これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「これからを思う」の記事一覧:

新生パフをよろしく!

一昨日は久々の東京出張。
前回が3月中旬なので、3か月半ぶり・・・。
新幹線もまだまだ空いていた。

目的はここ。

株式会社パフの改装されたオフィスを見るため。
それも目的の一つだが、さほど重要ではない。
でもオシャレにまとまっていたね。

大きな目的は取締役会と期末の懇親会。
これでも僕はパフの社外取締役。
5月はオンラインでの取締役会だったが、今回はリアル。
とても重要な議案なので、やはり対面での議論が必要。

それはなにか。
昨日のパフ釘崎社長のブログにも書かれているが、パフ史上、最大の決議。
創業者であり23年間社長を務めてきた釘崎さんが副社長の吉川さんにその座を譲る決議。
ついにというか、ようやくというかはいろんな見方があるが、
取締役会で吉川さんへの社長交代が内定した。

喧々諤々の議論という噂もあるが、それは僕が断固反対すればの話。
しかし、断固反対するわけもなく、スムーズに社長交代が決議された。
パチパチ。
どうやら僕も社外取締役はクビにならないみたい。

取締役会後は全従業員に向けた事業報告。
24期最終日となった一昨日は、これまた別の記念日。
なんとこの状況下において、パフは過去最高益をはじき出した。

立役者の一人カカも嬉しそう。
コロナの影響モロ被りの名大社としては羨ましくて仕方ない。

オンラインで参加する従業員も含め、吉川さんと釘崎さんのスピーチ。

これから二人の呼び方を間違えそうなので、この際、呼び捨てにするかな(笑)。
いやあ、それにしても素晴らしいですね。
パチパチ。

社外取締役の影の貢献も大きいはず。
しかし、誰も言ってくれないので、懇親会の乾杯の挨拶で自分でアピールしておいた(笑)。

業績がいいと必然的にみんな笑顔になる。
内定者を交えた懇親会も大いに盛り上がり、終わることなく延々と続いていった。
懇親会のチーム対抗戦では山田チームが断トツで優勝。
やっぱ、貢献しているじゃないか。

最後の最後まで付き合って、かなりくたびれたけどね。
ヘベレケ社員もご愛嬌(笑)。

そして、昨日からパフは新しい期を迎えた。
こんなニュースリリースも出されている。
詳しくはこちら

ここには僕もコメントを寄せている。
釘崎さんと吉川さんを必要以上に持ち上げるステキなコメント。
まあ、ほんとのことだけどね。

世の中が大きく変化していく中で現状に留まることは許されない。
パフも新たな時代を迎えるわけだ。

僕もできるだけ新生パフをサポートしていく。
みなさんもぜひ、応援してください。
新生パフをどうぞよろしく!

自分の中の「正義」は正しいのか

少し前に日経新聞で「日経バーチャル・グローバルフォーラム」の広告を発見。
視聴無料なので、早速申し込んだ。

「パンデミック時代の正義: コロナウイルスは我々の生き方を変えるのか?」
という米ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の講義。

サンデル教授は10年ほど前、テレビで「ハーバード白熱教室」を観た以来。
今もお元気なんですね・・・。

今回は日本に向け、今の時代の正義について語られていた。
倫理的なジレンマは平時には気づかないという。
特にコロナが与える影響についてどう対応していくのか。
そんなことをサンデル教授の高い目線で語られる。

大きく分けると3点。
1.グローバル化にどう影響をするか
2.資本主義にどう影響するか
3.民主主義にどう影響するか

1については各国が協力よりも自国優先で内向きになっていること。
2については国家間での格差、ポピュリスト勢力が拡大していること。
3については世代間の分断があり、共同体の必要や希望を持つ必要性があること。
これは僕が走り書きでメモった内容。

サンデル教授は今のアメリカの危うさについても持論を述べられていた。
コロナの件でいえば日本の方がその対処法は優れており、アメリカは学ぶべき。
自由の意味をもっと考えるべきだと・・・。

確かに日本は義務化はされていないがマスクは当然のようにみんなしている。
それは自分だけでなく周りを守ることに繋がる。
一方、アメリカは自由として本人の意思が尊重される。

市民の危機や道徳を考えた場合、どちらが「正義」なのか。
何が平等で何が不平等なのか。
このコロナはそこを含め民主主義を改めて考えるきっかけとなると・・・。

そんな講義を聴きながら、改めて僕にとっての「正義」とは何か。
表現を変えると僕にとっての「美学」は何か。
正義=美学かどうかは分からないが、そこは自分の中にしっかりと持っていたい。

