前向きに行こう!名大社社長ブログ

「映画 えんとつ町のプペル」

上手く乗せられて観た映画といっていい。
僕が普段観る映画の中ではジャンル外。
しかし、たまにはこんな作品もいい。

子供向けといえなくもないが、いい大人が観ても十分楽しむことができる。
親子連れでドラえもんを観て親が感動してしまうように・・・。

キングコング西野亮廣氏が何度も「ハンカチでは足りずバスタオルが必要」と
発するように中にはそんな人もいるだろう。
かなり大袈裟だと思うが、コアなファンはそうなるかもね(笑)。

本作を選んだのは、西野さんのvoicyを聴くようになったのがそもそも。
彼のこれまでの実績(世間との軋轢を含め)や創作活動は知っていた。
そこからかなりの才能の持ち主であることも十分理解していた。

しかし、映画まで観ることになるとは・・・。
理由は「キンコン西野マーケティング講座【上級編】」に申し込んだため。
オンラインの講演は有料で5300円が掛かる。

それには本作のチケットが3枚付いてくる。
単純に映画料金がこの講演代にあたる。
クラウドファンディングを駆使する西野氏ならではの戦略だが、
ここに彼の事業家としてのセンスも感じる。

その講座は彼がひたすら喋っていたが、その辺のつまらない講演よりはよほど面白かった。
お客さんの分け方とかプロセスエコノミーの考え方は十分学びにもなった。
そんな意味ではお値打ちな企画。

せっかくチケットが3枚あるのでたまには家族でとも思ったが、そんなはずもなくいつものように一人。
残りのチケットは映画コラムニスト仲間に差し上げた。
こんな時、ムビチケの存在はいいね。
スムーズな受け渡しで映画も簡単に予約できる。
前売り券の扱いも変わってくるわけだ。

とここまで書いて、ほとんど映画の内容に触れていない。
いつものブログと同じだがいつも以上に触れていない。

原作は絵本。
とても分かりやすいストーリー。
初めて知る内容だが、どこか懐かしさも感じる。
信じること、頑張ること、諦めないことの大切さがビシバシと伝わる。
西野さんの熱い想いと一緒に・・・。

また、声優陣はピッタリはまる。
主役ルビッチの芦田愛菜ちゃん、ごみ人間プペルの窪田正孝さんはじめ、
他の方々も配役は素晴らしい。
そんな映画だった。

それにしてもこんな作品の絵を描き、作詞作曲までやってしまう西野氏。
僕はクリエイターというよりも事業家だと思っていたが、
やっぱりクリエイターなんだね。
いや、次代のマーケッターか・・・。

社会の構造が変化していくのを知るには観ておくべき作品かもしれない。

銀河を渡る

本書は約2年間、寝かせていたことになる。
出版と同時に購入したものの、いずれと思っているうちに時間だけが過ぎていった。
最新のビジネス事例でもなければ、直近の自分の課題でもない。

空いた時間にゆっくりと好きに読めばいい本。
本来、読書の幸せって、そんなところにあると思うが、
目まぐるしい毎日を繰り返すうちに楽しみ方も変わったかもしれない。

改めて感じた。
沢木耕太郎は僕が最も好きな作家だと。
作家というよりはルポライター。
本書でいえばエッセイストだ。

本書は2018年まで25年間のエッセイが収められている。
「歩く」「見る」「書く」「暮らす」「別れる」の5部構成。
沢木氏特有のスポーツ、旅、映画、人などなど。

僕はその切り口や語り口が好きだし、こだわってないようでこだわりを持っているのが好きだ。
そして、不思議に思うのは、なぜ、沢木氏はこんなに人を惹きつけるのか。
それは読者のことをいっているのではない。

取材される対象がことごとく彼に好意的で全てを明かしていく。
一般的に取材対象となる側は一定の距離を置きたがる。
相当な信頼関係ができれば別だが、沢木氏の場合はことごとくといっていい。

提灯記事を書くわけでも、饒舌に営業しまくるわけでもない。
義理堅く律儀なのは間違いない。
しかし、失礼な言い方をすれば、かなり自分勝手な人物。

新卒で入社した会社を1日いや半日で退職したのも象徴的だが、
自分の都合で海外へも飛び立ってしまう。
それが当然であるように思えるし、周りはそれが悪いことというより好意的に受け入れる。
僕もそこに惹かれる一人だし、憧れ羨ましく思う。
これほど偶然を自分のものにしてきた方もいないだろう。

