これからも前向きに 名大社会長ブログ

食べ物のはなし 番外編 ピリ辛タンメン

私が頻繁に東京へ出張するようになったのはいつ頃だっただろうか。
サラリーマン時代に東京へ来る機会はほとんどなく、せいぜい数年に1回程度。
新宿も銀座も区別がつかず、右も左もわからなかった。
東京駅では人波にのまれ右往左往していた。

それが今の立場になってから仕事の機会も頂き、いろんな理由をつけてこの地を訪れている。
決して詳しくなったわけではない。
銀座の人気店に足を運んだわけではない。
何度訪れても慣れることがないのがこの東京といえなくもない。
それでも私を受け入れてくれているような気持ちにもなる。

それならそれで構わない。
本来ある私の目的はなんなのか、自分探しに近い問いを自分に投げかけてみる。
到底答えは見つからない。私にできることと言えば、自分の足で感じ取るだけだ。
つい先日も出張で東京駅を訪れた。

気持ちが昂ってきた。
最近では東京駅の地下街を歩くことは少なくなっていたが、自然と足がそちらに向かった。
初心に帰って東京駅で食事をしよう。
意味もなくそんな考えが頭をよぎった。
地下に降りるとこんな看板が目に飛び込んできた。

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その看板は私をある方向へ導いているようであった。
私は人ごみを抜け足早に「東京ラーメンストリート」なる場所へ移動した。

数ある店舗から私が選択したのは「東京タンメン トナリ」。

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予め知っていたわけでも調べていたわけでもない。
動物的な勘に近いのかもしれない。
そんな大層なことではなく単純に”東京”という言葉に魅かれたにすぎないのかもしれない。
行列ではあったが、とにかく私はその店を選び入ることにした。

ピリ辛タンメン 900円

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東京タンメンなるものの経験がないので、
まずはそのままの状態でスープを飲み麺をすする。
どこかで食べたような懐かしさを感じるが、それがどこなのかは思い出せない。
しばらくした後にピリ辛をおもむろに入れ、
麺と野菜に絡ませながらスープにもなじませていく。
次第にスープは赤褐色に染まっていく。
それは刺激的な味わい。

常識的な人ならまずこのメニューを注文することはない。
コスパが高く人気のあるタンメンとカラアゲのセットを注文するのが正しい選択ともいえる。
しかし、私が望んでいたのは人気でもなく、コスパでもない。
まさに刺激を求めていたのだ。

汗をかきながら、あることに気づいた。
もしかしたら私は刺激を求めるために東京に来ているのかもしれない。

何となくではあるが一つの解が見えてきたような気がした。
東京駅での食事を終え、ちょっとした満足感の余韻に浸りながら目的地に向かった。

東京、名古屋、東京、名古屋

今、東京のホテルでブログを書いている。
窓からの風景はこんな感じ。

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かなり慌ただししい今日この頃である。
先週、金曜日に東京に入り、名誉本部長率いるパフさんで打ち合わせ。
これからの新卒採用の在り方について話し合ったわけだが、詳細は秘密。
あっと驚くような企画が提供できる予感(笑)。

夕方はファミリービジネスの講演。
昨日のブログで書いた通り。
夜は再びパフさんと絡み名誉本部長の釘崎社長との飲み。
帝国ホテルに似た九段下の高級中華料理店でご馳走してもらう(笑)。
ギリギリまで飲んで、最終の新幹線で無事に名古屋へ帰る。

土曜日は会社のゴルフコンペ。
今日の冨田のスタッフブログにあるようにみんなで楽しんだ。
(バカヤロウ、トミタめ!・・・笑)
残念なスコアなので、その話題には触れない。

日曜日は早朝10kmラン。
すぐさま散髪に行き、その後は息子を英検の試験会場へ送迎。
たまには家族サービスもしなければならない。
息子を待ちながら読書。

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正しい土日を名古屋で過ごす。

そして、週明けの月曜日。
朝礼を行い、日報を読み、お金の支払いを済ませ、再び東京へ。
それもまた九段下。ずっと東京にいればいいじゃないかという話もあるがそうはいかない。

