これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:

食べ物のはなし 伏見シリーズ その221

伏見に戻ってきました。
暑いです。
決して避暑地に出向いていたわけではありませんが、
名古屋がとてつもなく暑く感じます。

雨が続くのは嫌ですが、今年はあっという間に梅雨明けしてしまいました。
統計開始以来、最短の13日間。
平年よりも22日も早いそうです。
今年の夏はどうなるのでしょうか。
名古屋でも40度を超える日がくるのでしょうか。

そんな日に備えて、スタミナをつけなければなりません。
冷たい蕎麦や冷やし中華もいいですが、ここは力強くいきましょう。
錦通を越え、長者町に入ったすぐにある「葱屋 平吉」さんに行ってきました。

こちらは葱を主役とした創作料理が楽しめる居酒屋ですが、ランチも人気があります。
この日の日替わりはお刺身盛り合わせ定食。
ちょっとインパクトに欠けます。
スタミナもつかないでしょう。

夏はやっぱり豚肉です。
「すいませ~ん、豚の生姜焼き定食をお願いします!」
「ご飯の量はどうされますか?」
「う~ん、やや盛りでお願いします!」

こちらのお店は大盛無料、生卵も食べ放題です。
大盛にしようかと迷いましたが、そこまで腹ペコでもないので、やや盛りにしました。

200%の力を発揮するのなら、
一杯目を普通に平らげ、
二杯目を玉子掛けご飯いするのがベスト。
それはさらに暑くなるであろう来月に回しましょう。

豚の生姜焼き定食 880円

美しい生姜焼きです。
アップにしてみましょう。


眺めるだけで食欲が湧いてきます。
これに合うのは白飯。

やや盛りでご飯を頼みましたが、どうみても大盛。
半分しか見えない写真でも想像できることでしょう。

「ウォオン、ウォオン、オレはまるで人間火力発電所だ!」
久々にこの言葉が出てしまいました。
この発電の力で街全体を涼しくさせたいものです。
生姜焼きだけですっかり発電してしまったので、生卵は止めておきました。

これくらいの味付けがご飯も美味しく食べられいいですね。
脇にあるマヨネーズもいいアクセントになりました。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その220

食べ物ブログはどうなった!
これからも伏見シリーズを楽しみにしているぞ!
ちゃんと仕事をしろ!
ありがたいことにそんな声を頂きました。

自称人気食べ物ブロガーではなかったわけですね。
想像以上に食べ物ブログを支持いただける読者が多かったわけです。
もしかしたら読者は50万人ほどに増えているかもしれません。

それを想うと中途半端に止めるわけにはいきません。
会長ブログになっても継続していくことにしましょう。
これからもよろしくお願いします。

今回は少し足を伸ばします。
会社から南に向かい若宮大通りを越えます。
大須商店街から一歩入ったところにある「アオサンズ」さんに行ってきました。

えっ、これは伏見シリーズ?
はい、伏見シリーズです。
徒歩圏内なので・・・。

こちらはベトナム料理というよりはベトナムサンドイッチのお店。
店内は現地をイメージさせてくれます。

ランチメニューを眺めながら何にしようかと悩みます。
常連の先輩のおススメに素直に従い、一番人気のメニューを選びました。

アオサンズベトナムセット 1150円

お好きなバインミーとお好きなフォー、
最初に登場するのはアイスコーヒー。

そしてフォー。
パクチーもたっぷりの鶏肉のフォーを選びました。

牛肉のフォーも美味しそうです。
その後に出で来るのがメインのバインミー。
包みはベトナムらしくもなく可愛らしい。

これぞ定番といわれる自家製ベトナムハム&豚レバーペースト。

Sサイズですが思ったよりもボリュームがあり、食べごたえがあります。

お~、いいぞ、いいぞ。これがベトナムの日常なんだ・・・。
再びベトナムに行きたくなりました。
バインミーは食べたことがないですが・・・。

他にもSAVAのトマト煮やサイゴンチキンなど耳慣れないメニューが並びます。
トッピングも充実していて、いろんな楽しみ方もできるようです。
なます増は美味しくなるのかな・・・。

会社の近くで海外を体感できるのは嬉しいですね。
こんな感じで食べ物ブログは続いていきます。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その219

会社から伏見駅方面に向かいます。
ふと伏見通を眺めると今まで見たことのない看板が目に飛び込んできました。

「あれっ?あんな店あったっけ?」
確かに以前は上島珈琲店でした。
それがかすかな記憶では1年ほど前に閉店となり、
その後きらびやかな看板のお店がオープンしました。

