これからも前向きに 名大社会長ブログ

言い訳はしないつもり、ランニング日記2512

2025年も月間のランニング距離の目標を100kmに設定し臨んだ。
2024年は目標達成が8回で終了し7割の出来だった。
昨年はそれを上回ることができたのだろうか。

10月、11月と連続目標達成。
12月は比較的達成しやすい月。
11月までの未達成は3回。
普通にこなせば昨年をクリアすることは可能。

急に寒くなり朝も暗いとはいえコンディションとしては悪くはない。
忘年会続きでも最近は一次会で帰ることが多いので、翌日にお酒が残ることも少ない。
さらに12月は毎年参加している安城マラソンがある。
10kmの短い大会だが練習にはちょうどいい。

では目標達成できたのか。
結果は83kmという大幅な未達成に終わった。
ということは年間達成は8回と昨年と同じ。
70点の出来ということ。

言い訳はしないが(説明する時点でしている?)、まず安城マラソンをサボった。
言い方に語弊があるが、当日は雨だったので敢えて止めた。
厳密にいえばスタートからすぐに雨は止んだが走らなかった。
この寒い冬に体を濡らすことはリスクもある。
まあ、それも言い訳か。
安城で行われた懇親会は参加したけど・・・。

それで糸が切れたのかペースダウン。
週末の天候不良が重なったことも理由。
そんな時でも言い訳せずに走るランナーはいるけどね。

そんな12月だったが旅行先では走った。
横浜・桜木町に宿泊した朝、周辺をRUN。
駅前のホテルを6時過ぎに出て港方面に向かった。
まだ暗かった。

コスモクロック21を越え山下公園に入った。
山下公園ではラジオ体操をやっていた。

この辺に住んでいる人もいるんだね。
お世話になったホテルニューグランドを眺め、中華街を抜けホテルに戻った。

観光しながらランニングしたようなもの。
旅行先でこんな時間が送れるのも貴重。

そんな12月だったが未達成は未達成。
さて今年の目標はどうするか。
達成率70%ならOKじゃないかと開き直り、今年も毎月100kmの目標。
今月は幸先よく達成したいね。
そろそろ名古屋シティマラソンに向けての準備もしたいし。

ライバルも減り興味関心のないブログだと思うが、備忘録的にも継続。
今年も頑張って走り続けますよ。
あまり張り切りすぎずにね。

食べ物のはなし 番外編 横浜中華街

食べ物ブログも新年がスタートしました。
今年は番外編からのスタートです。
昨年は特別編からのスタートでした。
その違いは曖昧ですね。

向かったのは横浜。
年末の平日に休みを頂きました。
前日は娘夫婦と鎌倉。
このあたりのことは次回のブログですね。

横浜といえば中華街。
家人と一緒にお邪魔することにしました。

事前にお店情報を調べましたが、あまりの数の多さによく分かりません。
人気ブロガーとしては昼からお酒を飲みながらまったりしたいですが、許されません。
やはり家人サービスが必要なようです。

平日にも関わらずランチ時ともなれば凄い人。

中国人観光客が減っているとはいえ多くの人で賑わっていました。
家人の目的は食べ歩き、人気ブロガーの目的は昼飲み。
なかなか難しい選択です。

まず向かったのは「中國上海料理 四五六菜館 本館」さん。

「食べログ中国料理EAST百名店2021」にも選ばれたお店。
嗅覚を頼りに入店しましたが、年が変わっているだけであちこちに同じようなお店が並んでいました。
上手い戦略ですね。

まずはビールで体と整えます。意外と珍しいサントリー生中瓶。

得々セット(ジャージャー麵)1250円

こちらにはフカヒレスープと杏仁豆腐がセットになります。
杏仁豆腐はあまり興味がなく写真を撮り忘れました。
家人は麻婆炒飯といきなりド直球。
これで食べ歩きができるのでしょうか。

ジャージャー麺はグルグル回しながらビールのツマミとして頂きました。
普段、食べることがないのでメチャ美味しいとかイマイチだとかはわかりません。
これが正解なんでしょう。

