これからも前向きに 名大社会長ブログ

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やりたいことをやる

今週6日(火)、7日(水)は中部マーケティング会議が行われた。

これは年1回開催されるイベントで著名な方が講師として登壇される。
僕もお付き合いの範囲で出席させてもらっているが、
今回は転職フェアが丸かぶりでほとんど参加することができなかった。
聴きたい講演はいくつもあったが・・・。

その中で唯一参加したのが、株式会社ファミリーマート社長の澤田貴司氏の講演。
一度、話を伺いたかった方。
たまにTVに出演されているのは拝見していたが、イメージとは全く違った。
もっと固い方だと思っていたが、
どちらかと言えばべらんめえ口調で遠慮せずに喋るタイプ。
冷静沈着というよりは熱血漢がにじみ出ていた。

講演タイトルは「やりたいことをやる」。
失礼ながら子供っぽいタイトル(笑)。
それでも勢いのある面白い時間だった。

肝心の講演内容を簡単にまとめると澤田氏の半生。
生まれ育った環境から伊藤忠商事、ユニクロ、
ご自身で立ち上げられたキアコン、リヴァンプ、
そしてファミリーマートでの取り組みまでを駆け足で話された。

結論からいえば、伊藤忠商事時代にやりたかったことが
ファミリーマートで実現できたということになる。
その過程は苦難の連続。
もちろん成功もされているのだが、本人にとってはようやく今と言えるのだろう。

それを軽く笑い飛ばすが如く話されるので、
度量の大きさを感じずにはいられない。
自分と比較してもどうしようもないが、
器の違いをまざまざと見せつけられた。
同時に勉強にもなった。

話されることはとてもシンプル。
失敗しないための4カ条は、
1.顧客満足
2.社員満足
3.取引先様満足
4.キャッシュという。

とてもわかりやすい。
どんな事業でもそうだが、できるだけシンプルに考え続け、
そぎ落としていくのが大事なんだろう。
妄想を膨らませることは必要だが、最終的な着地点はシンプルであるべき。
話を伺いながらそんなふうに感じた。

澤田氏は率先して広報活動を行う。
今回の講演もファミリーマートの広告塔としての要素も強かった。
特にこの地区はサークルK誕生の地でもあるので、力の入れ具合も相当。

やはりトップは積極的に会社を広報しアピールしなきゃいけない。
果たして僕のやり方は正しいのだろうか?
間違ったブランディングをしていないだろうか?
これも話を伺いながら感じたこと(笑)。

そしてとにかく行動すること。
僕がどこまでやりたいことができてるかは別にして、
いいチャンスを与えられているのは事実。

5%の計画と95%の実行。
これも頭の中に叩き込んでおきたい。
ありがとうございました。

グーグルホームがやってきた

先週金曜日は名大社の哲学者と一緒にGoogleのオフィスへ訪問。
場所は東京、六本木ヒルズ。
その言葉を聞いただけで田舎者は緊張してしまう。
実際、受付を済ます段階でも結構緊張した(笑)。

目的はグーグルが考える採用のセミナーに参加すること。
自社の採用の取り組みとグーグルが考える企業向けの採用戦略がテーマ。
シークレットに行われたセミナーのため、その内容はヒ・ミ・ツ。
この文字のおき方がイヤな感じ(笑)。
あとで叱られても困るので、ブログで書くのは止めておく。

いやあ、立派なオフィス。
僕のようなセコイ経営者は家賃が一体いくらなんだ?
とすぐ考えてしまう。

採用に対する考え方は僕が普段講演で話している内容とほぼ一緒。
手段の違いはあるにせよ、大切なことは全く変わらないということ。
いい勉強になりました。

受付で頂いた紙袋を帰りの新幹線で空けてみるとなんとGoogle HomeMiniが・・・。

本当はセミナーの時にちらっと見たんだけどね(笑)。
なんて太っ腹な会社。
こう先行投資をして、あとでがっつり回収していくんだな。

ちょうどAmazonエコーかどっちかを買おうと思っていたのでいいタイミング。
嫁さんは「人間がダメになるから止めて・・・」と反対していたけど。
確かにその通りで、これに頼り切ると人はダメになっていくと思う。

