今でも時々考えることがある。
もしあの時、自分が引き受けていなかったら、会社はどうなっていたのだろうかと・・・。少なくない確率で会社の存在はなかった。
そうだとすると、現在、共に働く仲間、名大社を支えてくれるクライアントやユーザー、そして、僕がこの間、ご縁を頂いた知人やネットワークの存在もなかった。
あの時の決断は間違いではなかったと思うと同時に今、こうして毎日を過ごせることに改めて感謝。
本日、株主総会を行い会社を任され5年目を迎える今、いい機会でもあるので、当時の出来事を改めて振り返ってみたい。
役員を降格になったことは昨年同時期のブログに書いた。2009年がスタートした時は悶々とした状態で仕事をしていた。前年のリーマンショックで会社の業績は急降下。過去一度も経験をしたことのない落ち込みを日々の営業活動の中で実感していた。
それでも会社を辞める気持ちは不思議と消えていて、健康的な状態とは言い難いが真摯に仕事に向き合っていた。しかし、会社の雰囲気は最悪。退職する社員は後を絶たず、暗い雰囲気が全体を覆っていた。
組織の中心から外されていた僕は、会社を客観的に見ながらも一人黙々と仕事をする日々。自分に課せられた仕事をこなすのみだった。
だが、自分の環境も徐々に変わり始めてきた。社長やナンバー2にほとんど相手にされない日々から少しずつ意見を求められるようになってきた。単純に組織が疲弊していたのが理由だったのかもしれない。
そして、期が明けた4月に営業部門を任される人事が発令された。
「何という気の変わりようだ」と僕は半信半疑でしかなかったが、久々に部下を束ねることになり気持ちは盛り上がりつつあった。しかし、業績の低迷は変わらない。全く先行きの見えない時間を過ごしていた。
僕が代わる前に部門を率いてきた若手のリーダーはそれまでの態度と一変し、あっという間に会社を去っていった。
あれだけトップに忠誠を誓い、部下に対して罵倒していた存在はいとも簡単に会社を辞めた。その人事に納得できなかったのか、会社に愛想が尽きたのか、先行きに期待感がなかったのかは分からないが、僕は会社から逃げたとしか感じることはできなかった。
営業だけみれば僕よりは格段に優秀。後輩だったためいろんな話もしてきたが、それ以降は一切に連絡を取ることはなくなった。
そして、5月のある日、数名の社員と社長宅に呼ばれ、食事をすることになった。かなり重要な話がでることは覚悟をしていた。一つはワークシェアリングの実施、もう一つは僕の役員への復帰だった。
役員の復帰といえば聞こえはいいかもしれない。しかし、会社が最悪の時期にその役職は責任が重い。しかも、ワークシェアリングの中味は半端なかった。次長以上の役職は給与半分、出勤半分と大胆なもの。
僕の場合、給与半分にわずかな役員手当、出社は自由、すなわち休みはなしということだった。割の合わない仕事だった。会社は助成金の申請をしていなかったため、次長より上の役職者の生活は厳しかった。
(続く・・・)
カテゴリ「会社を想う 仕事を思う」の記事一覧:
2014年5月27日
社長になるまでのこと 1
2014年5月18日
新しいキャリぷらとFネット拡大幹事会
16日(金)は東京へ出張。5月に移転した「キャリぷら東京」へ顔を出した。先月まで御茶ノ水にあったのだが、延べ5000名を超える学生の参加もあり、より規模を拡大するため九段下に移転した。


元気に就活を行う学生の情報交換の場となっているのはうれしいこと。うちの会社も僅かだが協賛しているので、もっと活用せねば・・・。
ほんの少しだけ宣伝をさせてもらった(笑)。

キャリぷら東京はふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の事務局であるキーカンパニーさんのオフィスも兼ねる。GW中に同様に移転された。ここでも少しだけ自社の宣伝(これじゃわからんか・・・笑)。

