一昨日の日曜に何気なくfacebookを見ていると友人が藤巻幸夫氏の逝去のニュースを取り上げていた。まさかと思い、調べてみると15日夜、出血性ショックのために亡くなられたのがわかった。
僕は病気で入院されていたことも全く知らず、元気な姿しか印象がなかったのに・・・。まだ54歳の若さ。早すぎる。
伊勢丹のカリスマバイヤーから福助社長、イトーヨーカ堂の取締役も歴任され、亡くなられる前までは国会議員として活躍された。まさに飛び回っていた人生だったのだと想像する。藤巻氏が運営していた藤巻百貨店も未だ購入だったが、楽しみなサイトのひとつだった。
今から7~8年前に日経ベンチャーでの講演CDを聴き、すっかりファンになっていた。歯に衣着せぬ話し方も魅力的で、何度も何度もCDを聴き、学ばせてもらった。
そして今から4年前、偶然講演会に出席する機会を頂き、勇んで参加した。その当時のことは以前のブログでも紹介させてもらった。
ブログでも書いたように、たまたま同じエレベーターに乗り合わせたこともあり、勇気を絞って声を掛け、会社のロゴマークについて質問をした。
今から4年前といえば、僕が会社を任されたばかりで業績もどん底、まだ何の自信もない頃だった。
その時に名大社のロゴを誉めて頂いたことは今でも鮮明に覚えており、本当に嬉しかった。会社のロゴを変更すべきか迷っていたこともあり、藤巻氏の言葉は継続させる自信にもなった。
今でもいろんな場で会社のロゴを強調していくのは、少なからずこの時のことが影響している。ほんの数十秒の会話だが、僕にとっては何分にも感じられた貴重な時間であった。
そんな思い出がある藤巻氏の突然の訃報。悲しいのは事実だが、僕は改めて感謝をしなければならない。ありがとうございました。
藤巻さん、ご冥福をお祈りいたします。