早いもので今日から9月。涼しくなったかと思えば、またぶり返したりとよく分からない天候が続く。だが、季節の変化は強く感じる。
先週は4時半に起床し5時にランニングを始めた日もあったのだが、その時間帯はさすがに暗かった。日は確実に短くなっている。走り終えると汗が引かないのでまだまだ暑いが、もう間もなく走りやすくなるだろう。
夏季休暇中に懸命に走った成果か、少しずつではあるがスピードが戻ってきた。平日は全く同じコースを5kmちょっと走るのだが、1分短縮できた。やはり地道な積み重ねも重要のようだ。
この2週間の走りはこの通り・・・。
20日(火) 28分24秒
21日(水) 28分17秒
24日(土) 32分24秒
26日(月) 28分03秒
27日(火) 27分47秒
30日(金) 27分13秒
ざっと31km。週末は雨に見舞われたことや仕事で距離を稼ぐことができなかった。結果、8月の走行距離は86km程度。目標に届かないばかりでなく、ライバルの半分近くしか走れなかった。
しかし、走りすぎは禁物という方もいる。ビジネススクール仲間の鈴木さんから、ただやみくもに走っても意味はない。もっと頭を使った走りをしなさい(実際の表現は違うが・・・笑)と指摘を受けた。
仕事もランニングも同じでもっと考える必要性があると・・・。
そこで紹介されたのがこれ。
hayaimarason
走り方を変えれば、そんなに距離を走らなくてもタイムを短くできるという。夢のような話だが、サブタイトルにある月間80kmで2時間46分はかなり大げさな表現。実際は自転車でのトレーニングを含めるため、走る以外に鍛えねばならないことは多い。
本書を読むと自転車が欲しくなる。その方法を試したくなる。思い切って購入しようかと頭をよぎったが、嫁さんの怒った顔が浮かび思いとどまった。
走行距離を短くしてタイムを上げる走りに自転車が必須というわけではない。内容を精査すれば十分タイムアップが可能。
そのためには最大酸素摂取量、無酸素性代謝閾値、ランニングエコノミーを練習に取り入れる必要がある。詳細は省くが、1回のランニングに距離と時間以外の明確な目標を持つことが重要。
先週も一度、無酸素性代謝閾値らしきものを取り入れてみた。一定距離を全速力に近いスピードで走ることを数回繰り返した。これがかなりきつい。まだ1回の練習しかしていないので効果は見えないが、今後に活かしてみたいと思う。
本書を読んで驚いたのが、これまで当たり前だと思われていた行動を否定していること。踵の着地もLSDの必要性も否定しているのだ。一体、どちらが正しいのか・・・?。本書を読んで迷ってしまうことが多くなってしまったが、新たな知識を得ることもできた。
12月のフルマラソンまで3か月半。ライバルたちは僕をせせら笑うかのようにハードな練習を積み重ねている。この9月は頑張らないと・・・。