Netflixで配信されているドラマ。
全8話約8時間を一気に見てしまった。
(といっても3日かけてだが・・・)

いやいや、めちゃくちゃ面白かった。
ドラマの存在はGW明けまで全く知らなかった。
営業のコンドーと同行した時に
「山田さん、サンクチュアリって知ってます?。凄い面白いですよ!」
とモーレツにプッシュしてきた。

しばらく放置状態だったが、ターゲットとして選定されたのか、
Netflixの広告が常時映し出られるようになった。
予告編にも惹きつけられ見ることにした。

1話見た時にまんまとハマり、立て続けに見てしまった。
ある意味、スポ根ドラマ。
不良の若造が相撲界でメタメタにやられながら、のし上がっていくストーリー。
一歩間違えればチープな青春ドラマになりがちだが、重厚な人間ドラマに仕上がった。

タイトルにもある通り、伝統と格式を重んじる相撲界は聖域。
過去、強烈に描いたドラマや映画は存在しなかったんじゃないかな。
何より本物の相撲を見ているような迫力。

相当のこだわりを感じる。
元関取を役者として出演させていることもあるが、
このドラマのために一年以上かけて役作りと相撲の稽古をしたという。

主役猿桜役の一ノ瀬ワタルの体格は第1話と第8話では大きな違い。
元々いい体つきだが、第8話ではまるで千代の富士のような鋼の体になっている。
役者魂と覚悟をその変化から見て取れる。

先日観た「ヴィレッジ」で髪を結いでいたのはこのドラマが理由か。
ふてぶてしさを演じさせたら抜群の力。
「宮本から君へ」もハマリ役だったが、本作で更に役者としての価値を上げた。

「宮本から君へ」ではピエール瀧と親子で親をボコボコにするが、本作では親方と弟子。
親方のピエール瀧は猿桜をボコボコにして恨みを果たしていた。
そうじゃないか(笑)。

グイグイ引き込まれていく本作は一番いいシーンで8話が終了。
誰がみても続編を期待してしまう。
これもNetflixの巧みな戦略。

これを見ずして解約することはできない。
今から続編が待ち遠しい。