これからも前向きに 名大社会長ブログ

2023年02月の記事一覧:

映画「モリコーネ 映画が恋した音楽家」

あまりにも心地いい音楽に序盤はついウトウトしてしまった。
次第に馴染み深い音楽とモリコーネの語りに吸い込まれて、
気づいた時にはうっすらと涙を浮かべていた。

映画コラムニストとか映画ファンとかエラそうにいいながらも、
音楽がここまで映画に影響を及ぼすとは思っていなかった。

映画音楽が作品に寄り添い一体化する。
音楽が映画に乗っかるのではなく、歩調を合わせ共に前に進む。
映画を盛り上げるだけの存在でないことがようやく理解できた。
ちと、遅いね。

本作は映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネを追いかけたドキュメンタリー。
インタビューと彼が手掛けた作品をシンクロさせながら、時代の変遷とともにその人生を映す。
モリコーネが手掛けた映画音楽は500本以上という。

「ニュー・シネマ・パラダイス」のように映画を思い浮かべた瞬間に
音楽が頭の中を流れるような作品もあれば、超マイナーな作品まで多数。
70年代あたりのイタリア映画は前衛的な作品も多そうだし。
そこにモリコーネの音楽を重ね合わせるとよりインパクトの強い映画になるわけだ。

若かかりしクリントイーストウッドが主演したマカロニウエスタンも音楽が作品を押し上げている。
セルジオ・レオーネにしてもクエンティン・タランティーノにしても、
モリコーネの主張を100%受け入れるのは信頼と実力の証か。
そう考えるとキューブリックは勿体なかったね。
諦めなかったら、どんな「時計じかけのオレンジ」になっていたのだろうか。

僕が一番映画を観ていた時代は80年代から90年代。
(今年という話もありますが)
音楽を聞くだけで作品が分かる映画がこんなにも多いとは・・・。

過去観た作品を違う視点で愉しむのもいいかもしれない。
調べてみたらAmazonmusicでも聴けるし、感傷的になってみるかな。

今年に入ってわずか1ヶ月半だが、上映時間3時間級の作品が多い。
今年の傾向だったりして・・・。
じっくりと映画に時間を割く。
最高に贅沢な時間を味わう。

「映画が恋した音楽家」
まさにその通りでいいタイトル。
こんな贅沢を多くの人に味わってもらいたい。

解像度を上げる

なぜか与えられた課題図書。
久々に問題解決系の書籍を読んだ。
最近、頭を使うことがめっきり減っているので、
たまにはこうしたジャンルで刺激を与えた方がいい。

18年前に通ったグロービスの「クリティカルシンキング」を思い出した。
当時は論理的思考力のかけらもなかったが、
この授業のおかげで人並みに考えをまとめられるようになった。

しかし、それは常に訓練して維持できること。
脳みそも使い続けなけりゃ、あっという間に退化する。
今はそんな状況かもしれない(汗)。

当時、問題解決を山ほどやったが、今も基本は変わらない。
本書に書かれていることも近い面はある。
しかし、それは近い面に過ぎず、ここで求められるのはそんな事だけではない。

「深さ」「広さ」「構造」「時間」の視点で解像度を上げろということ。
クリティカルシンキングの場合はwhat→where→why→houや
why?why?why?を繰り返し、考え抜くことが必要だったが、
解像度を上げるにはそれだけではない。

サーベイやデータ分析も大切だが、
手を動かす、体を動かす、何よりも行動することが重要だという。
情報を集め思考するだけでは足りない。
人と話をする、インタビューする、体験する。
それにより深くなったり、広くなったり・・・。

本当はそれをきれいに分けて考えるとより整理ができるが、ここは感覚的に収めておこう。
ここはふわっとした解像度状態のブログでいい。
解像度が高いブログだと本書を読む必要がなくなってしまうし・・・。

最近、話題のChatGPTを使うと更に脳みそが退化するが、もはや時代の必然。
これは効率的なツールとして、いい活用をする。
同時に時間を掛けて長期の視点を持つ。

これだけ情報が溢れ、なんでも手に入りそうだが、実際は何も手に入らない。
それは自分自身の解像度がイマイチなのか・・・。

そんなグダグダな状態から脱するためにも「あるべき姿」を意識しながら行動していきたいね。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その240

