これからも前向きに 名大社会長ブログ

2020年07月の記事一覧:

食べ物のはなし 伏見シリーズ その144

伏見に帰ってきました。
新しいお店を開拓せねばなりません。
蒸し暑い季節ですが、右へ左へランチ巡りの旅は続きます。

住吉町を歩いていると何やら怪しい雰囲気が漂います。
今まで近くのカラオケボックスで騒いでいたのでしょうか?
明らかに酔っ払いの若者が5~6人でざわついています。

その横をすり抜ける時、一人の若者が
「ちょっとあいつら許せないっすね・・・」
とカップルらしき若者を睨みつけています。
注意しようかと思いましたが、ここは立場のある身。
素知らぬ顔をして、そそくさとすり抜けました。

その先にこんな看板を発見。

どうやら住吉町の新たなビルにできた飲食店です。
昼間は静かなビル。
SOKビル4Fにある「炙り処 火ノ膳」に行ってきました。

こちらも比較的新しいお店。
いろんな努力をされています。

サブスクモデルか・・・。
魚好きには魅力的かもしれません。
瞬間的に迷いましたが、人気食べ物ブロガーとして偏った傾向は許されません。
ここは心を鬼にして止めにしました。

ランチメニューも豊富です。
あれこれ考えましたが、ここは一番最初に書かれているおススメを選ぶべきでしょう。

金華さばの開き定食 850円

かなり大きなさばの開きです。
写真に収まりません。

はい、アップにするとこんな感じ。

立派です。
これをほぐしながら食べていきます。
その塩加減、香ばしさについついご飯が進んでいきます。
そんな人が多いのでしょう。
ご飯、漬物、大根おろしはお替わり自由です。

でも、ここはグッと我慢。
お腹あたりをさすりながら決めました。
こんなランチが理想的ですが、
さばの開きって意外と少ないですよね。

次回は炭火焼きハンバーグ定食にするつもりです。
魚の店なのにとても魅力的なんです・・・。

食事を終え、ビルを出ます。
なんだか外はざわついています。
店の前の通りには数人の警察官が若者たちとやり合っています。
殴り合っているわけではありません。
揉めてるだけですね・・・。

「食べてる間にひと悶着あったな・・・」
心の中で呟きながら、そのやりとりをちらり見し素知らぬ顔で通り抜けます。
昼間の住吉町あたりも気をつけなければなりませんね。

ごちそうさまでした。
食事は美味しく頂きました。

コロナ転職を防げ

今月の日経トップリーダーの特集は「コロナ転職を防げ」。
タイトルだけ見れば、コロナの影響のより業績が悪化し、
もしくは先行きの不透明感から転職が増えるのでは・・・
そんな匂いをさせるが実際はそうではない。

企業の「在宅勤務」が増えることでコミュニケーション不足が生まれ、
それが転職を招く恐れが多いというもの。
転職者の支援、中途採用の支援を行う名大社としては、
これまで多くの課題に答えてきたが、
今後、これが転職理由のひとつになると企業側への提案も変化してくる。

これもニューノーマルといわれる時代の新たな課題。
在宅勤務や時差出勤など新たな働き方を取り入れたからといえ安心できるものではない。

この件に関しては、あちらこちらで議論がなされている。
先日、参加者した経営者の勉強会でもオンライン、オフラインの
メリット、デメリットについて議論がなされたし、
名大社においても在宅勤務導入について喧々諤々議論がなされている。

時代の流れはテレワークに向かっているが、それがいいばかりとは言えない。
この特集で書かれているように生産性、対話不足、時間管理など多くの問題が隠れている。
究極的にいえば、能力がある者はどちらでも対応できるので、働く側の白黒がはっきりする。
どこまで会社が成長機会を提示できるか、マネジメントを含め、問われるところ。

特集では転職を防ぐことばかりが取り上げられているが、
場合によっては転職を促すことも十分考えられる。
より自己責任が求められるのは間違いないし・・・。

そんな意味ではこれからの転職も動機が変わってくるだろう。
「在宅勤務」が転職の条件という求職者が現れるのも不思議ではない。

転職のことでいえば、今週、名大社は久々に「転職フェア」を開催。
詳しくはこちら

3月、5月の開催を中止にしたので、約半年ぶりの開催。
今まで通りリアルの面談方式も万全な体制で実施するが、初めてオンライン転職フェアも行う。
どんな展開になるのか期待が膨らむ。

