前回の続きで、2人の映画監督の作品から・・・。

是枝作品は「そして父になる」(13年6位)、「海街diary」(15年4位)、
「三度目の殺人」(17年8位)、「万引き家族」(18年1位)。
濱口作品は「ハッピーアワー」(15年3位)「寝ても覚めても」(18年4位)、
「ドライブ・マイ・カー」(21年1位)、「偶然と想像」(21年3位)。
リンクの通り、観ていない作品は少ない。

他にも10年代は西川美和、河瀬直美ら女性監督や
石井裕也、白石和彌ら個性的な監督の活躍が目立った。
個人的には白石和彌監督作品にやられた。
あれこれ書きたいが、作品名は割愛。

外国映画に目を向けるとやはりクリントイーストウッド。
「インビクタス」(10年2位)、「ヒアアフター」(11年8位)、「J・エドガー」(12年9位)、
「ジャージー・ボーイズ」(14年1位)、「アメリカン・スナイパー」(15年2位)、
「ハドソン川の奇跡」(16年1位)、「15時17分、パリ行き」(18年6位)、
「運び屋」(19年4位)とすさまじい。

ランクインしていない作品を探す方が難しい。
このジイさん、どこまでやるの?
と思ってしまう。

そして韓国作品。
「息もできない」(10年1位)、「パラサイト半地下の家族」(20年1位)、
「はちどり」(20年2位)も強烈なインパクト。

韓国映画に限らず社会的格差、分断を描いた外国映画が評価されたのもこの年代の特徴。
映画は時代を映す鏡でもあるね。
そう考えると僕は仕事としてこれからも寄り添っていかねばならない。

WHY?
まあ特に理由はないけど・・・。

時間を掛けてこの1冊を読み終えた。
その都度、作品を調べたり、昔のブログをチェックしたり。
自分としてもいい振り返りができた。

まだ観ていない名作、秀作も多い。
知らない作品は数知れず。
じっくり時間を掛けて向き合いたいが、
どうしても上映中の映画を優先するので、そのあたりは当面先。
老後の楽しみか・・・。

このシリーズは自分のために書いたブログなので、
読んでもらっても面白くもないと思うが、これはこれで・・・。

今日で本当に終了。
お疲れ様でした。
(自分に)