これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:

食べ物のはなし 伏見シリーズ その2

移転をするととてもいいことがあります。
以前も写真をアップしましたが、たくさんのお祝いを頂きました。
それ以外にも嬉しいことが続きます。

伏見にオフィスを構える業界の先輩社長がご馳走してくれるのです。
食べ物ブロガーは何の遠慮もなしにホイホイと付いていくだけです。
この界隈のお店にも詳しいので、ありがたい限りです。

この日はオフィスから少し南に入ったヴィア白川に向かいました。
ホテルとオフィスが一体となった珍しいビルです。
その2階にある「ローズルーム名古屋」さんにお邪魔しました。

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お店の存在も初めて知りました。
なんとも豪華で、一人ではまず来ることはありません。
オープンの11:30前にはすでに何名かのおばさまたちが意気揚揚に並んでいました。

気が利く先輩は予約されています。
特等席はカウンターなのです。
「哲さん、ここはカウンターで食べるのがいいんですよ。」
カウンターで食べたいおばさまが並ぶ理由がよく分かりました。
どんどん期待が膨らんできます。

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もしかしてこれを食べさせてくれるのかな。
斜め45度に並ぶ食材を眺めます。
あからさまに「これを食べさせてくれるんですか?」
なんて失礼なことを先輩に聞くことはできません。
期待に胸を膨らませるだけです。

「ステーキの焼き加減はどうされますか?」
「レアで、やっぱりミディアムレアで・・」
と先輩は平然と答えます。
僕は「同じで・・・」と言いながら、心の中で叫びます。
「ヤッター、今日はステーキだぞ!!」
向かいのカウンターに座っているおばさまがどうやら僕のにやけた表情に気づいたようです。
怪訝な顔を一瞬見せましたが、おばさまも同じようににやけていました。

目の前の鉄板でシェフがクルクルと包丁のデカいのを
(なんて言うんだろう・・・)
回しながら、焼いてくれます。
「これはなかなかのなかなかだぞ・・・」
つい、今まで発した事のないような言葉が出てしまいます。

先輩とは健全にお互いの会社の話をします。
ワインを飲みたい衝動に駆られましたが、ここは健全な大人の振る舞いなのです。
次から次へと食事が提供されます。
全ての写真を上げると嫌味になってしまうので、ここは我慢して数点に絞ります。

ステーキコース 価格不明

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そして、いよいよステーキです。
これも目の前で焼かれます。

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肉の塊が
「もう私を好きにして~、どうにでもして~」
と悶えているようにも思えます。

見事な手さばきでカットされたステーキが出されました。

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「お~、これはいいぞ、なかなかのなかなかじゃないか。」
呟いていることはだんだん分からなくなってきます。
とっても美味しく頂くことができました。

お昼からこんなご馳走に巡り合えるとは感謝の一言に尽きます。
伏見に移転して本当によかった。
ごちそうさまでした。

次は誰がご馳走してくれるのでしょうか。
いやいや、そんなことは考えていません。
次はどんなお店と出会えるのでしょうか。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その1

伏見のオフィスを移転させ、早や1週間。
いよいよ伏見シリーズもスタートします。
人気食べ物ブロガーの登場に伏見周辺の飲食店がざわついています。

「一体うちの店はいくつの☆がもらえるんだ・・・」
そんな声が聞こえてきます。
安心してください。
「☆☆☆☆星4つのお店です!」
なんてことはしません。
そんなに舌に自信もありません。
どうでもいい事しか書かないのが、食べ物ブロガーのスタイルなんです。
だからといって入店拒否はしないでください。
伏見周辺も盛り上げるために身命を賭して頑張る所存です。
これで少しは理解が得られたでしょうか。

空気も和んだところで、伏見界隈を歩きます。
営業時代はこのあたりも当たり前のように歩いていましたが、
いざオフィスを構えてみると景色が違います。
以前は値段と時間でお店を選んでいました。
それでは参考にはなりません。

