これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:

丸の内を歩く その11

昨日は一日中社内での仕事。プレゼン資料を作成していたのだが、だんだん頭の中が煮詰まってきた。
気分転換と昼食を兼ねて、社長車(自転車)に跨り出掛けてみた(笑)。
だから、正式には「丸の内を歩く」ではなく「丸の内を走る」にはなるけど・・・。
丸の内界隈はビジネス街。とはいえ、東京の丸の内とは違い、圧倒的なビル群があるわけでもなく賑やかなわけでもない。
目立つビルはどんなところかグルッと回ってみた。この周辺で一番高層ビルは何と言ってもアルペン本社ビル。
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群を抜いて高い。何度かお邪魔したことはあるが、外の風景を眺めることができなかったのは残念。
このあたりで一番新しいビルは名古屋丸紅ビル。
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まだ2年も経っていないだろう。このビルには大切なクライアントが入っており、屋上にも連れて行ってもらった。屋上は庭園になっており、このように眺めもバッチリ(写真はその時撮影したもの)。
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そのビルの向かいにあるのが、丸の内KSビル。
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ここにもクライアントが入っており、営業時代はよく打合せに訪問した。アルペン本社ビルが完成する前はこのビルが一番高かったんじゃないかな。
少し名古屋駅に戻った場所にあるのが国際センタービル。
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タワーズやミッドランドスクエアができる前は、名古屋を象徴するビルだった。通勤で毎日前を通るし、会社で取り組んでいるトーマツの研修もこのビルだ。
いろんなビルを眺め思いを巡らせた後は昼食。
ビルのレストランではなく円頓寺商店街にある日喜屋さん。都会的なランチではなく、ホルモン野菜みそ炒め定食。
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こんな風にいろんな風情が楽しめるのもこの街のいいところ。
そして、最後は名大社の入るNFC丸の内ビル。

ここに移転して、あと2ヶ月で3年。早いもんだ。この「丸の内を歩くシリーズ」も10か月ぶりだし・・・。
もう少し暖かくなったら、社長車を走らせ、もっと遠くへ行くのもいい。

正月を正しく過ごす

元旦と2日は正月らしく、それぞれの実家で飲んで飲んで食べて食べて過ごす。体が随分と重くなるので、気を付けようと思うのだが、行動は全く変わらない。反省もしていない。きっとこれが正しい。
昨日は大須観音へ初詣で。
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これも毎年恒例行事になりそう。娘が受験生ということもあり、第一に合格祈願。そして商売繁盛、健康第一を願う。
ワンパターン化しているのか、大須での行動も昨年と全く同じ。昼食まで時間があるので、商店街をブラブラとしながら時間をつぶす。
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全国でも成功している部類に入る商店街は以前からある店と新しい店が入り混じる。
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空き店舗も結構見られるのだが、どんどん店が入れ替わるのも商店街が活気溢れる一つの要因だろう。
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昼食も昨年と同じの繁盛店チェザリ。
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多分、食べてるピザも一緒。店を出ると凄い行列ができていた。
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帰る頃は大須観音も凄まじい行列。何事も早めの行動が大切なのだ。
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こうして正月の三が日は過ぎ、8日あった休暇も終了。
本日は仕事始め。
本当に新しい年が始まるのだ。とはいえ、一日出社すれば、二日間の休みに入るけど・・・。
今朝はいつもより早く出社し、緊張感のある一日を迎えたい。

名古屋はブランドになるのか・・・。

昨日は松原前名古屋市長の話を伺う機会を頂いた。
2008年に市長を退任されてからも、いくつかの要職を歴任されている。僕自身は今回が初めての接点となるため、これまでの実績もほとんど理解しないまま今に至っている。
名古屋市に住んで20年以上になるにも関わらず、随分失礼な話だ。立場が変わると市全体の関心も変わるわけだ。
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今回の講演は、2050年になった時に名古屋市がどうブランド化、すなわち、どう住み心地の良い街になっているかというのがテーマ。
今、名古屋市の人口は225万人。少子化にあっても2020年には231万人になるという。しかし、その大きな割合は高齢者であり、既に小学生の一学年の人数はピーク時の半分程度らしい。長いトレンドでみれば名古屋市も高齢化の波に飲まれてしまうのだ。
そんな中で、名古屋市のブランド力は全国で800中23位。
愛知万博開催時は13位までブランド力があったわけだが、そこから徐々に落ちているのが現実。トップ10に入る札幌、小樽、福岡、横浜、神戸、京都など、街全体が誰でもイメージできる特徴を持つブランド力がある一方で、名古屋は名古屋メシが一番のイメージというから仕方ない。
もっとブランド戦略に力を入れることが必要。
リニアが開通すれば、名古屋をすっ飛ばし大阪に向かってしまうリスクもあるわけだし、早急にブランド化を進めなければならない。名古屋を中心にビジネスを行い、「名古屋の名物」と自らを語っている我々もまさにその渦中の存在として貢献せねばならない。
松原氏は、名古屋市はコンパクトシティを目指せと言われる。
現在7万人が住む都心部に15万人が住むようになれば、交通渋滞も緩和され、車の数も減ればC02も削減される。都心集住で名古屋市が活性化されるというわけだ。
僕も含め多くの方は、近視眼的にしか物事を見ることができない。5年先を何とか見ることができても、自分が存在するかわからない40年後を見ることは全くしていない(反省・・・)。
しかし、本当に自分の住む街の将来を考えれば、理想的な姿を想像しないといけないのだろう。いつまでも名古屋市が豊かであると思うなんて、慢心でしかないのだ。
そう気づかせてくれた今回の松原氏の講演は、名古屋市を見つめ直すいい機会だったかもしれない。

