これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「人について考える」の記事一覧:

大学1年は何をすべきか?

昨日は三重県にある大学からご縁を頂き講義をさせて頂いた。通常の場合、大学3年生もしくは4年生向けの就職ガイダンスに呼ばれることがほとんどだが、今回は大学1年、それも全学生必須となる科目「キャリア基礎」の授業。
僕自身にとってもあまり経験のないこと。貴重な機会と捉え、取り組ませてもらった。
教室はこんな感じ。
yokaiti13
出席者がゼロというわけではない(笑)。朝一番の開講前の光景。ここに140名ほどの大学生が出席し、90分の講義を行う。
学生はほぼ時間通りに出席し、私語もない落ち着いた雰囲気。1年の授業って、案外真面目なんだと感心する。しかし、それは1年に限らず、今の学生はどの学年も同じようだ。
僕が学生時代だった25年以上前と比較すると比べ物にならない。僕が不真面目だっただけかもしれないが、出席率は格段に高い。僕なんて授業を出なくていいのが大学なんだと勝手に解釈していた(笑)。
だからといって手放しで喜べるものではない。確かに学生は授業に出席する。僕らの頃には考えられなかった「キャリア基礎」という将来の働き方や就職の心構え、自分の適性と真剣に向き合える講義もある。
キャリア教育が必要なのは僕も共感するところ。大学の体制つくりも徐々に出来上がりつつある。しかし、体制が整ったからといって喜べるものでもない。
ろくすっぽ授業に出ていない僕がこんな話をするのは矛盾だらけだが、同時に不安になる要素も多い。少しでも将来についてのヒントを与えられればと思い臨むのだが、温度差があるのは否めない。
参加する学生は二極化している。真剣な眼差しで聞いている学生もいれば、最初から寝ている学生もいる。それは単に僕の話が響かないという根本的な理由もあるだろうが(苦笑)、まるで自分の将来に全く関心がないように思えてしまう。
確かに大学1年時はそんな時期なのかもしれないが、期待も不安もないように感じてしまったのは自分だけだろうか・・・。
20名くらいの学生を対象に車座になり話をすればお互いの距離感は縮まるだろうが、そこには大きな壁があるように感じてしまった。これも大人の驕りとは痛感はしているけど・・・。
もっと学生を突き放すべきか、もっと手厚いフォローをすべきか、どこに向かわせるべきかは僕らも真剣に考えなければならないだろう。
大学時代ほど、いろんなことにチャレンジできる時はない。これだけ自由な時間があり、自分自身を試すことができる。貴重な時間だ。それを無駄にして欲しくないと思う。
よりよい将来を作るためには、今を懸命に生きないとそれを実現するのは難しい。あちこちの話をしながらもそんな事を伝えたかったのだけれど・・・。
少しでも感じてくれる学生がいれば幸い。この大学1年、そして2年に何をすべきか。ほんの少しだけ自分を客観視して、充実した日々を送って欲しい。

赤坂の午後、四谷の夜、そして黄昏の御茶ノ水

昨日、一昨日は東京への出張。
情報収集やネットワークを広げるためにもっと頻繁に外に出たいのだが、ちょこまかちょこまかと予定が入り余裕のあるスケジュールが組めない。(ただ段取りが悪いという話もありますが・・・)
今回はようやく泊りでの出張となった。一昨日の午後は全国私立大学就職指導研究会の「就職フォーラム」に出席。全国から大学や企業が500名以上集まるわけだが、意外とすぐお客さんや知り合いに遭遇する。東京赤坂の大きなホテルでもホッとしてしまう(笑)。
いくつかのプログラムが行われる中、印象に残ったのは北野大氏の講演。
live1332
大学教授の立場から「働くこと」を語って頂いたのだ。基本的には真面目な話だが、要所、要所で笑いをとる。弟(北野武氏)の七光りで仕事をしているという自虐的なギャグから始まって、自分を落としながらも豊富なネタで参加者を惹きつけていく。
そこには学生への愛情があふれ、大学関係者、企業関係者への厳しいメッセージも込められていた。若者を育てる重要性を求めながら・・・。
そして、大学選びは将来の職業を意識して選ぶべきだと大学の教授の発言とは思えないことも言われていた(笑)。賛成!
この会合を終えて、静岡の同業者就職情報センターの秋山社長と一緒に四谷へ。珍しくライブハウスに行ったのだ。伝説のバンドと一部では噂されているUSBいや違う、MSPのライブ。
伝説といってもマングローブ今野社長、パフ釘崎社長、キーカンパニー下薗社長の同業者が組むオジサンバンドなのだが、2年ぶりにライブを行うというので、義理も含め(笑)お付き合いせねばならない。
live131
内容は期待以上。僕が中学、高校の頃、よく聞いた懐かしいフォークソングを中心に演奏が行われた。ハーモニカぐらいは習おうかなと思ってしまった・・・。
昨日は御茶ノ水にあるキャリぷら東京でふるさと就職応援ネットワークの幹事会。
live133
この写真が黄昏ているわけではないが、午後の時間みっちりと議論が繰り返された。今後の事業戦略や加盟各社との情報共有など密度の濃い時間を過ごしたのだ。
仙台のエムジョイ菅原社長のお土産は東北楽天イーグルスのクッキー。楽天関係のグッズは全て完売らしい。
live134
その後行われた懇親会ののち、最終ののぞみで名古屋へ。できればもう一泊ぐらいという気持ちもあるが、今日は学生向けのイベントがあるため戻らねばならなかった。
昨日、話し合われた内容を今日のイベントで少しは生かしてみようか・・・。ドタバタする日々だが、今日も気合を入れて臨まねばならない。
と日報のような報告ブログでした・・・。