そんな時に頼りになる食通の経営者仲間が現れました。
「伏見シリーズを書かないと30万人の読書に怒られるのです。第1回目に相応しいお店はありますか?」
「そうですか、山田さん。ではご案内しましょう。」
持つべきは良き仲間です。
多くを語らなくとも事情は察してくれるようです。
第1回目として歴史もあり、品もあり、高くも安くもないお店に連れていってもらいました。

御園座の南、三蔵通を入ったところにある「五郎鮨」さんです。

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何度も何度もお店の前は通ったことはありますが、初めて入るお店。
当時はお昼からお寿司を食べるなんて考えられませんでした。
ランチメニューが並んでいます。

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食べ物ブロガーとして実績を積んだせいか、お昼からお寿司を食べれる身分になったようです。
「うん、そうだな。日替わりさしみ丼をください。」
と誇らしげに注文します。

日替りさしみ丼 1100円

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「お~、なかなかやるじゃないか・・・」
思わずいつものセリフが出てしまいます。
まぐろ、サーモン、かじき、白身、カンパチ、エビ、え~っと、あと何かな?
9種類のさしみが丼を覆っています。

「これは、いいぞ、いいぞ」
とグワシ、グワシと食べ続けます。
食べごたえもバッチリです。
どんどんお客さんも入ってきます。
さすが食通の経営者仲間です。
幸先のいい伏見シリーズになりました。
これで伏見シリーズに期待を持った読者も多いことでしょう。
次は誰に紹介してもらおうかな・・・(笑)。

ごちそうさまでした。
みなさんの満足する笑顔が浮かびます。

伏見シリーズもご期待ください。

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その50 最終回

丸の内に移転し6年半。
円頓寺方面のお店に顔を出すようになったのも同じくらいの期間です。
円頓寺シリーズをスタートして約1年半。
いよいよ最後の瞬間がやってきました。
この50回を節目に最後にしたいとしんみり考える食べ物ブロガーです。

同じ店を数回アップしていることもありますので、
正式な数は言い切れませんが、40数店舗のお店を紹介させてもらいました。
中には円頓寺シリーズを書くためだけにお邪魔した店もあります。
1回こっきりでそのまま放置してしまったお店も結構な数。
大変失礼いたしました。

しかしながら、少しは円頓寺に貢献できたのではないかと自画自賛し、
半分涙目でこのブログを書いています。
今週末で会社は丸の内から伏見へと移ります。
人気食べ物ブロガーを育ててくれた街が円頓寺と言っても大袈裟ではないでしょう。
いままでありがとうございました。
感謝、感謝です。

こんな感傷的な感じでブログを終えてもいいのですが、
これでは僕を育ててくれた街に失礼です。
最後まできっちりと役割を担っていきます。

四間道から国際センターに向かったところにある「やきとり風月」さんに行ってきました。

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隠れ家的なお店で、いろんな使い方ができます。
社員とじっくり話すも良し、お客様の接待も良し、お忍びも良し、
と使い勝手は万能です。
ほとんどが個室なので、面が割れることも少ないでしょう。

基本的にはコースでの提供。
一串一串、丁寧な仕事がされています。

「山田さん、いつもありがとうございます。」
「あっ、どうも、どうも。今夜もよろしく頼むよ。」
なんて気取ったりすることもあります。

前置きが長くなりました。
この日も大切な人とじっくり語り合います。
日本酒もワインも豊富です。
いい感じに酔っていくので、時々、写真は撮り忘れます。
今回は最終回記念で一気に写真をアップします。

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〆は担担麺か鶏ラーメンかデザートを選択します。
食べ物ブロガーはデザートを選択することはありません。
最後まで勝負に徹するのです。この日は担担麺でした。

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程よい刺激が体を覆い、酔いをわずかながら覚ましてくれます。
「お~、いいぞ、いいぞ、この感じ。なかなかやるじゃないか。」
といつものようなセリフもつい飛び出します。

