昨日の朝礼及び全体会議は2時間以上に及んだ。
僕以外にも全員が昨年の反省と今年の目標を述べたわけだから当然といえば当然。
今の気持ちを大切に日々の業務に励んでもらいたい。
何だか偉そうな表現だな・・・(笑)。

今年の標語の説明だとか全体の目標だとか僕自身が方針を示した中に、
ひとつだけ仕事的にはどうでもいいようなことが含まれていた。

それは何かといえば、僕に向かって「社長!」という呼び方を禁止したのである。
一瞬、ポカ~ンとした雰囲気が社内全体を覆ったが、
「今日から社長と呼んではダメだ!!」と大きく言い放ったのだ。

僕が社長に就任する前から一緒に仕事をするメンバーは「テツさん」とか
「山田さん」とか、先輩であれば「山ちゃん」と今でも呼んでいる。
それが社長に就任した後に入社したメンバーは僕のことを「社長!」と呼ぶ。

なんともこそばゆいしもどかしい。
呼んだ瞬間、距離感が生まれているような気がしてならない。
会社なので一定の緊張感は必要だが、どうでもいいところでの緊張感はむしろ仕事の足を引っ張る。
気持ちよく仕事ができないと思うのだ。

そんなことを思っているのは僕だけで、
社長と呼んでいたメンバーは反対に戸惑っているのかもしれない。
しかし、気を遣うべきは外側の世界で内側の世界ではあまり気を遣うべきではない。
それが僕の考えだ。

以前からこのことはずっと思っていたのだが、今年から思い切って禁止にした。
僕自身が変な誤解をしてしまう恐れもあるし・・・。

禁止条例(?)から一時間も経たないうちに「社長!」と呼んできた愚かなメンバーもいた。
馴れって怖いですね・・・(笑)。
彼には次に言ったら罰金だと脅したわけだが(笑)、
その後に「山田さん」と呼ばれ、それも違和感を感じたり・・・。

とにかく決めたルールはルール。
世間一般に正しいかはともかく守ってもらうことが必要。
しばらく「今度言ったら罰金だ!」というセリフを連呼しそうなムードが漂っているが、
それも別の意味で緊張感があっていいかも(苦笑)。

まあ、一年後ぐらいに少し変化が芽生えていればいいだろう。
そんなわけで社内からは社長という言葉が消えましたので、どうぞよろしくお願いします。