その代表的なエピソードが高倉健さんとの出会いから最後の別れまで。
何をもって日本を代表する寡黙な俳優が沢木氏に心を開いたのか。
特別な存在なのは、このエッセイからも容易に想像できる。

お互いリスペクトする要素が多かったというのか。
なんだかチープな表現・・・。
ただこの関係性だけでも泣ける。

もう少し時間的余裕ができたら、過去の作品も読み返してみたい。
僕の感情もかなり変わっているだろう。
と同時に新作も期待したい。

いつまで精力的な活動をされるかわからないし、今、この時間をどう過ごすかも知らない。
果たして東京オリンピックも取材するのだろうか。
70代半ばの体はキツいと思うけど。
それでもこの先も楽しみにしていきたい。

本書を読み改めて好きな作家と認識したので・・・。

謹賀新年2021

新年あけましておめでとうございます。
2021年がスタートしました。

昨日の大晦日は名古屋も雪が舞い、静かに家で過ごすにはうってつけ。
熱燗が似合う夜も迎えることができた。
今朝の天気予報は雪。
積雪で毎年恒例の朝RUNも諦めていた。

ところが・・・。
そんな予報はどこへ。

いつもと同じ時間に起き、いつもと同じ朝を迎える。
変わるものと変わらないもの。
昨年のブログでも同じようなことを書いたが、昨年は無理矢理変化を強要された。
自らの意志に関係なく変化させられた。
変化とは自ら起こすものと考えていたが、そうじゃない時は定期的にやってくる。

今から11年前もそれに近い。
そこにはより強い「覚悟」が求められる。
大袈裟にいえば、それは天から与えられた使命。

ボーっと生きてんじゃねえよ!
神様はそんな言い方はしないだろうが、
人の動きを観察しながら、きっちりと試練を与えて頂ける。
とてもありがたいこと。

攻めるばかりじゃいけない。
かといって守るばかりでもいけない。
その両方を繰り返しながら最適な方法を考えていく。
最悪の事態を想定しながらも、明るい未来を描いていく。

昨日の感染者数の報告を受ければ、この2021年があまり楽観視できないもの事実。
しかし、楽観性を持たねば生きてはいけない。
希望は持てない。

自分を信じて、また仲間を信じて、やっていくしかない。

元旦だけはいつもと違うコースを走る。
この風景を見るために。
今年はこの風景は観れないと諦めていた。

これだけ初日の出を見て感動したのは初めて。
思わず涙がこぼれそうになった。

日は昇る。
間違いなく日は昇る。

前向きにいこう。
本年もどうぞよろしくお願いします。

一年間、ありがとうございました!

今日で2020年のブログは最後。
水曜日なので「食べ物ブログ」を期待した方もみえると思うが、ごめんなさい。

ここでは毎年恒例の振り返りを・・・。
会社のことも含まれるが、超個人的な振り返り。
一方で会社での自分の立ち振る舞いとイコールに近い。
立場としてはそれが当然だろう。

年初の段階で2020年は一つの節目として前向きに捉えていた。
それが徐々に雲行きが怪しくなり、4月には先が見えない状態。
明るい兆しが見えてきたかと思えば逆戻り。
気持ちだけは振り絞ってでも明るく努めるが、実際は重さを残したままの1年。
残念ながらこれが正直な振り返り。
コロナをきっかけに自分の至らなさが露になった1年ともいえよう。

これが自分だけで収まるのであればいい。
しかし、全体への影響は避けられず、例年以上に責任を痛感する年。
事業の成長、組織の成長、人の成長に対して、どれだけ貢献できたかと問われれば、
言葉を濁すまでもなく、貢献度なしと言わざるを得ない。

その理由をここでは語らないが、すべては実績が証明している。
世の中がどんな事態に陥ろうが、他責にはしない。
真摯に受け止めておく。
こんなことばかり書くと一年の締め括りが果てしなく暗くなるので、個人の目標に戻るとしよう。

2020年は「殻を破る」を前提に5つの目標を掲げた。
・人を育てる
・仕事を任せる
・未来を創る
・自分の時間を持つ
・ルーティンを維持する

大雑把な目標だが、それぞれ詳細はある。
全て披露ししてしまうと、果てしくなく長いブログになってしまうのでここでは簡潔に(笑)。

・人を育てる
・仕事を任せる

この二つをまとめると大きく分かれる。
僕が不甲斐ない分、次世代の幹部が自分事として会社を捉えるケースが増え、
頼もしく感じる場面が多くなった。
僕の考えよりも遥かに高いレベルでの意見が増えた。
結果的に人を育て仕事を任せられる状態になった。
一方でその隔たりを痛感することもあり、大きく分かれたといえよう。