「新!焼肉定食」が気になりながらも、
2週続けて同じお店を紹介するわけには行きません。
新規開拓は続けてこそ価値があるのです。

全国の新米営業マンのみなさん、分かってますか?
少し新規契約したくらいで満足せず、継続することが重要です。
そうして一人前の営業に育っていくんですよ。

伏見駅に連結する名古屋インターシティにやってきました。
こちらの地下には人気店が並びます。
「シェンロン(XHENLONG)」は11:30時点で既に行列ができています。
「スパゲティハウスチャオ錦通伏見交差点店」はあんかけスパの有名店。

両店も以前、ブログで紹介しました。
気になる方は店名にリンクが貼られているので、ご確認を・・・。
やはり食べ物ブログの効果でしょうか。
どちらもお店も人気なのは嬉しいですね。

今回お邪魔したのはその並びにある「魚や よいち 伏見店」さんです。

こちらも3年前は違うお店でした・・・。
店内に入るとカウンター席に案内され、初めてなので日替わりランチを注文しました。

目の前には日本酒の四合瓶が並んでいます。

「作は最近、飲んでないなあ~。町田酒造って、どんな酒?」
なんてブツブツ呟いていると運ばれてきました。

日替わりランチ 900円

他には刺し盛り定食や海鮮丼、極上卵サーモンユッケ丼など魚メニューが書かれています。
魚やというくらいですから、当然、ウリは魚。
しかし、この日のメインはみそかつでした。

新鮮な鰹とサーモンもついてきます。
これでいいのです。
気分的に肉も魚も食べたい日だったのです。
ややこじつけのような気もしますが、そんな日は誰にでもあるでしょう。

両方味わえるなんて、とってもお得。
それだけで満足感を覚えます。
美味しく頂き、あっという間に平らげてしまいました。
ご飯のお替りも無料なので瞬間的に迷いましたが、3か月後には57歳になる大人。
グッと堪えました。

夜は日本酒も数多く提供してくれるようです。
伏見界隈には魚と日本酒を楽しませてくれる競合店が多いです。
しのぎを削って勝ち残ってもらいたいですね。
ブログ効果が夜の部も続くことを祈っています。

ごちそうさまでした。

映画「バビロン」

こちらの作品は試写会で鑑賞。
映画コラムニストが本格的な仕事になってきたぞ(笑)。

この寒い冬、3時間を超える超大作を観るのはしんどい。
理由は一つ。
トイレが近くなり、3時間を超える時間に耐えられるかどうか・・・。

結果、杞憂に終わった。
映画にのめり込み、その世界に入っていけばその近さも忘れる。
昨年の「RRR」と同じエンターテインメントの世界。
そっちの心配を見事に忘れさせてくれた。

そして大切なのはブログの書き方。
本作は酔っ払って書かなきゃいけない。
だから僕は今、お酒を飲みながらブログを書いている。

ふざけるな!と憤る方もいるだろうが、それは映画を観てから言って欲しい。
飲んで書くのが正解だと理解してもらえるはず。
自分勝手かな・・・。
まあ、それも映画と一緒だから問題ないか。

描かれるのは1920年代から30年代。
映画が娯楽の頂点。
誰しもがその世界に憧れる。

当然のように主役たちは華やかな世界に浸りきる。
一方でサイレントからトーキーへと移る時代。
ちょうど今の世界も同様。

ネット中心から更にもう一歩進んだ世界。
昨日のスターは過去の存在でしかない。
めくるめく移り変わり。
その中で生き残れる者はわずか。

過去のスキルは今の世界では通用しない。
100年前も今も何ら変わらないのか・・・。

ただ、いっておこう。
1923年も2023年も映画は最高の娯楽。
そこは変わらない。

100年前も今も映画館に足を運ぶことが一番の贅沢。
昔は唯一の夢を見れる空間だが、
今は唯一誰にも邪魔されない空間。
映画はどんな時代でも最高の娯楽なんだ・・・。

デイミアン・チャゼル監督は百も承知でそれを作っているはず。
そうでなければ1950年代を超えたトロンも、
ターミネーターも、アバターも出すわけはない。

映画界の栄枯盛衰を描きながらも、その世界を賞賛。
20年代、30年代が今に繋がっているわけだ。
そんな観方も「バビロン」の楽しみ方かもしれない。

僕はブラットピットのファンでもなく全作品を観ているわけもない。
しかし、本作が一番いい演技をしている…と思う。
堕ちていくスターを見事に演じ、その表情は絶妙。
(あっ、ネタバレかも・・・)