お店を出て家人に引っ張られ次の場所に向かいます。

中華街初で元祖北京ダック売店売りの「中華街大飯店」さんです。

北京ダック1枚 350円

片手で北京ダックを持っているので、写真はこれくらいしか撮れません。
お店の看板を見ていると佐藤健がYouTubeで紹介しているようですね。
それで人気なのでしょうか。
350円はお値打ちで普通に美味しいですが、大満足には至りません。
それでいいのでしょう。
青島ビールと一緒に立ち飲みです。

そこからさらに移動します。
「鵬天閣 新館」さんです。

こちらは小籠包が有名で凄い行列でした。

これが土日ならどれだけ並ぶことになるのでしょう。
想像するだけで恐ろしくなります。
名古屋では絶対に並びませんね。

2種類盛りセット 800円

海鮮と豚肉が2個ずつ。
仲良く2人で分けるにはちょうどいいですね。
こちらはテイクアウト専用のイートインコーナーがあるので便利です。
若いカップルや女性グループに囲まれながら美味しく頂きました。
これでお腹は十分に満たされました。
飲み足りない気持ちはありますが、グッと堪えて次の目的地に向かいました。
たまには夫婦水入らずで食べ歩きもいいかもしれません。

ごちそうさまでした。

優秀な留学生は多いね

昨年末のこと。
2026年度米山奨学生の面接をさせてもらった。
米山奨学生とはロータリー米山記念奨学会の事業で、
ロータリークラブで支援する留学生のこと。
各クラブとの交流を通じ日本と母国の架け橋となり、
将来的に国際親善を尽くす人材を育てるのが目的。

僕は今までこの事業には関わったことはないが、
次年度は国際ロータリー第2760地区の地区幹事という要職に就くため、
今回、面接に同席することになった。

(今までブログにはロータリーのことはあまり書いてこなかったが、
昨年から地区幹事の仕事がモーレツに忙しくなったので、
今年はアピールも含めてちょくちょく紹介しようと思う)

この面接は書類選考を通過した100名の留学生を約1/3に絞る。
4人一組で7つのグループに分かれ、丸1日の面接。
1人15分の一発勝負。

これでも就職支援業界で長年勤めてきた身。
面接なんておちゃのこさいさいと思っていたが、実際はかなりハード。
過去に留学生の面接経験はないし、15分で学生を見極めるのは至難の業。
留学経験が浅く日本語が容易でない学生もいるが、学生は真剣そのもの。
この一年間の支援は相当な財産。
彼ら彼女らの想いに応える僕らも自ずと真剣になる。

半日ごとに分かれ、ガイダンスを受けて留学生は面接に臨む。
僕のグループは16名の学生を面接。
詳細を明かすことはできないが、
履歴書や計画研究書、小論文を読んで、唸ってしまう学生が多い。

わざわざ日本に来て学ぶ姿勢はハンパじゃない。
中にはすべて自費で留学し、上限までバイトしながら勉学に励む学生も。
今どき日本の学生でここまで覚悟を持って挑む学生はいるだろうか。

それだけではない。
独学で日本語を学び、数年でN1レベルになり、
その辺の大学生より明らかに日本語力のある留学生もいる。
研究内容を聞いてもこちらが理解できない難しい内容だったり(汗)。

選考通過には限りがあるので優秀な学生でも不合格にしなければならない。
自社の採用であれば同情心が融通を利かすこともあるが、
ここはキッパリと判断しなければならない。
合格した学生は今年の4月から共に活動を励んでほしいし、
残念だった学生も初心を忘れず、頑張ってもらいたい。

本当はもう少し書きたいが、あまり無責任なことは言えないのでここまで。
僕自身がいい経験をさせてもらいました。
米山奨学委員会、そして挑んだ留学生のみなさん、ありがとうございました。

映画「劇場版 緊急取調室 THE FINAL」

公開時はスルーしようと思っていた。
TVドラマは一切見ていないし、ドラマのヒットに便乗する作品に興味を示さなかった。
ところが映画評論仲間と映画コラムニスト見習いが絶賛。
急きょ予定を変更し年末に鑑賞。
12月30日の映画ベストテンブログでは映画館で105本鑑賞と書いたが、結果的に106本。
人の評価は素直に聞くべきだね。