しかし、この先、この存在を無視するわけにはいかない。
直接ビジネスに関わらなくても、今、世の中で何が先端なのかは知っておく必要がある。
早速、週末にアプリをダウンロードし接続してみた。

「OK、グーグル。明日の名古屋の雪の確率は?」
「明日の名古屋の最高温度は5度。天気は・・・」
いい質問が思い浮かばずベタな投げかけ。
変わった質問をすると当然答えられない。
僕の予定もアカウントを変更しないと教えられないという。

便利なものを有効活用するのはこちらのリテラシーが求められる。
このグーグルホームが活躍するか、
部屋の隅に眠ってしまうかは、僕のITリテラシーと連動するのかもしれない(笑)。

こうして偶然に手に入ったグーグルホーム。
くだらない使い方だけでなく、頭のいい使い方を覚えていきたい。
また、その使い方も教えてもらいたい。

「OK、グーグル。グーグルホームの賢い使い方を教えて!」
「・・・」

今月も面白そうな予感・・・。

昨日からスタートした2月の日本経済新聞「私の履歴書」。
今月は良品計画元会長の松井忠三氏。

無印良品をV字回復させたことは有名な話。
2年前、名古屋で開催された講演会もしっかりと参加してきた。
当時は経営戦略の話が中心だったが、
この「私の履歴書」では松井氏のこれまでの人生が克明に描かれることになるだろう。

大変興味が沸く内容。
文化人や学者、俳優さんも悪くはないが、僕はどうしてもこちらに気持ちが傾いていく。
自伝的な要素は僕にいい影響を与えてくれる。

昨日の初回を読んだだけでグッと引き込まれてしまった。
当たり前の話だが、僕の経験とは比べ物にならない。
ほんの米粒程度にしかならないだろう。

しかし、歩んできた道のりはそれほど遠くはない。
組織に疑問を抱いていたこと、
左遷にあったこと、
どん底状態で社長に就任したこと。
昨日、触れられた内容だけでもオーバーラップしてしまう面は多い。
強いオーナーと対峙するには相当な覚悟もあったはずだ。

くどいがそのレベル差は比べ物にならない。
松井氏の苦労に比べれば、僕は屁みたいなもの。
だが、そこに共感し、励まされ勇気づけられる面がきっと存在するんじゃないだろうか。

僕は現在51歳。
松井氏は51歳に社長に就任し、そこから辣腕を振るってきた。
僕の場合、程度が低いので、今の段階である程度やってきたと自分で納得してしまうが、
松井氏はこの歳からスタートしているのだ。

そう考えると僕はまだまだ甘ちゃんで歳を取っているわけでもない。
これからが全盛期となり改革すべきことも多いはず。
まだまだ若手経営者なのだ(笑)。

この1ヶ月間が描く松井氏の半生は僕にとって大きな学びになるはず。
楽しみであり、面白そうな予感がするばかりである。

熱い学生は嬉しいぞ~!

昨日は今年初めての大学生向けイベント「業界研究&インターン」。
名古屋駅前のウインクあいちで開催された。

全学生が対象だが、3年生がメイン。
後期試験も終了し、
(一部の学生は・・・)
就職について本格的に考える時期になってきた。

今年は売り手市場を反映してか、一般的に学生の動きは鈍いといわれる。
年内開催や首都圏のイベントの報告を聞くと
企業の熱心さに比べれは薄いように感じる。

多少不安を持ちながらの開催だったが、
結果的には盛況のうちに終了することができた。
夕方からは雪が舞ってきたが、それを吹き飛ばすような熱さだった。

イベント前のプレ企画として行われたのが「インターシップ学生による発表会」。
以前のブログでも紹介したが、名大社が実施した「シゴト発見インターン」の最終形。

過去3回行われた発表会で優秀賞を獲得した学生を中心に行われたのがこれ。
発表会の集大成というわけだ。
僕はまたまた審査委員長。
6組の学生が各々取材を行った企業の魅力をプレゼンする。
優秀な学生を集めているせいもあるが、全員レベルが高い。

