新年度に入りました。
この伏見界隈でもスーツ姿がぎこちない若者が数人のグループで歩いています。
どこでランチを食べようか迷っているのでしょう。

そんな時は「食べ物のはなし 伏見シリーズ」で検索。
きっと相応しいお店が見つかります。
金欠で節約したい新人さんにもとっても役に立つブログですよ。

そんな清々しい新年度。
こちらは気持ちを盛り上げ、ちょっと豪華に攻めてみましょうか。

会社から北東に向かい錦3丁目に入ります。
少しは夜も回復してきたのでしょうか。
雑多なお店が多い中、上品な雰囲気を醸し出すお店があります。
「芳蘭亭」さんに行ってきました。

こちらの創業は大正6年。
創業100年を老舗中華料理店。
長寿のファミリービジネスでもあります。

馴染みがあるお店ではありませんが、ここは新年度企画。
特別編にしてもいいかもしれません。
こちらは昼も夜もコースのみの提供。

「すいません、チャーラーでお願いします。」
そんな注文はあり得ません。

季節の前菜7種盛り合わせ

「え~っと、生春巻きとあれとこれ、なんだっけ?」

フカヒレの上海風姿煮込み

「お~、これが噂の上海風だな・・・。うん、味はまさに上海風だね・・・」

広島県産牡蠣のパン粉揚
~ザーサイとオイスターソースの中華タルタル~

「お~、いいぞいいぞ、このカキフライ。このトマトも美味いじゃないか」
「蠣のパン粉揚でございます」

三河湾産芝エビの蕪の炒め 柚子の香り

「これで一人前ですか?」
「はっ?いえいえ、取り分け致します・・・」

黒酢の酢豚

「ハンバーグの間違いじゃないですよね?」
「これが酢豚です・・・」

あっさり担々麺

「うわっ、なんと上品な担々麺。替え玉ありますか?」
「申し訳ありません。ございません。」

こんな調子ですっかり満足してしまいました。
最後のデザートは杏仁豆腐でしたが、写真は必要ないでしょう。

この日は懇意にする経営者仲間の壮行会。
一年に一度くらいはこんな食事もいいですね。

連れてって頂ければいつでもお付き合いしますよ。
ごちそうさまでした。