これも知らなかったが、当初は2023年公開予定。
内閣総理大臣役の俳優のスキャンダルにより公開延期になったが、
僕は最初から総理大臣役は石丸幹二でも良かったと思う。
ドラマ半沢直樹もそうだが、ちょっと裏のある役の演技は絶妙。
歌舞伎役者からミュージカル俳優にいいタイミングでの変更じゃないか。

2人の仲間が勧めるように十分楽しめた作品。
但し、期待値を高くしすぎたのは正直なところ。
もう一ひねりあるのかと思ってしまった。

観た人誰しもがいわれるようにドラマを未鑑賞でも理解できる点は上手い演出。
映画を観てからドラマをネットで観る人も増えるだろう。
もしかしたら僕もそうかも・・・。

簡単に解説すれば、厄介な事件のために集められた取調べ専門チーム「緊急事案対応取調班」が、
被疑者である内閣総理大臣を事情聴取し追い込んでいく物語。
専門チームは天海祐希はじめ一癖も二癖もある俳優連中が演じる。
エッジの立つ俳優を際立たせることでドラマの魅力を押し上げている。

足掛け10年とはいえTVドラマでこれだけ豪華な俳優を使うのもそうそうない。
そう考えるとシリーズ全体を見ることで人間関係やヒエラルキーを理解でき、より楽しめる。
特に脇役の大倉孝二や勝村政信あたりは肝心な役だが、映画の尺では深くは描けない。
そのあたりの違いはあるだろうね。

ドラマを観ていない僕が勉強になったのは取調室の可視化。
自白強要や暴力を行わないために取調室は見える化されているか。
活用方法のテクニックもあるが、実際の取調べもあんなふうなのか。
「爆弾」とは大きく異なるのは緊急取調室だからか。
ドラマを見れば分かることかもしれない。

今年もTVドラマの映画化は公開されるだろうが、
勝手にスルーを決めず、人の意見を聞きながら決めた方がいい。
貴重な評価を聞かせて頂きありがとうございました。

映画「チャップリン」

タイトルとポスターからはチャーリー・チャップリンを描いたドキュメンタリーを想像させる。
間違いではない。
しかし、僕が考えるタイトルは「チャップリン家」。
家族を描くドキュメンタリー作品。

レビューをチェックするとさほど評価されていない。
確かにそうだろう。
正直、感動を呼ぶわけでもワクワクさせるわけでもない。
僕はそれでいいと思う。
家族の実情を描くのに面白いもつまらないもない。
お互いの葛藤や確執、のちに生まれる尊敬が綴られるだけ。

目線はチャーリー・チャップリンの息子マイケルが中心。
世界を代表する映画スターを父親を持つ息子の立場を考えれば心情は理解できる。
偉大な創業者を持つ後継者も同様。
後継者育成は簡単ではない。
道を間違える例は山ほどある。

映画界も同じ。
同様の期待をされても当の本人は反発したくなる。
マイケルは自戒を込めながらチャーリー・チャップリンのルーツを探る。

よく登場する言葉はロマ。
ロマとは約1000年前にインドからヨーロッパへ移動してきた少数民族のことで、
かつては「ジプシー」と呼ばれていた。
僕は本作で初めて知った。

チャップリンはロマの血を引き、それが作品にも反映されているという。
ルーツがどんな影響を与えているかは当事者もしく接する者しか分からない。
原動力であり苦しさでもあったのだろう。
それを理解できただけでも観た価値はあった。

マイケルを中心に家族のインタビューが繰り返される。
そこだけだと睡魔が襲ってしまうが、時折、かつての作品が差し込まれる。
「キッド」「黄金狂時代」「独裁者」「殺人狂時代」「ライムライト」など。
その瞬間、眠気は吹っ飛び、スクリーンに吸い込まれた。

