一部のマニアの中では騒がれ木曜から始まったドラマ「ハゲタカ」。

僕はリアルでは観ることができず、PCで録画分を昨日、書斎で・・・。
ちなみに書斎はエアコンがないのでこの時期は長期滞在は難しい。
特に連日のこの暑さ。
汗だくになりながら初回のドラマを観た。

そんな話はどうでもいい。

一部のマニアが騒いでいたのは
2007年に放映されたNHKドラマ「ハゲタカ」との比較。
このブログでハゲタカで検索してみるとなんと46件。

すべてリンクさせようと思ったが、
それだけで膨大な時間を要するので止めておく。

ただ言えるのは2007年以降観てきたドラマでNHK「ハゲタカ」を超える作品はない。
今でも僕の中ではベスト1位のドラマなのだ。
何度もこのドラマを題材に勉強会を主催したし、
同じようなマニアとは「終わりなき入札」ではなく、
終わりなき名言呟きを繰り返した。
なんのこっちゃ(笑)。

10年以上経過するのに色褪せることのないドラマだし、
ここに描かれている様々なシーンは僕の仕事観にも影響を与えている。

そんな中でスタートした新たな「ハゲタカ」。
世の中には僕のようなおかしな連中が山のようにいるだろうから、
さぞかし制作スタッフも苦慮したことだろう。

それはドラマを観て感じる点でもあった。
NHKのドラマと違い、どちらかといえば原作に近い。
原作のことはかなり忘れているが
沢尻エリカさん演じるホテルのマネージャーがそれにあたる。

しかし、相当、NHKを意識しているんじゃないかと思わせるシーンは多い。
バルクセールの対峙の仕方であり、
旅館(料亭)でのやり取りであり、
ホライズン本社のオフィスでありと・・・。

出演者も太田緑ロランスさんや光石研さんあたりを使うのは心憎い。
光石研さんの中延さん役もいいと思うが、
役柄が異なる前回ドラマ時の雰囲気とほぼ同じ。
巧みな演出なのかな。

1話が終わった段階でドラマの中身を語るのは止めておくが、
今後の展開は楽しみ。
久しぶりに民放の連続ドラマを観ることにしたい。
きっとあちこちでNHK「ハゲタカ」論とテレ朝「ハゲタカ」論が繰り広げられるであろう。
現段階で言えば、NHK「ハゲタカ」にはまだまだ叶わないというのが僕の率直な感想。

それでも次回以降を楽しみにしたい。
暑い書斎で観るのはいやだけど(笑)。