この日は各地域の就職情報会社(HR事業者)が集まってFネットの幹事会が行われた。ゲストを招いて新たなサービスの紹介もあったが、今回の議論の中心は次年度以降の新卒採用の在り方について。
これまで12月スタートだった新卒学生の就職戦線が翌年3月に後ろ倒しされる。それにあたり各社ともそれぞれの戦略を打ち立てている。すでにリリースしている会社もあれば、今まさに計画中という会社もあり状況は様々だが、各エリアに合致したやり方を練っている。
ブログではその戦略を披露することはできないが、僕自身学ぶべき点は多い。
どうすれば地域の企業がスムーズな採用活動が行えるのか、どうやってUターン学生にメッセージを送っていくか、ここでは活発な議論が繰り返された。こういった場は情報交換だけでなく、僕にとっては大いに刺激にもなる。
自社の足りたい点も感じ、新たな打ち手を考えねばとも弱い頭をグルグル回したりもする(笑)。
いい時間を共有させてもらいました。
夕方からは懇親会。
ここでは固い話から愚か者同士のくだらない話まで酒を酌み交わしながら盛り上がる。こういった時間も僕には貴重。日中には出てこないあっと驚くような話題もでてくる。そして、最後に記念撮影。みんないい笑顔。

よりよい就職環境を作るために、互いに切磋琢磨し励んでいく。1社1社の力は小さいかもしれないが、ここで協力することで大きなパワーを生み出していく。今後もそんな場になればいい。
一昨日はお疲れさまでした!
2014年5月16日
やっぱり営業は面白い!
ここ最近、僕の営業といえば既存の取引先の営業同行(挨拶回り)か、知り合いの経営者からの相談で営業と一緒に提案に伺うくらい。
ここ数年、営業らしい営業なんてしていない。ポジション的に全面に出ないことが通常ともいえるが、少し寂しくもある。
入社以来20年以上、営業畑で働いてきたため、その仕事の面白みは肌で十分感じている。営業に出たいと思いながら、悶々とした日々を過ごしている毎日だが(笑)、今回、新規営業の機会を頂いた。
ご縁のあった経営者から紹介してもらったため、純粋なプロモートとは言い難いが、社長や担当者とは全く面識のなく、過去一切接点のなかったお客様。そのお客様に一昨日営業を掛けてきたのだ。会社にお邪魔する段階の緊張感が心地いい。受付で電話をし(僕じゃないけど)、応接に通してもらう。
先方の課題は事前に把握をしていたので、その課題を深掘りする。うちの会社のことも知ってもらわないといけないので、大手との違いや特徴を説明。
隣に優秀な営業マンが同席しているので、僕は黙っててもいいのだが、ついつい話をしてしまう。それも身を乗り出して喋ってしまう。かなりめんどくさい奴になってしまった。
営業マンは僕に遠慮しているのは間違いない。今となっては商品知識にしても、他のクライアントの状況にしてもその営業マンの方が詳しいのは理解しているが、ついつい調子に乗ってしまう。
それでも場を白けさすことなく(多分・・・)、お客様の聞き役も十分果たし(きっと・・・)、一定の信頼関係も築けたと思う。それが証明されるのはしばらく先だろうけど。
お客様との商談を終え、同行した営業マンに駅まで送ってもらい、電車に揺られながら、その経過について振り返ってみた。そして、改めて感じた。
僕はお客さんとあ~だ、こ~だと話している瞬間が好きなんだと・・・。
会社の中で難しい顔をして、いや、そのふりをして過ごしているよりも外に出て、いろんな業界のいろんな担当の方と話をしている方がよっぽど楽しいと・・・。
営業って、いいなあ~、営業って、面白いなあ~。とつくづく実感してしまった。
僕なんて営業経験があったからこそ、今、このような仕事をさせてもらっているわけだ。
営業を通しての人との出会い、会話の中からの学び、よりよい提案、全てのことは営業が教えてくれたのかもしれない。
やっぱり営業は面白い。そんな日を送ると、また機会を作って外に飛び出してみたいと思う。
2014年5月14日
周辺が騒がしくなってきた・・・。
私事の話で恐縮です。
(いつも身内ネタしか書いてないのに、今更、何って叱られますね・・・笑)