そして、同じく堕ちていく成り上がりマーゴット・ロビー。
彼女も泣けるくらい見事。
エロさも勢いもダメさ加減も素晴らしい。

そして全員が完璧な酔っ払い。
そんな華やかで虚構な世界を表現するのは飲まざるを得ない。
だから、飲んで書いている。

華やかなまま人生は終わらない。
華やかなまま世界も終わらない。
しかし、夢を見るのは大切。

その気持ちを抱きつつ、映画を感じれるといいね。

以上、酔っ払いブログでした。

映画「レジェンド&バタフライ」

東映70周年記念の大作。
何気に名作ドラマ「ハゲタカ」の監督大友啓史氏と音楽佐藤直紀氏のコンビ。

えっ、そこじゃない?
もっと別の話題はあるだろ?
そうそう、やはりキムタク。
昨年11月のぎふ信長まつりで大いに話題となった。

僕は意外とこの手の記念的な大作は観ない。
豪華さばかりが目立ち、大味な作品になるのがその理由。

しかし、今回はそんなわけにはいかない。
生まれ育った地味な岐阜県をクローズアップさせてくれた。
ぎふ信長まつりをこの報道で初めて知った人も多いんじゃないかな。
そんな意味ではキムタクに感謝。

当然、本作も観なきゃいけない。
地元を愛する映画コラムニストとして劇場に足を運んだ。
東海地区の現象なのか、全国区にそうなのか分からないが映画館は混んでいた。
明らかに映画館に無縁そうな方々が目立った。
(そう思えただけかも・・・)

岐阜城や清州場を描くことで地元の方々が足を運んだのか、
番宣の効果なのか。
しかし、これをキッカケに映画ファンが増えて欲しい。
たまたまATMOSの劇場だったので迫力もあったし。

本作は168分と長い。
まるっと信長と濃姫の人生を描くので、その時間は必要なのかもしれない。
ただまるっと描くのなら足りない。
大河ドラマ並みの時間が必要。

そうなると演出はかなり難しい。
歴史的に外せないシーンも中途半端になりがち。
残念ながらそれを感じる場面も少なくなかった。

しかし、本作はそこが問題ではない。
あくまでも信長と濃姫を魅力的に描けばいい。
僕は本作を壮大なラブストーリーとして観ていた。
(途中からだけどね・・・)

かなりデフォルメされているが、
日本を代表する俳優2人の共演だから、これくらいやらないと。
誰もが思う最後の20分は予想を超える展開。
なるほどね。
そんなことを考えていたわけね。

いつの時代も大切なのは愛。
意見は分かれると思うが、
楽しませてもらい想像しないラストシーンになると思った。

つい、「どうする家康」や「麒麟がくる」の信長と比較してしまうが、やむを得ない。
個人的な感覚だが、明智光秀は「麒麟がくる」の明智光秀にそっくり。
描かれ方は異なるが、宮沢氷魚はワザと長谷川博己に似させたんじゃないか。
どうでもいいことを感じてしまった。

そして、出演者流れでもう一つ。
僕は以前から思っていたが、綾瀬はるかは身のこなし方が上手い。
殺陣もカッコよく様になっている。
そんな女優は滅多にいない。

とりとめのないブログになったが、楽しく過ごせる3時間。
興行収入もいいし、当面、話題は続くだろうね。

映画「ヒトラーのための虐殺会議」

正直なところ、映画としてはさほど面白くはない。
あくまでも個人的な感覚。
本作が面白いという人は多いし、評価も高い。
映画をこき下ろすものではないと理解してもらいたい。

実話の映画化で、上映時間112分の約9割は会議のシーン。
延々とユダヤ人への対応が話し合われる。
映画の解説にもあるようにここで決まったことがユダヤ人の虐殺に繋がる。
僕がここ数年で観たアウシュビッツ関連映画の元凶といっていい。

せっかくなので、紹介しておこう。
「アウシュヴィッツのチャンピオン」
「サウルの息子」
「アウシュヴィッツ・レポート」
アウシュビッツ強制収容所での悲劇はここで繰り広げられた会議の結果。
会議が不調に終わるか、もしくはなければ、
1100万人のユダヤ人の命は守られたのかもしれない。
実際はそんな甘っちょろいものではないと思うが・・・。