学生時代、チャップリン作品は相当数観た。
今でも好きな映画人で感動した記憶も鮮明。
当時は半分、ガキだった。
今観たら感じ方は随分と異なるはず。

本作の流れかどうかわからないが、今年はチャップリン作品が上映される。
改めて映画館で観たいと上映中に強く感じた。
本作は前振りだったのか(笑)。

本作の監督は孫のカルメン・チャップリン。
チャップリン家としてその価値を守り続ける必要もあるのだろう。
少しでも協力したい。
映画館でなくとも時間が作れれば過去の作品を一本ずつ観ようと思う。

謹賀新年2026

新年あけましておめでとうございます。
毎年一年のスタートは変わらない。
ルーティンをこなすことで一年が始まる。

朝RUNで庄内川からの初日の出を拝む。
今年もいい一年になりそう。

昨年は一年前のブログに書いた通りの年になった。
余計な欲望や野望を持つことなく流されるままに一年を過ごした。
それでいい。
任されることを確実にこなし、目の前の課題に無理をせず、それでも背を向けることなく臨んだ。
おかげで健やかな一年になった。
そんな年齢になってきたのだと。

プライベートでいえば娘が入籍。
披露宴はこの3月だが、親として安心したと共に嬉しくもある。
今のところ婿もかわいい(笑)。
それも時代が進んだ証。

こうして僕も年齢を重ねる。
そう、今年は午年で年男。
それも60年に一度の丙午。
丙午生まれの僕は還暦を迎える。
実感はないが還暦を迎える。
まあ、あまりに気にすることなく元気に毎日過ごすだけ。

丙午といえば僕の生まれた昭和41年は出生率が低かった。
中学校はマンモス校だったが、前後の学年は15クラスで自分たちは10クラス。
丙午の女性は気性が激しいというのが理由。
お付き合いした同級生は全くそんなことはなくステキな女性だった。
迷信にすぎない。
これ以上、出生率は下げないでもらいたいね。

今年も玄関は家人がこしらえたしめ縄。

見栄えも素晴らしく縁起がいいようの感じる。
そんな年になるといい。

今年も流される一年になるだろう。
求められることに確実に応え、期待を裏切らず素直な心で行動するだけ。
うまく流れていけばいい。
変えることは変えるが、変わらないことは変わらない。

今年もどうぞよろしくお願いします。
みなさんにとってハッピーな一年にしていきましょう。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その331

まさか大晦日まで食べ物ブログを書くとは思いませんでした。
それも月末のラーメンブログ。
いくら大好評とはいえ、そこまで求められるのは不思議ですが、
これも愛される証として2025年の締め括りをします。
(誰も読んでくれなかったりして・・・汗)

人気ブロガーは名大社以外にいくつかの会社に関わっています。
能力はともかく一応、必要性があるのかもしれません。
先日、丸の内の顧問先で打ち合わせをしてきました。
ちょうど昼時に差し掛かったので早めのランチを取ることに。

丸の内から桜通りに向かう途中にそのお店はありました。
今年3月にOPENした「麺や 達也」さんです。

営業時間が始まったばかりでしょうか。
数名並んでいたので、「これは・・・」と思い後ろに並びました。
店内に入るや否や
「お一人ですか?チャーシュー丼と白飯ですが、チャーシュー丼でよろしいですか?」
「あっ、はい」
訳も分からず返事をしました。

自販機で注文し、カウンター席でしばらく待ちます。
お客さんはどんどん入ってきます。
あっという間に満席になっていました。
カウンターを眺めるとこんな貼り紙が。

「へ~、そうなんだ」
心の中で呟きながら待っているとこちらが提供されました。

「へ~、これがサービス。スゴイね」
しばらくするとラーメンも運ばれました。

ネギまみれラーメン 950円

ネギを凝視してください。
なんと3種類のネギが乗っかっています。
細かく刻んだネギ、ざっくりしたネギ、そして炒めたネギ。
ネギ好きには堪らないのではないでしょうか。
大ぶりのチャーシューも2枚乗っています。
なかなか豪華なラーメン。

「これでチャーシュー丼がサービスって、なんてお得なんだ」
と呟きながらグワシグワシと頂きます。
後から座った両隣をみると普通の白飯。

ここでようやく気づきました。
「あ~、数量限定ね・・・」
知らなかったとはいえ、とても得した気分になりました。
あっさりめの醤油ラーメンも美味しく頂くことができました。
さすがイタリアンシェフ。
次回はチャーシューまみれラーメンにチャレンジしようかな・・・。