多くの経営者同様、会社以外の活動でいろんな場に所属させてもらっている。ロータリーであったり、出身大学のOB会であったり、経営塾であったり様々。
各方面からお誘い頂き、断る理由もないので何も考えず所属するケースも多い。個人的にネットワークが広がることも財産だし、自分より優秀な方と接することでの学びや刺激も多い。
どこの場でも基本若手の存在となる。入会時は最年少だったりする場合もある。そんなことをしながら長いもので4年、短いもので1年が経過する。
最初のうちはただ参加し、ボーッとしていればよかった。話を聴きながらニコニコしていればよかった。そのボーッとしてニコニコしながら聞いていたのが好印象に映ったのか、余程ヒマそうに見えたのか、今年に入って責任の重い役職が一気にのしかかってきた。
新しい期に入る段階で班長や幹事など、会社の中ではお目にかかれないが、それなりの場ではそれなりのポジションが舞い込んできた。
「私なんてまだ未熟で・・・」と曖昧ながら否定的な言葉を発するものの、謙遜しているように解釈され、知らず知らずのうちに決まってしまう。
昨日なんて、早朝の会と夜の会の二つの会合でそんな役割を担ってしまった。
「山田さんは毎日飲んでいて楽しそうだね・・・」と所属グループの仲間から無責任に言われ(笑)、反論することもできず(涙)、そのまま受け入れることに。
今の状況をそのまま放置していくとヤバいことになるぞ・・・。昨日は朝も夕方も会社に居なかったし・・・。
このままでは社内、社外問わず、仕事せずに遊んでいる愚か者だ!と勘違いされる。誰か真面目な僕の姿を見てくれないかな。
最近、周辺が騒がしくなってきた。
今日は朝からしっかりと営業会議に出て、難しい顔をしながら仕事をしたいと思う。
と、つまらない私事でした(笑)。
2014年5月9日
うれしいとツラいが交錯した日
一昨日から何故か鼻水が止まらなくなった。体の異常は全くない。それほど気にすることなく一日過ごしたわけだが、自宅に戻っても変わらないので、いつもより早く就寝。
朝、目が覚めても症状は治まらず。予定していた早朝ランニングも延期し、安静にしながら出社。一番に近くの病院に出向く。
先日の盟友櫻山さんのブログにもあったように、ずいぶん待たされた割には、診察はあっという間に終了。1分程度じゃないだろうか・・・。結果としてはただの風邪。
薬をもらい飲んだのだが、鼻水が止まらない状態は続く。それが結構、ツラい。
いかん、いかん、夕方から懇意にする大学に依頼された4年生向けの講演がある。それまでには治さないと・・・。という感じで日中を過ごしていた。
そんな昨日、自分のブログをチェックすると、こんな表示がされていた。

PVがいつもに比べ高く、中部地区で3位にランキングされていた。前日書いたブログがかなりの反響があり、理由は不明だが多くの方に読んでいただけたようだ。
全く面識のない大学関係者の方から感想のメッセージを頂いたり、同じように存じ上げない方がtwitterでリツイートしてくれていた。友人からたくさんのコメントも頂いた。真面目に書くと結構反応があるもんですね(笑)。
これは僕にとってもうれしいこと。いつもこうだと更に嬉しいのだが普段の愚か者ブログではそんなふうにはならない。反響の余韻で生き長らえるだけだ・・・(笑)。
そして迎えた夕方。鼻水が止まらない症状は講演では何とか収まり、何事もなく話すことができた。やはり最後は気合だな(笑)。
昨年も同時期に話をさせてもらったが、参加者は半分程度。今年の就職環境の良さを物語っていた。
だが、参加してくれた学生さんは真剣。終了後、アンケートを見せてもらったが、「これからの活動に自信が持てた。」「中小企業の魅力がよく分かり、活動の幅が広がった。」など嬉しいコメントがたくさん書かれていた。
少しでもこれからの活動に役立ててもらいたい。
調子に乗って大学関係者と飲みに行ってしまったのは、体調不良の身でいかがなものかとは思うが・・・(苦笑)。それも僕にとっては嬉しい時間。
うれしいとツラいが交錯した日。お疲れさまでした。
2014年4月1日
新しい風

