。
講演担当の広報しえん(新潟)の野瀬山さん、ありがとうございました。

Fネット流れでいえば、金曜日は隔月で行われる例会。
この5月は当初、名大社で行う予定だった。
久々に全国から集まり、膝を突き合わせてのリアル開催だったが、日増しに状況は悪くなり断念。
それどころではなくなった。
北海道も沖縄も岡山も加盟するエリアのほとんどがアレの対象になってしまったし。

そうであればオンラインで充実した例会を開くのみ。
ゲストスピーカーの講演、全社情報共有と定番を進めながら、
事前アンケートを反映させ、ブレークアウトルームでディスカッションも活発に行った。

ゲストはラーニングエージェンシーの名古屋支社長の藤井さん。
以前から僕が懇意にする方で、教育研修について語ってもらった。

ブレークアウトルームも毎回やり方を見直しながら実施。
前回までは議論が盛り上がってきた時に時間切れになるケースが多かった。
若干、消化不良な面もあったため、今回はとことん議論が尽くせるよう設定。
話があちこちに飛ぶ我々らしい面もあったが、大きな気づきも得たようだ。
Fネット全体として新たなサービスも生まれるかもしれない。

今回も内容の濃い例会だったが、できれば次はリアルでやりたい。
次回はオリンピック終了後の8月。

7月にFネット事務局長であるパフ会長の釘崎さんがハナリー島というお店をオープンさせる。
例会はなぜかそこでの懇親会もセット。
コロナ禍でのオープンをみんなで応援することに。
本当にやれることを期待したい。

その前に今週25.26日はジモト就職フェア
就活生も第2クールに突入したといえるだろう。
感染対策をバッチリ行いながら、少しでも役に立つ場を提供していく。

オンラインをうまく活用しながら、リアルの場も大切にしたい。
乗り越えるべき壁は大きいが、そこに向かって日々力を発揮するのみ。
来る日を早く迎えたいですね。

55歳のこれから

昨日は55歳の誕生日。
多くの方からお祝いのメッセージをいただいた。
この年齢になっても嬉しいコメントを頂けるのはありがたいこと。
本当に感謝。
ありがとうございました。

金曜日は娘が会社帰りの近くの有名店で買ってきてくれた。
普段は冷たいが、さりげない対応に感謝。

誕生日といってもいつもの休日と何ら変わらない。
5時過ぎに起床しブログをアップ。
10kmのランニングをして、自転車で映画館に行き、まったりと読書をし、夜は晩酌。
いつもよりはちょっと豪華な食事。
そんな一日。
変わるとすれば自転車か自動車かの違いだけ。
まあ、平和な一日。

そんな一日に感謝すると共にそれでいいのかとも思ったりもする。
元々、貧乏性。
何かをしていないと気が済まない。
そんな人生を過ごしてきた。
しかし、これからはもっとゆっくりでいい。
最近はそんなふうにも考えたり。

昨年はコロナ禍で自分に向き合う時間が残念ながら多かったので、今後を考える時間も増えた。
ミッションステートメントも作った。

僕は人生を75年で描いている。
昨日で55歳。
逆算すればあと20年の人生。
この20年をどう生きていくか。
自分なりのプランは作った。
詳細はここで披露しないが、ひとまず設計。

見直しは常に必要。
一歩進んで、一歩下がるの繰り返し。
ある程度満足しても、後悔も悔いも残るのだろう。
もっとこうできたはずだと。

この一年を振り返ってもそう。
これだけ自分の無力さを感じる年はなかった。
頭も体も大して使っていない。
それでも疲れた。

余計に自分の果たすべき役割を考えるようになった。
そもそも~べきが古い価値観。
僕はまだべき論に捕らわれている。

単純に正しいか正しくないか、好きか嫌いかでまとめればいいが、
古い僕は~べきで行動している。
もっと好きなことだけやって生きればとも思う。
そうも言われる。

その好きなことって、何か。
よく分からない。
言えるのは僕が好きなことはさほどなくて、こうすべきだと思うことが好きな方向なんだと。
だからこそミッションステートメントを作り、終わりを思い描くことから始めるのだと・・・。