企業再建弁護士の存在

7日(木)はトーマツイノベーションさんの主催する講演会に参加。全国でも活躍する方が少ないと言われる企業再建弁護士の村松謙一氏の講演に・・・。
僕は全く存じ上げなかったのだが、村松氏の活躍は新聞はじめ多くのメディアでも紹介されている。2007年年明けに放映されたNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」でもかなり話題になったようだ。
saiken13
今回の講演では村松氏の簡単な紹介の後、この番組を会場で見せてもらった。感動した。涙が出そうになった。
村松弁護士の下には瀕死の重傷、もやは倒産寸前の企業(主に中小企業)が駆け込む。大体のケースが銀行への返済が滞り、倒産も時間の問題という企業のトップがほとんど。
そのトップの苦悩を聞き入れ一緒に再建案を作り、銀行に交渉し倒産を回避したあと、再建の道に導く。
弁護士でありながら裁判所に出向くことはほとんどなく、もっぱら出向くのは銀行。そこで綿密な再建案を提示し何度も交渉しながら、銀行への返済を減らしていく。
簡単に書いてしまうとチープだが(苦笑)、そこに至るまでの過程とその仕事に賭ける情熱は見ていて感動的だ。村松弁護士自身のトラウマとなる体験もあるのだが、一人でも多くの経営者を救いたいという強い気持ちと行動力には驚くと共に敬服するばかり。
思い悩んだ経営者は村松弁護士との相談の後、そのほとんどは笑顔になっていくという。何日も食事が全く喉に通らなかった経営者が帰りにはどんぶり飯をお替りできるような安心感を与える。
村松弁護士は「倒産なんてない。借金は消しゴムで消せる。」と仰られていた。それも法的手続きに則って行う合法的な業務なので間違いはない。話を伺いながら目から鱗状態だった。
2時間の講演の後、なんとありがたいことにその村松弁護士と食事をご一緒することとなった。倒産の相談をするわけではないですぞ(笑)。
たまたま偶然が重なってトーマツさんと一緒にお酒を酌み交わしながら、更に深い話をして頂いたのだ。
これは貴重な体験。サラリーマン時代は弁護士の知り合いなんていなかったが、今の立場になるとそんな方との接点もでき、仲良くお付き合い頂く弁護士も増えてきた。
しかし、企業再建弁護士の方とお話しするのは初めてであり、全国的にも注目を浴びる村松弁護士の隣で飲めるのは光栄なこと。
この席では講演では話されなかったもっと奥深い話を伺うことができた。少なくとも僕は村松弁護士に相談に乗ってもらう存在になってはいけないし、そんな方向に進むわけにはいかない。だが、話を伺いながら、先々が少し明るくなったのも事実。
多くの経営者、特に中小企業の経営者は必要以上に責任の重さ、会社経営の重さを感じているようだ。毎日をどう過ごすか、何を考えて起き、何を考えて寝るか、それを繰り返さなければならない。
村松弁護士も強調されていた。
「会社は何のためにあるのか、自問自答しろ」と・・・。どこかで聞いたことのあるフレーズだが(笑)、それは常に意識せねばならないこと。
NHKでのエピソードで個人的に面白い事を伺った。本来、村松弁護士の番組放映予定は2007年の年明けではなく、もっと遅い時期たっだようだ。それが繰り上がり年初早々で「プロフェッショナル仕事の流儀」が放映された。内容は人が人を救う企業再建のドキュメンタリーとして・・・。
その後、NHKがドラマで放映を予定していたのが伝説のドラマ「ハゲタカ」。ここに繋がっているという。絶妙のタイミング。
この話を聞いて、オ~、スゲエ~と思うのはごく少数だと思うが、僕はその一人(笑)。
捉えどころのないブログになってしまったが、素晴らしい機会を頂きました。
ありがとうございました。