冒頭に映画は面白くないと書いたが、映画としては大いに意味がある。
それを当事者であるドイツが自ら製作し公開することに意味がある。
同じ過ちを犯さないためにも作品の存在価値はあるし、観る必要もある。

世界史をもっと勉強すれば理解できると思うが、
ドイツ人はなぜこんなにもユダヤ人を嫌うのか。
会議では全くと言っていいほど人間扱いをしていない。

世の中から失くすべく存在。
それを当然のこととして議論を進める精神は到底理解できないが、
当時は至極まっとうな議論だったのだろう。

本作を楽しむのであれば、ビジネスの視点で映画を観ること。
議論の進行方法、落としどころのポイント、論破の仕方、感情の押し殺し方など、
会議手法は学びになる。
こんな進め方が自分たちにとって都合のいい議論ができるわけだし・・・。

もし、僕がこの場に参加していたら、自分の意見を言えただろうか。
迎合してしまうか。
そんなことも考えてしまった。

先日の「SHE SAID その名を暴け」は数人の女性が世界を変えたが、
本作は10人程度の男どもが世界を最悪の方向へ持っていった。

結局、どんな時代でも人が何かを起こす。
多くの人を傷つける。
その点だけは頭に叩き込んでおきたい。

そりゃ1月だから・・・、ランニング日記2301

誰も興味を示さないかもしれないが備忘録的にも必要なので、
今年も月1回のランニングブログは継続。
映画や食べ物だけでなく、こちらも温かく見守って欲しい。

2022年は人生で初めて年間通して100キロRUNを達成。
多くの方から絶賛の拍手を頂いた。
(本当はわずかだったが・・・)

それがモチベーションになったわけではないが、今年も継続。
毎月100キロRUNを目標としたい。
先日、ChatGPTで60歳からの生き方を相談したら、
「健康的な生活スタイルを維持することが重要です」とも言われたし・・・。
ランニングも健康管理のひとつ。

これを継続することで日常の大酒飲みも許される。
1月の休肝日を数えてみたら、わずか1日。
やはり走ることで補わなきゃいけない。
何か間違っている気もするが(汗)。

毎年、元旦はランニングからスタート。

今年も天候に恵まれ初日の出を拝むことができた。
幸先のいいスタート。
その時点で目標達成は見えていた。

結果、1月のランニング距離は115km。
はい、当然ですね。
目標達成!パチパチ!

1月は何といっても休日が多い。
年末年始休暇もあれば3連休もある。
余程の悪天候に見舞われない限り目標達成は難しくない。

しかし、言い訳すれば今年の1月は例年に比べ寒かった。
僕は基本的に朝しか走らない。
平日は6時台、休日も6時台から7時台にかけて。

たまに気温はマイナスだったりもする。
耳が痛くなるので、ウェアのフードを被って走る。
明らかに怪しい雰囲気だが仕方ない。

そして指先。
ランニング用の手袋はしているが、それだけでは効かない。
長い距離を走ると手がかじかんでしばらく動かない。
そんな日もあるので、気持ちが萎えることも多かったり・・・。
それでもひたむきに頑張る姿を応援して欲しい(笑)。

1月は久しぶりに皇居を走った。

宿泊したホテルからぐるっと1周して7キロ。

凛とした空気が気持ちよかった。
これは1月だから感じられる体感かな・・・。

コンスタントに走った月だが、
反省すべきは10キロ以上のランニングが少なかったこと。
5~6キロがほとんど。

3月には名古屋シティマラソンと穂の国豊橋ハーフマラソンと続く。
コンスタントに10キロ以上走る練習をしなきゃいけない。
2月はそれが課題。
今月はそれを心掛け目標をこなせればいいね。

「展覧会 岡本太郎」に行ってきた

昨年末、東京に出掛けた際、岡本太郎の展覧会をやっていたので、HPを確認すると既に予約で完売。
どの時間帯も入場することはできず。
タイミングを逃してしまった。

東京より規模は小さいが1/14~3/14まで愛知県美術館で開催。
先日、休みをもらってお邪魔した。

僕らの世代にとって岡本太郎氏のイメージは「芸術は爆発だ!」というマクセルのCMのイメージ。
かなり個性的なキャラクターで太陽の塔を作った芸術家という印象。
(幼少の頃、大阪万博に行ったが、もちろん覚えていない。)
作品もほとんど知らない。
20年ほど前に読んだ「自分の中に毒を持て」は面白かったが、今まで作品を観たことはなかった。