「あの店はもうなくなっちゃったのか・・・」
と思い、気になってお店の前までやってきました。

よくよく眺めると以前の看板も下の方に隠れています。
店がわかりずらかったのでしょうか。
どうやら看板を張り替えリニューアルをしたようです。

わずかな期間でリニューアル。
思い切った決断ですね。
「鶏酒場シュワトリ」にお邪魔しました。

ハイボールやレモンサワーを150円で飲ませてくれます。
サクッと飲んで帰るのもいいでしょう。

ここは鶏が自慢のお店。
スピードランチメニュー、ヘルシーランチメニューといろんなランチが並びますが、
初めてなので冒険は避け、一番のおススメを注文します。

鶏のからあげランチ 730円

どこにでもあるメニューだと思いますが、
人気食べ物ブロガーは当たり前すぎてほとんど食べたことはありません。
家人の作るからあげで十分と思ったりもします。

しかし、ここはイチオシ、看板メニュー。
しっかりと味わせてもらおうじゃないですか。
からあげもかなりの迫力です。

これはそのまま食べるのかな?
と思っていると「こちらをお使いください!」と調味料が運ばれてきました。

「おー沢山、あるな・・・」
と眺めますが、どれも普通。
至ってシンプルです。
ペペロンチーノなんとかもありましたが、お昼ということもあり控えました。
マヨラーはきっとドボドボかけるんでしょうね。

こちらはご飯のお替りも自由。
若者は喜ぶでしょう。
からあげとご飯は最高の組み合わせかもしれません。
さすがに先日56歳になった身には必要はないですが・・・。

からあげで差別化するのは難しいなと思いつつ、普通に美味しく頂きました。
夜はからあげとハイボールかな。
井川遥さんようなスタッフがいると嬉しいです。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その218

この日の前日は深酒でした。
コロナ以前の飲み会は当たり前のように2軒ほど梯子していましたが、
コロナになってからは1軒で帰るケースがほとんどです。

そもそも飲みにすら行けない期間が長かったので、
体力は相当落ちているでしょう。
つい調子よく飲んでしまうのと翌日がしんどかったりもします。

そんな日には何故か麺類が食べたくなります。
担々麺とか、唐辛子たっぷりの味噌煮込みうどんとか刺激に強い麺類に惹かれます。

会社を出て長者町方面に向かいます。
そこに構える「龍美」さんに行ってきました。

店構えはこの界隈によく存在する中華料理屋さん。
大陸系の雰囲気も感じさせます。

ランチメニューを眺めると「名古屋中華お得ランチ」と表示されています。
いつの頃か台湾ラーメンは名古屋飯となり、
れっきとした名古屋中華として売り出されています。
そういえばGW中にもあるTV番組でラーメン特集があり、
そこでモーレツに注文される台湾ラーメンが紹介されていました。

その記憶が頭の隅に残っていたのでしょう。
「すいません、台湾ラーメンと炒飯とセットで・・・」
「わかりましたー」
オーダーを取ると女性スタッフはそそくさと厨房に向かいます。

さてここのウリはなんだろうな・・・とメニューをパラパラめくっていると、
「お待たせしましたー」
あっという間にセットが運ばれてきました。
先週の吉野家さんよりも早いくらい。
牛丼よりは遅いが、親子丼よりは確実に早い提供じゃないでしょうか。

麺・飯セット 800円

台湾ラーメンも炒飯もシンプル。
先日、紹介されていた某有名店の台湾ラーメンは
かなり辛くニンニクも効いていますが、こちらはそうではありません。
マスクをしていれば匂いも気になりません。

炒飯もゴロッとした焼豚は入っているものの、あとは少々の玉子とネギ。
実にシンプルです。
最近はセット物のボリュームがキツくなってきましたが、
こちらはそこまでの量ではないので程よくお腹は満たされます。
セットとしては十分でしょう。

これも名古屋飯。
仕事がなければもっと刺激の強い台湾ラーメンを食べたいですね。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その217

ゴールデンウイークは散在しました。
どこも出掛けていないのに散財とはどういうことでしょう。
密かに家族想いの行動をしたと予測されます。

真相はともかく、しばらくランチは節約しなければなりません。
伏見にもリーズナブルのチェーン店が金欠のサラリーマンの胃袋を満たしています。
いつもは横目に見ながら人気食べ物ブロガーの道を歩みますが、
たまには混じるのも許されるでしょう。

向かったのは伏見通りを北に向かった場所にあるあるお店。
「吉野家伏見通錦店」さんに行ってきました。

最近、ちょっと話題を提供した企業。
ひとつの発言がSNSで広がり、企業価値を大いに落とすことになりました。
迂闊な発言は誰しもありますが、決して許されることではありません。
人前で話すことの多い人気食べ物ブロガーですので、
ここはあえて自分事と捉えます。
そんな姿勢は大切ですね。

