この9月より南山大学経済学部でキャリアの授業を担当することになった。
就職ガイダンスや単発の授業を務めたことはあったが、
1クオーター15回のクラスは初めて。

授業の進め方も出席の取り方、レポートの管理方法もよく分からない。
担当の先生から教えてもらうがいまいちイメージが湧かない。
自分自身、その世界から遠ざかっているのも原因の一つ。

そんな時有難いのが仲間や懇意にさせている大学関係者の存在。
僕の陳腐な疑問にも親切に答えてくれるし、無理なお願いも聞いていただける。
キャリアの講座を受け持つ先生の知り合いもいたので、
いくつかの講義も見学させてもらった。
テキストも提供してくれたり・・・。

そんなリアルな場面を見せて頂くとこんな僕でも徐々にイメージが湧いてくる。
どんなことを教えるべきか、語るべきか、おぼろげに浮かんでくる。
既にシラバスは提出してあるんだけどね(笑)。

先日、南山大学にお邪魔した時も前年まで担当された教授から丁寧にその特徴をご教授頂いた。
大学の教授というのは上から目線でツンケンしている方が多いと思ったが、
(昔のイメージのままですね・・・笑)
そんなことは全くなかった。

学生の目的意識から過去8年の受講数、レポートの内容まで情報提供頂けた。
それも親切丁寧に・・・。
そして、頂いたのがこちら。

先生の専門は経済学なので、この分野は補完的な役割だと思うが、
このように著書まで出されてしまった。
そして、後任となる僕に参考図書として提供して頂けた。
とても嬉しいことであり、ご縁でもある。
ありがとうございます。

僕のような中小企業の社長が大学の授業を任される時代になったのは驚きでもあるが、
時代の流れでもあるのだろう。
もちろんキャリアカウンセラーの資格を取得していることも要因の一つだが、
柔軟な時代にもなったということ。

きっと僕が学ぶべきことも多い。
ただ今不安なのは、授業が始まってからのこと。
僕は勝手に30名ほどのクラスをイメージしていたが、話を聞くと80~100名が受講するという。
レポートを読むだけで一日が終わってしまうではないか。
これでは夜、飲みに行けなくなってしまうではないか。
その不安が僕の全身を襲うことになった。

それはともかく、これも僕の新たなチャレンジ。
この8月中に頭の中を先生モードに切り替えておくかな(笑)。