この展示会では年代別に作品が並べられ、岡本氏の背景が理解できる。
いきなり象徴的な作品。

愛知県とは関係が深く、伊奈製陶(現在のLIXIL)で作品を作ったり、
オリエンタル中村(今の名古屋三越)でも制作されたり・・・。

僕は岐阜の田舎で暮らしなので、オリエンタル中村時代は一度も行ったことがない。

正直、芸術に疎い僕は一度、作品も観ても理解できない。
解説を読んで頭で分かっても、どこが凄いのかはまだまだ。
見続けることが大事だろうね。

岡本氏は戦争にも行っている。
その時の上官を描いたのがこれ。

普通の作品。
やはり基礎をしっかりと学んだ方しか応用はできない。
影響を受けたといわれるピカソも同じ。

これは父親らしい。

訴えるべきがあるんだろうね。

これは訣別という作品だが、口から出ている姿に大きな意味がある。
どれが口か・・・。

 

できるだけ体で感じながら回ったが、まだまだ本当の良さを理解するには時間が掛かるようだ。

その中で違和感があったのがこちらの展示。

これは実物大?
これ必要かなあ~。

一流のプロフェッショナルは自分の言葉を持っている。
岡本氏も同様。

このフレーズも響いた。

そういえば社長になる前に行っていた学生向けの講演で岡本氏の言葉を使わせてもらった。
三流は上手く引用するということか(汗)。

メキシコで所在不明となった作品を修復したもの。

これが最後の作品。

約2時間滞在したが、全く飽きなかった。
出口付近にはガチャガチャ。

部屋に飾っておこう。

せっかくなら絵を飾るべきだと思うが、ここは爆発なので・・・。
なんのこっちゃ。

今年は時間があればできるだけ美術館にも足を運びたい。
ほんの少しでも感性は磨かないとね。

貴重な機会をありがとうございました。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その239

2月に入りました。
相変わらず寒い日が続きますが、基本的に昼食はどこにいても外食です。
伏見周辺もちろんそう。
同時に新規開拓は欠かせません。
この伏見シリーズを継続するには常に新しいお店に行かねばなりません。

名古屋観光ホテルの錦通を挟んだ斜め向かいにある
「NAGOYA MEAT STATION 」さんに行ってきました。

正面から店名は一切分かりません。
数年前まで別の居酒屋さんでした。
何度かお邪魔したことのある人気店でしたが、いつのまにか無くなっていました。

店舗は地下。

どうやら今年の1月に改装されたようです。
タイミングとしては良かったですね。

のぼりに「鶏時々牛のち豚」と書いてあるようにお肉が専門のお店です。
ランチメニューもそれらしいものがズラリと並びます。
週替わりランチは回鍋肉定食でしたが、そんな気分ではなく一番上にある定食を注文しました。

チキン南蛮定食 900円

こちらのお店はご飯、生卵、スープ、コーヒーがおかわり自由です。
メイン以外はセルフサービスになっており、カウンターまで取りに行きます。

開店同時に入店したので一番客。
炊飯器もスープの鍋も満杯です。
最初によそうのは気持ちがいいですね。

こちらがメインのチキン南蛮。

このソースがご飯にマッチし、いくらでも食べれそうです。
2杯、3杯お替りして生卵をぶっかける。
そんな若者は多いでしょうが、午後の予定も考慮し我慢しました。

改めてメニューを見直すとこんな定食が・・・。

「新!焼肉定食ってなんだ?。焼肉に古いも新しいもあるのか?」
疑問が湧いてきます。
それに新!だけ赤文字です。

こちらは人気店なんでしょうか。
続々とお客さんが入り注文します。
新!焼肉定食を見届けようとお客さんの注文を聞き耳を立てて待ちます。
誰も注文しません・・・。

「もしかしたらとんでもない定食かもしれんぞ・・・」
人気食べ物ブロガーの妄想が膨らみます。
かなり店内が混み合ってきました。
一人客の長居は禁物。
諦めてお店を出ました。

こちらも気になります。
実際どんなものなんでしょうか・・・。
新!も無制限もチャレンジしたいですね。

ごちそうさまでした