7月に入るまでもなく本格的に暑くなってきた。また、梅雨の合間だから余計に蒸し暑くも感じる。
出社は名古屋駅から丸の内まで歩き、ビルの階段を12階までせっせと登っていくわけだから、会社に到着した時には既に汗だく状態である。
社員の視線も何となく冷たく感じるし、この先の真夏を思うとうんざりするので、一旦休止にしようかとも考えるが、これも自らの判断で決めたこと。ここは我慢して継続しようと強い意志で自分を諌めた。
汗をかくことは重要である。
これからの季節、外に出る営業は一年を通して最も辛い時期だ。いくらクールビズとはいえ、クライアントによっては、ネクタイも上着も必要となる。汗だくになりながら、動き回らなければならない。
僕自身も営業をガンガンやっていた頃はこの時期が一番しんどかった。しかし、その汗をかいた期間があったからこそ、今、このような立場で仕事をしているのも事実と言える。
汗をかくことは重要である。
そして、サッカー日本代表。
彼らも懸命に汗をかき、その汗が我々に感動を与えてくれた。最後にその汗は涙に変わってしまったが、とても美しい光景だった。
汗をかく行動がこれだけ感動や勇気を与えてくれることを、今回のワールドカップの日本代表の奮闘で学んだ気がした。
汗をかくのは重要だが、我々が流す汗は、まだまだ足りないのかもしれない。