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レバカツ丼を食べ精力をつけ、東京本部長ことキーカンパニー下薗社長の講演を拝聴する。
その後、一旦、ホテルにチェックインし、今度は高田馬場へ出向く。
今後の事業のはなし。詳細は内緒。

夜は飯田橋に移り、某会社、某役員と会食。

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ステキな天ぷら屋さん。
密談のはずが気持ちよく日本酒を飲み、いい感じで酔っぱらう。

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こうして、こんな朝を迎えたわけだ。
ここは滅多に泊まることはない秋葉原。

本来であれば、今日は秋葉原で予定が入っていたのだが、急用ができ名古屋に戻らねばならなくなった。
申し訳ないが予定をキャンセルさせてもらった。
許される限りホテルで仕事をし名古屋に戻るつもり。
東京⇔名古屋を繰り返し、超多忙な一流ビジネスマンともいえるが、
ただ段取りが悪い三流ビジネスマンともいえる。

ブログの中身がないので、どちらが正しいのかも読んでいる方は分からないだろう。
本当に内容のないブログになってしまった(苦笑)

それでもいい。
こうして忙しく過ごせる毎日が幸せの証。
東京よ、名古屋よ、ありがとう。
バタバタな日が続きますが、頑張っていきますよ。

日米のスターバックスのはなし

先週金曜日はFBAA(日本ファミリービジネスアドバイザー協会)のセミナーに参加。
同族企業に関するテーマを東京で定期的に開催している。

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第20回を迎える今回のテーマは「日米スターバックス物語」。
ファミリービジネスとはあまり関係がないような気がしなくもないが(笑)、
とても興味深いテーマだったので、パフさんとの打ち合わせの合間を縫って出席した。

講師は日本スターバックス立ち上げ時の総責任者であった梅本龍夫氏。
現在は経営コンサルタントとして事業を行われ、
スターバックス時代以前も経営コンサルや
ベンチャーキャピタリストを務められてきた華麗な経歴の持ち主。
日本スターバックスの立ち上げ時はサザビーが母体。
そのサザビーの創業者の右腕としても活躍されてきた。

僕は「スターバックス成功物語」を読み感銘を受け、
その12,3年後に出版された「スターバックス再生物語」も読ませてもらった。
主役はあくまでも著者であり代表のハワード・シュルツ氏。
この2作品ともシュルツ氏目線で書かれているが、
今回のセミナーでは日本におけるフォロワーとシュルツ氏を支えるフォロワーの話がメイン。
そのあたりがファミリービジネスらしく創業者の右腕的な扱いとなる。

よきフォロワーを持つリーダー(経営者)のビジネスは成功に導きやすく、
その関係性が危うい時には事業も傾くケースが多いらしい。
事実、スターバックスが急拡大の後、低迷したのは外部環境が要因だけでなく、
そのあたりの影響もあったようだ。
スターバックスで言えば、最初のフォロワー、ハワード・ビーハー氏と
2番目のフォロワー、オーリン・スミス氏の存在が大きかった。

僕は二人の存在と役割を初めて知った。
もしかしたら過去に読んだ本に書いてあったのかもしれないが、
その時は素通りしていた。

それは日本のスターバックスも同様で、
サザビーの創業者である鈴木陸三氏を支えた角田雄二氏の存在があったという。
このフォロワーシップ経営についてはいくつかのキーワードがあったのだが、
日米両方ともいえることは「性格と基礎的能力」。
リーダー、フォロワーそれぞれがもっとも適切な人材であることが重要とのこと。

今回はファミリービジネス論を学ぶというよりは
組織論、マネジメント論を学ぶ回といっていい。
ファミリービジネスアドバイザーの立場よりも
むしろ一人の経営者として勉強になったセミナーであった。

経営戦略的要素を含め、他にも参考になった点はあったが、今回はここまで・・・(笑)。
一つの視点だけでなく、あらゆる角度から物事を見ないといけませんね。

ありがとうございました。

上司力20

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正式なタイトルは”上司力20 部下に信頼される20の法則”。
「えっ、こんな本読むの?」と思われるかもしれないが、
「はい、読むんです・・・。」
本来は自分で買うべき書籍だが、著者の江口克彦氏に頂いた。
このように本人直筆のサインもある。

