これからも前向きに 名大社会長ブログ

2023年12月の記事一覧:

雨の北陸を愉しむ その1

一年に一度はカミさん孝行をしなきゃけいない。
健康的な家庭生活や老後を考えるとご機嫌を取っておいた方がいい。

12月初旬、夫婦で北陸に2泊3日で出掛けた。
大した理由はない。
ちょっといい旅館に泊まり、美味しい料理とお酒を頂き、温泉に入れればいい。

宿泊先はネットの早期割引で予約した「界 加賀」。
一度は泊まってみたかった星野リゾートの温泉旅館。
期待していた旅行だが、天気は最悪。
3日とも雨の予報。
それだけで行動は制限される。

まず向かったのは福井。
お昼に福井名物を頂いた後は一乗谷朝倉氏遺跡。

かなりの雨のため、眺めるに留まった。
言い換えれば素通り。
福井で展開するカフェ「ユトリ珈琲店」で作戦会議をして加賀に向かう。

途中、丸岡城に立ち寄った。

「どうする家康」の効果は表れていなかった。
現存する北陸地方に残る唯一の天守。
かなり急な階段。

怖いくらい。

眺めは微妙だが、場所を変えれば映えるのだろう。

せっかくお邪魔するなら桜の季節。
もしくはライトアップ。
いずれにせよ晴れた時がいい。
傘をさしてお城を歩くのは結構しんどい。

あとはひたすら国道8号線を上る。
やたら目立つのが8番らーめん。
どれだけ店舗が並ぶというのか。
そこでようやく店名の由来に気づいた。
だからお店にも寄ったのかな(笑)。

「界 加賀」に到着した時はかなりの雨。
散歩も難しい。

温泉に入り、お酒を飲むことしかできない。

夕食は九谷焼の器で美味しい料理と石川の地酒を頂いた。

備忘録的に残すと菊姫山廃純米、手取川あらばしり大吟醸、やましろ純米酒。
一番美味しかった手取川あらしばりは、翌日、旅館近くの酒屋で購入。
いい感じに酔っ払い、伝統工芸「加賀獅子舞」を楽しませてもらった。

2日目は雨が止んだため山代温泉界隈を散歩。

全国の温泉地も同じかもしれないが、厳しい状況がこちらも感じられる。

北陸新幹線「加賀温泉駅」ができると状況は一変するのか・・・。

旅館前で記念撮影して、そんなことを考えながら次の目的地に向かった。
ここでは正面玄関の写真に留めておこう。

続く・・・。

食べ物のはなし 特別編 ソースカツ丼

先週に続き特別編をお送りします。
向かったのは福井県福井市。
こちらにお邪魔するのはいつぶりでしょうか。

記憶にあるのは子供が幼少の頃。
確か永平寺に行ったのが最後だと思われます。
かれこれ20年近く前のこと。
申し訳ないくらい久しぶりになります。

同じ中部圏でありながら、普段の生活で馴染みのなさを実感。
償いの気持ちを込めて、ここは福井名物を頂くことにします。
福井名物といえば越前ガニ、海鮮丼、焼き鯖寿司などを思い起こすでしょう。
北陸らしく海の幸が王道ですが、それではインパクトがありません。

また、食べ物ブログの師匠もいいます。
「やっぱりパケンのパリ丼だよナ」
なんだそれ?と思いながら、向かった先は繁華街にある「ヨーロッパ軒総本店」さん。

ご存じの方も多いでしょう。
こちらも福井名物。
元祖ソースカツ丼を提供するお店です。

人気ブロガーは知りませんでしたが、福井県内に15店舗以上展開されています。
メニューを眺めます。

師匠のいったパリ丼はミンチカツの丼で、2度目に食べるといいようです。
こちらも気になりました。

いろんな種類が食べれるのは喜びですが、まずは基本を押さえなくてはなりません。

カツ丼セット 1300円

こちらが名物のカツ丼。
薄くスライスした上等のロースを目の細かな特製パン粉で揚げています。
秘伝のソースに絡め、3枚のカツが丼に所狭しと構えています。
見事な佇まい。

