これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「これからを思う」の記事一覧:

飯坂温泉で会社の未来を考える

毎年恒例になりつつある株式会社パフの役員合宿。
先月8月22、23日に行われた。
昨年は「三谷温泉で会社の未来を考える」というタイトルでブログを書いた。
今年は「三谷」を「飯坂」に変えただけの手抜きタイトル。

まあ、それはいい。
肝心なのは中身なんだから・・・。

飯坂温泉といっても名古屋では馴染みがない。
僕が知らないだけかもしれないが、福島県にある温泉で初めてお邪魔した。
ここは釘崎会長が25年前に当時学生だった吉川社長を内定者旅行で訪れた記念の場所。
どうやら思入れもあるようだ。
創業間もなく社員のいない状態から
新卒一期生の吉川さんが熱く想いを語り、羽ばたくきっかけとなった地。
その時から彼女の人生は変わった。
そんな大袈裟じゃなかったか・・・。

22日、僕はほぼ始発で福島に向かった。
東北新幹線の遅延で到着はギリギリ。
いや少し遅刻。
会議を行う福島駅前の「コラッセふくしま」に着いて昔を思い出した。

2012年にFネットの例会でお邪魔していた。
当時、福島の加盟会社と一緒に学生イベントを行っていた。
今となっては懐かしい思い出(笑)。
(笑)に反応する人は事情に詳しい。

パフにとっては今年は節目の年。
創業者である釘崎会長が9月の株主総会で退任される。
今も大して関わっていないので問題ないように思えるが、簡単なことではない。
パフの象徴の引退がもたらす影響は計り知れない。
名大社の山田が引退するのとはわけが違う。
(まだ引退しませんが)

そんなこともあり、今回の合宿のテーマはこれからのパフ。
夕方までみっちりと議論が続いた。
そのせいか、撮った写真は釘崎会長の一枚だけ。

議論内容については僕が話すことでもない。
なんだか仕事は増えそうで怖いけど。

会議を終え飯坂温泉に向かう。

飯坂電車のほのぼのした感じはいい。
車内もこんな感じ。

宿泊先は「摺上亭大鳥」。
多分、飯坂温泉では一番大きく高級ではないだろうか。

インバウンドには知られていないようだ。
外国人は一人も見かけなかった。

温泉に入った後は懇親会。
ここではホテルらしい食事を頂きながら、福島のお酒も楽しむ。

いろんな話をしたと思うが、日本酒を沢山いただきあまり覚えていない。
飲み比べ三昧といったところか。

今回、僕は取締役の赤坂さんと同室。
赤坂さんも外部目線でパフを見守っている。
二次会終了後は二人でマジメにパフについて熱く語り合った。
残念ながら飲みすぎで内容は覚えていない。
まあ、パフのことが好きだということだね。

2日目は福島稲荷神社に参拝し昼食を頂き解散。
今回は見事に集合写真がない。
それだけ気持ちが張っていたのか、単に忘れていたのか。

それでも役員にとっていい時間を共有できた。
肝心な中身はあまりないブログになったけど。
他の役員がきっと伝えるでしょう。

お疲れ様でした。

家族の関係性が大切 名古屋ファミリービジネス研究会Day3

先週火曜日は第9回名古屋ファミリービジネス研究会Day3。
月1回の本会もこれで折り返し。
早いものである。

Day3はここ数年、定番のテーマ。
フェリタスジャパン代表の丸山さんに同族企業におけるファミリーの関係性に語って頂き、
その後、ゲストを迎えて対談を行う。

まずはいつもどおり僕のアイスブレイクからスタート。

第三者的な立場が重要だという意味で僕と娘に関しての話題を提供。
単に嬉しいことを伝えただけと思われるが、それはそれで意味があったかな。
そうでもないか(笑)。

そして丸山さんによるメインの「ファミリーミーティングのすすめ」。

テーマ自体はずっと変わらないが、内容は昨年からアップデート。
リピーターの課題も把握し情報を提供。
同族企業の事業承継は「資産の承継」「経営の承継」「家族・親族の承継」の3つ。
その中で意外と難しいのが「家族・親族の承継」。
30年に一度必ず訪れるのに、その度に同じことで悩む。
それは長期的な視点が欠けているために発生する。