それは会社や仕事への姿勢や覚悟、自分の生き方においても。
他人にとってはくだらない拘りかもしれないが、それが「正義」だとすれば貫くべき。
極端な言い方をすれば、僕は人に迷惑をかけるなら死んだほうがいい。

だったら死になさいと言われかねないが、それは迷惑のレベルによる(笑)。
これもきっと僕の中の「正義」が反映される。
訳の分からない話になってし合ったが、改めて「正義」について考える機会となった。

そういえば、最近、サンデル教授の著書も購入。

手つかずのままだ。
明らかに人生の後半戦、「正義」について語り合わなきゃいけないのかも・・・。

日曜の夜が物足りない

先週金曜・土曜は「ジモト就職フェア」。
久々の合同企業説明会。
万全な体制の下での開催であったが、無事に終了することができた。
参加頂いた学生さん、企業ご担当者の方々、ありがとうございました。
またきっちりと運営を行った名大社スタッフのみんな、お疲れ様でした。

やはり直接会う場は重要。
企業側、学生側の声を聞く限り、リアルの価値を改めて認識。
今後もルールを設けながら開催していきます!

この金曜、土曜は会社では別のガイダンスも実施。

22卒向けのグループディスカッション対策を基本としたもので、人数を限定し開催。
6月に入ってあれもこれも動くようになってきた。
僕はどちらのイベントも運営スタッフとしては役に立たないので、迷惑を掛けない程度に見守るだけ。
それでも、ずっとマスクをしてるのは疲れるね(笑)。
他に高校生とオンラインで面談したり・・・。

そんなこともありゆっくりできたのは昨日。
日曜日もようやくちょくちょく出掛けるようになったが、それでも大人しく過ごす日が多い。
夜に出掛けることはまずない。

ここ数年、日曜の夜の過ごし方は定番化している。
夕食を食べた後、書斎でNHK大河ドラマを観ること。
それが定番。

評判の低かった「いだてん」もその前の「西郷どん」も欠かさず観た。
「いだてん」も個人的には好きじゃんね・・・。

そして、今年は「麒麟がくる」。
なんといっても僕の出身地岐阜を描いている。
以前、お邪魔した時もそうだが、岐阜駅周辺もかなり盛り上がっていた。

今まで明智光秀に関心はなかったが、ドラマは楽しみにしていた(笑)。
そして、期待を裏切ることなく、ハラハラする展開で僕を惹きつけていった。

モックン、よかったですね。
あんなカッコいい斎藤道三は初めて観た。
そして、桶狭間の戦い。

これから更に面白くなっていく時に・・・。
う~ん、仕方がないとはいえ、かなり残念。

先週、どこかの大河ファンが書いていたように過去のドラマを振り返るのも悪くはない。
昨日の「国盗り物語 名場面SP」も面白かったし・・・。

しかし、やはり日曜の夜8時は進行形のドラマが観たい。
そう思うと物足りない日曜日。
しばらくそんな日が続くと思うとちと寂しい。
再開時期はまだ公表されていないので、当面は別のことでもしようかな・・・。

と、あまり中身のないブログになってしまった気もするが、
早く放送されることを楽しみに待っていたい。
衣裳にもなぜか惹かれるしね。

そして、オンライン授業がスタートした

昨日から非常勤講師を務める南山大学経済学部の授業がスタートした。
今年で3年目。
これまで同様、キャリアアドバイザーのニシダと第2クオーターの全15回を担当する。

ありがたいことに評判も良く、
(多分ね・・・)
今年は110名の学生が受講。
そうそう、科目は「自己とキャリアの形成」。

基本的には例年と同じだが、決定的に違うことが一つ。
今年は全てオンライン。
第2クオーターはリアルでの授業も検討されたが、結果的にはオンラインの授業。

僕の仕事もZoomでの打ち合わせが日常化しているので、慣れてはいるが授業は初めて。
どう段取りすればいいか、よく分からない面もある。

その点、相方がいるのは大変助かる。
リテラシーの高いニシダに多くを任せておけば進行もスムーズ。
事前準備も済ませ、計画通りに授業を進めるだけ。

会社の応接はラジオのスタジオみたいに2人のパーソナリティが掛け合いで喋る場となった。

これまでは対面の授業なので、学生の空気感を感じながら進めればよかった。
笑いを取るところ、真剣に話すところも場の雰囲気で作ることができる。

そこがオフラインと異なる点で、難しさは授業を行いながら痛感。
学生はほとんどビデオ停止にしているので、どんな状態かも不明。
一部、顔を出してくれている学生を頼りに話を進めるだけ。