1枚目のカツを食べてもご飯は見えてきません。
他のカツを避けながら頂きましたが、それが正しい方法かどうかはわかりません。
熟練の技があれば教えて頂きたいです。
カツは柔らかく厚さもほどほどなので、くどくなくあっさりと頂けます。
もっと濃い味がお好みなら、別皿のソースに浸します。
人気があるのも頷けますね。

店内は満席でしたが、すべてのお客さんがカツ丼を注文していました。
ここは差をつけようと思い、こちらもお願いしました。

ミニカキフライ 650円

能登カキを頂いたのは初めてかもしれません。
ビールを飲みたくなりますね。

カツ丼とカキフライですっかり満腹状態。
わざわざ福井まで来た甲斐がありました。

ごちそうさまでした。
次回はパリ丼ですね。

気軽に楽しく、安城シティマラソン2023

一昨日の日曜日は安城シティマラソン。

実に4年振りの参加。
4年前までは毎年参加していたが、コロナで中止もあり遠ざかっていた。
この大会は大学のサークル仲間と一緒に走る大会で、
いつもハーフマラソンを走る強者とは違いお気楽な感じ。

大会も10kmなので、事前準備もあまり気にすることはない。
それでもマジメなランナーはスタート前に走り込みの練習をしていた。

サークル仲間とは総合運動公園の体育館に集合し、
吞気な会話をしながらスタート地点に向かった。

天気はサイコー。
というよりサイコー過ぎる。
12月中旬に入ろうとするのに最高気温が20℃の予測。
最近の練習は寒い中、ウインドブレーカーを羽織るので寒暖差も大きい。

ゴール前で記念撮影。

そしてスタート。

今回はキロ5分30秒ほどで走りきる予定だった。
調子が出ればもう少しスピードを上げるが、そこまでガチのつもりもなかった。
それでもスタートすると気持ちが高ぶり、ペースが速くなる。

ただ思ったよりも体が動かない。
朝食をしっかり食べたせいか、どんどん気温上昇したせいかは分からないが、
さほどスピードは上がらなかった。
まあ、これが実力ということでしょう。

結果はネットタイムで55分15秒。
ほぼ予定通りのタイムだった。
過去の大会はゴールをするとそのまま受付で完走証を印刷してもらうが、
今はQRコードを読み込む。

WEB記録証として保存。

タイムを計るモノタグも使い捨てで、この分野も着実に進化している。
4年前より4分近く遅いのは力が衰えている証。
たたランニングするだけでなく、もっとスピードを上げた練習が必要かも。
それはそれでツラいけど・・・。

終了後は移動して、打ち上げを兼ねた忘年会。
今までは同じ焼肉屋さんで忘年会を行っていたが、この夏に閉店したという。
これも時代の流れか・・・。

安城では有名な「香楽」さんで中華のコースを楽しんだ。
いつもバカみたいに飲んでいた連中なので、ここでも飲み放題をフル活用。
紹興酒も3本空けた。

来年には還暦になる先輩もいるので、会話の中身も徐々に変わっていったり・・・。
それはそれで楽しい時間。

気持ちよく酔って大会&忘年会は終了。
年1回は健康的に走って飲む場があってもいいね。
気軽に楽しく走ったマラソン大会。

お疲れ様でした。

映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」

公開は知っていたが、気に留めることなく素通りしていた。
僕の目の中には入ってこなかった作品。
子供向けのアニメと思っていたからだ。

ある飲み会で、本作をモーレツに薦める仲間がいた。
スルーしようとした自分を完全否定し、
観なきゃ映画コラムニストを語るには失格だと言わんばかり。

そこまでいわれると観に行かざるを得ない。
また、レビューを読むと絶賛の声も多い。
他にも観たい映画があったが、ここは推薦の言葉に従った。

僕が抱いていた「ゲゲゲの鬼太郎」とは180度、異なった。
そもそも「ゲゲゲの鬼太郎」は小学校の頃、再放送を見ていた程度。
ハマったわけでもない。

記憶に残っているのは「ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲ」から始まる主題歌。
内容はほぼ覚えていない。
原作者水木しげる氏が言わんとしていることは1%も理解していない。
夜に墓場で運動会をやってるくらいしか知らない。