そんなことを考える55歳。
とうにピークは過ぎた。
目もどんどん見えなくなっている。
それでも老眼鏡は使わない。
ギリギリまで粘るつもり。

おかげさまで食欲も減らなければ、毎日飲んでも倒れることはない。
体も丈夫だ。
これくらいしか誇れるものがない。
しかし、その行動から大きな価値を得てきた。

大切にすることはこれからも変わらない。
まずはこの一年を大切に。

とりとめないブログになってしまったが、これからもよろしくお願いします。

傘寿のお祝い

母親の傘寿のお祝いをゴールデンウィーク最終日に行った。
気づけば母親も今年で80歳。
25歳の時に僕が生まれたのだから、とても計算はしやすい。

これまで古希や喜寿のお祝いもせず、ずっと親不孝でいた。
忙しさにかまけていたと捉えられても仕方がない。
これまでの反省の意味が込められているわけではないが、今年は兄弟が集まってのお祝い。

岐阜に住む弟が長良川沿いの名店「潜龍」さんを予約をしてくれた。
なんといっても80歳を迎える母親。
何かがあっても困る。
コロナ対策を十分とった上でのお祝いの会となった。

当日はあいにくの雨。
晴れていたのなら金華山にそびえる岐阜城も眺められただろう。

自慢の庭園も散策できたのかもしれない。

たまに親孝行するからそんな天気になったのかもしれない。
これも反省なのかな・・・。

久しぶりに3家族が集合。
全員での記念写真をアップしたいところだが、
叱られそうなので誰も興味を持ちそうにない男3人の写真をアップ。

素通りしてもらいましょう(笑)。

これでも僕は由緒正しき山田家の長男。
本来であれば実家に戻り、母親と一緒に住むことを求められる。
父親を4年前に亡くし、一人暮らしをする母親を安心させなければならないが、自分勝手をしている。
ちょくちょく顔は出すものの、その程度。

近くに住む弟に任せきり。
そして妹夫婦にも・・・。
ここは弟、妹に感謝。
口だけ達者でテキトーな挨拶しかできないが、花を持たせてくれることにも感謝。

大きな個室で間隔を開けて座っているので、全員での会話は難しい。
それでもその雰囲気だけで母親は満足だろう。
終始嬉しそうにしていた。

自慢のステーキも平らげていた。

会話として盛り上がるのは子供の頃の話。
それもどうでもいいくだらない内容。

僕ら兄弟は実家の五目御飯が嫌いだった。
今でも記憶にあるが、本当にマズかった。
そして大晦日に食べる年越しのおかずも。

名古屋で暮らし、そんな年越しのおかずは食べたことがない。
切り干し大根とか大の苦手だった。
今では五目御飯も切り干し大根も問題ないが、子供の頃は嫌で嫌で仕方なかった。
本当にマズかった。

母親を弁護すると、料理が下手なのではなく味付けの問題。
残すことは許されなかった。
祖母から厳しくされ、食卓から離れることはできなかった。
僕も弟も今となってはいい思い出。
そんなくだらない会話をしていた。

今は元気な母親だが、老いは感じる。
今度は米寿のお祝いだが、それとは関係なく少しでもみんなが集まり賑やかな場があればいい。
それが最高の親孝行なのかもしれない。
大学生の息子なんかはちゃっかり小遣いをもらっているわけだし。

コロナで心配した面はあったが、このような場を持ててよかった。
いつまでも元気でいてもらいたい。

静かなゴールデンウィーク

今日からGW休暇という企業は多いだろう。
トヨタカレンダーは30日~5月9日までなので、
東海地区は明日から休暇の企業が多いのかもしれない。

名大社はカレンダー通り。
イベントの締め切りも近づいているため、明日も通常通りの勤務。
余裕があるメンバーが有給を取れてるのかな(笑)。

さて、このGW休暇だが、昨年同様、静かな休みになりそうだ。
昨年を振り返ってみると外出はなし。
ブログや日記を確認すると読書とDVD鑑賞ばかりしていた。
映画館も休業だったので、本当にステイホームウィーク休暇だった。

そう思うと今年はまだマシか。
そんな比較をしても仕方ない。
一体、この繰り返しの状況がいつまで続くのか。
ニュースを見ても同じような内容ばかりで、あまり前向きにはなれないし。

