まだまだ伏見の街には馴れません。
円頓寺シリーズを書いていた頃、お店を探すのが結構大変でした。
個性的な飲食店はありますが、それほど数が多いわけではありません。
次に行くお店を決めるのに相当に時間を費やし、
一日を棒に振ることもしばしばでした。

そう思うとこの伏見界隈はかなりの飲食店が並びます。
一つのビルを攻めれば2か月は十分持ちます。
しかし、そんな短絡的な行動はしません。
ひとつひとつ肌で感じ嗅覚に頼ることが必要なのです。

時間的余裕がある時にこの界隈を歩くと、あることに気づきます。
お肉関係の飲食店が多いのです。
熟成肉、ニクバル、ローストビーフ、鉄板、とんてき、しゃぶしゃぶ・・・。
種類は違えどもお肉関係の店が多いようです。
スギモト本店さんの影響でしょうか。
いずれご招待頂いた時があれば紹介します(笑)。

その流れだからというわけではありませんが、
会社のビルの裏手にある「京都 勝牛」さんに行ってきました。

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こちらも今ブームになっている牛カツ。
人気食べ物ブロガーになり数年が経過しますが、
まだ牛カツを食べた経験はありません。
これでは世間から認められません。
即座に行動しなければならないのです。

早速注文します。
「牛ロースカツ膳をください」
あっという間に出てきます。
「食べ方はご存知ですか?」
「知ってますが、教えてください。」
と見栄を張ります。本当は知りません。
「タレは4種類あり、これはこうして、ああして~。」
と丁寧に説明してくれます。

この時、僕は
「このブログの出だしはどうすべきか。どの写真を撮ろうか。」
と他ごとを考えており、全く話を聞いてませんでした。
「お分かりになりました?では、ごゆっくり!」
「あっ、すいません。このタレはどうするんですか?」
瞬間的にお店の方がイラッとした表情をしました。
申し訳ありません・・・。

牛ロースカツ膳 1280円

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これは全体的風景。
グ~ッとカメラを寄せるとこんな感じ。

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「お~、これはどこから見ても完璧な牛カツだぜ~。」
思わずスギちゃんっぽくなってしまいます。
理由は分かりません。
タレ(ソース)は4種類あります。

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僕はわさびをたっぷりと乗せ
しょうゆベースのソースにつけるのが一番美味しかったです。
若者にはカレーソースもいいかもしれません。

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「お~、これが牛カツか・・。イメージと味はちょっと違うな・・・。」
ステーキをイメージすると随分感覚はことなります。
しかし、これも美味しい出会いです。

今回もいい勉強になりました。
ごちそうさまでした。