これを独りで行うと相当しんどいだろうが、
二人で進めると程よい緩さも生まれ、いい感じにまとまる。
勝手にそう思っただけだけど(笑)。

結果的には勢い余って喋りすぎたこともあり、時間が足りなくなった。
ニシダではなく僕のせいでね。
すみません・・・。

初回は2年前に受講した先輩学生のインタビューも流し、授業のメリットも語ってもらった。
これはオンライン授業だからできること。
かなり参考となる意見だったと思う。
自画自賛するより第三者が薦めてくれる方が説得力はあるよね・・・。

110名も学生が参加するとワークショップやブレイクアウトルームは難しいかもしれないが、
やり方次第でいい学びの場を提供できそう。
きっとニシダがよりいいアイデアを出してくれるだろう(笑)。

オールドタイプとしてはリアルでやりたい気持ちもあるが、
オンラインは自分の成長にも繋がる。
受講する側だけでなく、提供する側もスキルを高めなければならない。
この後、提出レポートをじっくりと読みながら、自らの改善点も探っていきたい。

学生諸君、2ヶ月間、よろしくお願いしますね!

とっても静かな54歳

ロビン・ウィリアムズが主演の映画「ガープの世界」でこんなセリフがあった。
T.S.ガープという名前のT.S.はどんな意味かという質問に「とってもさみしいガープ」と答えるセリフ。
映画ではTerrible Sadとのことだが、見事な日本語訳だと当時思った。

他にもT.S.を「とってもシャイ」とか、「とってもセクシー」とか、
映画の中でロビン・ウィリアムズは答えていた。
もう30年以上前に観た映画だが、そんな記憶だけは残っている。

それがどうした!と言われると返答のしようがないが、昨日は僕の54歳の誕生日。
とっても静かな誕生日。

家族でもいつもと変わらない夕食。
特別なことはない。
お祝いの言葉もない。
でも、娘がケーキを買ってきてくれた。

それはそれで嬉しい。

そして、多くの仲間がお祝いの言葉を掛けてくれた。
温かいメッセージや励ましの言葉を頂いた。
本当にありがとうございます。

コロナの影響をもろに受ける中で気持ちが塞ぎごむこともあるが、
仲間の声に勇気づけられるのは確か。
「負けてたまるか!」「まだまだこれからだ!」という気持ちにもなる。

本来であればパーッと飲みに行き大騒ぎしたいが、それはしばらくの我慢。
昨日もしんみり飲んだくらい。

そんな昨日だが、会社としては初めての試みも。
「マイチャレンジインターンシップ」として20日より高校生のインターシップを行ったのだ。
来週改めてPRさせてもらうが、この夏、高校生向けのイベントを開催する。
これは一般社団法人アスバシさんの協力を得て行う企画で、
自分たちも高校生の実態を知る必要もあり、インターンシップを受け入れることになった。

愛知県の高校は5月中は休校。
高校生も時間があるので、オンラインで対応し参加。
昨日が参加した3名のプレゼンだった。
なんと一人は島根県の高校2年生で、彼はSNSを通しこの企画を知り参加していた。

その意欲だけでもあっぱれだが、3人のプレゼンは素晴らしかった。
正直なところ、僕は彼らのプレゼンを期待していなかった。
所詮、高校生と甘く見ていたが、彼らの問題意識やリサーチ力には驚いた。

自ら参加する意欲的な姿勢は元々持ち合わせているだろうが、
うちのメンバーが多く聞いているのにも関わらず、物怖じしない態度も感心してしまった。
名大社の弱点を遠慮せず突いてくる度胸も素晴らしい。

終了後、参加したメンバーに聞いてみたが、みな同じような意見。
こちらがいい学びをもらった。
新たなイベント運営のヒントももらったといえる。

3人の高校生諸君、アスバシの毛受さん、肥田さん、ありがとうございました。
こんな誕生日の迎え方もいいもの。

今日、僕は一日、ほぼ仕事。
午前中はTV愛知「サンデージャーナル」の収録。
ヒマな人は明日、15時から観てください(笑)。
午後は大学の評議員会。
珍しくネクタイを締める一日。
高校生に負けないようにしっかりと表現しないといけない。

とってもハードな54歳となりそうだが、一日一日を大切に、
そして前向きに過ごしていきたい。
これからもどうぞよろしくお願いします。

人生100年時代の学び方

先週木曜日は日本の人事部主催「HRカンファレンス」に参加。
昨年までは東京で4日間通してのイベントだったので、
時間を見つけてはちょくちょく参加していた。

今年はオンライン。
イベント参加のハードルも下がった。
昨日のパフ主催のセミナーも従来であれば足を運ぶべきセミナーだが、随分と景色は変わった。
服部先生、ありがとうございました!