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自慢しているわけではないですよ(笑)。

経営の神様、松下幸之助の側近中の側近であった著者が以前発行した
「上司の哲学」を基に大幅に加筆修正したのが本書。
元みんなの党代表の渡辺喜美氏への苦言から始まり、
松下幸之助とのエピソードを交え、上司となる人物のあるべき行動論が書かれている。
特に目新しい内容ではないが、僕にとっては納得する項目ばかり。
同時に反省させられる項目も多い。

今の僕の立場で言えば、新人から上級幹部までが部下にあたる。
その役職や経験値において接し方は変わるのだが、
上司として求められることは基本的には変わらない。
本書を読みながら、自分の不出来を振り返りながら、冷や汗が出てきた。
実際に冷や汗は出てはいないが(笑)、頭では理解しながらも、
態度や行動としておろそかにしている点が目立った。

そんな意味においては、江口氏に叱責を受けている状態。
今、他人から叱られる機会がほとんどない生活からすれば、これはむしろありがたい。
もっともっと厳しいお言葉を頂かないと自分の成長にも繋がらない。

本書には著者が経験した有名なエピソードもいくつか紹介されている。
つい先日、同級生経営者仲間の櫻山さん
たまたま幸之助(呼び捨てですみません)と江口氏の話になった。
僕が知らないエピソードだったが、櫻山さんが教えてくれて感動で涙が出そうになった。

それは「君、ハーマン・カーンという人を知っているか?」という同じ質問を繰り返す話。
全文紹介したいが、そこまで書くのはしんどいので、こちらを参考にどうぞ。
最近の東洋経済オンラインでも紹介されていた。

改めて読んでもジーンとくる。部下冥利に尽きるだろう。
こんなふうになるのは無理にしても、少しでも気を利かす言葉は持っていたい。
もっと謙虚になり学ばねばなりませんが・・・。

僕から会社のリーダーに本書の内容をあえて説明することはない。
しかし、このブログを読んで、きっと本棚から本書を借りていくだろう。
そんなことを期待していたい(笑)。

糸島で生き方、働き方を考える。

昨日のブログで糸島で合宿めいたことを書いた。
では、実際、何をやっていたか。今日はそこを明らかにする。
(もったいぶってるイヤな感じ・・・笑)

月曜にお邪魔したのは糸島市にあるライズアップケヤ。

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もともとスーパーマーケットだった場所を移住者が改装し、
イベントスペースやコワーキングの要素を加え、
移住者と地元の人が混じり合うコミュニティスペースとした。

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???状態だと思うが、最近は都会から田舎へ移住し、そこできっちりとビジネスも行いながら、
地域の方と共に暮らしていく生活スタイルが増えているという。
このライズアップケヤもその一つで、こちらの代表の須賀大介さんも東京でIT企業を経営していたが、
東日本大震災をきっかけにこちらに仕事と生活拠点を移した。

今回はそこにお邪魔し、その経緯から現在の取り組み、未来に向けた展開を伺った。
最近でこそ地元の方と全く縁もゆかりもない方との接点が増え、共同に取り組む事業も増えてきたが、
当初はよそ者扱いで苦労されたようだ。
まあ、それは当然のことで、日本の地方で全くの部外者を歓迎する地域はほとんどないだろう。
我が東海も元々保守的な土地柄なので、そんな意味では閉鎖的。
東海地区出身以外の方が慣れるにはかなりの時間が要する。

そんな地元の背景も含め、今回の取り組みは学びになった。
メインは2日目に行われた「ラーニングジャーニーin糸島」でのプレゼン。

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ラーニングジャーニー?
ランニング用のジャージを着てプレゼンすることですね。
あっ、ややウケ(笑)。
そうではなく、旅をしながら学ぶことを言う。
ブログで紹介はしていないが、これまでも山梨、蒲郡、大垣など各地域で同様の活動をしてきた。
今回が福岡の糸島というわけだ。

