国を問わない正統派の青春映画。
誰が観ても清々しい気持ちになるだろう。
韓国ドラマでも十分な気もするが、それだと短すぎるのかな。
ドラマは観ないので分からないけど。
ネタバレしない程度に解説すると、
母親を亡くした女子高生と完璧主義の先生の交流を描いたドラマ。
日本のドラマでもありそうな感じだし、
女子高生役なら誰々、先生役なら誰々とイメージできる。
先生役なら天海祐希かな。
彼女ならこの役を完璧に演じる。
イメージは間違いない。
ソウル国際芸術団がどれほどのものか分からないが、その学科に通う学生は真剣そのもの。
親からのプレッシャーに耐えながら厳しい練習をこなす。
そこには嫉妬や妬み、ヒエラルキーもあり、まさに女子高生らしい。
それぞれの立場の葛藤がぶつかり、喧嘩したり仲直りしたり。
韓国映画にありがちなどんでん返しや目まぐるしさはない。
想像通りの展開で終わる。
ある意味、期待を裏切らないが、ハラハラドキドキに馴れた韓国映画ファンには物足りない。
しかし、それでいい。
青春は真っすぐでなきゃいけない。
正面からぶつかり合うのはいいが、横から刺してはいけない。
だから清々しく映る。
正直、テーマもありがち。
どこかで同じような作品を観ている気がする。
それも安心材料なのかもね。
主人公イニョン役のイ・レは特別美人でもなく、どこにでもいそうな可愛らしい女子高生。
ライバルも同じ。
気になったのが先生役のチン・ソヨン。
凛とした佇まいがカッコよく完璧主義で一見冷酷な先生にはピッタリ。
誰かに似ていると思ったが、今は亡き竹内結子をシャープにした感じ。
唯一知っていたのは「犯罪都市 THE ROUNDUP」で悪役だったソン・ソック。
悪役しかできないと思っていたが、ここではイニョンの相談相手となる優しい薬剤師。
演技の幅は広いね。
かなり練習を積み上げたと想像できる舞踊シーンも見応えがあった。
それだけを楽しむファンもいるかもね。
ストーリーも単純明快で分かりやすい。
素直な気持ちで感じることが大切。
時にはそんな映画を観るのもいい。