参加される求職者もどんな方が来られるだろうか。
ここに書いたように「在宅勤務」希望の方の参加もあるかも・・・。
そのあたりの動向を窺うのも今後のヒントになるかもしれない。

転職市場も徐々に変化していくだろうね。

映画「一度も撃ってません」

この作品をどう捉えるかは非常に難しいと思う。
阪本順治監督、石橋蓮司主演の段階で観ることを決めたが、
その評価は決して高くない。
むしろ期待外れ的な感想が多かった。

そんなコメントは映画コラムニストでも惑わせる。
ここ最近は映画館に通う回数も減り、
観るべき映画が限られた状況では無駄な時間を過ごせない。

だから戸惑ったのだが、それは映画の関係者に一蹴されそう。
「お前は分かっていない」と低い声で睨まれそう。
まるでハードボイルドの世界のように・・・。

どうだろう、今、この令和の時代にハードボイルドは存在するだろうか。
昭和の遺産でしかないのか。
昭和の時代は当たり前にタバコを吸い、ウイスキーをストレートで飲み、
静かに語り合い、時には激しく踊り合い、気がつくと朝を迎えていた。
それは40代であっても、50代であっても・・・。

それが今はどうだろう。
僕はタバコは吸わないし、ウイスキーのストレートは稀にしか飲まないし、
12時前には自宅に戻り寝る。
実に真っ当な生活。

見方を変えれば、実につまらない生活。
映画で主役を張る70代の役者連中から、
今のオヤジや若者にダメだしを食らっているような錯覚に陥る。

そんな作品。
それを糞マジメに説教するのではなく、悪ふざけでたしなめる感じ。
この時点で何を言っているのか、どんな映画なのか全く理解できないだろうが、
僕は映画の魅力に引き込まれながら、
カッコつけるあまりカッコよくない爺さん達をカッコよく思うのだ。

それは脇を固める豪華な役者陣が静かに物語っている。
僕は作品を観るまで誰が出演しているか知らなかったが、いやいや本当に豪華。
ミリオン座で上映するような作品じゃない(笑)。

佐藤浩市、江口洋介、妻夫木聡、井上真央、柄本明親子。他にも・・・。
親子といえば佐藤浩市も親子で出演。
それも上司部下の関係で・・・。
息子でなければ佐藤浩市にあんな失礼な態度は取れないだろう。
そのあたりを確認するだけでも映画を観る価値はある。

映画業界も進化を続けている。
最新のテクノロジーを駆使してとんでもない世界を当たり前のように描いていく。
それも間違いなく映画の魅力。

同時に昭和の時代に持っていた大事なものが失われていく感覚も。
オマージュなのか、アンチテーゼなのか、本当にただの悪あがきなのか。

真意は不明だが、この感覚を大切にしたいと思ったのは僕だけだろうか。

マスクケースが役に立つ

ムシムシする日が続く。
特に今週は雨が続き、余計にそんな気がする。
そんな中でもマスクを欠かすことはできない。

コロナ感染が広がる前まで僕の生活にマスクは無縁だった。
体が丈夫なことしか取り柄がない身としては風邪を引くこともなく、
花粉症も関係なし。
年中、鼻が詰まっているだけのこと。

だからここ数ケ月のマスク生活は苦痛でしかない。
しかし、それを強いるのは日本人として当然のこと。
自分のため、周りのため、日常生活には必須。
酔った勢いで注文したシャープのマスクも当選した。
応募したこともすっかり忘れていた。

今、思うと少々割高だが、付け心地はいいんだろうと期待したい。
まだ封は空けてないからね。
といいつつ、ずっとマスクをしているのはかなりきつい。

この暑さで一日中つけているのは不可能に近い。
付けたり外したりする人も多いと思う。
僕も同じ。

食事時や周りに人がいない時は外している。
そんな時困るのが、そのマスクをどうするか。
以前は半分に折り胸ポケットに入れていたが、それもいかがなものかと・・・。

そんな時に便利なのが、ジャーン。

マスクケース。
僕の必須アイテムとなった。

これは買ったものではなく、義母のお手製。
そんなニーズがあるだろうと作ってくれた。
これは便利。

デスクに置いても違和感はなく、しっくりくる。
こんなふうにすれば小物入れに早変わり。
真ん中にボタンも付いてるしね。

小銭入れにもなる。
それは冗談だが、こんな季節だから役に立つ。

先週、3年目のイサジとランチをした時に見せると羨望の眼差し。
その評判の良さを話すと義母も喜び、いくつか頂くことに。
イサジにもお裾分け。
他のメンバーにも・・・。

