伏見に戻ってきました。
季節は梅雨。ランチ時に雨が降っていることも多いです。
土砂降りなら迷うことなくオフィスビル地下のコンビニかインドカレー店で済ませます。
しかし、小雨であれば近くのお店にサクッとお邪魔することも。
今回はそんなパターンでした。
会社を出て西に向かって1~2分。
ダイアパレス伏見には多くの飲食店が入店しています。
その地下にある「炙りもんと蕎麦 満月」さんに行ってきました。

前回の掲載は2020年6月。
コロナ禍でもランチ営業されていました。
その後しばらくお休みされていたと思います。
表の看板を眺めながら「よしっ、白身フライと牛肉コロッケだ!」と気合を入れます。
前回、日替わりそばランチは800円で今回は1000円。
一般的には妥当な値段の上がり方でしょう。
炊き込みご飯お替り無料を考えればかなりお値打ちかもしれません。
「すみません、日替わりをざるでお願いします!」
「申し訳ありません。先ほどで日替わりは売り切れてしまいました」
この日の入店は13時過ぎ。
やむを得ないことかもしれません。

メニューを見直し、心の中で「よしっ、これだ!」と呟きながら注文しました。
カレー南蛮 930円

この日は前日のお酒が少し残っていたのでヘビーな食事は止めよう思っていたのです。
いつもならラーメンに向かいますが、この日はそばの気分でした。
そんな日にはカレー南蛮が最適。
これで二日酔いもぶっ飛びます。
白のTシャツでしたが紙エプロンも提供してくれます。

そば単品でも結構なボリュームなのでお腹も満たされます。
具材も豊富に入っています。
途中から味変で七味唐辛子を投入。
すこしだけ汗をかくのが体にもいいでしょう。
カレー出汁も美味しく頂くことができました。
改めて日本酒のメニューもチェックします。

「ほー、なかなかやるじゃないか」
と頷きながら、田光をチビチビやりながらそばを啜るイメージを頭に浮かべます。
夕方にチラッと寄ってみるかな・・・。
そんな想いを描きながらお店を出ました。
ごちそうさまでした。

最初はスルーするつもりだった。
しかし、映画評論仲間から「観なきゃ映画コラムニスト失格!」と非難され、映画館に足を運んだ。
結果としてその言葉は正解だった。
本作は誰もが気軽に楽しめる娯楽作。
賞レースを席巻したり、キネマ旬報などの年間ベストテンで上位に食い込むことはないと思う。
だが、娯楽映画としての完成度や作品としての評価は高い。
社会派ドラマの要素はゼロ。
それでも登場人物の細やかな心の機微が、素直に観る者の胸に落ちてくる。
何より主演の舘ひろしがいい。
かつてのハードボイルドな格好良さを残しつつも、
いい意味で肩の力が抜けてチャーミングな魅力を振りまいている。
脇を固める役者陣も非常に魅力的。
言葉を選ばずに言えば、ピークを越えたベテラン俳優の存在感が素晴らしい。
宇崎竜童、南野陽子、西岡徳馬、中山忍らが効果的に配置され、その使い方の巧みさには唸らされた。
味のある演技で作品の厚みを支えている。
劇中に登場する少年は映画「国宝」喜久雄の少年時代。
黒川想矢も成長した。
見た目はあまり変わらないけど。
さらに西野七瀬演じるマネージャーも印象的。
あえて美しく見せないような地味なキャラクターに仕立てていたのだが、
それがかえって役のリアリティを生み出していた。
ただ映画のテーマである「70歳で免許返納」という設定は、
先日60歳を迎えた者としてはとして複雑な思い。
今の時代、70歳といえばまだまだ元気な世代。
それなのに10数年後には社会からこんな扱いを受けるようになってしまうのだろうか。
自分自身の未来と重ね合わせてしまい、少しだけ寂しい気持ちになったのが正直なところ。
それに車も運転したい。
70代後半なら免許返納を考えるが、70歳ではあり得ない。
とはいえ、映画全体に流れる空気はどこまでも温かい。
人生の晩年をどう生きるかという重くなりがちなテーマを、笑いと共感で包み込んでくれる。
「ハーレーライダー」という安直なタイトルもいい(笑)。
映画仲間のおススメは大切にしないとね。

