昨日は、ザメディアジョン主催のセミナーに参加した。今回のセミナーは「人財力」をテーマに、一部として主催会社の社長 山近氏の講演、二部として物語コーポレーションの小林社長の講演である。
山近社長とはかなり長いお付き合いでもあり、名大社が10月に開催するイベントでも学生向けに講演を行ってもらうことになっている。企業側の立場から、また大人の立場から、どんな就職活動を行っていくのか、今何を大切にすべきかを語ってもらうのだ。詳細はこれからだが、大変楽しみな企画である。
この日のメインは、先日の「カンブリア宮殿」にも登場された物語コーポレーションの小林社長の講演。物語コーポレーションは先月には東証二部にも上場されたこの東海地区でも最も元気のある企業だ。また、弊社にとっても大切なクライアントである。
その会社のトップが、人材採用における重要な要素や人に対する考え方、組織のあり方を1時間ちょっとの時間で熱く語られた。あっという間の時間だった。
この小林社長、どんな場でも笑顔を絶やさない。それもこちらまでもうれしくなってしまうような素晴らしい笑顔。しかし、笑顔を絶やさず、どんな場でも表現できるようになるには、多くの失敗を積み重ねきた歴史があることが、その講演内容から感じ取る事ができた。
人に対する考え方も同じである。過去に多くの社員が辞めていき、経営が思うように進まない時期もあり、そのリアルな現場の中で苦労して考え行動し、学ばれたことが今の企業文化として根付き、人材採用や育成が難しいといわれる外食産業の中でも、優秀な人材を数多く採用できる魅力的な企業になってこられたのだ。
企業や人が育つには、逆風状態をいかに前向きに捉え、その中で思考することが大切であることを痛感した。
講演終了後、小林社長に日頃のお礼も含め挨拶させていただいた。
そこで、頂いたのは私どもに対する感謝の言葉。それも満面の笑みで・・・。
大変ありがたかったと共に、一流の経営者のあるべき姿を感じた。
(生意気いって、すみません。)