また、新卒採用の現場でも評判を落としました。
それが引き金に客離れが起きる時代。
気をつけなければなりません。

本来なら力を入れた商品をうまくPRしたかったのでしょう。
店内にポスターも飾られています。

企業価値を上げるにはいい商品、いいサービスを提供することが求められます。
こちらは10年かけて開発を行ったといわれます。
普段は牛丼しか食べませんが、ここは応援の意味も込めて注文しましょう。

親子丼437円+キムチセット162円

単品にしようか迷いましたが、周りの目を気にする小心者の食べ物ブロガー。
写真映えを考えるとキムチが合っています。

親子丼をアップにするとこんな感じ。

とろ~りとした卵が食欲を増進させます。
そこにひょっこり顔を出す鶏肉。
絶妙なバランスで丼の中で躍動します。

卵、鶏肉、ご飯をレンゲですくい、口の中へ放りこみます。
「お~、なかなかやるじゃないか」
開発10年という言葉に説得力を感じた瞬間。
コスパはかなりのもの。
最後はキムチと一緒にかき込んでしまいました。

周りのお客さんを見ると多くの方が親子丼を注文していました。
せっかくの信頼を裏切ってはいけません。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その216

4月も半ばを過ぎて、春らしさを感じるというより夏の入り口一歩手前の装いです。
春と秋がどんどん短く感じるのは私だけでしょうか。
もしくは年齢のせいでしょうか。

1か月後は56歳になってしまいます。
体は元気いっぱいですが、その年齢を耳にすると急に年寄りになった気がします。

それが理由ではありませんが、最近は蕎麦を頂く割合が高くなりました。
暑くなってきたので、シンプルにざる蕎麦。
それで満足してしまう体はどうなんでしょうか。

いやいや、まだまだ攻めなけれななりません。
いつまでもその姿勢を持たねばならぬのです。
そのためには蕎麦ではなくラーメン。
それもガツンと響く迫力のある代物が求められます。

インスタあたりをチェックすると最近、それに相応しいお店がオープンしました。
会社から北に向かい錦通を越えた場所にある「焼豚そば啜る」さんです。

系列店の「鶏そば啜る」さんは人気店。
以前のこの伏見シリーズでも紹介しました。
その時のブログはこちら

系列店はこの界隈にいくつかあるので同じ業態だとカニバリが起きます。
ここは気を付けなければなりません。

ずっと自販機を眺めます。

どうやら焼豚で勝負するようです。
写真では見ずらいですが、1枚、2枚、3枚、4枚と焼豚の枚数で値段が異なります。

ここは全国30万の読者のためにも3枚あたりを選ぶべきでしょう。
購入し、元気にいいスタッフにチケットを渡します。

ラーメンに対するこだわりを理解しながら、しばらく待ちます。

中華そば(並)焼豚1枚 850円

なんだ、なんだ、3枚じゃないのか。
2枚でもないじゃないか・・・。
クレームの電話が鳴りやみません。

ここは消極的な姿勢が出てしまいました。
これも来月56歳を迎える年寄り感かもしれません。
ちと、情けないか・・・。

しかし、この1枚がとてつもなくデカい。
厚切りベーコンステーキ的なこの感じ。
リフトアップで写真を撮りたいところですが、
カウンターのみの店舗で、
目の前にスタッフさんが身を構える場でそんな勇気はありませんでした。

結論からいえば1枚で十分お腹は満たされます。
焼豚大好き人間はチャレンジすべきでしょうが、
ただのラーメン好きはあまり無理をしないほうがいいでしょう。

それでも一度くらいは2枚の挑戦はしてみるか・・・。
とても美味しく頂くことができました。
ピーク時間を外してお邪魔することをおススメします。

ごちそうさまでした。

「なごや七福神めぐり」に行ってきた。

3月の初めだっただろうか。
いきなり家人が
「やまちゃん、七福神めぐりに行かない?」
と誘ってきた。
どうやら友達からご利益があるとかないとか情報を入れてきたようだ。

少々面倒であっても、ここは
「いいね、行こう!」と言わねばならない。
点数を稼げる時に稼いでおくのだ。

調べると公式案内から僕のようなブロガーまで様々な情報がアップ。
名古屋市内の7つの福神さまと寺院を回る。
特に順番は決まっていない。
1日で全部回るのは無理なので、2回に分けて巡ることにした。