今日から新しい期。2014年度がスタート。桜も満開に近い。春らしい一日の始まりである。名大社でも新たに3名が戦力として加わる。3月に1名入社しているので、実質4名の入社と捉えてもいい。この小さな組織で4名は結構な数だ。
2名は新卒、2名は中途での採用。タイプも全てバラバラなので、会社の雰囲気も変わるだろう。大きな化学変化が起きそうな予感。
名大社の年初に掲げた今年の標語は
「変化を求める。変化を受け入れる。そして、変化を愉しむ。」
積極的に変わることを求めている。それは組織全体であり、各個人であり、僕自身でもある。言葉でいうのは簡単でも、実際は容易ではない。
しかし、自らがそんな機会を作り実践していかなければ、絵に描いた餅に終わってしまう。会社に組織に新しい風を入れるのは重要。
それに伴い、新しい部署も作った。どちらかと言えば苦手ともいえる分野にチャレンジしていく。既存の事業が上手く機能している段階で、新しいことに挑戦する。会社にとっても一皮むけるチャンスの時期。
営業チームも再編。思いもよらない上司、部下の関係がきっといい刺激を与えるはず(笑)。それを新しい仲間と共に始めていく。
窓から今朝の風景を眺めるかぎり、そんな新しい風を受け入れるには最高の一日となりそうだ。普段は月曜日に行う朝礼は今日に変更した。
よしっ、春物の新しいスーツで会社に行こう!
清々しい朝。新しい風に期待している。
2014年3月26日
スーパーハードな火曜日
今週は何かと忙しい週だが、その中でも昨日は全く休む間もない一日だった。この一年のボーッとしていたツケが一気に回ってきた感じだ(笑)。
改装したばかりのオフィスの応接室もフル回転で、ほとんど自分の席に座ることはなかった。普段は食べることのないコンビニ弁当をそそくさと自席で食べたくらい。
朝9時からは個人面談×2。これも相当体力を使う仕事なので、この業務だけで一日の仕事を終えたいのだけど、そんなに甘くはない。
11時からは新年度からスタートする事業に向けて新たなブレーンの濃密な打ち合わせ。何だかワクワクしてきたぞ。具体的な話はもう少し先だが、面白いことが仕掛けられるんじゃないかな。
午後からも4月からの新体制に向けての打ち合わせ。新たに戦力になってもらう方を交えて、次年度の取組みについてディスカッションを行う。ハードルは低いより高い方がいい。目標はちょっとムリ目が美しい。自分たちにプレッシャーを与えながら、仕事を進めていく。
(僕は言うばかりだけど・・・笑)。
そして、夕方からはまたまた個人面談。ふうっ~とため息をつく間もなく外出。夜はお客さまとの会食。会食といえば聞こえはいいが、社員ご一緒させてもらう飲み会。