しかし、円頓寺シリーズが最後だと思うと汗か涙か分からない状態で、
顔がグシャグシャになります。
別れは辛いものです。
ただこうした行動を取らないと真の人気食べ物ブロガーにはなれません。
これも修行の一つとして、別れを告げます。
ありがとうございました。

新天地で新たな歴史を作っていきます。
ごちそうさまでした。
また、いつか会いましょう~。

な~んてね・・・(笑)。

食べ物のはなし 番外編 煮込みうどん定食

名古屋の市街地を少し離れます。
人気ブロガーの住む中川区には意外と評判のラーメン屋さんが多いのです。
休日には暇を見つけては家人と出掛けることもしばしば。
家人にも気を遣い、家庭の平和を守ることも怠ってはいません。

この日も目的地はある中華料理屋さんでした。
行列のできる出来るお店として有名で、人気のラーメンが何種類かあります。
早めにいかないと並ばなければならないので、
11:30の入店を目指し出掛けました。

どうやら考えが甘かったようです。
11:30の段階で既に待ち人が何人も外に出ています。
人気ブロガーは瞬間的に頭を捻ります。
「これは11時半前に一気に入店したな。となるとお客が出てくるにはかなり時間が掛かるな。」
誰にでも思いつきそうな考えですが、
それなりの理由を見つけ別の店に移動します。

そして、また瞬間的に頭を動かします。
「ここを諦めたお客さんは、あのラーメン屋かあそこの店に行くな・・・」
単純な行動は避けなければなりません。
ラーメンで敷き詰められた脳ミソを変えるのは結構難しいのです。
しかし、麺類を食べることを諦めてはいけません。
そこは維持しながら脳ミソを切り替えるのです。

向かった先は中川区高畑の南にあるうどん屋さんです。
子供が小さい頃、よく顔を出したお店「新市川 中川店」さんにやってきました。

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なぜ新がついているかは分かりません。
中川店とありますが、チェーン店でもありません。
この一店舗だけなはずです。
疑問だらけのお店ですが、外には食事のサンプルが並んでいます。

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いつの間にか井之頭五郎さんの登場です。
最近はこのようなサンプルを出すお店はめっきり減ったのではないでしょうか?
少し寂しいですね。

あいにくこの日は二日酔いでした。
そして、空腹でした。
そんな時、最適な食べ物といえば、名古屋名物のひとつ、味噌煮込みうどんです。
「すいません、煮込みうどん定食を下さい。」
家人は単品の味噌煮込み玉子入りです。
こちらは玉子は別注文なのです。

煮込みうどん定食 1050円

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かなりのボリュームです。
ご飯も茶碗にいっぱい、フライも一品セットで付いてきます。
グツグツと踊る鍋を覗き込みます。

「あっ」気づいた瞬間、こんなふうになっていました。

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人間火力発電所のお出ましです。

写真が小さいって?
かしこまりました。

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何となく予想された人もいるでしょう(笑)。
予想通りの展開になってしまいました。

二日酔いの日は思いきり一味唐辛子をかけます。
味噌との相性がよく刺激的な味わいになります。
汗も程よくかき、一気に二日酔いが飛んでいきます。
これで夜も完璧な状態で迎え撃つことができます。

こちらのお店はうどん以外にも「味噌カツ定食」がおススメです。
中川区に来られる方はぜひお立ち寄りください。

ごちそうさまでした。
ラーメンのことはすっかり忘れました。

食べ物のはなし 番外編 ランチブッフェ

たまにはホテルでゆっくりとランチを楽しみたいものです。
人気食べ物ブロガーも行動範囲を広げなければ、
ただのB級グルメリポーターになってしまいます。
強い決意を持って、ヒルトン名古屋に向かいました。

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ホテルで食事をする時は
ウェスティンナゴヤキャッスルか名古屋観光ホテルに決めていますが、
(ウソです。リップサービスです。個人では行けません・・・笑)
たまには違うホテルを楽しむことも必要です。