良い叱り方の巻

この3連休はあえて予定を入れなかった。
先週までドタバタ状態で来週からも忙しくなるのとちゃんと真面目に勉強しないとヤバいという理由から・・・。勉強することはファイナンス。
これまでカネ系の勉強は避けて通ってきたが、さすがにこの立場になるとそうはいかない。少しでも知識を身に付けようと今回通い始めたビジネススクールでとうとうその科目がやってきたのだ。
テキストを読んで眠くなる。懸命に理解しようと思っても全く頭に入らない。DCF法も正味現在価値もIRRも何のこっちゃって感じ。現実でどうやって生かせばいいのかさっぱり見当もつかない。
それでも知識くらいはつけないとまずいと思い、この3連休はそれなりに勉強した。多分、その時間に対しての知識量は比例していないだろうが・・・(涙)。
shikaru1
空いた時間に読んだ「日経トップリーダー」。今月の特集は”良い叱り方、良い褒め方”。この類の特集はいろんなビジネス誌も取り上げられており目新しさはない。しかし、リーダーにとって永遠に続くテーマ。頭で分かっていてもできないことは多いのだ。
僕自身も以前は随分と叱られた。叱られぱっなしと言っても過言ではない。そして、前社長によく言われたものだ。「叱る」と「怒る」は違うと・・・。上に立つ者は「叱る」と「怒る」の違いを身に付けねければならないと・・・。
自分では意識してきたつもりだが、本当にできたかどうかはかなり疑問。今でもそれは怪しいものだ。
この特集にははっきりと書かれている。
自分が主体なのが「怒る」。相手が主体なのが「叱る」。どんなに感情的なっても叱る時は客観的でなければならない。時々は再認識しないといけないこと。
もっと上手に叱れるようにならないといけないな・・・。もっと上手に褒めることの方が大事かもしれないけど。
それにしても本特集のケースはいかがなものか。失礼にあたるかもしれないが、もっと参考になるケースがあるのではないか。と思ってしまった。僕が慣れ過ぎてしまったせいもあるが・・・(苦笑)。
shikaru2
20年前、10年前と今と比較して、叱り方も変化しているのではないかと思う。表現は悪いが、世代によって叱り方のポイントも変わってくる。
はっきり言って、その変化は本質ではない。しかし、叱ることの本来の目的を考えた場合、その叱り方の悩みは尽きないのかも。
2500年前の「論語」でも叱り方の在り方について言及しているのだから・・・。

エンゲージメントを高めよう!

昨日はCDAプラザの勉強会。10月は毎年恒例の行事で、CDAの通学講座でも講師を務める守屋奈美枝先生を招いて講義を受ける。僕は2年ぶりに参加させてもらった。
テーマは「エンゲージメントを高める」。このエンゲージメントという言葉は最近になって耳にするようになったが、ほんの数年前までは見たことも聞いたこともなかった。(ただ知識がないだけか・・・)
エンゲージメントとは従業員の貢献度を図る指標のこと
・組織の成功のために貢献しようとするモチベーションの高さ
・組織の目標を達成するための重要な業務遂行への意志力