必要なのがファミリービジネスガバナンス。
一般的なコーポレートガバナンスはあるが、
ファミリーにおいてのガバナンスを確立するケースはまだ少ない。
丸山さんは自身の経験やファシリテーターとしての実績から分かりやすく解説。
例年話をされる帽子のかぶり分けからその必要性を話してもらった。

そして今回のゲスト対談はALLAGI株式会社の谷上元朗社長と谷上靖子常務。
これまでは親子で登壇してもらっていたが、今回は初めて夫婦での登壇。
同じ事務局メンバーのグロースリンク税理士法人の鶴田代表に繋いで頂いた。

嫁いだ女性側の視点や役割、働き方について伺うケースは初めてなので、受講生も僕らも新鮮。
厳しい状況下での事業承継から会社の成長、新たな分野への挑戦まで多岐に亘って語って頂いた。
詳細をここで披露することは守秘義務もありできない。
ここだけの話を聞きたい方は、来年の名古屋ファミリービジネス研究会に参加ください(笑)。
今回はオブザーバー参加の会でもあり、いろんな立場で会社と関わる方も大いに勉強になっただろう。

終了後はいつも通り懇親会。
急きょ参加できなかった方は本当に残念。
この場で繰り広げられる話も貴重。
脱線した話も含めいい学びになった。

そして最後は記念撮影。

みなさん、とてもいい笑顔。
こうしてDay3も盛況のうちに終了。

みなさん、お疲れさまでした。
そして講師の丸山さん、谷上社長、谷上常務、ありがとうございました。

コンドーよ、幸せになれ!

今日から夏季休暇明けだが、休み前の幸せを共有。
8月9日、すなわち夏季休暇初日は名大社のコンドーくんの結婚式。
式場はいりなかにある「ザ ナンザンハウス」。
初めて伺ったが、こんな閑静な住宅街に緑あふれる結婚式場があったとは・・・。

彼は2014年入社なので、もう12年目。
見かけはあまり変わらないが月日の経つのは早い。

結婚式は社員のシアワセを祝うのが目的だが、僕には別の視点も。
新婦の父親はどんな動きをするのかと。
また、どんな心境で当日を迎えるか、そんなことを考えながら参列。

挙式は美しい緑を背景に執り行われた。

新婦はウエディングドレスも似合う可愛らしい方。
特技がバレエ、趣味がサルサダンスなのも頷ける。
指輪の交換はハプニングもあったがコンドーらしい演出。
祝辞でネタにさせてもらった(笑)。

庭園で記念撮影をした後は披露宴へと入る。
一軒家を改装した館内はクラシックな雰囲気がむしろ新しさを感じる。
テーブルには感謝のコメント。

裏には新婦からも。嬉しいね。

2人が入場し挨拶。

コンドーは普段見せることのない緊張した面持ち。
最近の披露宴は来賓挨拶が減っているのか、今回は僕しかいない。
それも乾杯のご発声だけ。
時間を短くしてほしい要望と感じたが、ここは思い切り祝辞を述べさせてもらった。

それなりにウケたので(そう思う)、良しとしよう。
食事と共にビール、ワインを頂きながら、楽しい時間を過ごす。

コンドーとお母さん。

誰もが瞬間的に親子と分かる。
お母さんに「そっくりですね」と挨拶したら、「そうですか~」とまんざらでもない表情。

庭園からの入場も粋な演出。

庭園ではこんなシーンもあり、これは新婦が軽いからできるな。

かなり長い時間、お姫様抱っこをさせられていた(笑)。

テーブルごとにサプライズ的なインタビュー。
新婦の友人の言葉は涙を誘う。
新婦から両親への手紙はさらに涙を誘う。
自分の娘ではないが、勝手にそんな気持ちになりウルウルしていた。

アットホームな披露宴は温かい雰囲気のまま終了。
最後はコンドーのお父さんのお礼の挨拶。

個人的にはメチャクチャ面白かった。
2人の未来を感じるステキな結婚式。

コンドーよ、幸せになれ!
今度、3人で飲みに行こうね。

ありがとうございました!