今後、多種多様な企業がセミナーを行い、価値を提供していくだろう。
参加者も気軽に申込んで、つまらなければすぐに離脱。
それが当たり前の時代になると、競争も間違いなく激化する。
簡単に始められるのはメリットだが、その分、コンテンツや運営方法がより求められる。
セミナー主催者は悩みどころ。
有料か無料かも含めて・・・。

自分たちも提供する側なのでそこは十分検討せねばならないが、
無責任に言えば選択の幅が広がりありがたい。

ちょっとブログの主旨とは違う方向にいってしまった(笑)。

テーマはタイトルのある通り「人生100年時代の学び方」
講師は慶應義塾大学大学院 特任教授の高橋俊介氏。
すでに今年2回目

前回は働き方だったが、今回は学び方。
これからの時代、僕たちはどう学んでいけばいいのか。
今週で54歳になる身として、今更、学び方なんてどうかと思うが、
僕にとっては重要なテーマ。

人生を100年送るつもりはさらさらないが、元気なうちは学び続けたいと思う。
「10代や20代の時にそうしろよ!」とお叱りを受けるかもしれないが、最近、よりそう思う。
なので、名大社の若手諸君も後悔しないためにもっと学ぶように! 
30代になってからは結構学んできたけどね。
その重要性にもっと早く気づけばよかった・・・。

そもそも、学ぶこと=教えてもらうこと、その考え自体が誤り。
あくまでも主体的でなければならないし、それを伝えあう学びあいの習慣が必要。
それが高橋さんのいわれる良い習慣。

経験的実務的な専門性も必要だが、体系的先端的専門性を継続的に追及することも必要。
(なんのこっちゃ。まあ調べてください・・・笑)
先が分からない時代で、もはやキャリアを会社任せにはできない。
計画的にキャリアを形成すること自体が非現実的になっているという。

結果的に満足度の高いキャリアに導くのは良い習慣。
そのために自身をグルグルと回さないといけない。
まだ遅くはない。
僕もそんな取り組みをしていかないと・・・。

高橋さんはビジネスパーソンには「リベラルアーツ」が必要といわれる。
これから求められる「信頼社会」ではより重要になってくると。
そのためには自分の専門分野を持ち磨かねばならない。
それが自身の世界観にも繋がっていくのだろう。

果たして僕の専門分野とは・・・。
問われると非常に困る(汗)。
そろそろ見極めていく時期なのかもしれない。

えっ、遅い?
大丈夫、人生は100年時代。
あと何年働くかは分からないけどね。

いい気づきとなりました。
ありがとうございました。

ずっとPCの前にいたような・・・

8連休も終了し今日から仕事。
非常事態宣言が継続するため万全な体制とはいい難いが、やるべきことをやっていきたい。

この休暇中は外出はほぼなし。
ランニングとちょっとした買い物ぐらいでずっとSTAY HOME。
家族でこれだけの期間一緒に昼も夜も食事をするのはどれくらいぶりだろう。

あまりにも時間があるので手作りピザなんぞも作ってみたり・・・。

頻繁にスーパーに行かなきゃならない理由もよく分かりました。
世の中のお母さんを尊敬します(笑)。

そんな休暇を過ごしたわけだが、僕はいったい何をしていたか。
かなりの時間を書斎のパソコンの前で過ごしていた。
大半の時間はここにいたんじゃないかな。

Amazonプライムビデオの映画も「麒麟がくる」もここで観ていた。
オンライン飲み会も何度か行った。

写真は2度目となるFネット代表者の懇親会。
運動不足なのか腹が出てますね(笑)。

それとは別に研修にも何度か参加し学びを得た。
今後、こんなケースは増えていくだろう。

写真はボカシておこう。
そして僕が必要以上に利用したのがNEWS PICKS。
今までは記事を読む程度だったが、今回は動画もガッツリと観たり。

「withコロナ時代の生存戦略:イベント業界」については
参考になる点も多く、別の機会で語りたい。
今後、その世界が繰り広げられていくのは僕も感じていること。

それとは別に刺激を受けたのが冨山和彦氏の講演と対談。
「なぜ今、CXの時代なのか?」
「コロナショックを好機に変える『CX実践法』」
この2本。

冨山氏の発言は容赦ないがすこぶる清々しい。
と思う。
人によっては耳の痛い話だし、僕もダメ出しをされているような気分になる。
それでも持論を交えての展開は説得力があるし、その予見する力には思わず頷いてしまう。