ありがとう!千種・今池地下街

昨日の中日新聞に掲載されていた記事。
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地下鉄千種駅と今池駅の地下街が来年3月をめどに廃止されるという。
数年前からも地下街全体の寂しさは感じていたが、廃止になる状況まで追い込まれていたとは全く知らなかった。
ここ2~3年、どちらの駅も乗り降りはするものの、地下街を歩いたり利用することはなかったので、最近の状況はよくわからない。しかし、どちらの地下街も僕にとっては馴染みのある場所。
大学時代は千種駅を毎日のように利用していた(厳密に言えばかなりサボっていたので、そうでもないが・・・)。地下街の喫茶店や駅に隣接するビルの定食屋にもちょくちょく顔を出していた。
今池駅の地下街は営業をしていた頃、ランチでラーメンやかつ丼をよく食べていた。よく休憩もした。どちらも古ぼけた感いっぱいだったが、かえってそれが僕には落ち着いた雰囲気を与えてくれた。居心地のいい場所だった。
新聞に書かれている通り、時代の流れに逆らえないのはやむを得ないが、寂しいのも事実。ここ数年、利用していない身として何かを言える立場ではないが、もう少し策があるのではと思ってしまう。
特に今池は東山線と桜通線の乗り換えの駅でもあることから、スペースを有効活用できるような気もするのだが・・・。具体的なアイデアはないので、何も言えないけど・・・。
名古屋駅、栄駅、久屋大通駅、伏見駅(あれは地下街というのかな)以外、地下街がある駅はもうないはず。上前津駅ももう店舗はなかったように気がするし・・・。
地下鉄は拡張されても駅周辺が必ずしも活性化するわけではない。ただの手段でしかないのだな。
廃止されるまでには一度は顔を出してみよう。
ありがとう!千種・今池地下街。

進化する名古屋

東洋経済の臨時増刊は「進化する名古屋」。
進化名古屋
この特集では東海地区を代表する財界人から大学関係者、SKEまで地元にゆかりのある方が数多く登場する。
僕の知り合いが何名が取り上げられている記事を読んで、身近さを感じてしまう。うれしいことだし・・・。
タイトルは「進化する名古屋」なのだが、掲載されている内容は名古屋のことばかりではない。三河地区も含め愛知県、東海地区全般について書かれている。
本来であれば、「進化する愛知」か「進化する東海」が適切なタイトルと思うが、あくまでも「名古屋」なのである。
このタイトルが理由ではないが、ここ最近、この地区の相応しい表現について、ずっと考えていた。
僕が出張し東京の方と話をすると「最近、名古屋の景気はどうですか?」と聞かれることは多い。「最近、愛知の景気はどうですか?」と聞かれることはまずない。
僕らがこの地域の説明をする場合、「名古屋では○○です。」と言う事はあっても、「愛知では○○です。」と説明することも少ない。
愛知県を総称して、大袈裟に言えば東海地区を総称して「名古屋」と語っていることが多いよう思えて仕方なかった。そんなモヤモヤ感があり、全般的にはどうなんだろうと考えていた時にこの増刊号の発売と重なったのだ。
このタイトルにそんな意味が込められているのであれば、僕の感じていたことがスーッと腑に落ちることになる。
人生の半分以上を名古屋で過ごしているにも関わらず、まだこの地区について知らないことは多いと今回の増刊号を読んで痛感した。
SKEの人気はともかく、この地区の文化や歴史については、まだまだ自分の見識が乏しい。産業構造についても表面的になぞっている程度に過ぎないのが現状だ。もっと学ぶことにより発見せねばならない。
アニメ番組の製作についても初めて知ったこの地区の特徴の一つ。
「機動戦士ガンダム」を始め、世界を誇るアニメ番組が名古屋のローカルTV局から発信されていることが多いのだ。ガンダム自体にあまり興味を持っているわけではないが、世界中に熱狂的なファンがいるアニメの誕生地がこの地にあるとは驚きだ。そんな事も含め、まだまだ知らないことは多いな・・・。
名古屋に大津波が来たら、僕の家も一溜りもないのも衝撃的な記事だったが・・・。
そんなことはどうでもいいとして、我々は「進化する名古屋」に少しでも貢献できる存在にならなければならない。