会議室で打ち合わせをしていると思うようにアイデアが出ないが、飲みながらだと何故かいろんなアイデアが沸いてくる。この不思議な感覚(笑)。
このお客さまとの飲み会は健全に終了。忙しい一日だったので、そのまま帰ろうかと思ったが、急に一人になりたくなった。ブラブラと歩きながら錦方面へ。久しぶりに一人でしっぽり飲み。
この日の出来事をじっくり振り返る。いやっ、ボーッとしていただけか・・・。
そんな風にして、スーパーハードな火曜日はおしまい。
そして、今日もてんこ盛りな一日。とてもありがたい毎日だな思いながら、今朝も元気に行ってきます!(最後はパクリだな・・・笑)
2014年3月23日
明日からは個人面談ウィーク
この3連休。昨日、一昨日は比較的ゆっくりさせてもらった。最終日の今日はそういうわけにもいかなそうだ。
午前中は会社に顔を出し、改装中の状況を確認しに行く。長居したところで全く役立たずで邪魔になるだけなので、労いの言葉だけを掛け、そそくさと会社を出ることになるだろう(笑)。
年度末はドタバタと忙しいので、本当は会社で仕事をしたい気もあるが、騒々しい会社ではやれそうもない。他の場所で考えるか・・・。
今期も残すところあと1週間と1日。明日からは何かと忙しい。
まずは年度末の個人面談を実施する。1人あたり1時間を基本に今期の振り返りと来期への取り組みをサシで話し合う。人によってかなり面談内容が異なる。
場合によっては相当厳しい話もしなければならない。本人が気分を害することも言わなければならない。また、その逆で貢献度を称え、来期に期待する言葉を発することもある。お互い体力のいる仕事。できればそんな仕事などせずに毎日を送れればいいのだが、それではお互い納得のいく仕事はできない。
特に来期は大幅な組織改編を行う。新部署も立ち上げる。より強い会社を作っていこうと思えば、一人ひとりの意識と行動を変えるしかない。
「一番変わるべきはアナタでしょ!」と言われるだろうが、もちろんその通り。そこも含めて、変化を求めていかなくてはいけない。お互いに疲れると思うがそれも大切な時間の過ごし方。
そして、金曜日は東京でふるさと就職応援ネットワークの幹事会も行われる。嵌められたかもしれないが、なぜか幹事会では進行役を行わなければならない(笑)。午前中は同じ場所で説明会を開催するし・・・。
その翌日の土曜日は半期に一度の幹部研修会。来期に向けた全体会議。おかげさまで夜の約束も目白押し。4月から入社する新人のための準備もあるし・・・。相当ハードな一週間になりそうだ。
もっと早い段階から用意をすれば、そんな苦労はないのだが、それができないのがボンクラ経営者の証拠(苦笑)。
まずは明日からの個人面談。お互い有意義な時間を過ごしたいものだ。
2014年3月17日
中小企業が新卒採用を成功させる7つのコツ
昨日のブログでもほんの少しだけ書いたが、今日はキーカンパニー下薗社長の講演ネタ。