そんな状況の中で観た本作。
軽いショックを受けた。
斬新な映像もインパクトだったが、そのストーリーには驚かされた。
予告や題名を知らずに観たら、最後の最後までゲゲゲの鬼太郎とは分からない。
いや、ねずみ小僧で分かるか(笑)。
でも、そんな世界だった。

それも複雑な日本の戦後を描く世界。
戦争で傷ついた人たちが這い上がる姿を辛辣な見せ方で表現している。
主人公となる水木氏はきっと原作者本人。
鬼太郎の父は目玉おやじになる前の姿。

どう鬼太郎が生まれたかが明らかになるが、
アニメ作品を忘れているので、繋がりは分からない。
その点でいえば、鬼太郎ファンにとっては愛しい作品になるだろう。
僕は「へ~」と冷静に感心しただけだけど。

飲み会でおススメされなかったら100%観なかった。
おススメに従ってよかった。
そう考えるとやはり先入観で作品を決めつけてはいけないし、
人の意見は素直に参考にすべき。
知っているようで知らない世界は多い。

それは水木しげる氏の訴えたい世界も同じ。
主題歌しか歌えない僕は何も分かっていない。
それを理解し、作品の社会性を体感できただけでもよかった。

タイトルだけで判断するのは止めよう。
いい勉強になりました。

映画「ぼくは君たちを憎まないことにした」

またまたフランス映画。
正確にはドイツ・フランス・ベルギー合作だが、
舞台がパリなのでフランス映画の立ち位置で問題ないだろう。

原題は「Vous n’aurez pas ma haine」。
フランス語はメルシーしか分からないが、忠実な日本語訳のタイトル。
「愛と青春の旅立ち」とは違うわけね。

本作は2015年のパリ同時多発テロ事件で最愛の妻を失ったジャーナリストの
事件発生から2週間を描いている。
ほぼ実話だという。
僕は知らなかったが、世界的なベストセラー。

この手の事件は世界中で起きているが、本当に胸が苦しくなる。
明らかにフィクションであれば冷静にみられるが、
実話となると自分をダブらせてみてしまう。

僕が同じ立場だったら、どうなるだろう。
幼い子供の残し、予定外に最愛の相手を失ったら、
自分自身が持ち堪えられるだろうか。
感情を抑え、周りと接せることができるだろうか。
何より母親を求める子供にどう向き合えばいいだろうか。
そんなことを考えてしまう。

本作はタイトル通りの内容。
妻を亡くした主役が犯人であるテロリストを憎まない姿が描かれる。
しかし、それは本心であって本心ではない。
あえてその方向に自分を向かせることで、
怒りや悲しみを抑えようしているに過ぎない。

実際に頭で理解できても、感情や気持ちのコントロールはできない。
きっと僕も同じ。
一人きりは耐え切れない。
アルコール依存症になる可能性もある。
多分、ギリギリそこまではならないと思うけど、分からない。

今、世界で起きている事件や紛争には同じような被害者がいる。
僕らは表面的なニュースでしか事実を知ることができない。
一人一人の置かれた状況はほぼ知らない。

その方が気持ちは楽だが、そのままでは一向に事件や紛争は終わらない。
残された子供の顔を想像して爆弾を落とすことができるか。
違う角度の想像力をもっと働かせてほしい。

子役のゾーエ・イオリオはまだ2歳くらい。
どこまでが演技か分からないくらい素晴らしい。
その分、悲しさは倍増する。

そして、主役のピエール・ドゥラドンシャン。
どっかで見たことのある俳優と思い調べたら、
「私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?」に出演していた。
やっぱりフランス映画って出てる俳優は限定的?
そんなことも思ってしまった(笑)。