僕の手元にはあといくつかあるので欲しい人は早い者勝ち。
大量生産しても売れるんじゃないのかな?
シンプルなデザインで十分だし・・・。

これからの季節、マスクケースが役に立つ。
という、家族愛を感じさせるブログでした。

そして、新たな役割がやってきた

ブログでは僕が所属するRC(ロータリークラブ)のことはあまり触れてこなかった。
明確な理由はないが、自分の中で多少なりとも違和感を持っていたのだろう。
そうはいっても僕が今所属する名古屋東RCに入会したのは2010年7月。
この7月で丸10年となる。

前社長から「てっちゃん、社長はロータリーに入りなさい!」と言われ、
どんな団体かも理解しないまま入会。
当時はリーマンショック後の厳しい状態で、公私共に余裕はない。
それでも言われた通り、紹介された名古屋東RC(ロータリークラブ)に入った。

名古屋東RCは名古屋でも伝統と歴史のある由緒正しきRC。
一昨年で60周年を迎えた。
社長になりたての段階でRCに放り込まれたが、最初の数年はかなり苦痛だった。
正直なところ場違いだった。

メンバーは名古屋地区の伝統ある企業の経営者が中心。
それも住まいは千種区、昭和区に住まいを構える富裕層の方ばかり。
それに加え名門東海中学・高校出身者が多い。

岐阜の田舎育ちで平凡な大学を卒業し、
ずっとサラリーマンとして働いていた身として違和感を感じるのは当然のこと。
でも、それは僕が勝手に卑屈になっているだけで、
メンバーは同じロータリアンとして普通にお付き合いしてくれた。

入会時に言われた「ロータリアンは断ってはいけない」という言葉も忠実に守り、
言われることは確実にこなしてきた。
おかげで知り合った多くの経営者から仕事を頂くこともあり、会社としてもメリットは多かった。
特に目立つこともなく静かに過ごすことが多かったので、
地味で真面目で大人しい人と思われていただろう。

5年ほど前、当時の副幹事から「山田さん、来年、会場設営委員長やってくれない?」と連絡が入った。
断らないのをモットーとしているので承知すると、
「これで山田さん、レールに乗ったねえ~」と笑い声で言われた。

何のことか分からなかったが、それは所謂、出世路線。
会場設営委員長は数年後幹事となり、いずれ会長になる道。
実態はともかく、そんなふうに言われているのを役を受けてから知った。
ずっと門外漢と思っていたのに・・・。

そして、この7月に名古屋東RCの幹事となった。
ロータリアンはご存知だと思うが、この役職はRCの中では一番大変な役割。
会長方針に基づき全体を取りまとめ、事務局の管理もしなければならない。
あらゆる行事にも参加しないといけない。

会社が順調な時ならまだいいだろう。
それがこのコロナ禍の状況で・・・。

おまけに例会場も変更。
ホテルナゴヤキャッスルが建て替えのため名古屋観光ホテルに移った。

それが新年度がスタートするこの7月から。
先日のブログに書いた通り後援会長が終わった瞬間から重い役割が回ってきた。
まあ、仕方ないか・・・。

今週月曜日は今期初めての例会。
なんとかスタート。
この日はお昼の例会と夜のクラブ協議会・懇親会と2回も名古屋観光ホテルに足を運んだ。
会社から徒歩10分も掛からないが、雨の中、2回の往復はそれでずぶ濡れ(笑)。
その間に大学の授業をこなし・・・。

みなさんの協力を頂きながら、初回は無事終了。
ほんの少しだけホッとしたが、今後、想定しない出来事も起きるだろう。
余裕のない状況でどう対応するか不安はついて回るが、こなすのも責任。