盛んに言われているのがCX。
すなわちコーポレート・トランスフォーメーション。
まだ馴染みのない言葉だが、要するに企業を改革しろということ。
簡単すぎるか(笑)。

先日の「両利きの組織をつくる」と被る面はあるが、「両利きの経営」が必要。
それはトップというよりも中間管理職が率先しやるべきこと。
トップダウンの判断はしなきゃいけないが、むしろそうして欲しい。
僕を追い出してほしいと思うくらい(笑)。

この冨山さんのコンテンツをN4は視聴すべき。
頼みますよ・・・。

山口周さんも面白かった。

昨日の名古屋zoom研修講師コミュニティも勉強になったし・・・。
もったいぶってボカシばっかり(笑)。

そう思うとこのGW休暇はモヤモヤしながらもPCの前でまあまあ勉強もしていた。
くだらないサイトを見ないわけではないが、いかに時間を有効的に使うかも大切。

これから厳しい5月の業務が始まる。
思い切った決断もしなければならない。
乗り越えるためのヒントもこの休暇中に掴んだ。
少しだけど。

会社でのPCに向かう時間はほどほどにして、これからの業務にあたっていきたい。

倫理を学ぶ

明日29日から5月6日まで名大社はGW休暇。
今年はステイホームウィーク休暇というのか・・・。
幸か不幸か予定は全くない。

非常事態宣言が解除された場合、解除されない場合、
その両方を想定して考えなければならないことはあるが予定はない。
静かな8日間となるだろう。
ランニングや庭の草むしりなど、体を動かすことも重要だが、
基本、じっと耐える毎日。

そんな期間だからこそ、やっておくべきこともある。
書籍を大量に購入した。
大量といっても数冊で(笑)、積読されている書籍を何とかせねばならない。
映画館にも行けないので、Amazonプライムでいくつかの映画も観ることにはなるだろう。
映画館と違って緊急性がない分、観なきゃいけない作品には困るけど。
過去を懐かしむかな・・・。

結構、余裕がある時間だからこそやっておきたいのが勉強。
この休みは倫理を勉強したい。
2月に読んだ「50代からの人生戦略」には高校の倫理の教科書がいいと書かれてあった。
タイミングよく息子が高校を卒業したので、倫理の教科書をもらった。
僕も高校時代習ったはずだが、当然のように覚えていない。
論語や石田梅岩をかじったりはするが、断片的で体系立てて理解はしていない。

ここはいい機会として学ぶべきだろう。
教科書は半分くらい読んで中世まできたが、
その歴史的背景や芸術を知ることで理解も深まる。
「人間とは何か」
「人間としての尊厳の根拠はどこにあるのか」
そんな問いは普遍的であり、今、こんな大変な時期だからこそ、
あえて問い直すことも必要かも。

紀元前を含め長い歴史をみれば、この瞬間の出来事なんて些細なことかもしれない。
500年後の教科書に2~3行で触れられる程度なのかもしれない。
そう考えると気が楽にはなるが、そんな単純なことでもないけど(笑)。

僕は思想家でも哲学者でもなければ、
深い考えを持ち合わせているわけでもない。
ただ前を見ているに過ぎない。
それでも何かの指針があればとも思う。

いい意味で自分に向き合う休暇にもなりそう。
そんなに重くならずにね。

倫理は最も大切なはずだし・・・。

映画館を守れ!