を表す。会社へのロイヤリティとも貢献意欲ともいえる様だ。
今回、僕はキャリアカウンセラーの立場より、組織を率いるリーダーの立場で耳を傾けてきたといってもいい。それだけ今後の社内で生かせそうな要素がいっぱい。
ある調査によれば、日本人従業員のエンゲージメントは、世界28か国中11位。もっと高いのかと予想していたのだが、思ったより低い。中国や韓国の方がエンゲージメントが高いのはかなりの驚き。
それだけ日本人の会社に対する想いは低下しているのだ。不況感や将来への不安、上層部への不信感がその理由でもあるという。少々寂しい話ではあるが、それが実態とするならば、自分たちの手でエンゲージメントを上げていくしかない。
エンゲージメントの高い企業は生産性もアップし、事故発生率は低下し、離職率も下がっているのは調査でも明らかなようだ。それは会社としても理想の姿。そんな会社つくりと個人のトレーニングをしなければならない。
昨日の勉強会では、その個人のトレーニングとして、ペアを組みポジティブな受け答えを継続的に行うワークや自身の強みを他者からポジティブフィードバックをもらうワークを行った。
僕はスケジュール管理が上手くいかず、別の予定と重なっていたため途中で退席したが、このワークもいい経験。自分が話す側でフィードバックをもらうと少々照れくさくなってしまうが、この繰り返しでお互いの強みに気づきを与える。年末の個人面談には生かしてみようと思う。
どんな仕事をする上においても、仮面を取った素の自分が一番パフォーマンスが高まるという。そんな環境を提供するのが僕の重要な役割。自分が素であればいいというわけではないのだ(苦笑)。
エンゲージメントを高めよう!
今日は若手社員の結婚式だし、エンゲージメントが高まる最高のスピーチでも披露するかな・・・(笑)
勉強会には途中までしか参加できなかったが、いい学びになりました。
ありがとうございました!

岡崎にて

今、僕はこのブログを岡崎のホテルで書いている。岡崎に泊まるのは初めて。部屋から眺める乙川も情緒があってなかなかいい。
okazakijc134
できればゆっくりと岡崎城あたりに行ければいいのだが、とんぼ返り。
昨日は岡崎青年会議所の10月公開例会に招いて頂き、講演をさせてもらった。先月のゲストが壱番屋の創業者の宗次氏で、来月が10万人規模のイベントを岡崎で行うというのだから、明らかに人選ミスで箸休めにしかならないが(苦笑)、それでも地元の学生や若手社会人を中心に200名近い方に集めって頂いた。
会場は岡崎市シビックセンターという地元ではコンサートも行われる立派な会場。
okazakijc132
okazakijc133
これまでいろんな講演は経験させてもらったが、シャワーが設備された控室なんて初めてのこと。自分にはもったいないな・・・。
タイトルは「夢への第一歩~未来の自分は自分は、今の自分がつくる~」と壮大なもの。
okazakijc1
ただ前を見て生きてきただけの僕がそのテーマで話をするのはいかがだと思うのだが(笑)、これまでの経験を自然体で話をさせてもらった。
講演終了後はパネルディスカッション。岡崎JCに所属する若手経営者と若者代表と一緒に事前に集計したアンケートを基に仕事の価値観について議論を行った。
僕の役割はコーディネーターで客観的な立場から現在の経営者の考える若者像とその実態のずれについてコメントさせてもらった。ここでは会場の学生からの質問もあったりとかなり熱い議論ができ、パネラーを含めた若者のストレートな意見も聞け参考になった。
いつの時代もギャップはある。どの時代がシアワセでどの時代がそうでないかはあるとは思うが、そこに結論を持って行ったところで何の意味もない。そこも含めて、まず一歩踏み出そうというわけだ。
客観的というよりも主観的に話した面も多いため、主催者も参加者もガッカリした面はあったかもしれないが、そんな意見もあっていいだろうと自分勝手に納得する(笑)。
公開例会終了後、打ち上げに参加。開始が21時を過ぎているわけだから、あっという間に帰れなくなったわけだ。結局、岡崎JCの方と1時ごろまで飲んでホテルへ。ここでもお互いの話をしながら有意義な時間を共有させてもらった。いいお酒が飲めました。
今回、お役に立てたかどうかはさっぱりわからないが、僕としてはいい経験をさせて頂いた。
岡崎青年会議所のみなさん、ありがとうございました。

