今週月曜日は富士ゼロックスさんの「New Value Circus 2016」というイベントに参加。
といっても僕は時間の関係で、ある講演に参加しただけ。
講演タイトルは「女性が輝く社会の実現に向けて」 。
昨今、話題の女性活躍推進法の影響もあるだろうが満席だった。

僕自身もその分野に興味がないわけではないが、今回参加した目的は別。
もっとミーハー的なもの。
講師が菊池桃子さんだったのだ。
僕らの世代では絶対的なアイドル。
僕は特別ファンでもなかったが、高校から大学にかけては大人気で圧倒的な可愛さ。
確か映画「パンツの穴」も観たんじゃないかな・・・。
そのアイドルの名前に惹かれ不純な動機で参加したのだった。

僕は講演が始まり、すぐに後悔。
座った席が前から1/3程度の場所で本人の姿が見えずらい。
前の席のオッサンが座高が高い上に頭がデカく、その姿で本人が隠れてしまうのだ。
前の予定なんてすっ飛ばし、最前列に座るための時間を確保すればよかった。

しかし、そのデカい頭の横から垣間見える菊池桃子さんはすこぶるかわいい。
とても嫁さんと同級生とは思えない(笑)。
時々、「うふふっ」というアイドルっぽい笑い声を出しながら、話を進めていく。
僕は講演を聞く場合、大体の場合はスライドを見たり、メモを取っている。
講演者の声のトーンや話し方は勉強になるので注意をしているが、
講演者をじっと見つめることはない。

それが今回はずっと講演者ばかり眺めていた。
すぐにデカい頭で隠れてしまうが、顔を横に向けながら追っかけていた。
全く年齢を感じさせない。ほんと可愛らしい・・・。

いや、違う。
こんなことを書きたかったわけではない。
目的は菊池桃子さんだが、彼女の講演内容をブログに書こうと思ったのだ。

彼女のお子さんは20歳と15歳。ほぼうちと同じ。
15歳の娘さんは生まれながらにして身体に障害がある方。
彼女は子育てから雇用政策やキャリア形成に興味を持ち、40歳から大学院に通い始めた。
多くのことを学びながら問題意識を持ち続け、NPOを含め活動を始めた。
今や一億総活躍国民会議の民間議員としてあちこちで広報活動をされている。
ただ可愛いだけではないわけですね(笑)。

僕も全然知らなかったが、ジェンダーギャップ指数というものがあり
日本は145か国中111位(H28年)という低い順位。
男女格差において健康、教育は上位に位置するのだが、
政治や働くことでの経済参加ではすこぶる順位が低い。
まだまだ女性蔑視をする政治家が多いのもこの表れだろう。

「昭和脳」の持ち主がその傾向になるというが、僕もその傾向がなくはない。
菊池さんの話を聞きながら反省することにもなった。
こんな方が推進役を買ってくれるのであれば、
僕のような愚かな「昭和脳」の持ち主も感化されて効果的かもしれない。

浅はかな目的で参加した講演であったが、いい学びとなった。
ありがとうございました。