ようやく春らしく・・・

昨日は暖かい一日だった。
先週までは4月とは思えない寒い日が続き、通勤の際もコートを手離すことができなかった。花見で有名な名城公園や鶴舞公園の桜も見に行く気になれず、悶々とした日々を送っていた。
そして、迎えた4月第2週。昨日は暖かい一日だった。
スーツを春物に替え、明るい色のネクタイを締め出勤。コートなんて必要なし。そうなると、気持ちも高ぶってくるから不思議だ。しかし、それが春だ。何もなくてもワクワクする季節なのだ。
昨日の午後は三の丸の官公庁に出掛けた。用件を済ませた後、会社まで徒歩15分程度の道のりを桜を眺めながらのんびりと歩いた。
天気はどんよりと曇ってきたため、華やかさは欠けたが、愛知護国神社の桜はほぼ満開状態。
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今年ゆっくりと眺める初めての桜だった。
先週末はfacebookで友人達が、あちこちで桜の写真をアップしていた。それだけ花見に出掛けた方が多かったわけだが、日本人は桜が好きだという証でもある。僕もつい見惚れてしまう。
いくら新緑が眩しくてもそんなに写真は撮らない。紅葉の季節でもここまでもみじの写真はアップしない。今の季節だけなのだ。
うちの娘も息子も新学期がスタートした。学校には必ずと言っていいほど、桜の木がある。初々しい新入生には桜の背景が良く似合う。
この桜、今週末には散ってしまうかもしれない。
本日も外出をしたついでにぼんやりと眺めることができるだろうか・・・。

名古屋市内は自転車で・・・

本日は母校が名古屋駅ささしまライブ地区に新キャンパスを開校させたので、挨拶に伺うことにした。
いつものように徒歩でと考えたが会社から30分近くかかる。交通機関は乗り換えが面倒。そんな理由から自転車に跨り、新キャンパスに向かうことにした。
20数年この地区で仕事しながら、市街地を自転車で走るのは初めて。
便利な反面、歩行者に気を配らなければならない。自分勝手にスピードを出せばぶつかってしまう。横断歩道も自転車レーンを走らないとマナー違反。
しかし、慣れていない事もあり、ついつい歩行者と一緒に横断歩道を渡ってしまった。申し訳ない。
それでも、自転車は快適。目的地の母校まで10分程度で到着。明らかに交通機関よりも早いし、気候のいい季節は気持ちがいい。
さすが新キャンパス。
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今までの大学のイメージとは随分と異なる。洒落た美術館のようだ。そんな雰囲気でも、校内では新入生のサークル勧誘が積極的に行われていた。
挨拶と打ち合わせを済ませ、帰社することに。ミッドランドもタワーズもルーセントも名古屋駅を象徴している。
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本日の天気は晴れ!のはず。ところが会社へ戻る途中に雨が降ってきた。風も強い。
快適な自転車も一転、ただの邪魔な乗り物になってしまう。しばし雨宿り。今週は名古屋に限らず日本中、不安定な天気だ。
これでは花見も楽しめない。
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会社近くの桜もちょっぴり寂しそうに感じた。今週末が一番の見頃になるというのに、大丈夫だろうか・・・。
天候が悪いと辛いが自転車はいい。これまでは徒歩ばかりだったが、今後は自転車も移動手段の一つ。行動範囲も広がるし、いい季節を迎えるのでこれからが楽しみだ。

