DVDで「風が強く吹いている」を観た。
年甲斐もなく感動してしまった。実に清清しいスポ根青春映画であった。

風が強く吹いている [DVD] 風が強く吹いている [DVD]
(2010/04/09)
小出恵介林遣都

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思い出してみると、この手の秀作は日本映画に多いのではないだろうか。
「シコふんじゃった」
「がんばっていきまっしょい」
「ピンポン」
「ウォーターボーイズ」など・・・。
その時代時代で、勇気を与えてもらったと思う。
そして、監督や俳優もこの作品から飛躍しているケースも多い。
この映画も青春映画にありがちなとってつけたような恋愛がないのもいい。目の前の「走る事」にしか関心を示さない直向な態度がいい。
特に主役の二人(小出恵介と林遣都)の走りっぷりがいい。きっと相当の走り込みをしたのだろう。
僕も一応は走っているが、あんなに美しくは走れない。
スポ根映画の場合、俳優が優先されるとどうしてもアスリートとしての姿に疑問を持つし、アスリートが優先されると演技に疑問を持つことがある。
それに対して、今回は全く違和感なく、本当の駅伝ランナーを思わせてくれる。そのため、より映画に感情が入る事ができる。
小出恵介はジョージアのCMで、一体何者なのかわからないまま、共演の片瀬那奈の魅惑に食われてしまっている(失礼!)が、この映画でのキャプテンとしての演技は、そのリーダーとしての資質や言動を上手く引き出している。
その実際あるであろうリーダーの存在感が、非現実的なストーリーをリアルにさせているのだ。
懸命に取組む姿はどんな事であれ素晴らしい。
明日は、しっかりと10キロは走ろうと思う。