僕が毎回のように総評で言っていた
「自分の言葉で話す」ということをどのチームも徹底できていた。
それも形に捉われないオリジナルの手法で多くの学生の前で発表。
いやあ~、なかなか、面白かった。
中にはオリジナルソングを歌って、企業の魅力をPRするチームもあった。

全てのチームを優勝させたいがそんなわけにはいかない。
1チームを選び表彰。
おめでとうございます。
本人の許可を撮っていないので写真はなし(笑)。

総評の場ではこんな話をさせてもらった。
「今回の仕事発見インターンの本当の目的は優勝することではない。
また、この経験を就職活動に活かすことでもない。
もちろんそれが目的でも間違いではない。
この経験が生きるのも事実。
しかし、本当の目的はもっと先にある。
みなさんが社会に出て働き始め、活躍する場面がでてくるだろう。
こそこそ本来の目的。
この経験が社会で仕事をするにあたり必ず生きてくる。
ここで感じたこと、学んだこと。
それは半年後ではない。1年後でもない。
2~3年後にじわっと自分たちの力になっているはず・・・。
やってきたことに自信を持って欲しい。」
な~んて、なかなかいいことを言っている(笑)。

終了後、イベント会場で優勝チームの学生と話をしたが、
「今回のこの取り組みがどのインターンよりも自分のためになりました。
ありがとうございました。」と言ってくれた。
主催者冥利に尽きる。
と言っても僕は何もやっていないのだけれど・・・(笑)。

他の講演や企業ブースでの面談も熱い雰囲気の中で行われた。
そんな学生のためにちょっとしたプレゼントもあったようだ。

この程度でも喜んでくれるのだろう。

2月に入れば更に加速化していく活動。
名大社は名大社らしく精一杯、学生と企業をサポートしていきたい。

関わったみなさん、お疲れ様でした。

中小企業でもできるブランディング術

10日前の話。
今年最初の西川塾の例会はゲスト講師を招いての講演。
今回は叩き上げブランドプロデューサーの安藤竜二さん。
名古屋では結構有名なブランド仕掛人。

以前から一度お会いしたいお一人だったが、
今回、ようやく願いが叶った。
石黒事務局長、見直しましたよ。
やる時はやるじゃないか(笑)。

見た目はロックンローラーのようなので、
(イマドキそんな表現はしないのかな?)
イカツイ方かと思っていたが、挨拶をさせて頂くと物腰も柔らかいすごく礼儀正しい方。
見た目で判断しちゃあ、いけませんね。
ロックンローラーというと、どうしても「完全無欠のロックンローラー」を思い出すからね(笑)。

今回のテーマは「中小企業でもできるブランディング術」。

安藤さんの半生から、これまで手掛けられた仕事を分かりやすく話していただいた。
安藤さんのブランドの定義は「消費者との約束の証」。
これがブランドだという。

ふと、自分に問いかけてみる。
うちの会社はブランドとして成り立っているのか?
常に問い続けることも大事になるだろう。
きっと忘れちゃうからね・・・。

安藤さんはいかに価値を提供するかを重きに置いている。
そして、現場を大切にしている。
そのため価値が見出されれば思い切り値段もアップさせてしまう。
正しい戦略だろう。
価値ある物は消費者が必ず理解してくれるという理屈。
そのためのブランディング。
そこには企業の大小は関係ない。

特に中小企業をメインとする安藤さんの仕事は名大社と考え方が近い。
この取り組みは採用のシーンでも役立っていくことは多いはず。
どんどんやれる可能性は広がると感じたし、
なんだかワクワクしていきますね。