どんな辛いことが起きても僕らは前を向いて歩かなきゃいけない。
それも教えてくれる作品だった。

魅力的な京都にいつまで行けるかな

紅葉シーズンの11月下旬、家人と一緒に京都に出掛けた。
息子の誕生祝いが目的だが、それを理由にして遊びたいだけのこと。

京都駅に到着すると名古屋とは比べ物にならない人、人、人。
外国人観光客を中心に駅前はごった返していた。
清水寺に行くバス乗り場は果てしない行列。

それを横目に向かったのが京都タワー。
何度もお邪魔している京都だが、こちらは初めて。
お上りさん気分。

エレベーターも観光案内。
展望台は修学旅行らしき小学生や高校生。

まあ、そりゃそうだろ。
そういう場所だよね。
グル~と周り、そこで見た東寺に向かうことに。

と言いつつ、最初から行くことは決めていた。
昼食を頂いたお店の近くなので徒歩圏内。

こちらも初めて。
京都の観光スポットはどこも混雑していると思うが、東寺はそうでもない。

紅葉も十分に感じることができた。

五重塔はもちろんだが、金堂の薬師三尊も十二神将も迫力があった。
講堂の立体曼荼羅もこんな機会しか見れない。
撮影は禁止です・・・。
ライトアップの時期だったので、夜のお邪魔してもよかったかも・・・。

次に向かったのは月桂冠大倉記念館。
近鉄「東寺」駅から南に向かうだけなので楽チン。
「桃山御陵前」駅で下車し、商店街を抜ける。

そこで思い出した。
以前一人で訪れた「鳥せい」さんの近く。
13時過ぎだったが店内は待ち客が多数。

前を通り記念館へ。
できれば酒蔵ガイドツアーに参加したかったが休止期間のため、一般見学。
入館料600円を払うとコインが3枚もらえる。

月桂冠の歴史を学ぶ。
れっきとしたファミリービジネス。
お酒だけを目的に来たらダメですね(笑)。

せっかくなので記念撮影。
受付でもらったコインはきき酒処で使用。

10種類の日本酒を3つ選んで飲むことができる。
そのお猪口はお土産でもらえる。
これね。

一杯は猪口の半分くらいしか入らないので、瞬間的に消えてなくなった。
ついでに「鳥せい」に寄り少し飲もうと思ったが、14時過ぎでもかなりの待ち客。
諦めて京都駅に戻った。

息子と合流し誕プレを購入した後、食事の予約まで少し時間があったのでリベンジ。
京都タワーサンドのフードコート内の「鳥せい」できき酒セットを注文。

焼鳥と一緒に30分だけ時間をつぶす。
これで気分爽快。
夜の食事は改めて食べ物ブログで・・・。

京都の一日は早い。
京都タワーに始まり、京都タワーで終わった一日。

次回はいつ来れるだろうか。
息子の在学中にあと一度は行きたいね。

食べ物のはなし 特別編 肉うどん

12月に入りました。
年内の食べ物ブログもあと4回となります。
慌ただしい一年でしたが、水曜日ブログは休むことなく続けることができました。
(多分、休んでいないはず・・・)
来年はアップ数を減らしてもいいと思うのですが、いかがでしょうか?
全国30万人の読者に支えられていますので、みなさんのご意見を大切にしたいと思います。

さて、今回は伏見を離れ遠征します。
向かったのは京都。
京都駅八条口から徒歩5分のところに老舗うどん店があります。

来年で60年を迎えるそうです。
静かな街並みの一角に構える「殿田」さんに行ってきました。

こんなお店を自分で探すのは難しいこと。
京都通の愚か者副本部長に教えてもらいました。

こちらの名物はたぬきうどん。
一般的にたぬきうどんは天かすが乗っていますが、
京都ではきつねうどんに“あん”をかけたうどんをそう呼ぶようです。
他にも人気の品はあります。