丸の内を歩く その10

丸の内に移転して早や2年。
以前のオフィスは栄のど真ん中で、地下鉄から直結する中日ビルだったので、丸の内は不便に感じるだろうと考えていた。
ところがである。2年過ごすとこんな便利な場所はないと思える毎日だ。
通勤は名古屋駅から徒歩。
(右端真ん中に少しだけ見えるのがうちのビル)
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15分程度かかるが、ウォーキングにはちょうどいい。
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週1回、名古屋城そばのホテルに行かなければならない。
そこも毎回徒歩だ。
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伏見通りから官庁街を抜け、四季折々の名古屋城を眺めるのも今や日課だ。
そして、何と言っても円頓寺商店街。
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五條橋を渡ると古い商店街には新旧の顔を持つ店が並ぶ。とん焼き屋、スペイン料理、沖縄料理、おでん屋などなど。大須に比べると鄙びた感は漂うがいい商店街だ。
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その商店街を囲む四間道も歴史を感じる。
納屋橋も近い。
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最近はドラマ「運命の人」の撮影にも使われた。
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もちろん栄も・・・。
この丸の内は名古屋の都心部を全て歩いていけてしまうのだ。ちょっと大げさだが・・・。
それでも、まだまだ知らない場所は多い。もっともっと歩き回らないと・・・。あと数年すれば、更に大好きな街になっているだろう。
今のオフィスに社員が入りきらない程大きくなり、移転する時が来るまで、どうぞよろしく!

名古屋も大雪なのだ。

寒い。
本日の名古屋の最高気温は2度。最低気温ではない。最高気温なのだ。昨晩から名古屋の天候は雪と予測されていたのだが、朝起床するとその通り。自宅周辺も3センチくらいの雪が積もっていた。しかし、公共交通機関の乱れはなく(それでも5分電車は遅れたが)、いつも通りに出社。
驚いたことに会社周辺の方が雪が積もっている。
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そして、今(8時20分頃)も、かなりの勢いで雪が降っている。
(この写真では伝わらないでしょうが・・・)
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雪に慣れていない名古屋人は、すってんころりんとケガ人も出てしまうのではないかと心配である。本当は明日の方が怖いが・・・。
営業に対しても本日の予定の変更を指示。営業車での行動は止め、できるだけ近辺のクライアントへの訪問させることに。朝からアポイント変更の連絡をさせている。
(遠方のクライアントの方、申し訳ありません。)
それでも名古屋はまだ恵まれていると思わなければならない。ここ最近のニュースでは、寒波の影響で大雪がもたらす被害の大きさを取り上げている。昨日も温泉での雪崩や雪道で車が立往生というニュースが報道されていた。自然災害は誰に対しても責めようがない。その事実を素直に受け止めるしかない。
しかし、余計なことも考えてしまう。大きなお世話だろうが、大雪の影響で会社経営に支障はきたさないのかと・・・。
店舗での販売でも外へ向けての営業活動でも、売上に与える影響は大きいのではないだろうか。リスクヘッジはしているとは思うが・・・。
この名古屋での大雪。喜ぶのはきっと子供くらいだろう。
それでも、本日もしっかり働き、いい一日を過ごしたい。
あまり無理をせずに・・・。

大須を歩く

毎年の恒例になりつつある大須観音への初詣。
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本日は家族で9時過ぎに出掛けた。この時間帯は比較的空いていて、あまり待ち時間がなく参拝することができた。商売繁盛と家族の健康をお願いし、そのあとは家族全員でおみくじ。僕は半吉。中2で今年受験生となる娘は大吉。まあ、これでこの一年は何とからるだろうと楽観的に捉える。
大須アーケード商店街も新年バージョン。
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朝10時台というのに我が家は昼食。大須の人気店チェザリへ。さすがにその時間は店も空いていて、すんなり席に着くことができ、世界一と評判のピザを堪能。
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大須の街をぐるりと回った後、店の前を通ってみたが、ものすごい行列ができていた。
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大須観音に参拝する人も長蛇の列。参拝にしても食事にしても早くからの行動が重要なのだ。
今でこそ大須商店街は若者の街になっているが、10年くらい前までは電気街であった。電気街はパソコンが主流で、それより以前はパソコンはマイコンと呼ばれていた。そのマニアが中心に使用していた頃とは随分と雰囲気も変わった。
僕が営業広告でお世話になっていたパソコンショップも隆盛を極めており、足繁く通ったものだった。アメ横ビルもそんな関係の店ばかりであったが、パソコン自体の存在価値も変化し、家電量販店の台頭と共に規模の小さな店舗は淘汰されてしまった。
大須という歴史のある街でも時代時代によって、見せる顔が違うのだ。
一歩中に入れば、こんな感じの下町の顔もある。
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そこから一歩外に出れば、お正月ということもあり、アーケード街は人が溢れている。
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会社近くの円頓寺商店街はそんな風になることは可能だろうかと、ふと思いながら街を家族で歩いた。
最近、夜に訪れることがすっかりなくなってしまったが、焼き鳥の角屋にも久しぶりに行ってみたい。
その時はひとりでぶらっとするのもいいかもしれない。
正月に歩く大須。
いい年になりますように・・・。