次から次へ・・・。
役は回ってくる。
これも有難いと気持ちを切り替え、励んでいくしかない。

はい、一年間、頑張ります。

食べ物のはなし 特別編 インド&欧風カレー

伏見シリーズを離れるのは随分と久しぶりです。
きっちり調べると前回の特別編は今年3月。
約4か月振りとなります。

3月以降はひたすら伏見シリーズをテイクアウトシリーズも設けながら書いていました。
その地道な地域貢献にもあっぱれを上げたい気分です。
みなさん、よろしくお願いします。

今回は伏見も名古屋も離れ、東京・神田です。
先月、パフのスタッフブログで大岡氏がこんなブログを書いていました。
カレーのこと

人気食べ物ブロガーとは違い、食欲をそそるブログではないですが(笑)、
急激にカレーが食べたくなりました。
出張の合間を縫って、わざわざ足を運んだのです。
ついでに行けるじゃんという話もありますが・・・。

お邪魔したのは「トプカ 神田本店 」さんです。

こちらは欧風カレーとインドカレーの両方を食べさせてくれる珍しいカレー屋さん。
近ければその都度、違うメニューをオーダーしますが、そんなわけにはいきません。
インドカレーにすべきか、欧風カレーにすべきか迷います。

そんな優柔不断な人は多いのでしょう。
調べてみると迷いを吹き飛ばすメニューがありました。
それをオーダー。

スープとらっきょう、福神漬を眺めながら、しばらく待ちます。
スープも美味です。

盛り合わせA 1350円

欧風カレーが牛すじカレー、インドカレーがポークカレーになります。

まずは欧風カレーから頂きます。
「おっ、この味わい、コク、なかなかやるじゃないか」

次にインドカレーに移ります。
一口目は感じませんでしたが、ジワジワと辛さが体を包みます。
それも心地よく包みます。

「おっ、いいぞ、このグーっとくる辛さ、なかなかやるじゃないか」
つい同じような言葉を発します。

ライスを防波堤として決壊しないように交互にカレーを頂きます。
とても美味しく頂くことができました。
次回は盛り合わせではなく、キーマあたりに挑戦したいですね。

食事後、向かったのはパフ。
たまたま大岡氏が居合わせたので、その美味しさを伝えると
「名古屋にはこんな店、ないでしょ? ガハハ!」
と超上から目線の言葉。
まるで天下を取ったような顔つきです。
とてもヤな感じ・・・。

まあ、お店を教えてくれたことは感謝すべきですけどね。
ごちそうさまでした。

引き継ぎも大事。そして、次へ。

先週、金曜日にある業務の引継ぎを行った。
名古屋駅前のとある立派な会場。
重たい会談でも行いそうな雰囲気だがそうではない。

ソーシャルディスタンスを保ち食事をしながら進めるだけ。
何かといえば、僕が後援会長を務めていた業務の引継ぎ。
この3年間、娘の通う大学、同時に僕の母校の後援会会長を務めていた。

本来であれば6月に支部・役員会があり、翌日に後援会主催の大きなイベントがあり、
その場で引継ぎが行われるのだが、コロナの影響ですべて行事が中止となり、
このような場を作って頂いた。

後援会活動が中断していたこともあり、後任の会長選びも苦労した様子。
そんな時、役所に勤めるBさんが快く引き受けてくれたという。
Bさんも僕と同様、母校であり娘さんが通う。

大学担当者の大変さを知って、また母校愛から二つ返事で引き受けた。
僕のように逃げ回っていた者とは大違い。
一年間という短い期間だが頑張ってもらいたい。

逃げ回りながら最終的に追い詰められ引き受けた身だが、
終わってみればいい経験であり感謝すべきこと。

会長職は普段は何もないが行事が重なるとあちこち駆り出され慌ただしい時間を過ごす。
2つある校舎の卒業式も入学式も出席しなきゃいけないし、
入学式では祝辞を述べなければならない。
残念ながら今年は中止だったが、昨年から学部ごとの入学式だったので、合計5回も祝辞を述べた。
1回あたり10分も満たないが結構ハードな役割。

その他にも後援会費の予算組を行い、業者選定のプレゼンにも参加。
評議員や財団の理事も兼任するので、定期的に会合にも出席しなければならない。
おかげで大学の経営状況や稟議、決済の通し方など、
企業人としては未知の世界を知ることができた。
いい学びにもなった。