3月6日(日)が空いていたので、早速。
この日は雪がチラつく寒さ。
翌週の名古屋シティマラソンの暑さを思うと信じられないくらい。

一番遠い南区にある笠寺観音笠覆寺からスタート。
こちらは恵比須さま。

まずはともあれ商売繁盛から。
大色紙を買うのにどれにしようか家人は迷う。
僕はさっさと決めるので、それで揉めたり・・・。
御朱印をもらうのに手間取ってしまった。

そんなやり取りを見ていたおじさんが声を掛けてきた。
「初めて七福神めぐりをされるんですか?」
「はい、要領がよく分からなくて・・・」
と話をすると懇切丁寧に教えてくれた。

このおじさん、リーマンショック時に失業して悩んでいた時に七福神めぐりをしたら、
不思議と仕事が決まり、その後も順調だという。
お礼方々、年に何回も回るという。
もう40回を超えたとその御朱印帳を見せてくれた。
ご利益があるわけね。

感謝を述べ、次に向かったのは港区の宝生山辯天寺
こちらは辯才天さま。

こちらは静かな寺院。

そして、中川区にある如意山宝珠院
こちらは大黒天さま。

自宅から比較的近いが初めて訪れた。
もっと地域を知らねばならないね。
初日は3か所で終了。

それからお互いゆっくりする時間が取れなかった。
ようやく都合がついたのは4月10日(日)。
3回目のワクチン接種翌日だったが、二人とも元気。
何も予定を入れてなかったので、急遽、出掛けることに。

1か月前と比較すると気候はまるで違う。
シャツ一枚でも暑いくらいの陽気だった。

向かったのは昭和区の八事山興正寺

何気に初めてお邪魔した。
こちらは寿老人さま。

僕はともかく家人には長生きしてもらいたい。
前週だったら桜が満開だった。

そして中区にある成田山萬福院
こちらは福禄寿さま。

頻繁に若宮大通を通るが、こちらも初めて。
そのまま錦方面へ移動。

袋町お聖天福生院へ。
こちらは毘沙門天さま。

いかんね、この付近も夜な夜な通るというのに・・・。
中に入ると格式を感じた。

そして、最後が大須観音宝生院
こちらは布袋尊さま。

初詣も欠かさずお参りするし、年何度も訪れる。
しかし、社務所がこんな奥まった場所にあるとは知らなかった。

2日通して「なごや七福神めぐり」は無事終了。
帰り道にもご利益が・・・。

普段、必ず混む交差点がスムーズに通れた。
いつも駐車場が満杯のコンビニにすっと入れた。
出た時は入れない車が右往左往。
普段より快適に家路につくことができた。

これも福をお授け下さったということ。
こちらが三つ折りの色紙。

ありがたいことですね。
こうして家庭円満にもなるわけだし・・・。

GWも家人とどこかへ出掛けてみるかな。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その215

少し前のことでした。
和食の美味しい居酒屋さんの前を通るとこんな看板が出ていました。

気になったのはピリ辛玉子ラーメン。
お店に似つかわしくないと思いつつ、
「これはきっと何かあるぞ!」
と期待で胸が膨らんできました。

しかし、その時はこのメニューだけに売切の札が張り付けてありました。
「そんなに人気メニューなのか・・・」
それ以来、このお店が気になって仕方ありません。
仕事が手につかない日々がしばらく続きました。

そして、先日、満を持して「和食ダイニング 若宮」さんにお邪魔しました。

11:30のオープンと同時に入店したのです。
「いらっしゃいませ」
礼儀正しい接客で迎えてくれます。
もちろん一人目のお客さん。

カウンターに案内されると迷うことなく注文。
「え~っと、ピリ辛玉子ラーメン、中辛でお願いします。」
「ご飯は付けられますか?」
「大丈夫です!」
ここは勇気をもってキッパリとお断りしました。
辛さは普通、中辛、大辛と選べるようですが、ここは真ん中を選択するのが王道です。

待つ間、カウンターの奥を眺めます。
夜に何度かお邪魔したことはありましたが、全て飲み放題。
どうやら焼酎が売りのようです。
最近あまり飲んでいませんね。
日本酒ばかりで・・・。

ピリ辛玉子ラーメン 750円

見た目はかなり辛そう。
いつもなら汗がボタボタと落ちてくるパターンです。

しかし、思ったほど辛くはありません。
スイスイと麺とスープを啜ってしまうのです。
出汁が上手く効いているようで辛さがいい具合に体に溶け込んでいきます。
玉子とひき肉と野菜もブレンドされ辛さにマッチしています。

「いいぞ、いいぞ、この感じ、なかなかやるじゃないか」
久しぶりにセリフを発してしまいました。
気づくとスープもほぼ飲み干す状態。
売り切れになる人気ぶりも納得しました。