混雑を予想してお店に入ったのが11時。
何事も早めの行動が功を奏します。
京都らしい上品なお女将さんが奥の席を案内してくれました。

まずはビールで体を整えます。

遠征した場合のルールは昼から一杯のビールを頂くこと。
人気ブロガーにとってはマナーです。

こちらにはガラスケースにいろんなお寿司が並んでいます。
その中の一つを頂きました。

多分、450円か500円・・・。
稲荷ずしにはキュウリやゴマが入っており、いい演出をしていました。

肉うどん 750円

具は九条ネギと牛肉のみ。
余計なものは一切入れないシンプルなうどんです。
うどんには珍しくレンゲがついているので、まずは出汁を頂きます。

「美味い!」
やさしさの中に深いコクを感じさせます。
うどんは柔らかめ。
これも京都風なんでしょうか。

最近、コシの強いうどんを食べる機会が多いですが、
こんなやさしいうどんには柔らかいうどんがマッチしています。
お肉も程よい味付けでうどんとの相性も抜群。
あっという間に平らげてしまいました。

気づくと店内は満席。
食べたらサッサと失礼するのがマナー。

ちなみに家人はたぬきうどんを注文しました。
あん入りの出汁を一口頂きましたが、生姜も効いてこちらもクセになりそうです。
ごちそうさまでした。
また、京都にお邪魔した際は寄りたいですね。

今月は遠征シリーズが増えるかもしれません。

急に寒くなってきたけど、ランニング日記2311

朝晩はめっきり寒い。
秋を飛ばして、夏から冬が訪れた感じだ。
僕は朝型ランナーで、平日であれば6時、休日は6時半くらいに走り始める。

11月になると日も短いので、朝6時は暗い。
走り始めると徐々に明るくなってくる。
一日がスタートする感覚が心地いいが、今年はやはり寒い。

ランニングウェアも季節によって変わる。
夏のTシャツ・短パンから長袖Tシャツ・短パン、
そして初冬の長袖Tシャツ、ランニングパンツに移行するが、今年は違った。
Tシャツ・短パンからいきなりウインドブレーカーとランニングパンツになった。
すでに手袋も着用。
これだけでも秋がすっ飛んだと思ってしまう。

ただ季節的には今が一番いい頃。
寒さを感じながら走り出すが、徐々に体が温まってきて、
走り終える段階ではキッチリ汗をかいている状態。
夏場のようなダラダラとした醜い汗を流すことはない。
傍から見ても爽やかな汗だと思う。
多分・・・。

そんな11月だが天候に恵まれたこともあり、目標は比較的ラクに達成できた。
11月のランニング距離は105km。
ラクという割には大した距離ではないが、目標はクリア。
4日も前に達成できたからね。

これで11ヶ月連続。
目標達成オメデトウ。
パチパチ。
もう誰も関心を示さないので、自分で自分を褒めるのみ。

休日に走る戸田川緑地公園も秋の装い。
日の出と共に走るといい一日になるような気がしてならない。

やはり朝がいい。
散歩するご老人はすっかり真冬の恰好をされているけど・・・。

今年も残すところ今月のみ。
12月に目標達成すれば完全制覇。
それも2年連続の完全制覇となる。
さすがに今月は落とすわけにはいかない。

そして、週末には4年振りの安城シティマラソンに参加。
大学時代の仲間と一緒に走る。
あまり練習しているようには思えないが、これも楽しみ。
一番の楽しみは終了後の昼飲みだけど・・・。

残り1ヶ月、ケガも病気もすることなく無事に過ごせればいい。
寒さに負けず、完全制覇目指して頑張ります!

新生・西川塾で楽しく学ぶ

僕が所属する経営者の勉強会グループの一つが西川塾。
今年5月に僕が幹事長となり、西川塾の代表になった。
それを理由に退塾した塾生はゼロ。
(ちょっと安心・・・)

新たな体制になったので数年ぶりに新塾生を迎え入れることにした。
年間5名の増員を目標に掲げ新年度をスタート。
活動は基本的に年6回。
5月、7月に例会を実施し、9月は特別例会を開催した。
特別例会のことはブログにも書いた通り。
「言葉のチカラ」に感動した一日

大成功に終わり、西川塾の強い結束力を多くの方に知って頂いた。
この間、入塾を希望する方と僕が面談し、お互いを理解しあう。
断っておくが僕がエラそうに面接するわけじゃない。
西川俊男塾主は故人のため主体的に学ぶ場を理解してもらう。

