万博の翌日はせっかくなので大阪を楽しむことにした。
(もう随分前ですね・・・)
ホテルは北浜だったため大阪城でも行こうと思ったが、あまりにもベタ。
また外国人も多い。

少し静かな場所がいいと選んだのが「藤田美術館」。

嬉しいことにほんと静か。
2022年にリニューアルされたので美術館としても近代的。
基本キャッシュレス対応で受付窓口もない。

入館すると暗闇に世界。
醉、虫、誂とテーマに分かれ展示物が飾られる。

主に明治時代に活躍した実業家藤田傳三郎氏のコレクション。
案内を読むと渋沢栄一と一緒に会社を設立したことも多かったという。
素人は何も考えず素直に鑑賞するだけ。

国宝の曜変天目茶碗、箱次第もあるが価値はよく分からない。
館内から外の眺めも素晴らしかった。

庭園は無料で鑑賞できる。

館内には茶屋もあり団子と抹茶を楽しんだ。

そこから大阪城方面に向かった。
事前に大阪水上バス「アクアライナー」を予約したのだ。

半分ほどはインバウンドだが日本人客も多い。
水上バスの案内のお姉さんは四ヶ国語を操っていた。
凄いね。
大阪城港を出て大川をグルリと約1時間。
万博より楽しめたかもしれない(笑)。

街のど真ん中に大きな川が流れているのも大阪の特徴。
大阪城の堅牢さも理解できた。

大阪城を眺め、天満橋を越え大阪市中央公会堂の横を通る。
案内係のお姉さんは売り子も担当。
ビールとタコシン。

飲みながらのクルーズが気持ちいい。
川崎橋や造幣局を眺め大阪城港に戻る。

なんてことはない周辺をグルッと回るだけだが、それでも十分楽しむことができた。
桜の季節はもっといいだろうね。

あとは昼からビールを飲み、喫茶店で外を眺めながらまったりと過ごしただけ。
道頓堀や通天閣も一瞬どうしようかと考えたが、万博並みに混雑すると思い止めた。
間違いないだろうね。

個人的には鶴橋あたりで焼肉を食べて飲んだくれたかったが、自分勝手は許されず。
今年は夫婦でどこも旅行に行っていなかったので、少しは家人孝行ができたのかもしれない。
仕事以外で大阪にお邪魔するのは久々だが楽しませてもらった。

来年はもっとゆっくりとした旅行がしたいけどね。