そしてお団子が口直し?デザート?で付いてきます。
きっと女性は喜ぶでしょうね。

和食のお店で頂く辛いラーメン。
このアンマッチがむしろいいかも・・・。

ごちそうさまでした。
もしかしたら大辛も楽勝かもしれません。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その214

新年度に入りました。
この伏見界隈でもスーツ姿がぎこちない若者が数人のグループで歩いています。
どこでランチを食べようか迷っているのでしょう。

そんな時は「食べ物のはなし 伏見シリーズ」で検索。
きっと相応しいお店が見つかります。
金欠で節約したい新人さんにもとっても役に立つブログですよ。

そんな清々しい新年度。
こちらは気持ちを盛り上げ、ちょっと豪華に攻めてみましょうか。

会社から北東に向かい錦3丁目に入ります。
少しは夜も回復してきたのでしょうか。
雑多なお店が多い中、上品な雰囲気を醸し出すお店があります。
「芳蘭亭」さんに行ってきました。

こちらの創業は大正6年。
創業100年を老舗中華料理店。
長寿のファミリービジネスでもあります。

馴染みがあるお店ではありませんが、ここは新年度企画。
特別編にしてもいいかもしれません。
こちらは昼も夜もコースのみの提供。

「すいません、チャーラーでお願いします。」
そんな注文はあり得ません。

季節の前菜7種盛り合わせ

「え~っと、生春巻きとあれとこれ、なんだっけ?」

フカヒレの上海風姿煮込み

「お~、これが噂の上海風だな・・・。うん、味はまさに上海風だね・・・」

広島県産牡蠣のパン粉揚
~ザーサイとオイスターソースの中華タルタル~

「お~、いいぞいいぞ、このカキフライ。このトマトも美味いじゃないか」
「蠣のパン粉揚でございます」

三河湾産芝エビの蕪の炒め 柚子の香り

「これで一人前ですか?」
「はっ?いえいえ、取り分け致します・・・」

黒酢の酢豚

「ハンバーグの間違いじゃないですよね?」
「これが酢豚です・・・」

あっさり担々麺

「うわっ、なんと上品な担々麺。替え玉ありますか?」
「申し訳ありません。ございません。」

こんな調子ですっかり満足してしまいました。
最後のデザートは杏仁豆腐でしたが、写真は必要ないでしょう。

この日は懇意にする経営者仲間の壮行会。
一年に一度くらいはこんな食事もいいですね。

連れてって頂ければいつでもお付き合いしますよ。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その213

少しずつ春の訪れを感じるようになってきました。
ランチも近場ばかりでなく、ちょっと離れたお店にも行きたくなります。
以前から気になっていながら、なかなかお邪魔できないお店がありました。

伏見から柳橋に向かい、奥まった小さな通りに飲食店が点在しています。
その一つに歴史を感じさせるお店が一軒。
「柳橋 一八」さんに入りました。

店構えはまさに昭和。
この雰囲気だけでもタイムスリップした気になります。

店内も期待を裏切りません。
小さなテーブルと小上がりの座敷が並んでいます。
奥のテーブルには早い食事を済ませた常連そうなご老人が談笑しています。

メニューを眺めます。

これまた昭和を感じさせます。
値上げはいつしたのでしょうか?
一番の高価格が天丼。
丼を大盛にしても950円。

嬉しい価格ですね。
寒ければ味噌煮込みを注文するところでしたが、
それは年末のお楽しみにしておきましょう。
お店の入り口に貼られていたこちらも以前から気になっていた品を注文します。

中華そば 450円

伏見界隈も多くのラーメン屋さんが次から次へとオープンします。
激戦区でいつの間にか消えているお店もあります。
差別化が必要な時代。
いろんな工夫をされ特徴を出されています。

しかしこちらはそんな特徴を一切気にすることなく、昔ながらのラーメンを提供。
いや、ここでは中華そばと呼ぶべきでしょう。
乗っている具材はハム、かまぼこ、ネギと実にシンプル。
これで750円といわれると違和感を覚えますが、
ワンコインでお釣りがくる価格。
納得するしかありません。

見た目は濃そうですが、至ってまろやか。
うどんの出汁が上手く使われているのでしょう。

先日の名古屋シティマラソンの惨敗は重くなった体重も影響していると感じます。
シンプルであっさりとした食事を続けることが次のチャレンジに繋がるのかもしれません。
しかし、次回はかつ丼を食べたいと思ってしまう。
まだまだですね・・・。

滞在時間15分。
さくっと頂き、さくっと出る。
やはりこれも大切です。

ごちそうさまでした。