写真では分かりづらいかもしれないが、下薗社長は僕よりも1歳年上だがとてもそんな風に見えない。若々しいしイケメンでよくモテる。
そのため講演内容は「モテる経営者になるための7つの条件」だと思っていたが、人事担当者向けの講演テーマはそんなはずもなく、ブログタイトル通り(当たり前か・・・)。
中小企業が新卒採用を成功させるために必要な「採用活動の独自化」と「採用力向上」を基本テーマに2時間ほど話をされた。
ここで全てを披露するわけにはいかないが、今回の講演は僕が常日頃から感じていることをより分かりやすく具体的に、更により深く切り込んだ内容の濃いものだった。(下さん、いくつかパクらせてもらいますね・・・笑)。
現在、新卒採用市場はまさに真っ最中。市況が回復する中で求人数も増え、会社説明会の総数は昨年の1.5倍に達するという。当然、1社当たりの学生の参加者数は減り、学生確保も厳しくなっているのが現状。
すでに選考に入っている企業も多い。その中で、中小企業がどうやって採用していくのか。はっきり言ってしまえば、大手の採用を模倣しないということ。
大手企業、それも人気企業の選考は大げさに表現すれば落とすための選考。学生に求める条件もハードルが高い。志望理由の強さで学生の優劣を決めるケースも多い。それって中小企業にも本当に必要であろうか?。
また、学生が口下手だったりシャイだったりする。それではコミュニケーション能力不足で不採用になることも考えられる。しかし、それって入社して半年もすれば克服できるかとじゃないか?。
など、大手では当たり前に思われていることが中小にとって本当に必要かどうかを見直してみることを下薗社長は勧めている。その意見に僕も賛成だ。
その他にも会社説明会で学生を引き付けるポイントや本質を見抜く面接の手法、学生に意思決定をさせることの重要性など、7つのネタがてんこ盛りの状態であった。
この講演は最低でも3時間は必要かと思うが、やや強引に2時間で収めてしまったため、出席された人事担当者は相当頭の中が混乱してしまったのではないだろうか。吸収することが多すぎて・・・(笑)。もちろんいい意味です!
その下薗社長、イケメンということだけが魅力ではない。悔しい事にスポーツも万能。一緒にマラソンやゴルフを行うのだが、まず勝つことができない。僕の場合、地道に練習をこなし、ひたむきな努力を繰り返しているのだが、適当に練習をやっている下薗社長に全く歯が立たない(笑)。
おまけに弁も立つ。一昨日のゴルフも途中までは順調だったのに、うまく煽てられ調子に乗ってしまい酷い事になってしまった(それって言い訳??)。
そんな事が言いたいわけでもないが(笑)、今回の講演内容は僕たち東海地区の中小企業にも十分活かすことができる。新卒採用を成功させる7つのコツ。
自分たちがお手伝いするクライアントにも役立てられるよう、よりブラッシュアップをしていきたい。
2014年3月16日
静岡にて。
一昨日、昨日は静岡に出掛けた。まずは沼津で名大社のパートナーでもある就職情報センター(SJC)さん運営するセミナーに参加したのだ。

セミナーの講師はキーカンパニーの下薗社長。この講演も大変参考になったたので、この内容については明日のブログで触れたいと思う。
セミナー終了後はSJCさん始めふるさと就職応援ネットワークのメンバーと一緒に伊豆にある湯ヶ島ゴルフ倶楽部&ホテル董苑に出向いた。
情報交換を兼ねた慰労会。ただの遊びじゃないの?と思われるかもしれないが(笑)、温泉にゆっくり浸かりながら、お互いに今期の一年を振り返ったのだ。
伊豆の中でもこの湯ヶ島温泉はかなり細い道を抜けていく。演歌で有名な天城越えも近い。宿泊したホテルの見た目はゴージャス。バブル期の遺産と思われるような作りをしていた。


一昨日の晩も和洋折衷の料理に静岡のお酒を飲みながら、会話を楽しんだ。

そして、翌日はゴルフ。山の頂上付近にあるため、コースは傾斜が結構激しい。

こういった場所では日頃マラソンで鍛えた足腰がものを言うのだが、スコアとの相関関係はないようだ。この日もお粗末な結果で終了してしまった。センスがないのかな・・・(苦笑)。
ゴルフ場&ホテルを出て向かったのは、沼津港。ここで美味しい海の幸を食べることになったのだ。SJCの秋山社長はかつて沼津に住んでいたこともあり、周辺情報に詳しい。ありがとうございます!

この日も有名店丸天に連れて行ってもらった。生ビールを飲みながら、ボリュームある品が次から次へとテーブルに並ぶ。名物かき揚げは一人で食べきるのは無理だろう。

この写真にある刺身の盛り合わせを頂いただけでもお腹がいっぱいになってしまう。

他にもまぐろのテールシチューやかさごの唐揚げなど頂き、結果的にはお寿司に辿りつくことはできなかった(笑)。いやあ~、大満足。
こうして、あっという間の静岡の時間は過ぎていった。静岡県は愛知県の隣にあるにも拘らず、意外と馴染みがない。特に東部の地域はお邪魔することも滅多にない。まだ魅力を知らないままだ。それが約2日間の行動で、少しだけ理解ができた。特に東部は風情があるような・・・。
お疲れさまでした。
次にお邪魔できるのはいつだろうか・・・。その際はどうぞよろしくお願いします。