Bさんには一連の業務を話し、
「いやあ~、いつの間にかいろんな役職が回ってくるから大変ですよ~」
と伝えたが、それは了解済みのこと。
中身は全て確認しているという。

僕なんて何も知らされず、
「山田さん、名前だけですから全然大丈夫ですよ!」
と引き受けただけ。
いつの間にかあれもこれも降ってきた。

そのことを大学のAさんに問いただすと「あれ~、そうでしたっけ?」ととぼけて答えるだけ。
絶対、確信犯・・・。
明らかに人を選んで使い分けているな・・・。
そんな会話も含め和やかに引継ぎの会は終了。

最後は中途半端に終わったので残念な面もあるが、最低限の責任は果たしたと思う。
少しの寂しさを感じながらも、ホッとしたり・・・。
ひとつ、大きな役割を終了した。

これで落ち着くかと思えばそうではない。
全く別の重い役割がこの7月から降りかかってきた。
この1年はこの役割に振り回されそうな予感。
なかなか楽はさせてもらえない。
どんなことかは近々、お披露目する。

まずは自分に対してお疲れ様でした。
そして、Bさん、この一年、よろしくお願いします。

論語と算盤

本書を購入したのは10年前。
社長就任間もない頃に読んだはず。
しかし、僕の脳ミソの容量が小さいせいか、内容についてはほとんど覚えていない。
会社の本棚に眠っていたが、もう一度読もうと思って持ち帰った。

それがGW前。
GW中に読む予定が課題図書やオススメ図書が押し寄せ余裕なく、
読み終えたのがつい最近。
自分の本を読むスピードの遅さにほとほと呆れてしまう。
僕の書斎にはどんどん積読されていくばかりだし。
大学の授業で積極的に読書を勧めても、あまり説得力がないかも・・・。

著者は渋沢栄一氏。
最近になってグーンと知名度が上がった。
やはり一万円札の顔になるのは大きい。
20年振りの紙幣刷新。

なぜか僕の一万円札のイメージは未だに聖徳太子。
それだけインパクトが強かったのか、ほとんど手にしない一万円札を大切に持っていたからか・・・。
いまでもさほど変わらないけどね(笑)。

本書が書かれたのが大正5年。
今から105年も前。
第一次世界大戦の最中。

しかし、読んでみても全く時代を感じない。
もちろん少し前の明治に触れたり、時代的な価値の違いはあるが、
物事の本質は何ら変わらない。

それは元となるのが「論語」だから当然だが、経営哲学はこの2000年代でも変わることはない。
長い歴史をみれば、今のこの瞬間の状況が異常なのかも。
歴史的事実を学ぶことも重要だが、
その時々に何を語られていたのかを知るのはもっと重要なのかもしれない。

渋沢氏は「現代の青年が、今、もっとも切実に必要としているのは人格を磨くことだ」
と本書で語っている。
最近も同じようなタイトルの書籍があった。
100年以上、時代時代の狭間で言われることなのか、100年間ずっと言われることなのか。
いずれにせよ人格が未熟なのは間違いがなさそうだ。

多分、100年後も違う哲学者が同じことを話すのだろう。
歴史は繰り返す、失敗も繰り返す。
どれだけ技術が進歩しても、サービスが向上しても人の本質は変わらないわけね。

算盤の在り方も極端すぎてはダメ。
私心を捨て、いかに臨むか。
求められることは変わらない。
新刊本を読むのもいいが、たまには本質を突く名著も読まねばなりませんね。

また、10年後かな・・・。

あ~、やっぱりね、ランニング日記2006

4月、5月と連続で月間ランニング目標をクリア。
多くの方から「目標を下げたほうがいい」と言われながらも、下げずに取り組んできた。
たかだか100kmと思われるかもしれないが、2か月連続で達成した事実は大きい。

やればできるということを証明できた。
これが3か月連続となれば本物だろう。
それを期待したいところである。

しかし、世の中はそんなに甘くない。
6月は梅雨に入り雨の日が多い。
非常事態宣言も解除され、普段の生活に戻りつつある。
飲み会も再開した。
目標達成が難しい条件が揃いつつある。