ここでは代表の須賀さんと一部では有名で熱烈なファンを持つ畠山千春さんのプレゼンが中心。

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畠山さんのキャリアも個性的で、埼玉出身、東京で仕事をされていたのだが、
この糸島に移住してこられた。
これまでやってきた仕事とは全く異なり、鶏を絞め、猪を射止め、米や野菜を作り、
古民家まで改装してしまうという超アクティブな女性。
見かけからは想像できないが、ケロッとした表情で当たり前のように話される。
農学部出身でも獣医学部でもなく、今やっていることは今までのキャリアとは全く関係ない。
すべてネットで学んだという凄腕での持ち主。
いやあ~、ビックリというか感動。

前日も彼女が捕獲した猪を美味しくいただいた(笑)。

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これも貴重な経験。
現在は他の移住者と共同でワークショップを行ったり、地域の方と溶け込んで生活をしている。
基本的に自給自足で、1か月に8000円あれば生活は可能らしい。
とても数年前まで都会のオフィスに勤めていたとは思えない。
彼女も東日本大震災がきっかけという。

この2人に働き方は僕にはとても新鮮。
普段、就職支援を行い、いかに求職者や学生と企業をマッチングさせるかばかり考えている
自分たちにとっては異なる価値観に移る。
しかし、その生き生きとした表情や将来に向かう姿勢に新しい働き方の可能性を感じた。

きっと東海地区でも移住先に相応しい場所はあるだろう。
いつか、そのような場所で、こんなような人たちと仕事をするのも楽しいだろうし、
そこを結びつけるお手伝いもしてみたい。

こういった移住者が活躍するにはITを上手く絡ませることも必須。
僕もアナログばかりでなく、そんなことも知らなけばならない。
感化され、最新のテクノロジーを駆使してムービーを作ってみた(笑)。

結局飲んでいるだけじゃないかという声が聞こえそう・・・。
写真をつなぎ合わせて動画にするだけだが、結構面白いし、簡単。

今回の「ラーニングジャーニーin糸島」では、新たに福岡の仲間ともご縁を頂いた。
本当はもっとゆっくりしたかったし、いろんな方と話もしたかったが、
後ろ髪をひかれながら夜の便で名古屋へ帰ることに。
また、来ますね!みなさん、よろしくお願いします!

有意義な時間をありがとうございました。

これは合宿なのか・・・。

今週の月曜、火曜は福岡県へ。福岡と言えば、博多・中洲。
先週も知人、友人に「来週は福岡に行ってきますよ~。」
と言うと「いいなあ~、中洲か、美味いもん食って、遊ぶわけだな・・・」
と何とも不本意な返事ばかり。
確かに昨年の社員旅行でも中洲のことを書き、
バカみたいに喜んでいたが、僕は福岡=中洲ではない。

それに福岡=中洲では福岡人には失礼だろう。
名古屋でいえば、いや、愛知県でいえば愛知=錦といってるようなもの。
東京都でいえば東京=銀座といっているようなもの。
いかん、いかん、話がどんどんズレていく。

今回、お邪魔したのは糸島市。
僕はつい最近まで、その存在すら知らなかった。
無知と言えばそれまでだが、
東海圏からほとんど出たことがない人間からすれば、こののどかな街も縁遠い。
福岡よりは沖縄が地名的にも似合っている感じだ。
その場所に飛行機→地下鉄→鉄道→バスと乗り継いで到着した。
最後に乗ったバスはのどかな土地ならではの温かさを感じた。

最寄り駅に近づきバスが停車した。
僕はてっきりバス停かと思い降りようとしたが、バス運転手に止められた。
バス停はもう少し先だという。
しかし、おじいさんが一人降りた。
バス運転手はそのおじいさんの最も移動しやすい場所にバスを止めたのだ。

都会では考えられない。
名古屋が都会とはいえないが考えられない。
そんな場を見せられた。そのルール違反に誰もクレームは出さない。
その風景を眺めた僕も文句を言うことは思いつかず、ちょっとした感動を覚えたくらい。
本来のネタとは別の文章がどんどん進んでいく(笑)。
う~ん、困った。
従って本来の目的は明日のブログで書きたい。