じっとしていているにしてもできるだけ前向きには過ごしたい。
どう前向きに過ごすか。
家人は仕事が多く、子供たちも相手にしてくれないので、一人で過ごす時間が多くなるだろう。
それはそれで僕にとっては有意義。

これまでの人生はできるだけ無駄な時間を過ごさないように生きてきた。
貧乏性ゆえ何もしない時間が勿体なかった。
以前、シゲノがブログに書いていたように「一生けんめい、のんびりしよう」、
そんな時間を設けるのもいい。

心身ともに楽な状態。
何も考えずボーっとする。
そんな時間を持つのもいい。

ずっとボーっとしてるじゃないかという声もあるが、それは何かを考えながらボーっとしている。
マジメなこともくだらないことも考えながらボーっとしていた。
そうじゃない時間。
たまにはそんな時間を持ってみよう。

ただ性格的に1日が限界。
2日以上になると「一生けんめい、のんびりしよう」が苦痛になりそう。
それでは意味がない。

きっと世の中には僕と同じような人が多いと思う。
ヒマな時間に耐え切れず、ジタバタしてしまう人が・・・。
ルーティンな活動以外には玄関のボーボーな枝を切るのと、映画館に行くくらい。
映画館もルーティンか。
そうそう、肝心な母親の傘寿のお祝いがあった。
まあ、そんなところ。

全くをもって中身のないブログになってしまった。
これもすべてコロナのせい。
コロナのせいなんだ、ドンドン!!
早く健やかな毎日を送れるのことを祈るのみ。

静かなゴールデンウイーク。
充実した過ごし方があれば教えて欲しい。

成熟企業も成長できるわけね

最近、やたらあちこちで話題となるワークマン。
今月の日経トップリーダーに特集も組まれていたし、
先週の中部マーケティング協会のセミナーでもテーマの一つ。

ここでの主役は写真も講演もトレーナー姿の土屋哲雄専務。
写真だけ見るとどこにでもいる普通のおじさん。
(大変すいません)
しかし、この方がワークマンに入社したことで会社が劇的に成長。

メチャクチャやり手ではあるが、そんな雰囲気を見せることなく、
さりげない振る舞いで会社を成長させたといえよう。
創業家の出身ではあるが商社を経て入社。

それも腰掛けで勤務したのではなく、ほぼ定年まで働かれた。
ワークマンに入社した2012年から2年間は何もせず、
ずっと会社を眺めていただけだという。
その類はそうは言いながらも実際はガッツリだが、土屋専務の場合は本当にそんな感じ。
ただその中で何をやらないかはっきりさせた。

土屋専務の戦略は最新の経営理論を駆使しながらもとてもユニーク。
元々ワークマンは作業服業界では断トツ。
と同時に限界も見え始めていた。
小売店での競合はなく、脅威になるのはネット企業のみ。

その中で業態の変革ビジョンを打ち出す。
しかし、目標に対しての時間制限はしない。
社員を管理しない。
余計なことをせず自分の仕事しかしない。
まとめていえば、頑張らない。

そんなやり方で会社を成長させてきた。
掲げるのは「客層拡大」のみ。
そこだけを考え、どれだけ時間が掛かってもいいから達成へと向かう。

従来のマーケティング手法にSNSを駆使し、新たな業態でポジションを築いた。
改めて大切なのはポジショニングの設定。
自分たちの優位性を徹底的に探り、表面上のSWOT分析では意味がなくその先が大事。

アパレル業界が低迷する中、ワークマンが伸びるのは大きな理由がある。
後出しじゃんけん的に見れば納得しやすいが、強みを生かし横展開を明確にし空白市場を狙う。
そして成功。

聞けばわかるが、今まで誰もできなかったわけだし・・・。
組織が先なのか、戦略が先なのか、常に問われるがワークマンは同時進行か。
ふ~む。

特集記事や講演から自社に活かせることを考えるが、うむ、浮かばない。
ここも時間を限定せず、じっくりと練ることが必要か(汗)。
世の中にはヒントは沢山落ちている。
そこを拾い上げようとすればできないことはない。