3階にお店を構える「王朝」さんに行ってきました。

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この店構えが「どうだ!その辺のラーメン屋とは違うぞ!」
と威圧的な雰囲気を醸し出しています。
その辺のラーメン屋さん、ごめんなさい。

ランチはブッフェで40種類の料理を味わうことができます。
欲張りな食べ物ブロガーとしては全種類を食べたいところですが、
そう甘くはありません。
腹ペコで参上すれば、まだその可能性はありますが、
この日はそうではありませんでした。

朝食がお好み焼だったのです。
前日の夜の残り物を平らげるのも食べ物ブロガーの仕事です。
「今日のランチはヒルトンで中華ブッフェだから、朝はちょっとでいいよ。」
と言いたかったのですが、家人には怖くて言い出せませんでした。
平静を装い、たっぷりのお好み焼を頂きました。

結構、腹持ちがいいのが困りものです。
いつもなら11時半には腹がグ~ッと鳴り、腹ペコ具合をお知らせしてくれます。
しかし、この日はそんなお知らせもなくお昼を迎えたのでした。

王朝ランチ 3300円

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あちらこちらにいろんな料理が並びます。
腹ペコでなくても食欲はそそられます。

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デザート類も豊富に並びますが、こちらは目に入りません。
僕にとっては関心のない分野です。
あくまでも直球勝負なのです。

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一皿、料理を乗せたところで席に着きます。
「山田さん、それってツマミ?」
そんな声が聞こえてきます。
否定はしません。

ほぼ前菜で、スタートするのです。
体を馴らした後、メインを運びます。

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「お~、なかなか、やるじゃないか。」
いつものセリフが出てきます。
これだけでも鶏のココナッツカレー煮、海老マヨ、鴨ロースなど並んでいます。
まだ40種類のうち半分も到達していません。
お腹は満たされつつあります。

「いやいや、オレはこんなもんじゃない。もっと能力があるはずなんだ。」
とブッフェコーナーに戻ります。
食事類も相当あります。
担担麺、焼きそば、揚げそば、点心、チャーハン・・・。
どれを選べばいいか迷います。

20代の頃は腹がはちきれても食べていたと思います。
50歳になるとそんな勇気はありません。

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チャーハンと麻婆豆腐。
無難な選択になってしまった食べ物ブロガーでした。

残念ながら、読者のみなさんをアッと驚かせることはできませんでした。
朝のお好み焼が悔やまれます。

ごちそうさまでした。
これにめげず、来週も張り切っていきます。

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その49

先週の食べ物ブログは師匠にも認めて頂けました。
初めて使った「孤独のカメラ」は絶大な力を発揮したようです。
その評価をいいことに連発したいところですが、
こだわりの人気食べ物ブロガーはそんな安易な方法は取りません。

あくまでも自分の腕で勝負をするのです。
その美味さを豊富なボキャブラリーで表現していくのです。

そこそこのワインを
「芳醇な果実味と酸の絶妙のバランスが特長。
マイルドな口当たりで、長い余韻を楽しめるワインです。」
なんて、語ってみたり・・・。
お酒にもウンチクを並べる力を見せるのです。

そんなシーンを見てもらうために行ってきました。
円頓寺商店街にある「凡才」さんです。

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今年オープンしたばかりの新しいお店ですが、
ワイン通のブロガーとしてちょくちょくお邪魔しています。
こちらに置いてあるワインはすべて国産。
全国各地から特徴のあるワインを取り寄せています。

この日は経営者向け勉強会後の懇親会。

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ビールで乾杯し、口を潤した後、徐々に移っていきます。
まずはスパークリング。

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これはどこが産地だったかな?
地ビールのように段々と濃厚になっていきます。
後ろの写っているオジサンもかなりのワイン通ですが、
人気食べ物ブロガーの前ではオチャラケるしかありません(笑)

