発売日早々に購入。
著者は元リクルートエージェントの社長であり、
前Jリーグチェアマンであり、
現日本バトミントン協会の会長である村井満氏。

村井さんの著書となれば、迷うとか、書評を読むとか、
誰かに感想を聞くとか、そんな必要はない。
手に取るだけのこと。

僕が尊敬する経営者の一人。
といってもお会いした事は2回しかない。
僕が社外取締役を務める株式会社パフの釘崎会長と懇意にされておりキッカケを頂いた。
一度目は10年前。
二度目が今年6月。
いずれもブログに書いているんだよね。

2013年7月 就職について東京でちょっと考えてみる
2023年6月 本業も頑張ります!

初めてお会いした時、名大社を知って頂いており感激した。
2度目はゆっくりと飲ませて頂いたが、その時の発せられた言葉にも大いに感激。
内容は伏せておくが、本当に心の大きな人はこんな人のことをいうのだろう。

以前リクルートエージェントで働いていた知り合いは、
新人の時に村井さんから声を掛けられ、
それもほとんど接点もないのに名前を呼んでもらい、感動したという。
そのエピソードだけでも十分。

そんな方が唱える「天日干し経営」。
必ず村井氏が言われるのが、「魚と組織は天日にさらすと日持ちが良くなる」。
透明性を増していくことで組織は強くなっていくということ。

本書ではその理由について明確に書かれている。
それは机上の空論ではなく、村井氏の実体験から生まれたもの。
小学生時代から始まり、大学時代に旅を続けたこと、長きに亘るリクルート時代。
神田営業所での某氏とのエピソードは書かれていないが、
リクルート事件のど真ん中にいて経験されたこと。
その後、トップとして導いたリクルートエージェントやアジア関連企業の日々は詳細に書かれている。

僕もそれなりの経験をしているが、村井氏とは比べものにならない。
未知の分野で臨んだJリークチェアマンの仕事も波瀾万丈。
一つの困難を乗り越え、ホッと落ち着いたと思えば、別の困難が襲い掛かる。
どんな場合でも真正面から真摯に向き合い、信頼関係を作っていく。

その行動は「天日干し経営」そのもの。
あの温厚な表情からは窺い知れない苦労はあったかと思うが、
そう思わせないのも村井氏の能力なんだろう。

詳しくは本書を読んで学んでもらいたい。
村井氏だからこそ、世界で活躍するサッカー選手とも友好的な関係を築けたのではないか。
組織を引っ張る人はもちろん、
これからそんな存在になっていく方には是非、読んでもらいたい。

ありがとうございました。