今日はタイトルにある通りの内容にしよう。
糸島市の芥屋(けや)に訪れ、宿泊したのは民宿。

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こんな清く正しい民宿。
芥屋は海水浴場ということもあり、今は閑散期。
今回の宿泊者も僕らのグループだけ。
そのローカル感も冬の寒さと相まってなかなかよい。

そして、宿泊した部屋はこんな感じ。

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40代~50代、ひとりだけ20代がいたが、ここに布団を並べ仲良く寝た。
飲み会の後、参加者がこの部屋に集まり、電気を消し、ロウソクだけつけ、怪談話もした。
高校の修学旅行みたいじゃないか。
参加者は全員、社会的にはそれなりの立場にあり、お金には困ってないはず。
僕以外は・・・(笑)。
にも拘らず、みんなでこの部屋に並んで寝たのだ。

まるで合宿のように・・・。
年に何回もあると勘弁してほしいが、数年に1回だと新鮮でいい。
目をこすりながら食べる朝食もいい。

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少し歩けば海も広がり、その寒々しい雰囲気もいい。
冬ど真ん中だが、かき氷のPOPがそのままなのもたまらなくいい。

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そんな感じで民宿に泊まらせてもらった。
こんな経験はいつ以来だろう。
社員旅行で4人部屋に泊まったことはあるが、8人くらいの大部屋は大学以来じゃないか。
普段の生活だと相部屋でも「うむ・・・」と思ってしまうが、たまには大人数の部屋もいい。
男同士の友情が芽生えそうだ。

結局、何を目的にこの地を訪れたかは不明のまま。
それは明日のブログで解明したい。
今日は合宿ブログで勘弁してもらいたい(笑)。

食べ物のはなし 番外編 情熱まぜそば

かつて名大社は栄の中日ビルにオフィスを構えていた。
その南東にあるのが栄ウォーク街。
以前は女子大小路と呼ばれ、錦に勝るとも劣らない繁華街であった。
現在も栄ウォーク街という名称より女子大小路と呼んだ方が馴染み深いようだ。

中日ビルに勤務していた頃、頻繁に女子大小路に足を運び、酒を酌み交わした。
今となっては懐かしい時代。
オフィスを移転してから、ここで飲むことは極端に減った。
どうだろうか。
一年に1回あるかどうかと言っていいだろう。

ランチタイムもこの周辺をよく利用した。
30代後半は営業と企画部門を兼務しており、このあたりでよく昼食を取った。
かなり忙しい時期だったこともあり、せいぜい15~20分程度で済ませ、会社に戻ってくる日も多かった。
ハードワークを自ら実践していた時代。
今の私を作り上げてきた。
環境や立場は変われども、この事実を忘れてはいけない。

ふと感傷的になり、久しぶりに女子大小路に足を運んでみた。
世界の山ちゃん。

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ここも後輩や学生を連れてよくお邪魔した。
3000円も出せば、十分満足することができた。
私たちの憩いの場であった。

その1階にあるのが系列のラーメン店「やどかり屋」。

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ここでそそくさとラーメンを平らげ、会社に戻った日々もそれほど昔ではない。
しかし、記憶とは曖昧なものだ。何を食べていたか思い出すことが出来ない。

自販機の前に立ち何を注文しようか迷う。
その当時の感情が徐々に蘇ってきた。
それには瓶ビールが似合うのかもしれない。
いくつかの品のチケットを購入し、カウンターに座る。

ビールを飲みながら、若かった頃を思い出す。
今よりも尖っていたか。そうはいっても組織に迎合していたか。
複雑な思いが頭の中を遮ってくる。

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ビールも哀愁を帯びているように思える。

情熱まぜそば 810円

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当時、このメニューはなかった。
「世界の山ちゃん」は変わらない。このラーメン店も変わらない。
しかし、時代と共に求められるものは変化していく。
それに対応できるものだけが生き残っていく。
どんな分野でも同じことがいえるはずだ。