講演終了後は懇親会。
お店は最近、ちょくちょく利用する「Trattoria Golyat」さん。
ここでも楽しい時間を過ごさせてもらった。

もちろん安藤さんにも参加いただき、
お酒を酌み交わしながらいろんな話題に花を咲かせた。
僕より少し年下だが、学ぶべき点は多い。

最後は定番の名古屋ナモ締め。
安藤さんが初めてとは驚き。
そして、全員で記念写真。

いい時間を共有できました。

そうそう、著書も購入。

今の読んでいる本を片付け、早く読まねば・・・。
いい機会を頂き、ありがとうございました。

雨の成人式

昨日は娘の成人式。
全国で123万人が成人の日を迎えたという。
娘は4月生まれなのでピンとこないのだが、
これでようやく大人の階段を登り始めたのだろう。

まずは、おめでとう!
これからは大人として責任感を持って日々過ごしてもらいたい。

そんなエラそうなことを言いつつ、僕はあまり父親らしいこともしていない。
子育てはほとんど嫁さん任せで、子供の入学式や卒業式は一度も行ったことがない。
時折、思いついたように厳しいことを言うくらい。

罪滅ぼし的に小学生の頃は毎年、夏には沖縄、冬には温泉に連れて行った程度。
それも高校になる頃には家族で出掛けることはすっかりなくなった。
進学の際も聞かれるまではアドバイスすらしたことがない。
いい意味かどうか不明だが、自立していたのかもしれない。

それが理由ではないが、
昨日は一日スケジュールを空けて、何でも手伝えるようにした。
とはいえ、できたことと言えば、
早朝の着付けのための送迎と成人式会場へ送ったのみ。
ここでも大した役には立たなかった。
それも生憎の雨のため役割を与えられたにすぎない。

あとは伊集院静氏がコピーを書いたサントリーの広告をメールで送っただけ。
本人もそれで十分だろう。
今さら変に関わってもおかしな話だし・・・。

娘が成人の日を迎え、どんな心境かは分からない。
単なる儀式と捉えているだけかもしれないし、秘めた決意があるのかもしれない。
着実に自分の道を歩んでいけばいい。

この春休みにはインドに行くという。
カンボジア、スリランカに続き、今度はインド。
敢えてその国を選ぶには何らかの理由があるのだろう。
心配な面は多いが、学生時代により多くの経験をして欲しい。
それこそ昨日のサントリーの広告だ(笑)。

今までも順調なことばかりではなかったけど、それもいい経験。
今が一番何でもできる時期。
とことんチャレンジして欲しい。
これからもがくことも多いと思うがそれも重要。

それにしてもあっという間の20年。
あんな小さかった娘がいつの間にか大人になった。
今でも壁に飾ってある七五三の写真。

今思えば懐かしい。

これからの人生を楽しみにしている。
二十歳の旅人に乾杯!
(パクリだね・・・笑)

仕事始めは宣言が大事

名大社では昨日が仕事始め。
初日は契約社員を含め全員がセミナールームへ集合。

前年の振り返りを含め2018年の目標を全員の前で発表し共有する。
もっと景気のいい初日にすべきかもしれないが、
そんな呑気に構えられる身分ではない。
今の置かれた状況を理解しつつ、これから自分がなすべきことを語り合う。

これが全員となる結構な時間。
時間的な余裕があれば別だが、イベント前の慌ただしいスケジュールであり、
かつ今日からまた3連休。
1分たりとも無駄にできない。
そのため一人ひとりの発表もダラダラするわけにはいかない。

8:30にスタートし、28名全員が発表。
総括して11:00には終了する。
与えられた時間は一人3~5分。
中味がなければ容赦なくツッコまれる。
オ~ッと唸るような発表をすれば何事もないように過ぎていく。
そんな時間。

最初は僕が30分程度、
今年の標語から2018年のあるべき方向性について語り、順次発表。
社長がもっとコンパクトに話せば時間に追いまくられはしないのだが、ここは職権乱用。
1年目と20年目、平社員と課長とは課題観は異なる。
当然のこと。
徐々にレベルを上げればいいし、上司の発言を聞いて学べばいい。
それだけのこと。

休憩を挟まず2時間半ぶっ通しで緊張感が溢れる中、
(若干、笑いもあるけど・・・)
行うので終了段階ではかなり僕はくたびれる。
しかし、その時間が会社にとっては大切。

