徐々に伏見界隈も活気が戻ってきました。
いや、それはない。
一時期に比べれば少し戻った程度で、まだまだ物静かな街の光景。

それでも活気を戻そうとする気配は伺えます。
すっかりテイクアウトが当たり前になってきて、
あちこちのお店が趣向を凝らしお弁当を提供しています。

本来であれば出来立てのアツアツをお店で食べることが一番。
それまではもう少しの我慢です。
その時まで人気食べ物ブロガーはあちこちのテイクアウトで貢献します。

会社から西に向かった場所にある「どてマニア」さんに行ってきました。

飲食店が多数入店するご存知ダイアパレス伏見。
こちらも以前紹介しています。
元気で明るい息子さんと料理上手なお母さんで切り盛りしています。
この日も気持ちいい接客で迎えてくれました。

お弁当は3種類。
ここは人気食べ物ブロガーとしての腕の見せ所。
腕の見せ所かどうかはともかく代表格となるお弁当を購入しました。

その場で盛り付けてくれるのが嬉しいですね。
こちらの箸。

さりげなくアピールしています。
はい、そうです。
こちらは店名にある通り、どて煮が自慢のお店。
愛知県らしく八丁味噌なのです。

特製どてMANIA弁当 1000円

ごっちゃな感じがしますね。
分かりやすく真上から撮ってみましょう。

それでもごっちゃな感じかな(笑)。
左上から鶏のから揚げ、玉子焼き、筑前煮、アジフライ、そのタルタルソース。
左に戻り千枚漬、そして自慢のどて煮が敷き詰められます。
その下にご飯が隠れているなんて誰も気づきません。

これをどこから攻めるかは悩みどころ。
まずは千枚漬を器から外し、
アジフライにタルタルソースをまぶし気持ちを整えます。

それは飲みたい気持ちを抑えるため。
酒の肴としてはこれで十分。
しかし、ここで飲むわけにはいきません。

まずはド定番、どてから・・・。
左端から1/4のあたりから箸を差し込み、ご飯をすくい上げます。
どての煮汁が浸みたご飯と共に思い切り口の中に放り込みます。
飲みたい気持ちは引きずりますが、別の幸福感が体を覆います。

「いいぞ、いいぞ、このメシ食ってる感じ」
ちょっと品のない言葉になってしまいましたが、豪快に食べ続けます。
次に向かうはアジフライ。そして、どてに戻る。
そんな風にグルグルとおかずを回します。

気が付くと最後にこんにゃくが残っているだけでした。
それを一口でまとめ上げる。
まさに井之頭さんのラストスパートでした。

今回も美味しく完食。
ごちそうさまでした。

次回は生ビールと共にパーッといきたいですね。