少なからず衝撃を受けた。
実話ではないものの、これに近い過酷な現実に直面している人々が世界中に存在する。
ニュースでは流れない現実はもっと知った方がいい。
シリアのアサド政権下では1400万人が国外への避難を余儀なくされたという。
その避難はまさに命懸け。
国境を越える途中で、力尽き、命を落とした人がいかに多いか。
反政府組織と思われ射殺された人も多いだろう。
映画の背景にあるその凄惨さは、僕たちの想像を絶する。
国家の混乱によって最も深刻な被害を受けるのは、いつの時代も一般の市民。
本作では悲劇がさらに悲劇を呼び、負の連鎖が描かれる。
何より胸が痛むのはその難民の悲劇を「商売」と捉え、金儲けに利用するとんでもない連中。
そんな非道な人間にも守るべき家族がいる。
守る者のために本来は守るべき者を利用する。
人間の抱える深い矛盾を感じざるを得ない。
物語は、シリア、トルコ、ギリシャ、そしてアメリカの四カ国を舞台に進む。
それぞれ異なる背景を持つ5つの家族の生き様が国境を越えて複雑に交錯し、
やがてひとつの物語へと収束していく。
偶然が重なる部分がないわけではない。
しかし、それぞれの必死な行動の結果、巡り合わせは必然のように感じる。
本作がアメリカ、ヨルダン、パレスチナによる合作映画という点も非常に興味深い。
文化的、政治的にも複雑な背景を持つ国々が、どのように絡み合い製作に至ったのか。
調べれば分かることかもしれないが、その背景も気になるところ。
日本映画ももっと海外と手を組まないと・・・。
劇中には派手な戦闘シーンは少ない。
病院での手術中に外での銃声や爆音が恐怖を招く。
戦争や紛争がもたらす悲惨さが、じわじわとリアルに迫ってくる。
こう思うと日本で起きている中傷動画問題なんてどうでもよくなる。
政治や外交に疎い僕がいうのは説得力もないが、こんな作品を多くの人に観てもらった方がいい。
遠い国の出来事だと片付けるには、あまりにも無責任な気もするし。
映画は世界で起きる重要なことを教えてくれる。
一昨日は午前2時からW杯日本vsブラジルを観た方も多いだろう。
僕も息子と観戦。
前半終了後は「これはイケるかも」思ったが、甘くはなかった。
しかし、その健闘ぶりは称えるべき。
田中碧のミスも責めるべきではないと思うし。
それが韓国だともうバッシングかもしれない。
国民性の違いかな・・・。
さて、本題。
前置きが長いということはあまりいい結果ではない。
そんなことは誰も気にしていないが、まずは結果から。
6月のランニング距離は71kmと大きく目標を下回った。
う~ん、残念・・・。
当初から目標クリアは気にしていなかったが、ここまで落ち込むとは思わなかった。
6月は80~90kmで収まる予定だったが全く及ばず。
大きな理由は雨。
6月後半は7日しか走れていない。
朝起きると雨。
雨でも走れ!と厳しい意見があるかもしれないが、残念ながらそこまでのランナーではない。
早々に諦める。
それでも雨が4日続くと体がムズムズしてきたり。
そんな1ヶ月だったが、いいランニングができた日もあった。
台湾遠征の流れで同じロータリークラブの宮田さんと台北のホテル周辺をランニング。
昨年も韓国でもご一緒したが、宮田さんはウルトラマラソンも走る本格派。
なんちゃっての僕とは異なるが、行く前から計画をしていた。
当初は2日目に走るつもりだったが台湾も雨。
結局、4日目の最終日にRUN。
それもW杯オランダ戦も観た後に7キロほど走った。
ホテルを出て台北の繁華街を抜けていく。


台湾三大河川の一つ淡水河に向かう。
大都市周辺にもこんな大きな川が流れており、沿道は同じようなランナーも走っていた。


そこで記念写真。
通勤時間より早い時間帯だと思うが、目立つのはバイクの量。

一瞬、ベトナムに来ているのかと思ってしまった。
こんな場に遭遇すると途上国の一面もあると感じてしまった。
朝6時台とはいえ蒸し暑い。
雨期のため湿気も多い。
ホテルに戻った時には汗だくになっていた。
ただ旅先で走れるのはとても嬉しい。
一人だと心細いが一緒に走ってくれる仲間がいると気持ちも盛り上がる。
貴重な体験をさせてもらった。
そんな6月だが7月はどうだろう。
少なくとも6月の距離は超えていきたいが無理はしない。
激しく忙しくもなりそうだし。
いいペースで走れるといいね。
7月に入りました。
もう1年も半分を終えたということですね。
月日が過ぎるのは早いものです。
そりゃあ、気づけば還暦を迎えているわけです。
今回も伏見シリーズを離れます。
向かったのは名駅3丁目。
このあたりも飲食店が増え賑わっています。
古民家を改装した「新和食ひとはし」さんに行ってきました。

この日は子供たちから招待されました。
還暦のお祝いをしてくれたのです。
その気持ちだけでも十分ですが、父親の好みを理解しているのが嬉しいですね。
料理長おまかせ会席
まずはビールで乾杯。
写真は取り忘れました。
自家製寄せ豆腐
まずはさっぱりと頂きます。

2段重ねの箱盛が運ばれました。
発酵ポテトサラダ、引き上げ湯葉のお刺身
烏賊の柚子胡椒塩辛、もずくとモロヘイヤのお浸し、みさと大豆のトリュフオイル煮、
パインとキウイのマスカルポーネ、豆腐つくね、黒七味ナッツ

そうなると日本酒が飲みたくなります。
こちらは愛知の地酒に拘ったお店。
結構な種類があります。
それも飲み放題。
嬉しいじゃありませんか。

「すいません、二兎を二合で!」と注文します。
すると家人が「いきなり二合は止めて!」とストップが掛かります。
きっと危険を察知したのでしょう。
まずは一合ずつお願いすることにしました。

分かりやすく甘さ、辛さが表示されているのがいいですね。
全種類飲み干そうとエンジンが掛かります。
横輪鮪の香味和え

鰤幽庵焼き

稚鮎と大地の天婦羅

次から次へと日本酒も切り替わります。
こちらは丸石醸造さんと提携しており、オリジナル酒も頂けます。
ShareもFollowも飲みやすい日本酒。
もちろん奥も頂きました。
本日のおすすめだけはなぜか宮城産。
いさむポークのトロトロ煮

ここではワインに切り替えます。
銘柄は忘れましたが、国産ワインが並んでいます。

すべて飲み放題というのが飲兵衛にはサイコー。
じゃこと三陸若布の釜飯


白胡麻のパンナコッタ

こんな時間が幸せなんでしょうね。
美味しい料理とお酒。
そしてそれを囲む家族。
会話はそれほど盛り上がるわけではないですが、それでも満足。
最後にはこんなプレゼントも頂きました。

ロストボールになるといけないのでしばらく寝かせておきます。
ごちそうさまでした。
歳を重ねるのも悪くないですね。