次に選んだのが「グレイズ茅ヶ岳」。

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これもなかなかです。
酸が豊富で酸のキレイなフィーリング、清々しい味わい、爽快感を素直に醸し出しています。

とHPに書かれていました。
そんな感じで味わいました。

こちらの自慢は味噌おでん。

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ワインと一緒に楽しみます。
味噌おでんに合うワインといえばそうです。
これです。

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え~っと、これは何て読むのかな・・・。
なんとか調べてみると長野県のワインのようです。
なかなかな味わいです。
同じワインがHPに載っていないので、どう表現していいかわかりません。

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このころになると生ハムも投入されます。
そして、4本目がこれ。

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これも先ほどと同じ小布施ワイナリー。
ワイン通のオジサンがこれが一番いいと言っていたので、間違いないでしょう。
僕もこれが一番美味しかったような気がします。

本来、味にはもの凄くうるさいのですが、
まずは仲間と楽しむ飲むことが大切です。
会話に夢中になり、味なんて覚えていないことも多いのです。
多いというよりもいつもそうかもしれません・・・。

人気食べ物ブロガーもお酒を飲むとだだの陽気なオジサンです。
まだまだ未熟なブロガーなのかもしれません。
それでも飲むことを楽しめなければなりませんね。

こちらの「凡才」さんはリーズナブルにワインを提供してくれます。
訳のわからないブログで終わるわけにはいかないので、
最後にお店をおススメしておきます。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その48

先週水曜、恒例のブログをアップすると
速攻で食べ物ブログの師匠からダメ出しが入りました。
店主の気持ちを反映していないのか、
それとも円頓寺らしくないのか、
気になって聞いてみました。

焼肉をテーマに書いているにも関わらず、
「うおォン」という言葉を発していないことがその理由でした。
本来であれば人間火力発電所になるべきのところ、すっかり失念していました。
人気食べ物ブロガーとして大切なことを見落としていたのです。
(わからない人は何のこっちゃですね・・・笑)

これは反省せねばなりません。
師匠に申し訳ない気持ちを抱えながら、会社の近くを歩きます。

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いつもなら北から南に向かうところを、この日は南から北に向かいます。
反省の態度が分かりにくく出ているようです。
国際センタービルから円頓寺商店街に向かったところにある「丸正」さんに行ってきました。

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こちらは博多とんこつラーメンのお店。
純とんこつ、淡麗塩とんこつ、とんこつ醤油と豚骨系のラーメンが並んでいます。
反省中の身としてはあまりアブラ濃い食事はよくありません。
ダイエット中に牛丼大盛を食べているのと同じです。
ここはあえてあっさりしたメニューを選ばなければなりません。
自販機をじっと眺め、お金を投入。
ボタンを押しチケットを受け取ります。
さりげなくチケットを渡します。

「麺の固さはどうされますか?」
「う~ん、そうだね・・・。かたでお願いします。」
はりがね、バリかたでは反省しているように思われません。
ここは素直に”かた”なのです。

「おまちどうさまです」
としばらくすると出てきました。
博多とんこつラーメンは早いのがいいのです。

水炊き鶏そばご飯セット 750円

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「ご飯にするんじゃなくて、替え玉を後から頼めばよかったな・・・。」
といきなり反省してしまいます。
反省中だから仕方ありません。

しかし、水炊きの出汁がしっかり出て、なかなかいけます。
ただあっさり目のこのラーメンはご飯のおかずにはなりにくいです。
ここはサービスで置いてある高菜を投入し、ふりかけ替わりにします。
これもなかないいです。
ラーメンもご飯もどんどん進んでいきます。
鶏も柔らかく煮込んであります。

体も段々温かくなり、モーレツに言葉を発したくなりました。
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気がつくとこんな感じになってしまっていました。
あっ、とうとう出てきてしまったぞ・・・。
でも、ちょっと見づらいかな。

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これだとうっとしいかな・・・(笑)
それでも師匠に少しだけ近づいたようです。
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そして、お店を出るとすっかり井之頭五郎さんになっていました。
これで反省も終了です。