その姿勢があるかで差は出るが、姿勢だけでは何ともならないことは多い。
これも積み重ねか・・・。
もっと頑張らないと。
いや、頑張っちゃいけない。

土屋専務は社長は週1回会社に行けばいいという。
これからそうしてみようか。
むしろ近所のワークマンに顔を出す方が重要かもね。

ありがとうございました。

結局、ホリエモンにつながるのか

3月1日にヤフーとLINEの経営統合のニュースが大々的に報道された。
周知の事実で驚きはないが、今後、いろんなサービスが加速度的に変化するだろう。

報道を見るとAホールディングスの傘下にZホールディングスが入り、
その傘下にYahoo、LINE、ZOZO、アスクル、
一休が入るというから、この分野に疎い人はチンプンカンプンなのかな。
全く関係なく「便利になって問題なし!」と単純に喜ぶだけかもしれないが・・・。

いずれにしろEコマースやスマホ決済の分野でシェア争いがさらに進む。
僕はQRコード決済はPayPayしか使わないので、結局、それで正解みたい。

そんな報道の後、ちょっとした気づきがあった。

一昨日のVoicyのホリエモンチャンネル。
ホリエモンがこの統合の今後を語っていた。
彼が予測する世界に益々向かうのとキャッシュレスの流れが一段と進んでいく。
少し前のニュースであった給与の振り込みが銀行でなくなるのも目の前かも・・・。
キャッシュカードがATMに詰まるなんてしばらく経つと笑い話でしかなかったりして。

今でも現金を使う生活はかなり減っているが、
100%キャッシュレスなんて予想以上に早いかも。
現金しか使えないアオキスーパーはスーパーニッチな存在として一段と価値が高まったり(笑)。
そんなことを想いながら聞いていたが、元をただせば全てはホリエモン。

Yahoo社長の川邊氏は90年代のネット勃興期からホリエモンと絡んでいる。
LINE社長の出澤氏はライブドアの出身。
そもそもライブドアはホリエモンの会社。
その後、買収が繰り返され今の形態になったのだが、結局のところホリエモンに辿りつく。

そのあたりのことは以前読んだ「ネット興亡記 敗れざる者たち」に書かれている。
大袈裟にいえばホリエモンがこの統合の影の立役者。
そんなことも言えるんじゃないかな。
もしかしてそこまで描いていたりして・・・。

これからの日本経済は90年代終わりから2000年代初めに
渋谷あたりで跋扈していた一部の人たちが引っ張っていくかもしれない。
そこを更に強くしないとGAFAに全て持ってかれてしまうわけだし・・・。
うちもLINEの活用は肝になる予感もあり、そこはしっかりと見定めなきゃね。

こう考えるとホリエモンの影響力は大きい。
彼は今やPCすら使わないというし。

PCもなくなっちゃうのかね・・・。
う~む、どんな時代になるんだろう。

事業承継対策から学ぶこと

先週24日(水)は名古屋ファミリービジネス研究会特別セミナー。
今期はコロナの影響で通常の研究会を中止にしセミナーを開催。
先週が第3回目。
今回は事務局メンバーでもあるグロースリンク税理士法人代表の鶴田幸久氏の講演。

今期は全てハイブリットとなり、リアルとオンラインでの開催。
設営担当の新人マツモトのレベルも格段に向上し、順調に配信することができた。
いろんなやり方を試行錯誤繰り返すことで確実にノウハウが身に付いてくる。
今後、会社の他の企画でも十分に活かせるだろう。

いつものように僕が最初の10分で挨拶と近況を報告。
その後、鶴田さんに繋いでいく。
毎回ネタをどうしようか迷うが、今回は他の勉強会で使ったネタを引用。
ラクができてありがたかった。
(そんなことじゃないか・・・笑)
どちらにしても僕は前座で鶴田さんへのつなぎ役。

本番のテーマは「事業承継対策とM&A」。
今、かなりホットな話題といえよう。
鶴田さんの事務所もM&Aのお手伝いをしているが、それを必ずしも勧めるものではない。
現状を把握し、どんな選択肢がベストかを考えるのがこの場。
途中途中にテーブルごとでのディスカッションを行ったが、課題感が強いのかかなり盛り上がっていた。