少しでも未来に希望が持てれば・・・

6月7月はかなり忙しい時間を過ごした。
多くを費やしたのが大学の授業。
月曜、木曜が南山大学、火曜が愛知大学で週3日、大学に通った。

7月下旬で春学期、夏学期の授業は終了。
最終週はホッとした時間を送れたが、これからがまた大変な時間。
両校とも今週がレポート提出日なので、これから成績をつけなければならない。
併せて450名強の学生を一人一人チェック。
盆休みもその時間に縛られるかも(汗)。

その時間を考えると恐ろしくなるが、授業自体は充実した時間。

まずはコンビのニシダに感謝。
彼女には大学や学生への対応、スライド作成(ネタは提供しました・・・)、
質問とりまとめ等、面倒な作業はほぼ任せていた。
ニシダがいなければ授業は成立しなかった。

そして、両校併せて12名のゲスト講師にも感謝。
年齢も立場もバラバラ。
OBという繋がりだけで学生に向けて愛のある熱い授業をしてもらった。
学生は先輩の経験から多くを学び、社会へ飛び出す勇気とヒントになった。
特別ゲストのアドライブ遠藤社長にも感謝。

受け止め方は学生により様々だがリアクションペーパーを読む限り、
多くを吸収してもらったと思う。

今の若い世代は圧倒的に社会に不安を持つ。
働くことは辛いことでその代替としてお金をもらう。
プライベートを充実させるために仕方なく働く。
授業を始める前はそんな学生が多かった。

それが僕らやゲストの講義を受けて社会に希望を見出すことが増えた。
働くのは楽しいことだと・・・。
それは何より嬉しい。

僕らは学生に答えを教えることはできない。
あくまでも本人が答えを出す。
きっかけ作りをしているに過ぎない。

前向きなコメントをもらい、こちらも励みになった。
僕とニシダの授業の進め方へのコメントも多かった。

絶妙な掛け合いでラジオを聴いているみたいだったとか、
あっという間に授業が終わり楽しい時間だったとか。
先生として相応しいかはともかく、そんな授業があってもいい。
えっ、ダメ?

僕らも学生から学ぶことも多かった。
みんな基本、素直で真面目。
その姿勢からイマドキの若者の良さも感じた。
ぶん殴ってやりたい学生はゼロではないが、僕らにとっても貴重な時間だった。

成績をつけるあと少しの時間、向き合っていきたい。
まずはこれまでの期間、お疲れ様でした。

西川塾 in STATION Ai

僕が幹事長を務める西川塾。
2か月に一度、例会を行い各テーマに沿って経営者として学びの場を作る。
7月の例会は昨年10月にオープンしたSTATION Aiで行った。

愛知県では今話題の場で日本最大級のオープンイノベーション拠点。
国内外のスタートアップをはじめ700社を超える企業が集結。
トヨタ自動車など愛知県を代表する企業も参画し、この場を盛り上げる。

今回、ここで例会を行うことになったのは副幹事長を務める吉川くんがオフィスをこちらに移したため。

彼はHP制作を中心にWeb周りの仕事をしているが、最近はAIに力を入れる。
彼の講義がメインだが、まずは施設を見学させてもらうことに。
最初に向かったのはあいち創業館。

愛知県の創業者や企業家の活躍と歴史を学ぶ。
こちらは西川塾の創設者であり塾主の西川俊男氏も紹介されている。

愛知県を代表する経営者なので紹介されるのは当然だが、自分のことのように嬉しい。

施設は一般開放ゾーンと会員専用ゾーンに分かれており、僕らは会員専用ゾーンへ。
オープンイノベーション拠点というだけあって様々な工夫がされている。
ふとした出会いが新たなビジネスを生み出す可能性も高い。

簡単なことではないがそれだけでワクワクしたり。
起業を志す学生にも利用してもらいたい。

こんな場所で飲み会ができるのもいい。

場所を変え吉川くんのAI講座。
分かっているようで分かっていない生成AIの傾向や活用法について学ぶ。

僕の活用は低次元。
定期的に活用しChatGPTを成長させるには至っていない。
GeminiやClaudeの特徴の違いも知らなかった。

うちの社長はその分野に明るいので名大社も活かしているが、僕はかじっている程度。
もう少し使いこなさないと時代に取り残されていく。
いい意味で危機感を覚えた講座となった。

簡単なプログラムもAIが書いてしまうので、平凡なプラグラマーは淘汰されてしまうのかもね。
この施設でケータリングサービスで懇親会の予定だったが、手違いがあり近くの「世界の山ちゃん」。