これから食べ物ブログには時々登場するのでしょうか・・・。
今後のことは分かりませんが、食べ物シリーズは続きます。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その47

久々の円頓寺シリーズです。
もう忘れてしまった人も多いかと思いますが、まだまだ続くのです。
名古屋駅から円頓寺に向かった方角、円頓寺よりずっと南に入り、
柳橋に近い「炭火焼肉 煖」さんへ行ってきました。

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「これって、本当に円頓寺シリーズなのか?違うだろ!」
とお叱りの声が届きそうですが、名古屋駅からの方角繋がりということでご勘弁ください(笑)。
シックで高級感のあるお店です。

こういったお店は美しい女性と来たいところですが、残念ですが野郎3人です。
たまには栄養をつけてもらう必要もあるのです。

店長ともご挨拶させていただき、
「今日のおススメはなんですか?」と一般的な質問をします。
「そうですね。今日はいいヒレが入ってきたので、ぜひ、お召し上がりください。」
「それはちょっと高そうだな。止めておこかな・・・」
と心の中で呟きましたが、人気食べ物ブロガーも見栄を張らねばなりません。
「お~、いいですね。お願いします!」と口を滑らします。

定番の品が次々と運ばれます。

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ヒレ(値段不明)。

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ケンカが起きないように人数分に切られています。
一気に焼いて焦がすようなことはしません。
ケンカが起きないよう一つずつ丁寧に焼きます。

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「お~、いいぞ、なかなか、やるじゃないか・・・」
といつものセリフも自然と出ます。

次から次への焼き肉が運ばれます。

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美しい女性であれば少しずつ上品に食べますが、獰猛な野郎にそんな品性はありません。
どんな時でもスピード重視です。
お酒はマッコリに移ります。

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こちらでは1リットル用のどデカい徳利で出されます。
スイスイと飲んでいきます。
酔拳を披露したくなります。

「すいませ~ん、マッコリお替わり!」
と注文しスイスイと飲んでいきます。

定番メニューを一通り食べ、臓物系を頼もうと思いながら、野郎に聞きます。
「何を頼む?」
「タンがいいですね」
「カルビが食べたいです。」
どこまでも獰猛な感じです。

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飲み物はハイボールに変わります。
そのころようやく臓物系を食べさせてもらいました。

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夏も終わりましたが、まだまだ体力勝負です。
「ごちそうさまでした!」と店を出て名古屋駅に向かいます。
健全な時間に電車で自宅に帰ります。
気がつくと知らない駅に着いていました。

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マッコリが時間差で効いてきたようです。
酔拳の使い手にはなれません。

お疲れ様でした。
次回、本来の円頓寺シリーズに戻れるのでしょうか?

食べ物のはなし ウルトラスペシャル編

食べ物ブログをスタートして2年。
「人気食べ物ブロガー」呼ばれ1年が過ぎてきました。
地道な歩みではありますが、みなさんの支援のおかげでここまでやってこれました。

もしかしら今回が頂点かもしれません。
食べ物ブログは今後も続いていきますが、今回のお店は最初で最後かもしれません。

食べログ愛知で断然トップ4.46。
東別院から西に向かったところにある「トゥ・ラ・ジョア」さんへ行ってきました。

こちらは完全予約制。
一度、お邪魔したお客さんでないと予約できません。
昼2組、夜2組の1日4組のみの受付。
毎年12月1日から翌年の予約を開始しますが、1~2日で全て埋まるそうです。
普通に考えれば、予約することは不可能に近いといっていいでしょう。
電話番号も非公開です。
(僕は教えてもらいましたよ。ヤッター!)