結局のところ、事業承継は親族内承継か、役員・従業員承継か、第三者承継(M&A等)。
僕のような優秀な従業員がいれば2番目の選択は間違いないが、
(うそです・・・)
そう簡単なことではない。

親族内承継が難しい場合、第三者へ譲渡があり、最近は特に増えてきた。
コロナの影響を考えると今後、さらに増えていくだろう。
鶴田さんはそれぞれの承継方法のメリット、デメリットを伝え、
そのために何をやっていくべきかを分かりやすく解説。

少なからず勉強している僕でも参考になる点は多かった。
M&Aでの正当な価格は株価の算出も大事だが、
コストアプローチという評価対象の資産と負債の差額をみるのも大切。
また、相続対策として持株会社や資産管理会社の活用も必要になっていくだろう。

鶴田さんはご自身が顧客で経験した成功事例だけでなく、想定外の事例も共有。
自分とは縁がないと思っている複雑な事情も目と鼻の先にあることも十分考えられる。
経営者中心に25名程の方に参加頂いたが、今後のいいキッカケになったのではないだろうか。

鶴田さん、ありがとうございました。

こうして今期の名古屋ファミリービジネス研究会は終了。
来期は新たに企画を見直し、開催の予定。
個人的には7月からリアルで行いたいが、まずは事務局での振り返りから。

このような場でトップ同士のいい関係がつくれるのもこの会の財産。
これからもいい場を提供していきたい。

お疲れ様でした。

Clubhouseをやってみた

先週の初めにはこの存在を知らなかった。
先週の半ばだっただろうか。
facebook上でClubhouseというワードが跋扈し始めた。

「一体何??」と思っているうちに周りの仲間が増殖していく。
自ずと情報は入ってきて音声のSNSだと判明。
facebookやtwitterのように誰でも登録できるのではなく招待制という。
それも招待できるのは一人2名。

あこぎなねずみ講ではなく、巧みな戦略を感じさせる手法。
徐々にしか広がらないし、「招待して、招待して」という投稿が人の欲望を掻き立てる。

運よく招待してもらい参加。
アーリーアダプターでありたいと願う50代半ばのオッサンはそれで喜ぶ。
登録を進めるが表現はすべて英語。
それでも感覚的に無事登録。

しかし、使い方は全く分からない。
知り合いに聞いても、ほとんどが1週間以内登録の初心者。
どうだろうか、Clubhouse登録者の8割は使い方が分からないんじゃないか。
いや、それは僕の周りのオッサンばかりか・・・。
(あくまでも先週の段階。この1週間で相当スキルは上がったかと。)

探ってみると感度の高い知り合いがいっぱい。
そして、イノベーター的な著名人がroomを開いている。
ようやくそこでClubhouseの利用法を理解。

それでもどう使いこなすか分からない。
英語が苦手な者には高いハードル。
単にターゲットにされていないだけかも・・・。

ググって理解度は進むわけだが、理解度を高めるには自らやってみること。
ここに招待してくれた櫻山さんがホストとなり、
一緒にファミリービジネスのroomを開くことにした。

それが今週月曜。
企画を決めたのは前日の日曜。
何の準備もせず知識も持たずやってみることに。

今の時代に大切なのは、まずは試すこと。
そしてそれを回すこと。
経験を重ねるのが上達への一歩。

確かにそれは間違っていない。
まずはやってみる。
予定の1時間も喋れるかと思ったが、意外と時間の経過は早い。

最初4人だったroomは知り合いも全く知らない人も出入りがあり、
あれこれと会話が進みあっという間に予定時間終了。
肝心なファミリービジネスの話は10分程度でほぼ雑談だったが、楽しい時間。

人が恋しい寂しい人にはとても役立つSNSになるのかも。
それも家に籠るコロナ時代には合うのかも・・・。
ここからマネタイズさせるのは大変かと思うが、新たな情報発信ツールとしては有効的。
もう少し企画を練って定期的にroomを開くのもいいだろう。

使い始めてようやく1週間。
多分、全体の3割も理解していないが、しばらくはあれやこれやで試してみたい。

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