ここでもこれからの事業について熱く語られた。
ようやくお邪魔できたSTATION Ai。
時間がある時に覗いてみると面白い企画を出会えるかもね。

お疲れ様でした。

家訓と家憲の違いとは 名古屋ファミリービジネス研究会Day2

先週15日(火)は第9回名古屋ファミリービジネス研究会Day2。
今年も順調にスタートした本会だが、僕自身は実に慌ただしい。
6月、7月は12:30まで大学の授業があるため、急いで会社に戻らなければならない。

授業の片付けは相方のニシダに任せて僕は速攻で会社に向かう。
コンビニでおにぎりを2個買い3分で平らげ準備に入る。
事務局メンバーも頼りになるので慌てる必要はないが、ドタバタの中、スタート。
これも貴重な経験と捉えておこう。

最初はいつも通り僕のアイスブレイク。

Day2から参加する受講生もいるため自己紹介もしてもらう。
それぞれ抱える課題は我々も参考になる点は多い。
ファミリビジネスアドバイザー仲間でもある京都のロマンライフさんの事業承継を紹介させてもらった。

Day1櫻山さんのブランディングの振り返りから今回のメインテーマへ。

Day2の講師は株式会社グラスティ平林社長。
毎年恒例でこのテーマを受けたくて再受講する方もいるくらい。
テーマは「『理念・価値観を守り事業を推進する』ための、非同族幹部の育成と家訓・家憲の存在」
テーマは不変だが、アップデートを繰り返し今年も貴重な話を頂いた。

歴史あるファミリービジネスの特徴でもある「伝統を守り革新を続ける」事例から、
企業の永続に不可欠な非ファミリー幹部の育成まで多岐に亘る。
グループワークも多かったので、他社の取り組みはお互いの学びも大きい。
同じような苦難を抱える場合もあれば、成功事例の共有で参考にする点も。

なんでも話し合える環境が本会のメリットだが、
誰もがオープンに話されるので放っておけば延々に続く。
長期的な視野や崩壊のリスクについてハッとさせられることもあったり。

実際に家訓、家憲も持つ企業は少ないが、
ファミリーシステムとビジネスシステムを絡ませながらの説明は納得度も高い。
家訓がファミリーの価値観に対し、家憲をそれを守るためのルールや制度。
簡単にまとめるとそうなるが、何を変えて何を変えないかと考えるとその意味は重要。

今回も受講者にとっては貴重な場になったのではないか。
懇親会でも参議院選挙から皇位継承の話まで大いに盛り上がった。
硬い話ばかりではく柔らかい話もあったけど。

こうしてDay2も無事終了。
今回も満足度の高い研究会を提供でき、こちらも満足。

平林社長、そして参加頂いたみなさん、ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。

今年もスタート! 第9回名古屋ファミリービジネス研究会

先週24日は第9回名古屋ファミリービジネス研究会。

今年で9年目を迎える本会も無事にスタートした。
あと1年で10年。
みなさんの協力のよりここまでやることができた。
区切りとなる第10回まではしっかりと取り組んでいきたい。

当日、都合の悪い方もあり例年よりは少人数だが、今年も新しく参加される方、
リピーターの方が上手く交じり合い上々のスタート。
経営者、後継者など立場の違いはあるが、自社をよくしたい気持ちは同じ。
少しでも同族企業の価値を高める場としていきたい。

9年経っても基本スタンスは同じ。
アップデートはしているが伝えることは大きくは変わらない。
それでも9年連続で参加頂く方、5回目となる方、昨年からの連続受講の方が
いらっしゃること自体、大きな価値があるということ。

いつものように最初は僕が同族企業の特徴を説明。
今年は今話題の映画「国宝」をネタにし、話をさせてもらった。
家系図を作成し血筋や家についても話をするが、
これから観たい方が耳を塞いでいたので、ざっくりとした説明に留めた。

公開中の作品をネタにするのは難しい。
話題性としてはいいが課題。
「お前の血をガブガブ飲みたい」
なんて象徴的なセリフだけど(笑)。

自己紹介をして頂き場を温めた後は、恒例のブランディング講座。
初回から一緒にこの会を運営する株式会社サンコーの櫻山社長の登壇。

中小同族企業と言えどもブランディングは大切。
櫻山さんは昨年、中小企業庁長官賞も受賞され、この分野の専門家としての活躍も目立つ。
自らも事業承継を経験され同族企業での重要性をより理解されている。

