会社を移転し7か月。
円頓寺商店街に向かうことがめっきりなくなりました。
界隈のお店の方から
「山田さんは全然来てくれない」
「山田さんって、結構冷たい人なのね・・・」
回りまわって、そんな声が届いてきます。
決してそんなことはありません。
円頓寺は今でも僕の最も好きな場所です。

裏切り者でない証拠を見せなければなりません。
また、新しいお店も続々とオープンしているようです。
これは再び行かねばなりません。

円頓寺商店街真ん中、金刀比羅神社の北側にある
「酒事と飯事 黄瀬戸」さんに行ってきました。

今年3月にオープンしたばかりで完全予約制のお店です。
この付近はうろちょろしていましたが、以前は何があったかは全く記憶にありません。
どうやら美容院があったようです。

カウンター8席のこじんまりとしたお店で6800円のコース料理のみです。
飲み物は日本酒が中心。
料理に合わせたお酒が8種類提供されるセットもあります。
今回はせっかくなので、こちらをオーダーしました。

献立表はこんな感じで、日本酒についても県、蔵元、銘柄なども記載されています。

この写真では読みずらいですね。
では、早速、順番に紹介しましょう。
お酒のグラスも見逃さないように。
すべて違うグラスで提供されます。

海そうめん 紀土

空豆の御飯 杣の天狗

たこ・剣先いか 白岳仙

煮あなご 星泉

桜エビの茶碗蒸し 赤武

食器にもこだわりを感じます。

蛍いかのの燻製、小茄子とアンコウの肝 Sogga Nagano

じゅんさい 菊鷹 山廃

平貝の雲丹焼き、いさきの西京焼き 両関

この他にからすみを少しもらい、それに合うお酒も出してもらいました。

同席した日本酒通の同級生元カリスマブロガーも絶賛。
僕はうなずくだけでしたが、女将との会話も弾みます。

「今ほど、日本酒が美味しい時はないんだ。
なぜもっと評価されないのか!
もっと日本酒を飲むべきだ!ドンドン!!」
心地よく酔い、元カリスマブロガーも熱が入ります。

確かに全てが美味しいお酒。
微妙な違いを表現することはできませんが、満足のいく時間です。

〆の御飯も美味しく頂きました。
バックに流れていたのは80年代の洋楽。
ほぼ同世代の女将さんが我々に気を遣ってくれたような気もします。

久しぶりの円頓寺シリーズ。
なんと写真点数28枚。
過去最高の枚数を提供させて頂きました(笑)。
落ち着いて優雅な時間が流れる空間。
こんなお店が円頓寺にあるのもいいですね。

ごちそうさまでした。