・未来を創る
どうだろう、せいぜい2割、いや1割か・・・。
どちらかといえば今を耐える、どう凌ぐかばかりに思考を奪われた。
未来を創るは来年に持ち越し。

・自分の時間を持つ
本来はどんどん外に出て出会いの場を作り、自ら新たなことを求めにいく時間のはずだった。
それが真逆で内に籠る時間が増えた。
これも自分の時間?
皮肉だ。

・ルーティンを維持する
これを続けることで自分の精神状態を維持できたのかもしれない。
読書は71冊(目標60冊)、映画28本※自宅を含めれば38本(目標30本)、
マラソン5度クリア(月100km)、ジムは途中で解約したが、ほぼルーティンな活動は維持。
マラソンを5回もクリアするなんて、初めてのこと。
それだけ時間のゆとりがあっただけ?(笑)

ゆとりが正しいかは分からない。
しかし、それも少しずつの積み重ねと捉えるしかない。
そんなふうに僕の1年が終わった。

そして、昨日は最後の忘年会。
ふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の社長仲間とオンラインで語り合った。

お互い厳しい一年を過ごしてきたが、気の置けない仲間との時間はありがたい限り。
あっという間の3時間。
今年はリアルで会う機会がほぼなかったが、来年はひざを突き合わしとことん飲みたい。

いろいろあったが、こうして無事に過ごせたことに感謝すべき。
一年間、ありがとうございました!
来年はいい年にしていきましょう。

「両利きの経営」を読む

何を今更?と思われるかもしれないが、ようやく先日読み終えた。
最初に言っておこう。
名大社のリーダー以上のメンバーは絶対読んでおくべき。

もう既に読んでいたとしたらすみません。
ぜひ、感想を共有してもらいたい。

本書はあちこちで話題になっているので、ブログで紹介するまでもないかもしれない。
ブログに書いた「両利きの組織をつくる」「コーポレート・トランスフォーメーション」等、
関連する書籍では触れている。

本書で紹介される企業は名のある大手ばかり。
その栄枯盛衰が克明に語られているわけだが、共通するのが本書のテーマ。
分かりやすい例だと富士フィルムとコダック。
今更語るまでもなく企業の行く末は知っての通り。

第三者が無責任にいうのは許されないが、頭では理解できる。
実際、コダックの経営陣も優秀な方ばかりだからわかっていたはずだ。
しかし、決断し実行できなかったから気がついた時には手遅れになっていた。

家族企業、零細企業を含めれば日本には300万社はあるという。
そこで消えていく理由もさほど変わらない。
変化対応ができていれば、
(もちろん違う問題もたくさん)
存続していたはず。

それは名大社にもいえる。
今後の取り組み次第で成長も衰退もどちらもあり得る。
そのための「両利きの経営」。

知の探策=自身・自社の既存の認知の範囲を超えて、特に認知をを広げていこうとする行為
知の深化=自身・自社の持つ一定分野の知を継続して深掘りし、磨きこんでいく行為

優秀なうちの幹部であれば、「あ~、そうか・・・」と納得するはず。
そこを今までないがしろにしたわけではないが、中途半端な挑み方しかできなかった。
コロナ禍の世になり、それがより鮮明にあぶりだされたが今。
このタイミングで臨まなければ手遅れになるかもしれない。
そんな危機感を持つ必要も・・・。

だからこそリーダー以上は読んでおくべき。
そこで求められる3つの行動とは・・・。
これは僕を始め経営陣の重要事項。

半年、1年で片付く問題ではなく、2年、3年かかるかもしれない。
それでも終わらないかもしれない。
だが、諦めず取り組んでいくべき事柄。
そのための組織作りと。
2021年の最重要項目ですね・・・。

本書の最後に書いてある一文。
恐竜はユニコーンを打ち負かすことができるし、ユニコーンはすぐに恐竜になりうる。

受け止めていきましょう。

日記は続く・・・

30歳になる年から日記を書き始め24年。
一度、始めたことは継続させようとずっと書き続けている。
最初の数年は日記の存在すら忘れることもあったが、
それ以降は体の一部になり書き忘れはなくなった。