それでは今年最後のラーメンをお届けしましょう。
味噌豚骨ラーメン


担々麺

スガキヤ濃い味ラーメン

冷麺

あんかけラーメン

四川ラーメン

辛ネギラーメン

担々麺

味噌ベトコンラーメン

冬の季節に合うガッツリとしたラーメンが多かったですね。
今年も沢山のラーメンを頂きました。
病気することもなく健やかに一年を過ごせたのはラーメンのおかげですね。
改めて感謝いたします。

そして2025年は本日で終了。
今年もお世話になり、ありがとうございました。
来年も全国30万人の食べ物ブログファンのために精進します。

今年も映画で一年を振り返る

早いもので今年も残すところあと2日。
2025年はあれやこれやで慌ただしい一年であった。
大学の授業も増え、国際ロータリー第2760地区の次期地区幹事という恐ろしい仕事もやってきて、
自分が何屋さんか分からない年になった。

そんな中でも映画コラムニストとして確実に仕事をこなしたつもり。
今年は映画館で105本、ネット配信で13本、合わせて118本の映画を鑑賞。
日本映画と外国映画はほぼ半分。
これだけの本数を観たのは大学以来。
密かに映画館100本超えを狙っていた。

忙しい、忙しいといいながら本当は忙しくないのでは?
という声も聞こえてくるが、これも大切な仕事。
映画館で100本を観るのは時間調整含めかなり大変。
興味もなくタイミングだけの作品もあるが、それが拾い物だったりと偶然の出会いも大切。

それでは恒例となった2025年のベストテンを発表しよう。
あくまでも主観で根拠はない。
感覚的に選んだ作品なので異論は受け付けない。
誰も文句は言わないか(笑)

■日本映画 2025年ベストテン
1.国宝
2.フロントライン
3.佐藤さんと佐藤さん
4.愚か者の身分
5.宝島
6.でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
7.ふつうの子ども
8.TOKYOタクシー
9.「桐島です」
10.港のひかり

■外国映画 2025年ベストテン
1.サブスタンス
2.愛を耕すひと
3.ワン・バトル・アフター・アナザー
4.Playground 校庭
5.アプレンティス ドナルド・トランプの創り方
6.満ち足りた家族
7.プラハの春
8.リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界
9.TATAMI
10.トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦

日本映画はありきたりな順位になった。
もっとマニアックな作品を選びたかったがほぼ評判通り。
「国宝」は昨日も観て2回目。
半年以上のロングランだが昨日も満席に近かった。
映画ファンとして歴代1位(実写版)の興行収入は嬉しい。
こじんまりとまとまった10本かな。
「敵」「平場の月「ナイトフラワー」は迷ったが漏れた。
主演女優賞は岸井ゆきの、主演男優賞は綾野剛としておこう。
吉沢亮はきっと他で獲得するし。

一方、外国映画は「ヤバい」作品が並んだ。
まっとうな道から外れた作品が目立つ。
その筆頭格が「サブスタンス」。
これは本当にヤバかった。
「アマチュア」「入国審査」「ラブ・イン・ザ・ビッグシティ」も入れたかったが、残念。
イギリス、デンマーク、アメリカ、ベルギー、韓国、チェコなど幅広く選ぶことができた。
今年は小国の作品が少なかったけどね

来年は今年ほど観れるか心配だが、しっかりとベストテンが報告できるくらいは観たい。
2025年も映画ブログにお付き合い頂き、ありがとうございました。
明日は人気食べ物ブロガーの集大成となりそうです。

映画「星と月は天の穴」

荒井晴彦作品は結構観ている。
近年でも「この国の空」「火口のふたり」は押さえた。
ほぼ男女の恋愛。
それもR18+指定があったりと。
日本映画界では稀有な存在だが、本作も明らかに荒井晴彦的。
当然のようにR18+だし。