11月末現在で新たな入塾生は8名。
当初の計画を大きく上回った。
特別例会の遠藤さんの講演で感銘を受け入塾した方も4名。

30代、40代の若手経営者が増え、活気溢れる場になった。
そんな中、11月21日に例会を実施。
教本である「ロマンへの道」も新たに製本・印刷し、塾生の手元へ。

この教本を使いながら、経営者として大切なことを学んでいく。
先輩塾生は西川塾主から教えて頂いたこと、会社で実践していること。
新塾生は教本を読んで感じたことや取り組んでいること。

そんなことをお互いに共有。
海外組もいるためハイブリットで情報交換をしていく。

当然ながら僕が教えることは何もなく、一人の塾生として学びあうだけ。
ベテランも若手も関係なく、互いにいいところは吸収していけばいい。
原理原則に近い「ロマンへの道」に沿った取り組みをしていくのが重要。

終了後はこれも恒例の懇親会。
ここでは楽しくお酒を酌み交わしながら盛り上がる。

みんないい笑顔。

信頼関係が築ける仲間の存在は大きい。
入塾希望する方もまだいるので塾生はもう少し増えそうだが、
これからも全員で塾を盛り上げていければいい。

これからも共に学んでいきましょう。

と新生・西川塾のアピールブログでした(笑)。

日本の歪み

ふと手に取った本書。
たまには知識人の考え方を聞いておくことも必要。
解剖学者、脳科学者、批評家の共通点は3人とも東京大学卒業ということ。
それが理由で対談が行われたわけではないと思うが、
普段の生活では出会うことのない方の話は貴重。
僕にも東大卒の知り合いはいるが、ほとんどがビジネスマンだし・・・。

本書は日本社会の歪みを様々な視点で論じている。
歴史、戦争、憲法、天皇、税金、地震などテーマは様々だが、
たまたまテーマが複数に及んでいるだけで内容的には一貫している。

ここで感じるのはやはり教養の必要性。
教養がなければ深く考えることもできないし、日常に疑問を抱くこともない。
僕は残念ながら普段、どうでもいいことばかりに頭を悩ませ、大局的に物事を捉えることは少ない。
時々、ハッとさせられる難題を振られ、ドキマギしながらあぶり出すのがやっと。

自分の中での倫理観に基づき行動しているに過ぎない。
もしかしたらそれがあるだけまだマシなのかもしれない。
自分の判断軸を持たないと世の中に流され、なんとなく嫌だと感じることを受け入れてしまう。
それが本書でいう居心地の悪さに繋がっているのではないか。

この社会で生きていくには一定のルールに従う必要がある。
それは納得するかしないか関係なくルールはルール。
ルールは破るためにあるというバカもいるがルールは守るもの。
それがおかしいと思えばルールを変えるだけのこと。
もしくは表面的に従うだけのこと。

必要以上に縛られると苦しくなる。
だから僕はできるだけ自分を解放し、さらけ出す。
そうすることで縛られることは減り楽になる。
他人の目も気にしなくなる。
完璧じゃないけど・・・。
そんな点でいえば、僕はさほど社会に居心地の悪さを感じない。

しかし、それは昔からそうだったわけではない。
中学、高校の頃は結構、抑えつけられたと感じるし、
本当に解き放たれたのはこの10年くらいじゃないか。
開き直って生きられるようになってからだと思う。
この先、舞い戻る可能性もあるが、意外とそれって難しいのかも。
他人に思いやりを持ちながらも、もっと自由になれたらいいね。

本書には日本語の難しさについても論じられている。
「私」から「俺」へ変わるタイミングとか。
僕はブログでは「私」でもなく「俺」でもなく、
もちろん「オイラ」や「ワシ」でもなく「僕」で通している。

それが一番自然に感じるから。
講演なんかは使い分けるけど。
それもちょっとしたこだわりかもね。

本書は何かを解決してくれるわけではない。
疑問を投げかけるだけ。
ただそれをキッカケに高い視点を持つことはできる。
誰もが生きやすい世になってほしいだろうし。