9月も半ばに入りましたが、まだまだ夏が続いているといってもいいでしょう。
名古屋は35℃を超える日が続きます。
ランチに外に出ても汗ばむ暑さ。
時間に余裕があってもあまり遠くには行きたくはありません。

とはいえ最近は新規開拓を求められる伏見シリーズ。
未踏の場所へ(大袈裟な・・・)向かわねばならないのです。
住吉通りを歩いているとふとした看板が目に入りました。

「おっ、これは食べ物ブログに相応しいじゃないか」とお店に向かいます。
ビボットライオンビル1階の「旬菜 泉」さんです。

この手の居酒屋は気になりますが夜に飛び込みで入るには勇気がいります。
和服の似合う小奇麗な女将さんが一人で切り盛りしているかもしれません。
妄想が膨らみますが、ランチはハードルが下がり冒険もできます。

「いらっしゃいませ」
和服ではないですが女将さんとその娘さんらしい方が迎えてくれました。
カウンターとテーブル席が2席のこじんまりしたお店。
しっぽりと一人で飲むには最適かもしれません。

「お好きな席にどうぞ」
カウンターには常連らしきお客さんが食事をしていたので、
遠慮がちにテーブル席に座ります。

「すみません。ハンバーグは定食が終わってしまいました」
「大丈夫ですよ。サケの塩焼きでお願いします」
ここは紳士っぽく振舞うべきでしょう。

ドリンクはセルフです。
プーアール茶っていうのかな。

「おまちどうさまでした。ご飯が足りなければ言ってください」
「ありがとうございます」
ここはあくまでも紳士っぽく振舞います。

日替わりランチ(さけの塩焼き定食) 1000円

おかずはもずく、肉じゃが、黒豆煮と健康的なメニュー。
最近は一部で「健康になったぞ」というフレーズが流行っています。
頷くしかありません。

さけは小ぶりながら2切れ。

こちらも健康的といえるでしょう。
優しい味付けなので、程よい満足度で食べることができました。
こうしてまずランチでキッカケを作り、夜に繋げる。
女将さんは夜には和服になるのでしょうか。
どこかのタイミングで伺いたいですね。

ごちそうさまでした。