コロナの影響は様々な業界に影響を及ぼしている。
加えて先日の緊急事態宣言。
それによりさらに影響は大。

よそのことを心配している余裕はない。
我々、人材業界も状況は厳しく、明日、どうなるかは分からない。
内定取り消しであるとか解雇であるとか、
半年前には考えられなかったニュースが飛び込んでくる毎日。
この2ヶ月間で雇用環境は一気に変わった。
売り手市場という言葉がすでに懐かしいのかも・・・。

今日は自分たちの業界を嘆くのではなく、
タイトルにある通り、映画館の今後の行方。
映画コラムニストとして、そして一人の映画ファンとして、この状況は悲しい限り。

それは自分に対してもそう。
3月半ばにお邪魔して以来、映画館には行っていない。
守るとか守らないとかいう前に僕自身が行っていない。
映画館で映画を観ていないのだ。
最低でも月2本のノルマを課しているにも関わらず、今月はゼロ。
映画を語る会!の集いも延期になってしまったし・・・。

僕がよく通うミッドランドスクエアシネマはまだいい。
中日本興業は上場企業。
(学生時代、バイトしてたしね。)
そうでもないかな・・・。

一方で、一昨日の中日新聞に掲載されたシネマスコーレや
シネマテークらの名古屋のミニシアターの存在はどうか。
そもそも全然行っていないので何の説得力も持たないが、
瀕死の重傷をなんとかしてもらいたい。

こういった映画館が有望な映画監督を生み、目立たないが歴史に残る名作を上映してきた。
そうは言っても、ある意味、不要不急。
長い目で見ればかけがえのない存在だが、生活に影響は与えない。
では、放っておいてそれでいいのか。

そうじゃない。
不要不急の積み重ねが大きな財産となる。
だからこそ守らなければならない。

そんな時に映画研究会の先輩経営者が教えてくれた。
それがこちら
「ミニシアターを救え!」プロジェクト

「火口のふたり」の荒井晴彦監督や「万引き家族」の是枝裕和監督が呼びかけ人になっている。
映画コラムニストの端くれとして、少しばかり協力させてもらった。

僕の生活において映画は大切な存在。
シネコンを中心とした大手企業も大事だが、中小企業であるミニシアターも大事。
名大社も中小企業。

今こそ踏ん張らねばならない。
お互いに。

応援していこう。
そして、生き抜いていこう。
映画館も守っていきたい。

娘へ、息子へ

まもなく4月。
新しい年度を迎えることになる。
本来であれば桜を楽しみながら春の訪れを感じたいが、今年はそんなわけにもいかない。
特に今年は記念となる年なので、そうしたかったがやむを得ないこと。

この春、娘は大学を卒業し社会人へ。
息子は高校を卒業し大学生へ。
それぞれの春を迎えることになる。

娘は卒業式が中止となり最後の大きなイベントを見送ることになった。
息子は入学式が中止で最初のイベントを見送ることになった。
本人たちもそうだが親としても残念。
晴れの舞台を見たかった。
娘は羽織袴を着て友達との食事に出掛けたけど・・・。

2人はこれからどんな人生を歩んでいくのだろう。
とても楽しみではある。
同時に心配でもある。

幸い娘の就職先はコロナの影響はなく通常通りのスタートだが、
息子は授業もしばらく先なので予定が立たない。
それが京都での一人暮らしのスタートとなれば何かと不安なはず。
しかし、それは母親くらいで意外と息子はあっけらかんとしていたり。

これまで僕は父親らしいことはしてこなかった。
全てをカミさんに任せていた。
時々、文句を言ったり、必要もされてないのにアドバイスをしたり。
それくらい。

それでも2人とも立派に育ってくれた。
親バカだが、健やかにマジメに真っ直ぐ育ってくれた。
親に苦労を掛けることはまるでなかった。
それだけでも親孝行なのかもしれない。
その素直さを持ったままこれからも過ごしてもらいたい。

娘も息子もきっとこれから苦労するだろう。
社会人生活も甘くはない。
辛いことも多いはず。
厳しい経験も避けては通れない。

大学生活も楽しいことばかりじゃない。
右も左も分からない土地で馴染まないことも多いだろう。
金銭的な苦労もするだろう。

二人ともどんどん悩めばいい。
もがけばいい。
今までの生活では経験することなかった困難にぶつかるかもしれない。
それでいい。
ぶつかった方がいい。
それをまず自分で乗り越えてほしい。

僕は手を貸さない。
まずは自分でやってみること。
どうしても乗り越えられない時には手を貸すが、それまでは放っておく。
成長は自分の手で掴んでほしい。

今、世の中が大変な状況になっている。
これから新しい生活を迎える者には不安しかないかもしれない。
予想もしない展開になるかもしれない。
なんで、こんな時に・・・とも思うだろう。

しかし、数年後、振り返ったらいい思い出になっているはず。
あんな環境も悪くなかったと・・・。
そのためにも怖気ず前に進むこと。

娘へ、息子へ、
これからの二人を期待している。