まだまだ子供ということか

今週、6年生になる息子が修学旅行に行ってきた。行先は京都・奈良。
僕は岐阜で育ったのだが、行先は同じ。法隆寺に行き、奈良公園で鹿にせんべいをやり、東大寺で大仏を見て、清水寺、金閣寺を回る。
そのルートは35年前も今も大きくは変わらない。修学旅行のスタンダードなあり方だ。
それはそれでいい。しかし、時代が変われば買うお土産も大きく変わってくる。息子が家族に買ってきたのはこれ。
syugaku132
生八つ橋のチョコレートバージョンと抹茶パイ。他にもお土産はあったようだが僕が知らない間に消費されていた(笑)。
昔は普通の固い八つ橋がメインだったけど・・・。
そして、自分に買ってきたのはこれ。
syugaku131
龍のペンダント(ペンダントという表現は正しいですか?笑)。値段は確か300円。これって京都と何の関連性がある?どんな結びつき?。全く意味不明。しかし、子供にとってはこれが自分への一番のお土産。
僕も修学旅行時に何故か竹刀を買ったような記憶が・・・(汗)。
きっとそんなもんなのだ。友達と一緒に眠れない夜を過ごし、くだらない話で盛り上がり、意気投合してどうでもいいようなお土産を買ってしまう。
息子に確かめてはいないが、きっと色違いとか違うデザインのペンダントを何人もの友達と揃えているのだろう。
自宅に帰るとカッコつけてペンダントを付ける坊主がいるが、どうしても笑ってしまう。本人はちょっぴり大人の世界に入ろうとしているのだろうが、その行動自体は子供そのもの。まあまあ、それもいいじゃないかと思ってしまう。
時代が進歩して多くの情報が子供たちにも届きやすくなっている世の中ではあるが、子供の本質はいつの時代も大きくは変わらない。いいんじゃないの。
多分、中学生ともなれば見向きもしないペンダントだろうが、今は大切な宝物なんだろう。こんな経験ができる修学旅行。まだまだ子供だから楽しめるよね・・・。

ピクシー お疲れ様でした・・・。

pixykantok
写真は昨日の中日新聞のスポーツ欄。今年のグランパスを象徴するようなピクシーの落胆した表情。バックにある横断幕がもの悲しい。
グランパスは現在13位と低迷している。夏場に勢いを取り戻したものの、ここ最近は連敗が続き、下位に甘んじている。天皇杯も聞いたことのないような格下チーム(失礼!)に敗れ、早々に姿を消した。
ピクシーの今期限りの退任はうなずける話だし、プロの世界では当然ともいえる。6年間同チームを指揮した外国人監督は存在しないわけだし・・・。
だが、一人のファンとしては寂しいし切なくもある。あの喜怒哀楽を前面に押し出した表情が見れないのも残念。
ただ間違いなく言えるのは、グランパスにとって最大の功労者はドラガン・ストイコビッチ、ピクシーだ。
現役生活7年、監督として6年。合計13年での実績は僕らグランパスファンにとって最大の喜びをもたらせてくれた。改めて感謝すべき。
ピクシーがいなければ、今頃、J2でもがいていたかもしれないし、優勝なんて遥か先の夢でしかなかったかもしれない。コアなグランパスサポーターは否定するかもしれないが、僕なんかはそんな事を勝手に想像してしまう。彼がいなければ今のグランパスは存在しないと。何よりサッカーが面白かったし・・・。
本当に本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
新聞記事にはマンネリ化という言葉が時折使用されている。それはピクシーに限らず、サッカーに限らず、長期政権がもたらす一つの弊害だろう。
よく言えばチームが和気あいあいとして一体感が醸成されるのだろうが、悪く言えばチャレンジ精神や緊張感が乏しくなる。チームとしての活気が衰えるわけだ。(そう思うとベンゲルやファーガソンは凄いのか・・・)
これはプロスポーツの世界だけでなく、ビジネスの現場、一つ一つの会社でも言えることではあるだろう。僕が恐れていることのひとつでもある。
たかだか4年目を迎えるボンクラ社長なので大した経験もなく語れることもないが、トップが変革をし続けない限りは、組織はぬるま湯につかりマンネリ化に陥る。それに危機感を覚えなくなる。
プロスポーツは順位という一目瞭然の分かりやすさがあるが、会社の経営は順位がはっきりと出るものではない。景気や時代のトレンドのせいにして責任転嫁も難しくはない。だからこそ気をつけねばならない。
昨日の新聞の記事を読みながら、マンネリ化の恐怖を考えてしまった。
話は戻りグランパス。いくら監督の退任が決まったからといって、誰も今の順位を許さないだろう。サポーターも選手も、何よりピクシーが自身のプライドが決して許さないだろう。残り7節の健闘を祈りたい。
そして、最後にやっぱり感謝。今までありがとうございました。