時に期待され、時に叱責を受けることもある。
それを誰に隠すことなく全員の前で行う。
これが今の会社では健全な行為。
同じ方向をぶれずに向くためには多少面倒でもそんな事をしなければならない。

今年から各自の目標はグーグルドキュメントにもアップし全体共有を始めた。
これは発表のためだけではない。
常に確認できる状態におかねばならない。
年初の想いが継続できているかどうか、言葉だけで終わっていないか、
忘れないように常に確認するのだ。

ちなみに今年の標語はこれ。

自分で作ってケチをつけるのもおかしいが、気の利いたことは何も言っていない。
しかし、今の会社にはこれが重要だと僕自身は考える。

そして、僕の個人的な目標の一つ。

常に酔っ払い状態になる。
そんな発言はしていないが、意味としては近い。

「くどくなる」ということ。
同じことを何度も繰り返し言うイヤな人間になることを目標とした。
果たしてどんな行動になっていくのかな・・・。

さて、今日から3連休。
休み明けは怒涛の土日を含めた連続出勤となるが、
ちょっと休みが多すぎのような気もする。
それを言うだけでもイヤは人ですね(笑)。

謹賀新年2018

新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

元旦の朝は毎年やることは変わらない。
それを確実にこなすことでいい一年が過ごせるような気もしている。
朝一でランニング。

外に出ると路面は濡れている。
夜中に雨が降ったのだろうか。
天気もどんよりしている。
少々不安の中、走り始めた。
するとどうだろう。
徐々に明るくなってきた。

今年も拝むことができた初日の出。
気持ちがいい。

そして、僕は運がいい。
きっと今年もいい年になる。
それを感じさせてくれる瞬間だった。

走りながら考えた。
何を大切にしていくべきか。

優しさと厳しさ。
最近は世の中が優しさに寄っている傾向があるように思う。
それは間違いではない。
しかし、それだけでいいのだろうか。

自分に優しくなければ人には優しくできない。
自分に厳しくなければ人に厳しくはできない。
寛容は大切である。
しかし、それだけでいいのだろうか。
寛容の中にある不寛容。

その基準はあるのか。
多分、ない。
その都度、変化する。
その変化に整合性と自分なりの論理を持てばいい。
そんなことを考えていた。

具体的な目標はこれから。
ただ、今年もいい年にしなければならない。
それが僕の大きな責任。

そんな僕に呆れることなく今年もお付き合いくださいませ。
どうぞよろしくお願いします。

さて、冬期休暇をどう過ごすか

名大社では昨日28日から1月4日までは年末年始休暇。
一昨日の27日は全員で掃除をした後、納会。
セミナールームで一年の労をねぎらった。
といってもただの飲み会。

いつものように内輪ウケ満載。

写真は乾杯をしているのではない。
外勤(営業)チームと内勤チームとのゲーム合戦でボロ負けした営業チームが
罰ゲームとしてとんでもなくマズい健康茶を飲まされているシーン。
僕は内勤チームの所属だったが、完勝でしたね(笑)。
こうして笑顔で無事に一年を過ごすことができた。
何はともあれ感謝!

今回の休暇は8連休だが、大した予定が詰まっているわけではない。
昨日は会社のメンバーとゴルフだったが、
今日からは大きな行事は何もない。
家族で食事に行ったり、実家に顔を出したり、友人家族と飲む程度。
海外旅行もなければ温泉旅行もない。
静かな休暇となりそう。

それでも僕の頭の中はあれもこれもとやりたいこと、やるべきことがいっぱい。
一家の主の義務として大掃除など家庭内の役割はあるが、
それ以外は期待されていないこともありほとんどない。
まあまあ自由な時間が多いわけだ。

普段、あまりゆっくりする時間がないので、のんびりすると共に、
アウトプットのためのインプットに努めたい。
そして、何を血迷ったか「Fire HD 8 タブレット」を購入してしまった。

いつも「Let’s note」を持参しているので必要性はない。
自宅にはiPadもある。
それほど利用価値があるとは思えないが、つい買ってしまった。
これもAmazonプライムに侵された哀れな人間なのか・・・。