毎年アップデートしてもらっているが、
今年も新たな事例を含め分かりやすく解説してもらった。
僕は付き合いも長いし毎年当たり前のように拝聴しているが、新たな気づきもあった。

企業理念は当然のことながら事業戦略や採用においてもブランディングの考えは重要。
浸透させることで社員の誇りの醸成にも繋がる。

濃厚な時間を終え、恒例の懇親会。
毎年、お世話になっているコンダーハウスさんで今年も開催。
お酒を酌み交わしながら会社やプライベートまであちこちの話で盛り上がる。
全員に発表もしてもらい初回にして一体感も高まったんじゃないだろうか。

名古屋ファミリービジネス研究会の締めは「名古屋ナモ締め」。
岐阜から参加された初めての方も知っていた。

こうしてスタートした第9回名古屋ファミリービジネス研究会。
今年もいい流れになっていきそう。
半年間、どうぞよろしくお願いします。

週3日の先生はツラい?

4月に「母校でも先生になったのだ」というブログを書いた。
愛知大学でキャリアを授業を担当し、春学期は毎週火曜日に大学に出向く。
320名もの学生が受けてくれるので、こちらも真剣に向き合う。

毎週、母校に通うのも新鮮。
それはそれでいいのだが、今月から南山大学でも授業がスタートした。
毎年受け持つ「自己とキャリアの形成」は今年で8年目。
南山大学はクオーター制の大学のため授業は週2回。
月曜と木曜に大学に通う。

そう、6月、7月は週3回、大学で授業することになった。
それは予め分かっていたこと。
今年前半は比較的時間に余裕があり、映画コラムニストの仕事ばかりしていた。
体力も温存していたつもり。

6月7月は温存した体力を使えばいいと安易に考えていた。
人生何かと安易に考える傾向があるのか、そうではないことが判明してきた。
両大学ともテツ&チカのコンビで授業を行うので、さほどキツいわけではない。
スライドも相方のニシダが作成してくれる。
ゲスト講師も招くので段取りさえしっかり組んでおけば問題ない。

想像以上にキツのはリアぺ。
いわゆるリアクションペーパー。
欠席する学生がいるとはいえ、
愛知大で250名前後、南山大で150名前後のリアぺが毎回提出される。

今の学生は真面目でリアぺはビッシリと書かれている。
僕のような学生はいない(汗)。
それを週3回、しっかりと読み切るのが結構大変。

思った以上に学生は真剣に自分の考えを書く。
僕らに対しての質問も多い。
いい加減に接するわけにはいかない。
真剣な学生にはこちらも真剣に臨む。

そうなるとかなりの時間を要することに・・・。
仕事がそれだけならまだいい。
当然のように普段の業務もある。
今、あちこちの役もあるのでそれにも対応しなきゃいけない。
7月からはかなり重い役も降りてくる。

いかん、映画コラムニストや人気食べ物ブロガーの仕事ができなくなる。
7月末にはひと段落するので少しの辛抱だが、当面、フラフラできない。
しかし、こんな機会を頂けるのはありがたいこと。
やれるうちはやっておかないと・・・。

週3日の先生はツラいなんて言わず、懸命に頑張っていきたい。
と思う。

新たな仲間も加わりFネットを盛り上げる

先月5月23日は僕が会長を務めるふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)例会。
東京の㈱パフのセミナールームで開催された。
2か月に一度に行われる例会は最近はハイブリット開催が定番。

加盟会社の近況報告を中心に情報交換を行う。
HR業界を取り巻く環境も日々変化し、各社の状況も地域によって特徴が表れる。
この報告が加盟会社にとって貴重な情報となり、自社の事業に反映することも多い。

この5月は新たな加盟会社も加わり、今年に入り3社増えた。
1月に福岡の㈱GSSヒューマンソリューションズ
5月に滋賀の㈱いろあわせ、大阪の㈱CSCinnovation

3社とも社歴は若いが地域で積極的な活動をされている。
こうしてFネットに新たな仲間が加わると会自体も活性化される。
設立メンバーもベテランになってきたので、こうした仲間が刺激になり若返る(笑)。
これまでは採用媒体出身者が多かったが、傾向が変わってきたのも時代の流れ。
これからも一緒にFネットを盛り上げていきたい。