健全な殴り合い

昨日は午後から研修会。研修会と言っても上期の実績を踏まえ、各チーム、各個人ができたこと、できなかったことを振り返る会議。
9月末で終了となる上期はあと数日残っているものの、これ以上数字が動くことはないので昨日がその締めとなる。
会社全体としては目標に対してあと一歩という状態で終了。当初の目標をクリアできなかったのは、僕の戦略ミスが原因と受け止めるべき。もう少し見極め力があれば、目標達成はできたはず。そこは素直に反省。力不足ですみません・・・。
僕自身の反省はあるにせよ、立場的には社員に対しては強く言わなければならない。目標達成した社員や貢献度の高い社員は十分認めるとして、そうでないものは自分の置かれた状況をしっかり把握し、反省しなければならない。
それを僕は”健全な殴り合い”と呼んで、喧々諤々社員同士でやり合うようにしている。そこには上司も部下も社歴が長いも短いも関係なく、本音で自分の意見をぶつけ合う。僕もあえて罵倒したり・・・。
言われる者は耐えられないだろう。相当、落ち込むことにもなるだろう。しかし、僕はそんな場も必要だと感じている。自分の置かれた状況を直視し、生ぬるい言葉で曖昧にするのではなく、その未熟さを自分に落とし込んでもらう。第三者が見ればイジメじゃないかと誤解するかもしれないが、決してそうではない。
共に戦う仲間には、時に厳しく突き放した方がいいと考えるからだ。それは参加する全員の共通認識。集中砲火状態だが、そこには愛情が詰まっている。現状を打破して欲しいという期待値がある。
そして、大事なのは後に引きずらないこと。この研修会の場の”健全な殴り合い”に留めておき、場外には持ち込まない。それが健全な組織を作っていく上においても重要なことだと思う。そんな研修会を午後の時間帯をフルに活用し、ちょっとくたびれて終了。進行役も結構疲れる(笑)。
夜は全社員で懇親会。場所は珍しく住吉プリンセス大通りにある札幌かに本家栄中央店。ここは9月末まで限定で洞窟ビアホールがある。
アサヒのエクストラコールドも飲み放題なのだ。4000円で飲み放題。これはかなりお値打ち!
kani2
kani1
名大社の大事なクライアントということもあり、今回利用させてもらった。あちこちで話の花は咲くが、もっぱら話の中心は来月、社員旅行で出向く沖縄のこと。この話題で大いに盛り上がる。仕事後にみんなでワイワイガヤガヤとこんな話ができるのはステキだ。
オンは真剣に取り組み、オフは全体で楽しむ。こんな事ができるなんて本当に幸せ。これも健全な殴り合いがあってこそ。健全な殴り合いが、健康的な組織を作り、理想に近い会社を創っていく。
僕はそれを信じて仕事に励みたい。

その気遣いに感謝!

昨日は久々の取材。名大社が就活生に向けに発行する冊子の巻頭記事の取材を地元のエコノミストに依頼をしたのだ。
そのエコノミストは名古屋では有名人。TVや新聞への露出も多く、論理立てた切り口と分かりやすい内容は各方面から高い評価を得ている。うちの会社としても今回で4年連続の取材となる。
お忙しい毎日だとは思うが、毎回快く取材を受けて頂けるので大変ありがたい。それに甘えて僕はライターと共に訪問。
昨日も約2時間、これからの外部環境や中部経済について語って頂いた。表立っては公表できない話を含め、僕自身が勉強になる話をしてもらったのだ。
詳細は9月に発行する冊子やWebをご覧頂ければと思うので、ここでは割愛。(あくまでも学生向けに書いています・・・。ご了承を・・・。)
ポイントは第三の矢、成長戦略のようですね・・・。
ブログタイトルはそれとは関係がない。
これまでのやりとり、昨日の訪問までのこと。取材に関してはこちらがお願いする側。相手は受ける側。全てにおいてこちらが配慮しなければならない。それにも関わらず、そのエコノミストは我々にも行き届いた気配りをされる。それは何度か行うメールでの打ち合わせでも十分感じたことであったが、今回は更にそれを感じることに。
今年7月にオフィスが移転された案内は事前のメールでも頂いていたのだが、驚いたことに昨日の昼間にも僕のスマホにショートメールが入ったのだ。
「○○です。後ほどよろしくお願いします。ところで、当社は○○に移転しておりますので、ご注意ください。」と。
最近、移転されたばかりで間違える方が多いのか、僕が余程頼りにならないかは分からないが(笑)、そのちょっとした気遣いはできそうでできることではない。
自分たちの顧客であればそんな対応もあるかもしれないが、どちらかと言えばめんどくさい取材側。僕がその立場なら「勝手に調べて来てください!」ときっとそんな対応だろう。
一流の方はその一つひとつの対応も一流なのだ。差が出るなあ~(苦笑)。でも、そんな気遣いに癒されホッとするのも正直なところ。
些細な行為で人となりがわかる。その方の人間性がメール一本で十分理解できる。その気遣いに感謝すると共に、自らの行動を振り返ることができた。
ありがとうございました。