一方で吉行淳之介は一作も読んだことがない。
調べてみるとほぼ男女を描く作品ばかり。
純文学といっていいのか。

そんな監督と作家を掛け合わせるとこんな映画になる。
まあ、男と女って所詮こんなものというところ。
いくつになっても男は理屈ばかりでだらしなくあっさりと誘惑に負ける。
巧みな言葉使いで自分をごまかすだけ。
そこも監督と作家の掛け合わせ。
エロ映画も文芸作品に思えてしまうから不思議だ。

本作の舞台は1969年。
映像はモノクロ。
話し方も昭和40年代の映画そのもの。
それが時代を表す。

学園紛争のピークの時期だが、一部の大人は冷めている。
つまらない現実に向き合うことが新たな創造を生む。
時代の分かれ目でもあるのかな。

主役は綾野剛演じる43歳の小説家。
職業柄か、話す一言一言が文学的。
それに絡む女子学生も文学的。
その会話がエロティックな雰囲気を醸し出すが、実際のシーンはそこまででもない。
間違いなく成人映画の領域だが、イヤらしさは感じない。
(映画館は女性客が多かったが、さほど気にならず)

荒井作品は結構ドロドロな男女関係が多いが、本作は意外とあっさり。
ドロドロもドロドロと感じさせない上手さもある。
たわいもない小説家のみだらな生活を描いただけのような気がするが、
人間が本来持つ本性を饒舌に語っている気もする。

分かりやすくいえば、一部の高尚な批評家は絶賛するが、
一般的な批評家は大した評価はしない。
玄人好みの作品といえるのではないか。

本作で一番気になったのは大学生の紀子を演じた咲耶という女優。
初めて知ったが吹越満と広田レオナの娘さん。
いやあ~、大胆な演技。
しおらしい大学生かと思えば、悪女的な妖艶な大人になったり・・・。
綾野剛が振り回されるのも仕方ないか。

荒井晴彦ワールドに浸りたい方はぜひ、観てもらいたい。
年末年始には相応しくないかもしれないけれど(笑)。

映画「プラハの春 不屈のラジオ報道」

アジアの島国に住む僕らにとってヨーロッパの小国を理解するのは簡単じゃない。
報道される表面的なニュースでは実際のお国事情を読み解けない。
高い教養を求められる。
残念ながら僕は持ち合わせていない。

本作はチェコで年間興行収入および動員数1位となる大ヒット作品。
一般的に社会派ドラマが大ヒットすることは少ない。
それも国の暗部を描く作品。

それが大ヒットする背景は国民が思う「プラハの春」が存在したということ。
日本で大ヒットした「国宝」とは異なる感情。
その理由も知ってみたい。
チェコとスロバキアの合作というのも意味があると思うし。

本作を観て思い出したのが映画「存在の耐えられない軽さ」。
もう35年以上前に観た映画なのでほぼ覚えていない。
重かったな・・・と印象くらい。
なぜかそのタイトルだけは未だに思い出す。

偶然かどうか分からないが「存在の~」の主役の名前はトマシュ。
そして本作の主役はトマーシュ。
ほぼ同じ。何かしらの意味があるのか、単に多い名前なのか。

そんなことはどうでもいい。
1968年にチェコスロバキアで起きた事件を実話を基に描くことに意味がある。
それも僕らは知らない、
チェコとスロバキア国民も知らない事実を描くことに意味がある。
それを学べただけでも価値はあった。

当時の社会主義国家がどんな体制で国を統制していたかはなんとなく想像はできる。
本来、言論の自由の代表でもあるマスコミはそれに抗い、
真実を追求することが求められるがどこかの国のように管理下に置かれる。
しかし、数少ない誰かが手を挙げることで賛同者が現れ徐々に意識が変わる。

そうか、本作は1968年を描いているようで、今の時代を描いているのか。
原題である「Vlny」は訳せば「波」。
ここから波を起こそうとしているのか。
と勝手なことを想像したり。
本作は中国やロシアで公開されることはあるのだろうか。

本作を詳しく解説するまではない。
調べて観てもらえばいい。
僕自身は一年を振り返る年末に観ることができたのはとてもありがたい。
映画の持つ力を改めて感じることができた。
チェコやスロバキアの作品に触れ合う機会は少ないが、本作には感謝したい。