泊りでの出張や旅行の際はまとめて書くこともあるが、基本的には夜、
ベロベロ状態の時は翌朝に書く。

20年前から5年日記を愛用。
この12月で4冊目を終える。

そして、今回購入したのが高橋書店の5年日記。

「また新たな5年が始まる」と身が引き締まり気持ちが新鮮になる。
これまで年初の目標は必ず書いていたが、月ごとの目標や振り返りは一切書かなかった。
単なるその日の出来事のみを書き綴る毎日だが、その役割も少し変化をさせてもいいのかも。

特にブログを始めてからは日記の扱いがぞんざいになってきた。
以前は映画や書籍の感想も日記に書いていたが、そちらはブログに反映。
大切な考え方や学びもブログに移行しているため、この10年くらいは中身が薄い。

時々、その必要性を感じたりするが、記録が記憶に繋がることも多く、
また、老後の楽しみとしても重要だろう。

今も時々読み返すと、すっかり忘れていたことがその文章から思い出されることも多い。
僕が仮に自叙伝でも書くことがあれば、日記の存在は必要不可欠。
これを基に書くことになるが、飲みネタばかりになるのかもしれない(笑)。

果たして世の中の人は日記をどれだけ続けているのだろうか。
やはり最初が肝心で1年続けば2年続くし、2年続けば5年続く。

それにしても自分の字を読みながら、つくづく下手くそだと感じる。
元々、字は上手くはないが、年々更に下手になっている。
酔って書いているせいもあるが、むしろ圧倒的に書く量が減っているのが要因。
難しい漢字も書けない。

それが理由でもないがリタイヤしたらペン字でも習いたい。
いつの時代も字が上手いだけで賢くみえるだろうし・・・。

昔の日記を読み返してみる。
6年前の今日は仕事納め。当時は丸の内。
会社で納会を行い、近くのレストランバーで飲み、最後は萬珍軒で〆ている。
昨日のような出来事だが、やはり若かった。
時が経つのは早い。
そりゃ歳をとるわけだ・・・。

新しい日記が終える頃、どんな生活をしているのだろうか。
全く想像できない。
できることなら楽しむ毎日を書き綴りたい。
そのためには来年もしっかり付けていかないとね。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その161

2020年も10日を切りました。
毎週毎週食べ物ブログを書いてきましたが、残すところあと1回。
今年もいろんなお店を紹介してきました。

緊急事態宣言が発令された時は食べ物ブログの存続も危ぶまれましたが、
こうして継続ができたことには本当に感謝。
全国30万の読者に改めてお礼を申し上げます。

そうなると伏見シリーズとはいえ、地域を選ばないお店を紹介せねばなりません。
伏見駅から広小路通を名駅方面に数分歩いた場所の「やよい軒 伏見店」さんです。

今や定食屋さんでは一番の人気チェーンといえるのかもしれません。
以前、こちらには長らくドトールコーヒーさんが入っていました。
ドトールさんも流行っていましたが、この辺りはコーヒーショップ激戦区。
スタバのようにリモートワークはやりずらいのかもしれません。
それが理由ではないでしょうが、全国チェーンの別業態がチャンスを窺っていたかも。

先週から名古屋も一気に寒くなってきました。
当然、お昼も体が温まる食が求められます。
健全な名古屋人であれば、最初の選択は味噌煮込みうどん。
代表選手です。

しかし、伏見界隈の味噌煮込みうどんが有名なお店はほぼ紹介しました。
その中で選ぶべきはなんでしょうか?
店外にも期間限定ののぼりが上がっています。

「お~、それがあるか・・・」
しかし、鍋系は初体験なので慎重に攻めねばなりません。

そこで選んだのがこちら。
チゲ定食 890円

「お熱いのでお気をつけて~」
と女性スタッフが運んでくれましたが、それほどでもありません。
まあまあの熱さです。

鍋をクローズアップさせましょう。

鍋の中には豚肉、豆腐、白菜、ネギの具材が煮込まれ、
真ん中に卵がドーンと落とされています。

おまけに唐揚げも2個セット。
相当、満足のいくランチ。
とてもじゃないですが1杯のご飯では足りません。
「安心してください。ご飯はご自由ですよ」
この存在は有難いです。

