僕の知り合いには釘崎さんを知っている人と知らない人がいる。
(当たり前の話です・・・)
知らない人でもfacebookで繋がっている人はどこかで見たことがあるはず。
僕がブログをアップすると必ずツッコミを入れるのが釘崎さん。
2020年までは釘崎さんも毎日のようにブログをアップしていたので、
お互いツッコミ合うのが朝のルーティン。
それが会長になった途端にブログをサボり始め、今では一方通行になった。
今さらだが釘崎さんとは僕が社外取締役を務める株式会社パフの創業者。
パフ界隈の人たちは否が応でも毎日お互いのツッコミを見せられ迷惑していたと聞く。
もしく妙に仲がいい変な関係と思われている。
そんな釘崎さんが先週26日の株主総会を持って代表取締役会長を退任。
第一線を退くことになった。
いつもはほとんど出席者のいない株主総会も今年は従業員持ち株会のメンバーに埋め尽くされ、
温かい雰囲気の中で開催され、無事に終了。
僕は取締役に再任されパフの経営陣として参画。
総会終了後の記念の一枚。
通常であれば「お疲れ様でした!」と終わるが、これで済まないのがパフらしさ。
臨時取締役会後、開催されたのが「釘崎さん、追い出しコンパ」。
社員が一堂に集まりイベントが行われた。
多分、詳細はパフのスタッフコラムで公開されるだろうから、僕はかいつまんで紹介。
ノンアルスパークリングで乾杯後、ランチをしながらチーム対抗作文合戦。
我がチームが見事優勝。
そこから感動の寄せ書き披露や映像、スピーチ。
前Jリーグチェアマン村井さん、執行役員大岡さんの手紙、保坂さんの卒業証書。
オオオカもホサカもさすがの演出だね。
そして吉川社長の手紙。
読む前から泣いていた。
釘崎さんの挨拶。
最後は専門役員の平原さん、田代さんからの花束贈呈。
笑いあり涙ありの追い出しコンパ。
こんなふうに追い出された釘崎さんは間違いなくシアワセ。
最高のパフ人生を送れた。
とここまでは当日の風景。
ここからはちょっと真面目に僕からの感謝。
僕が釘崎さんに初めて会ったのは2010年2月。
Fネットの例会にゲスト参加したのが最初。
当時はリーマンショックの影響で人材業界はどん底の状態。
そんな環境で社長に就任した僕は業界の先輩に頼らざるを得なかった。
その一人が釘崎さんで最も影響を受けたのが釘崎さん。
取り組みを伺うために東銀座のオフィスの押しかけた時も親切に対応してくれた。
その後、パフのイベントにやFネットで懇意な関係に。
何か教えを乞うたというわけではない。
その背中を見ていただけ。
それが僕にとっては大きな学びになった。
同じ業界とはいえ事業特性が異なり営業スタイルや社員育成は違うが、
そんなことは関係なく経営者として追いかけてきた。
今、名大社とパフは切っても切れないパートナーだが、ここで築いた信頼関係があったからこそ。
業界内では有名で幅広いネットワークを持つ釘崎さんが僕に気を掛けてくれた理由は不明だが、
それはとてもありがたいこと。
2018年の社外取締役への打診も光栄であり嬉しかった。
最近は大先輩という見方もなくなりタメのような扱いだが、尊敬する想いは変わらない。
(説得力ないか・・・)。
あまりツラツラ書いても、しんみりするのでここまでにする。
28年間、本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
これからはパフの一員としてハナリー島で好き勝手に飲ませてもらいます。
次回お会いするのは引退記念ライブかな。
そうはいっても今後ともよろしくお願いします。