今年もやってきました。
愛知県の平和を守るために一年に一度訪れる日。
そうです。愛知県の経営者を牛耳る女帝を祝う日なのです。
今年も本部長、副本部長のツートップで接待をしてきました。

昨年は天ぷら~ワイン~スッポンラーメンのフルコースでした。
同じスタイルは許されません。
女帝を満足させるために工夫を凝らさねばならないのです。
グルメな副本部長が隠れ家的なお店を予約してくれました。
完全予約制で10名で満席、
脱サラした夫婦が切り盛りするステキなイタリアンです。

円頓寺を抜けた分かりにくい場所に店を構える「魚介のイタリア料理 murata」さんに行ってきました。

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僕と副本部長は女帝を待ちます。
その緊張感が半端ありません。
我慢できずスパークリングワインで喉を潤しながら、女帝を待ちます。

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待ち合わせ時間からしばらく経った頃、平然とした姿を表します。
またまた緊張感が走ります。
こんな時、箸で食べるイタリアンはありがたいものです。
ナイフとフォークであれば、きっとテーブルから落としてしまったでしょう。

コース 5000円

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新鮮な魚介類が次から次へと出てきますが、緊張のあまり、覚えていません。
いつもであれば人気食べ物ブロガーとして余裕をかまし、
「なかなか、やるじゃないか。」
なんて呟いてみますが、そんな状況ではありません。
女帝のご機嫌を損ねないように顔色を窺いながら、粛々とコース料理を頂きます。

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こちらのお店は料理ごとに異なったワインを勧めてくれます。
そこに店主のこだわりを感じますが、どれがどのワインであったかは記憶にありません。
「美味しいですよね・・・」と声を振り絞るのが精一杯です。
隣を見ると副本部長は余裕の表情を見せ、ワインを愉しんでいます。
これが責任の重さの違いでしょうか。羨ましく感じる瞬間でした。

コースの最後にはコーヒーが出されますが、女帝はあくまでもお酒を求めます。

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僕は女帝に合わせデザートワインを頂きます。
どうやらとても満足いただけたようです。
驚いたことに女帝からプレゼントを贈られました。

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実際、プレゼントは手のひらの倍の大きさですが、女帝の手に乗ると小さく感じます。

これで一年間、愛知県の平和が保たれるかと思うと緊張がほぐれ、安堵した気持ちが訪れます。
円頓寺にこのようなお店が存在してよかったです。

ごちそうさまでした。
みなさん、安心してお過ごしください。