「なんだ、もう言い訳が始まったか・・・」と言われれば、
「はい、その通り!」きっぱりと認めるしかない。

この6月は察しの通り目標未達成。
一時は達成を狙ったが、そんな簡単じゃなかった。
月間走行距離86km。
14kmの未達。

「まあまあ頑張ったね!」という声も聞こえるが、
(聞こえないか・・・)
未達は未達。
これからはまた厳しい時期が続くだろう。

普段、走る時は何も持たないが、記録を残すために一度はスマホを携帯しRUN。
これが休日の10kmコース。

戸田川緑地公園を流れる戸田川ととだがわこどもランド付近。
ここらを走り、途中で腹筋をして帰ってくる。

たまには腹筋模様を撮ってみたら、美脚とか色っぽいと言われてしまった(笑)。
本当は美しく伸びるふくらはぎを見せたいのだが・・・。

3か月ぶりにジムにも顔を出してみた。
ここもマスク着用が原則。
筋トレマシーンは何とかなるが、ランニングマシーンはさすがに難しい。
そろそろジムも潮時かもしれない。
サウナを目的に行くことしかできないかも。

そうなると、やはり走る時間帯は早朝。
平日は5時台。
4時台でも明るいが、相当早く寝ないとその時間帯は無理。
ただ暑さを考えれば早ければ早いほうがいい。
今以上に早寝早起きするかな・・・。

この7月も厳しい時期。
本来なら東京オリンピックが開催され、スポーツも盛り上がるのだが、静かな7月になりそう。
それでも少しでも目標に近づけるよう励んでいこう。

新生パフをよろしく!

一昨日は久々の東京出張。
前回が3月中旬なので、3か月半ぶり・・・。
新幹線もまだまだ空いていた。

目的はここ。

株式会社パフの改装されたオフィスを見るため。
それも目的の一つだが、さほど重要ではない。
でもオシャレにまとまっていたね。

大きな目的は取締役会と期末の懇親会。
これでも僕はパフの社外取締役。
5月はオンラインでの取締役会だったが、今回はリアル。
とても重要な議案なので、やはり対面での議論が必要。

それはなにか。
昨日のパフ釘崎社長のブログにも書かれているが、パフ史上、最大の決議。
創業者であり23年間社長を務めてきた釘崎さんが副社長の吉川さんにその座を譲る決議。
ついにというか、ようやくというかはいろんな見方があるが、
取締役会で吉川さんへの社長交代が内定した。

喧々諤々の議論という噂もあるが、それは僕が断固反対すればの話。
しかし、断固反対するわけもなく、スムーズに社長交代が決議された。
パチパチ。
どうやら僕も社外取締役はクビにならないみたい。

取締役会後は全従業員に向けた事業報告。
24期最終日となった一昨日は、これまた別の記念日。
なんとこの状況下において、パフは過去最高益をはじき出した。

立役者の一人カカも嬉しそう。
コロナの影響モロ被りの名大社としては羨ましくて仕方ない。

オンラインで参加する従業員も含め、吉川さんと釘崎さんのスピーチ。

これから二人の呼び方を間違えそうなので、この際、呼び捨てにするかな(笑)。
いやあ、それにしても素晴らしいですね。
パチパチ。

社外取締役の影の貢献も大きいはず。
しかし、誰も言ってくれないので、懇親会の乾杯の挨拶で自分でアピールしておいた(笑)。

業績がいいと必然的にみんな笑顔になる。
内定者を交えた懇親会も大いに盛り上がり、終わることなく延々と続いていった。
懇親会のチーム対抗戦では山田チームが断トツで優勝。
やっぱ、貢献しているじゃないか。

最後の最後まで付き合って、かなりくたびれたけどね。
ヘベレケ社員もご愛嬌(笑)。

そして、昨日からパフは新しい期を迎えた。
こんなニュースリリースも出されている。
詳しくはこちら

ここには僕もコメントを寄せている。
釘崎さんと吉川さんを必要以上に持ち上げるステキなコメント。
まあ、ほんとのことだけどね。

世の中が大きく変化していく中で現状に留まることは許されない。
パフも新たな時代を迎えるわけだ。

僕もできるだけ新生パフをサポートしていく。
みなさんもぜひ、応援してください。
新生パフをどうぞよろしく!