電子書籍は自分には合わないと思うものの2018年は密かにメインにしようとしているのか、
いつでもどこでも映画を観ようとしているのか、
正直なところ、自分でも明確な解はない。
そのうち使わないオモチャになってしまうかもしれないし、
生活の一部になっているかもしれない。
この休暇中にいい使い道を探っておきたい。

一年を通して、年末が一番落ち着ける。
無事に一年過ごせたことを安堵できるわずかな時間。
年明けになれば、改めて目標を立て、
期待と不安が交じり合い緊張感が生まれる。
そのピリピリした時間を共有しながら、
今年は大丈夫だろうか、上手くやれるだろうか、と頭を巡らせる。

落ち着いたゆっくりした時間は思ったほどない。
そんな意識をするとこの年末の緩い時間がよりありがたい。
そうはいってもマラソン大会に向け、走り込まないといけないけど・・・。

それを含め、この冬期休暇をどう過ごすか。
まずは今日一日を充実させることですね。

はい、これから走ってきます(笑)。

ここからスタートしていこう

17日(日)は「みん就×ふるさと就職応援フォーラム2019」が東京の浅草で開催された。
地域の就職情報会社が加盟する「ふるさと就職応援ネットワーク」の共同事業で3年目となるイベント。

全国から70社の企業が集結し、名大社からも7社の地元企業に参加いただいた。
対象となるのはUターン就職を志す首都圏学生。
まだまだ就職をイメージできない低学年の学生から、
そろそろ真剣に考える3年生まで多くの学生が参加してくれた。

まずは「若手社員によるリアルトーク」。
日本一暑苦しい男と噂される株式会社キャリアフラッグの熊澤社長のファシリで
軽快にディスカッションが進行。
終了後、各ブースでの面談がスタートした。

業界研究やインターンシップ情報など、
ここで入手する情報は就職活動の準備において大いに役に立つ。
そろそろ志望する業界や職種を決めていく学生には貴重な時間となっただろう。
やはり企業を知るには人と接するのが一番。
ネットで情報を入手するのも大切だが、ナマの声を聞き、
肌感覚で企業を感じることも企業選びにおいては重要。
そんな経験を繰り返しながら少しずつ興味や理解を深めてもらいたい。

自社のイベントであれば僕は大した役割もなく会場で立ち会っているだけだが、
(ボーッとしているだけという話もあるけど)
今回は異なる。
地域の就職情報会社の代表として学生の相談に乗る立場。
久々に名古屋のカリスマキャリアカウンセラーの登場である(笑)。

僕のブースにも愛知県、岐阜県出身の学生が相談に来てくれた。
Uターン就職を考えているものの、企業規模や仕事のスケールを考えると
首都圏の企業の方が魅力的に感じている学生が多いようだ。
僕は肯定も否定もせず、現状について答え、
学生の価値観がどちらにあるのかを求めていった。
正しい答えは自分で導き出すべきで、こちらはあくまでも問いかけ、客観情報を提供する。
それでもいいきっかけにはなったと思う。
次回は名古屋のイベントで会いましょう~。

中にはUターンではない学生の相談もあった。
東京六大学で野球をやり、当初はプロを目指せるくらいの活躍をしていたものの、
段々成績が落ちてきた学生。
能力の限界を感じ、今は社会人野球も諦め一般的な就職を目指そうと思っているが、
どうすればいいのか悩んでいる。

その誠実さには好感が持てたし、そんなもがいている姿こそ応援したくなる。
そんな場合、僕はその状態が正しいこと思い切って言う。
迷うことがいいことなんだと伝える。
彼のような経験をした学生がどこの企業も最も欲しい人材であるだろう。
これからの可能性と決断の大切さの話をさせてもらった。

たまには学生相談に乗るのもいい。
逆にそうしないと僕自身も鈍ってしまう。
先日は東京会場であったが、今週金曜22日は大阪会場でのイベント。
詳細はこちら

僕は別の予定で出席できないが、関西地区の学生さんはぜひ、参加してもらいたい。
僕のブログで関西の学生に響くのは難しいとは思うけど・・・(笑)。