お替り無料のお店は多数ありますが、
スタッフさんに何度もお願いするのは恥ずかしいこと。
これなら安心してお替りができます。

漬物も自由なので大食い選手には嬉しい存在でしょう。
チゲ鍋も美味しく頂くことができました。

来週の食べ物のはなしは今年の〆。
どんな展開になるのでしょうか。

ごちそうさまでした。

今年最後のセミナーも好評のうちに終了

先週16日は「名古屋ファミリービジネス研究会 特別セミナー」。
今回の講師は株式会社フェリタスジャパン代表の丸山祥子さん。
彼女の紹介はセミナー宣伝ブログに書いているので参考にしてもらいたい。

タイトルは「同族企業における父と娘のファミリー対話~理性と感情のハザマ」
10月のセミナーに引き続き、今回もハイブリットでの開催。
前回はリアルの参加者の方が多かったが、この回はオンライン参加者の方が多かった。

いつも冒頭の挨拶は名ファシリテーターの西やんとアイスブレイク的なワークを行うが、
オンラインの方がヒマになってしまうので止め。
僕が10分だけもらい挨拶をさせてもらった。

これも毎回、時間オーバーで非難を浴びるが、今回はきっちり10分。
完璧なタイムマネジメントだった(笑)。

その時に大塚家具の親子喧嘩を描いた「『理』と『情』の狭間」を紹介させてもらった。
あまりにも丸山さんの講演タイトルが似ていたから。
どちらも父と娘の関係なので絶対に意識していると思ったが、
本人に確認すると全く関係なかった(汗)。
まあ、それでもいい導入だっただろう。

本セミナーは2部構成。
第一部は「会社へ入社から社長就任まで」
第二部は「就任からM&Aを経て現在まで」

彼女の子供の頃からの父親との関係と今に至るまでを細かく話をしてもらった。
僕は彼女のお父さんもお会いしている。

温厚で優しい方。
親子関係は小さい頃から良好かと思っていた。
そうでなくても一緒に働いている時は良好だと思っていた。

しかし、実際は180度異なった。
お互い罵り合うことも多かったよう。
丸山さんのイメージからは想像もつかないが、相当汚い言葉も発したようだ。
同居も耐えられず、一人暮らしを行ったのもその関係性の表れ。
会社を継ぐというのは僕らが思うよりも難しい。
まさにタイトルにある通り。

感情が理性を上回ることも多い。
その中で結果的に良好な関係になったのはよりお互いを理解したため。

「重要な他者」では一番の存在。
一人の人間として親を理解し、関係性を作り直していった。
徐々に会社も上手く回るようになり、結果としてお互いが納得する形でM&Aを成功させた。

そのあたりの詳細をすっ飛ばしているので、
波乱万丈なストーリーは紹介していないが、それは参加者特典と勘弁願いたい。

今回の丸山さんの話は特別なことではなくファミリービジネスではあり得る話。
むしろこれから増えるケースでもあるだろう。
それをファミリービジネスアドバイザーの立場からも分かりやすく伝えてくれた。
それは多くの方に共感を呼んだと思う。

その一方で、共感できない方がいたのも事実。
僕の親しい同族企業の経営者は親族の事業承継があるべき姿と考える。
それを前提に考えれば丸山さんの選択には違和感を感じるはず。

どちらが正しいということではない。
いろんな視点があるべき。
どの選択が自分たちにとって一番幸せであるかどうかということ。

僕も主観と客観と入り混じりながら、全体を眺めていた。
今後、どうすべきかはトップの責任として果たすしかない。
いずれにせよこのセミナーが好評のうちに終了できてよかった。

ご参加頂いたみなさん、ありがとうございました。
また、丸山さんはじめ事務局メンバーもお疲れ様でした。

次回は来年2月。
また、考える場を作ってまいりましょう。

3位を喜ぶとしよう

先週で今シーズンのJリーグが終了した。
今年のプロスポーツは過去に類をみない大変な年。
そんな中、Jリーグチェアマンの村井氏のリーダーシップは大いに評価すべき。
スポーツ業界全体に与えたプラスの影響は大きい。
ありがとうございました。

そんな大変なシーズンだったが我ら名古屋グランパスは3位で終えることができた。
サポーター含め、正直、予想しなかった順位だろう。

名大社のサッカー小僧イサジも言っていた。
「今年のフロンターレはJリーグ史上、最も強いチーム。グランパスは出来すぎです。」と・・・。
サッカー通が言うのなら間違いない。