売り手市場が継続する中、各社の業績は概ね順調だが常に課題と向き合うことに。
ここではお互い腹を割って本音で話ができるので事業的にも助かることは多い。
今回も有意義な情報交換をすることができた。

例会では毎回ゲストを招き講演会も行う。
今回は㈱エイムソウルの稲垣隆司社長。
講演テーマは
「グローバル人材活用の基礎知識 地方の中堅中小で今後起きていくであろうこと」

稲垣さんは人事コンサルティング会社を経営しながら単身でインドネシアに乗り込み、
現地でも人事コンサルティング会社を設立。
日系企業の特化した人事コンサルティングを行う。
日本人は稲垣さんだけでスタッフはすべてインドネシア人。
文化の違いで苦労しながらサービスを提供されてきた。

僕らが思っている当たり前は海外では通用せず、
「ちゃんとする」というザッパな言葉では理解されない。
今の若者を育てるのと共通点は多い。
そんな話を面白おかしくして頂いた。

稲垣さんは昨年に著書を出版。
新たに加わったCSCinnovationの宮本社長も昨年本を出されていた。

会長特権で2冊頂いた。
勉強させて頂きます。

マジメな例会の後は懇親会。
盛り上がったのはいいが、一部のメンバーの声がデカすぎ他のお客さんに迷惑を掛けた。
すみません・・・。

次回のFネット例会は8月に名古屋。
ということは名大社での開催。
ホストとして皆さんを迎えることになる。

新たな仲間が加わったFネットをこれからも盛り上げていきましょう。

母校でも先生になったのだ

今年は新たに大学の授業を受け持つこととなった。
非常勤講師の身ではあるが2つの大学で学生に教えることに。
昨年までは南山大学で第2Q、第3Qの2クラス。
その他は単発でいろんな大学も講師を務めた。

この4月からは母校である愛知大学での授業。
前期の15コマを担当し、先週からスタートした。
キャリアデザイン特殊講義という授業だが、
僕のような落ちこぼれがまさか母校の先生になるとは・・・。
世の中、不思議なものである。

自慢するわけではないが学生時代、授業はほぼ出ていない。
3年ですべての単位を取得とはいえ、最低の成績で卒業。
そんな人物でも先生になれるのだから、母校は懐が深いということか。
後輩に大きな勇気を与えることができた(笑)。

とはいえ僕一人ではおぼつかないので、いつものように名大社のニシダと一緒。
テツ&チカのコンビで行うことに。
先週8日が初日。
新学期のスタートが7日なので2日目。
大学は溢れるばかりの学生で新鮮な香り。

受講する学生は学部も学年も問わないのでなんと300名を超えた。
自分が受け持つ過去最高の受講者数。
新一年生も100名ほど。

当初は150名を予定していたが受講生は倍以上。
そのため授業前日に大きな教室に変更。
そんな中、授業がスタートしたので少々混乱気味。
教室を間違えた学生も多く、また、大学のWebシステムに慣れていない一年生も多い。
僕らもだけど・・・。

まあ、初回なのでお互い大目に見ようじゃないか。
1回目はガイダンスなので授業の目的と僕らの自己紹介。
いつものように僕とニシダのキャリアの違いから正解がないことを伝える。

大教室なので緊張感を保つのは難しいが、多くの学生が真剣に聞いてくれた。
リアクションペーパーもぎっしり書いてある学生も多かった。
手応えも十分に感じた。
ただ熱くなり僕が喋りすぎて、ニシダの紹介時間が短くなった。
いつものように迷惑を掛けた。
まあ、初回だから(笑)。

社会人のイメージを「絵」にしようというムチャなテーマも出したが、
それぞれ個性のある「絵」が提出された。
社会人って、ペコペコするとか、叱られてばっかりとか、
満員電車に揺られて大変というイメージがあるようだ。
学生が思う正直なイメージ。
否定はしないが、そうじゃない面もきっちりと伝えていくのが僕らの役割。

さて、今日は2回目。
少し慣れてどんな感じで展開するのか。
ムチャ振りしてみようか。

お互いにとって有意義な前期になればいいけどね。