先週木曜日は日本の人事部主催「HRカンファレンス」に参加。
昨年までは東京で4日間通してのイベントだったので、
時間を見つけてはちょくちょく参加していた。

今年はオンライン。
イベント参加のハードルも下がった。
昨日のパフ主催のセミナーも従来であれば足を運ぶべきセミナーだが、随分と景色は変わった。
服部先生、ありがとうございました!

今後、多種多様な企業がセミナーを行い、価値を提供していくだろう。
参加者も気軽に申込んで、つまらなければすぐに離脱。
それが当たり前の時代になると、競争も間違いなく激化する。
簡単に始められるのはメリットだが、その分、コンテンツや運営方法がより求められる。
セミナー主催者は悩みどころ。
有料か無料かも含めて・・・。

自分たちも提供する側なのでそこは十分検討せねばならないが、
無責任に言えば選択の幅が広がりありがたい。

ちょっとブログの主旨とは違う方向にいってしまった(笑)。

テーマはタイトルのある通り「人生100年時代の学び方」
講師は慶應義塾大学大学院 特任教授の高橋俊介氏。
すでに今年2回目

前回は働き方だったが、今回は学び方。
これからの時代、僕たちはどう学んでいけばいいのか。
今週で54歳になる身として、今更、学び方なんてどうかと思うが、
僕にとっては重要なテーマ。

人生を100年送るつもりはさらさらないが、元気なうちは学び続けたいと思う。
「10代や20代の時にそうしろよ!」とお叱りを受けるかもしれないが、最近、よりそう思う。
なので、名大社の若手諸君も後悔しないためにもっと学ぶように! 
30代になってからは結構学んできたけどね。
その重要性にもっと早く気づけばよかった・・・。

そもそも、学ぶこと=教えてもらうこと、その考え自体が誤り。
あくまでも主体的でなければならないし、それを伝えあう学びあいの習慣が必要。
それが高橋さんのいわれる良い習慣。

経験的実務的な専門性も必要だが、体系的先端的専門性を継続的に追及することも必要。
(なんのこっちゃ。まあ調べてください・・・笑)
先が分からない時代で、もはやキャリアを会社任せにはできない。
計画的にキャリアを形成すること自体が非現実的になっているという。

結果的に満足度の高いキャリアに導くのは良い習慣。
そのために自身をグルグルと回さないといけない。
まだ遅くはない。
僕もそんな取り組みをしていかないと・・・。

高橋さんはビジネスパーソンには「リベラルアーツ」が必要といわれる。
これから求められる「信頼社会」ではより重要になってくると。
そのためには自分の専門分野を持ち磨かねばならない。
それが自身の世界観にも繋がっていくのだろう。

果たして僕の専門分野とは・・・。
問われると非常に困る(汗)。
そろそろ見極めていく時期なのかもしれない。

えっ、遅い?
大丈夫、人生は100年時代。
あと何年働くかは分からないけどね。

いい気づきとなりました。
ありがとうございました。