僕もこんな上位争いをするとは思っていなかった。
今年ほど選手が分からない年もなかったし。
単に関心が薄れていたといえるが、それでもガッツリと応援はしている。

そして、ホームである瑞穂スタジアムは最後の年。
来年から改修に入る。
今年は瑞穂スタジアムのラストを記念して様々なセレモニーが企画された。

この瑞穂で一番記憶に残るゲームはストイコビッチの最終試合。
僕はその場にいて、そのラストの雄姿を観戦していた。
それをイサジに自慢したら、ちびっ子のヤツもスタジアムにいたとのこと。
全然、自慢にならなかった(笑)。
そんな瑞穂のラストで3位で終えれたのはここ数年のチームをみれば上出来。

もう一つ3位といえば、中日ドラゴンズ。
この順位もファンを含め期待をしていなかったんじゃないのかな。
もしかしたら2位かもと思った瞬間もあったが、それはさすがに甘かった。

でも、この3位はあながち間違ってはいない。
もちろん若手の台頭や与田監督の采配もあったと思うが、
(どこまであったのかな?)
シーズン前のある行為で大筋決まっていたともいえる。

何かといえば、僕が2月の読谷キャンプに差し入れを持っていたこと。

大学の後輩でもある祖父江投手に差し入れを持参したことで、
彼が大活躍しチームを3位に導いた。
最優秀中継ぎにも輝いた。

サインボールはおまけにすぎない。

彼は試合ではイカツイ顔つきだが、普段は好感度の高いイケメン。
ツーショットを披露したいが止めておこう。

今年はグランパスもドラゴンズも3位。
ここ数年、低迷していた両チームを思えば健闘した。

だが、ここで満足はできない。
目指すは2010年。
リーマンショック後の暗い時期にダブルで優勝。
来年は再びそこを目指して欲しい。

それが東海経済上昇の起爆剤になるはず。
今年の3位は通過点として来年の頂点を目指してもらいたい。
期待しています!

映画「ニューヨーク 親切なロシア料理店」

12月に相応しい心温まる作品。
なんで12月に相応しいの?と思われるかもしれないが、
大体クリスマスシーズンにはハートウォーミングが多いのが業界の習わし。
ほんとかどうかは定かではないが、そんな気がする。

それに合わせたかのような映画タイトル。
原題「The kindness of strangers」を訳しても、このタイトルとは程遠い。
似ても似つかない。

まるで「愛と青春の旅立ち」のようだ。
まあ、それは許そう。
あながち映画の中身がそれに沿っているから・・・。

ニューヨークが舞台でロシア料理レストランを中心に繰り広げられるし。
そう思うと安易なタイトルか、やっぱり(笑)。

僕は正統派アメリカ映画と思っていたが、それも違う。
デンマーク・カナダ・スウェーデン・ドイツ・フランスの合作。
アメリカもロシアも一切関係なし。
どうしたらこんな合作が生まれるか映画を観ても皆目見当はつかない。
ロネ・シェルフィグ監督がデンマーク出身なのでその繋がりくらいしか理解できない。

勝手な想像に過ぎないし、多分、その想像は間違っていると思うが、
この映画に描かれる世界は万国共通の深いテーマとも受け取れる。
DV、犯罪、リストラ、不倫などそれぞれの事情を抱えた人たちがもがきながらも支えあう。

それも偽善でもなく打算でもなく純粋な気持ちで・・・。
こんな映画を観ると殺伐としたニューヨークの景色も違った色に見える。
それは悪くない。

支えあう人がお互いに立派かといえば、それも嘘。
どこか間違っているし病んでいる。
それでも前を向く気持ちに心を奪われ映画に感情移入していく。
そのあたりも12月らしさといえるのか・・・。

最近の外国映画の俳優はとんと分からなくなっているが、本作もそう。
誰一人として知らない。
その中で僕が惹かれたのは唯一まともな人物ともいえるアリス役のアンドレア・ライズボロー。

ショートカットで颯爽と働く姿は美しく、少し影を感じさせるのもいい。
他にどんな作品があるかググってみたが、惹かれる画像は出てこない。
正直、ろくな画像がない。

そう思うのは僕だけ?
とどうでもいいことを感じてしまった。
単純なハッピーエンドも悪くないが、こんな感じで終わるハッピーエンドも救われる。

結局、人は人でしか救えない。
それはお互いの関係性が希薄であっても、人間同士だから繋がれる。
幸せな気分になれる映画を年末に観れるのはありがたい。