私たちもこの街も変わることと変わらないこと。
この情熱まぜそばが私に教えてくれたようだ。

今日の食べ物ブログはいつも違うと思うのは気のせいだろうか・・・。

映画「俳優 亀岡拓次」

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なんだろう、この感覚。
秀作と呼ばれるような作品でもない。
コメディー映画とも違う。
70年代の映画にあった哀愁も香るし、90年代後半の諦め感も感じる。
どう表現すればいいのかわからない。
昭和と平成が入り混じった感じ。

でもなんかいい。この体から力が抜けていく感覚がとても心地よい。
それは主役亀岡拓次演じる安田顕さんの「すんません・・」と謝ってばかりの演技もあれば、
いきなりスナックで神戸浩さんが登場するシチュエーションが僕をそんな方向に導く。
脇を固める大物俳優の存在も大きい。
三田佳子さんの迫力は「Wの悲劇」を思い出してしまった。
随分、年は取ったけど・・・(笑)。

ストーリーはたわいもないので、あえてブログでは説明しない。
評価も二分され、超エンターテイメント娯楽映画を好まれる方にはきっとウケないだろう。
僕のようにノー天気だけど傷つきやすいタイプ(?)には合うのかもしれない(笑)。

安田顕さんの存在を認識したのはドラマ「下町ロケット」。
どこかで見たことある俳優さん程度だったが、あのドラマでの演技はとても良かった。
昨年観た映画「龍三と七人の子分たち」でも重要な脇役で出演されていたが、
その時は意識していなかった。
本作を観てどんな役でもこなす貴重な役者さんであることは僕が言うまでもない。
これからもっと引っ張りだこになっていくんだろうなあ~。

個人的な不満をいえば、麻生久美子さんの出番が少ないこと。
麻生さん演じる居酒屋の娘さんとの恋模様が描いた映画なので、
もっと絡みのシーンがあるかと期待していたのだが、意外と少なくて残念。
しかし、出番は少ないとはいえ、あんな感じで接客されたら、男はコロッといく。
いやあ~、魅力的。
大人の雰囲気を醸し出しながら可愛らしさも伝わってくるので、参ってしまう。

一人で飲みに行くことは滅多にはないが、あんな居酒屋があったら通ってしまうかも。
たこぶつを食べながら、熱燗をお酌してもらうなんて、最高に幸せじゃないか。
いかん、いかん、妄想が・・・(笑)。

僕が亀岡拓次になることはあり得ないが、あんな人生も案外悪くない。
きっと後悔ばかりの日々になるだろうが、案外悪くない。
すんません・・・。

学生との約束を果たした日

今週の水曜日は名大社がスポンサーを務めるラジオ番組「明日へのグッジョブ」の収録日。
番組スタート当初は毎週金曜日のオンエアで僕が出演し、
人材採用に関する素晴らしい(?)ウンチクを語っていたが、
すっかりネタもなくなったため、最近は社員を登場させ僕は月一程度の出演。
次回のオンエア分も新人ウサミに喋らせ、僕は会社の宣伝の1回のみ。
年明けもそれが定番化し、今回分もまずまずの状態で終了。

だが、今回はそれに留まらず、現役の大学生に出演してもらった。
それには理由がある。
12月に学生主催のイベントに協賛した際の特典の一つがラジオ出演だったのだ。
そのイベントの模様はこちら

その約束を果たしたのが先日のラジオ収録。
当日は優勝したチームからイベント主催者でもあるアイセックのメンバーが3人参加してくれた。
もちろんラジオ出演は初めて。スタジオに来るのも初めて。
緊張感が漂う中、パーソナリティの山口千景さんと僕と一緒に収録が始まった。
カミカミ、タジタジで撮り直しの連続と予想していたが、全くそれはない。
3人のメンバーは全員が一発OKで収録を終えた。