名古屋の老舗企業の経営者仲間からお誘い頂き、素晴らしい機会を作っていただきました。
感謝、感謝でございます。

お店は個室が2つあるのみ。

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迎賓館にでもお邪魔してるかのようです。
料理はコースのみ。

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こちらのメニューは毎日変わるそうで、同じ品は一度も出さないのがシェフのこだわり。
一品一品を食材の産地から調理法まで丁寧に説明してくれます。
食に合うワインも提供していただけます。

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全ての料理を紹介したいところですが、
高慢ちきイヤミ食べ物ブロガーと思われてしまうので、止めておきます(笑)。
この2品だけアップします。

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分かりにくいって?
わざと写真はイマイチに撮りました(笑)。

いやいや、最高級の食材に最高の料理とおもてなし。美味しいワイン。
満足しないはずはありません。
これだけでも自慢しているようで、先輩から叱られそうです。

先輩「お前の仕事はなんだ?」
僕「人気食べ物ブロガーです。」
先輩「はっ?それが仕事っていうのか?それで飯が食えるのか?」
僕「これでは飯は食えません。」
先輩「お前はバカか!ちゃんと仕事しろ!」
僕「すいません・・・。仕事も頑張ります・・・。」

各方面からお叱りとか、「山田さんは毎日遊んでていいね」とか、
本質と異なるお言葉を頂きますが、めげずにこれからも続けていきます。

今回は貴重な場を提供いただき、ありがとうございました。
そして、ごちそうさまでした。

名古屋は飛翔するのか・・・。

夏休みに「名古屋」についてもう少し知ろうと思い、雑誌を2冊購入。
「週刊ポスト」と「東洋経済NAGOYA臨時増刊」。

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「週刊ポスト」を買ったのは生まれて初めてじゃないのかな。
決して他の特集が魅力的だったわけではない(笑)。

自ら「名古屋の名物」と言っているが、うちのことは2誌とも取り上げていない。
まだまだ名古屋のことを分かっていないな(笑)。
残念・・・。

「週刊ポスト」については扱い方が酷い。
名古屋を知らない人があれを読んだら、とんでもなくイメージが悪い。
面白可笑しく書いているとはいえ、名古屋人は納得できないことも多い。
せこくて厚かましくてがめつい連中と思われてしまう。
否定するつもりはないが(苦笑)、他人から言われるとちょっと気分が悪い。
外の人が名古屋を魅力的に思わないのは当たり前だ。
住めば都だというのに・・・。
一度住んだ人は名古屋を離れたくないというのに・・・。

「東洋経済NAGOYA臨時増刊」はさすがに経済誌だけあって、
多方面から名古屋の強さを取り上げている。
名古屋地区の大学を持ち上げすぎのような気もするが、いい意味で魅力的に伝えている。
このあたりは東京で行う来週の講演でもネタとして利用できそう。
(このことは改めて詳しく書きたい)

名大社の「ジモ採る」という採用担当者向けのサイトで、
僕が月1回書いているコラムもあながち間違いではない。
ご覧なられたことのない方はぜひご一読を!。
こちらがそのサイト

全国的に見ても「独自性」が強く、製造業に限らず特徴的な企業が取り上げられている。
コメ兵さんやCoCo壱番屋さんなんかも・・・。

「週刊ポスト」と「東洋経済NAGOYA臨時増刊」は切り口は違うが、共通点もあった。
「SSK」という英文字。
地元の方ならほとんどの人が知っていると思うが、
それ以外の方は野球用品のメーカーという認識かもしれない。

椙山女学園大学、愛知淑徳大学、金城学院大学の頭文字をとったもの。
今、愛知淑徳大学は共学になってしまったが、元々は地元を代表する女子大。
僕は大学時代、ここらの女子大生とどう出会うかばかり考えていた(笑)。
伝統的な歴史ある大学として今でも東海圏の企業には大きな力を発揮している。

どうしても地元で地元だけ見ていると見落としてしまう面がある。
こうして全国的な媒体に特集を組まれることはそれほど多くない。
そこで改めて知ることも多い。
この地域で事業を行う者として感謝すべき。
きっと名古屋は飛翔するぞ。

他に地域の方にも読んでもらいたい。