彼女らの前に僕が手本として自分のパートを収録したのだが、そっちの方がカミカミでだった(笑)。
自信をつけさせるにはいい役割を果たした・・・。

また、話す内容も良かった。
アイセックの活動の紹介の後、将来の夢について語ってもらったのだが、
それがとてもステキだった。
僕の学生時代には考えられないような壮大なそして具体的な夢。
それが実現するかはともかくそれを真っすぐに語る姿勢は素晴らしかった。

その時のメンバーと記念撮影。

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このラジオの収録とは別のもう一つの特典が僕との食事。
普段、僕に付き合わされてる人たちは「めんどくせ~」と思うかもしれないが、
学生にしては未知の世界。
大人、それも一応社長と食事ができるというのはそれなりに魅力的なよう。

それを先月末行った。その時の記念撮影。

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魅力的だったかどうかは不明だが、ここも楽しい時間を過ごすことが出来た。
参加者のうち3人は大学1年生。まだ10代である。
まだまだ子供と思うのはこちら側の大人が勝手に思う幻想。
僕らが考えている以上にしっかりしているし、頼もしい。
改めて学生を知るいい機会だった。

これで学生との約束は果たすことができた。
彼ら彼女らに何かを与えることができたかは疑問だが、互いの接点を持つことは重要。
僕自身も表面的ではなく、学生の本音と向き合う機会を作らねばならないと思った時であった。

愚か者

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愚か者だから「愚か者」を読んだわけではない。
今から15年近く前に「すべては一杯のコーヒーから」を夢中で読んだ。
30代半ばの頃は起業を意識していたこともあり、その成功者の著書を結構読んでいた。

その松田氏の成功ストーリーに憧憬を抱いていた。
確かタリーズコーヒーの名古屋初出店はセントラルパークじゃないだろうか。
何となく意識しながら行っていた記憶がある。
しかし、時間が経過するうちに松田氏への意識も減少し、気づいた時には国会議員になっていた。

そのため本書を読んで初めて知ることも多かった。
波乱万丈の人生である。運がいいとも言えるし、運が悪いとも言える。
書かれている内容を素直に受け取れば、いい出会いとそうではない難しい出会いとの繰り返し。
どう解釈するかで変わってくるが、人に裏切られることも多い。
誤解を恐れずに言えば、それも本人が導いたこと。
著者も気づかないうちに人に恨まれたり、傷をつけていたのかもしれない。

だが、本書ではあくまでも自己肯定。
僕はそれを否定しているのではなく、そんな見方で一つひとつの事をクリアしていく
行動力は筋が通っていると思う。

それがとても面白い。
経営者から政治家に転身し、現在もその真っ最中。
その活躍ぶりはマスコミによりいろんな報道はされているが、僕自身は肯定的にみている。
政治には詳しくないし、支持政党があるわけでもないので、
こういった政治家らしくない政治家に期待したい面も強い。
選挙のためだけに活動するのではなく、
シンプルな目標に向かう姿勢が気持ちよく、共感が持てるに過ぎない。

松田氏は本書の中で自分が「愚か者」であることも何度も表現をしているが、
それが正しい愚か者であるならば、一体僕はどんな愚か者になるのだろうか。
どうやら愚か者は正義に立ち向かう存在らしい。
そんな風にさえ思ってしまうし、愚か者を名乗るあちこちの人たちは僕を含め大いに反省を求められる。
(何のこっちゃという話ですね・・・笑)。

ここに書かれてある事が真実だとすれば、僕は松田氏を更に尊敬するし応援もしたいと思う。
僕たちに欠けてる力を持ち、大きな権力にも堂々と立ち向かっていく。
自分の小ささを痛感してしまう。
著者は僕よりも2歳下だが、ほぼ同世代。

こんな人物がこれからの日本を背負っていくことになるのだろう。
頑張っているつもりの僕は未熟者でしかない。
愚か者を返上し、未熟者の称号を頂くことが必要かも・・・。

見た目もカッコよく頭もいいので嫉妬してしまうが、
こんな存在が僕たちに勇気とヤル気を与えてくれる。

愚か者と呼ばれる方の必読書になってもいい。
いろんな立場の愚か者を知ることで、さらに上を目指す愚か者になっていきたい。
(なんのこっちゃ・・・笑)